Noisy Days in November, 2002

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2002.11.21 (Thu)

Kevin Yost / Small Town Underground

 Jazzy でお洒落な Deep House。よくもまぁこんなに流暢な mix が出来るもんだ。sax の blow、piano の phrase、どれをとっても極上品。強烈な一発こそないものの、全体の流れを統括して自分の世界を作り上げるその腕前に、ひたすら気持ちよくなる他はないのであった。

log modified: 2002/11/22 01:35:29 JST

2002.11.22 (Fri)

Eddie Flashin' Fowlkes / Black Technosoul

 豪快で funky な Eddie Flashin' Fowlkes の Tresor 盤、1996 年発表。
 音の選び方が良いのです。ピカピカでツルツル。でもって techno らしい futuristic な感覚が横溢している。「こういうのが聴きたいんだろ、くれてやるよ!」と言わんばかりの堂々たる佇まいに痺れる。漢です。黒いです。それでいて爽やか。即ち soulful。

log modified: 2002/11/23 01:55:46 JST

2002.11.23 (Sat)

Benny Golson / Groovin' with Golson

 Benny Golson (ts) と Curtis Fuller (tb) で front。脇を Ray Bryant (p)、Paul Chambers (b)、Art Blakey (ds) が固める。ここでの Blakey は控えめな叩き方で、前衛二人の support に徹している様子。
 それにしても Golson と Fuller、ここでもほのぼのした演奏を繰り広げている。抑えた雰囲気が心地よい一枚。

get
  • Benny Golson / Groovin' with Golson
  • Joe Henderson / In 'n Out
  • Audiomontage / Snert
  • Nine Inch Nails / The Fragile
  • Yes / Talk
  • 岩本 隆雄 『鵺姫異聞』
  • 森 博嗣 『人形式モナリザ』
log modified: 2002/11/24 04:21:38 JST

2002.11.24 (Sun)

Audiomontage / Snert

 future jazz 〜 crossover な感じ、というか、ここまでくれば fusion と言っても可笑しくないのかも。Jamie O'dell という人がやってる project らしい。Jimpster って言った方が通りが良いそうですが小生は未聴。なんせこの album、ジャケ買いだし(爆)。
 housie な四つ打ち、邪魔にならない chorus、melody も綺麗で美麗。暖かい image で冬場の寒い空気を忘れさせてくれます。listening 向けの作りで和めます。作り込んでいるという感じではなくて、曲の赴く方向へ自然と流れていった印象。背伸びしない美しさ。こうした、自分の限度を弁えている人の track は安心して聴けますね。

diary

 無為なる一日。洗濯とか掃除とか部屋の片付けとか。少しは片づいた、ような気がする。実際は地べたに積み重なっている本とかを段ボールに放り込み、それを積み重ねただけ。でも少しはマシになったかな。

 最近になって「トライガン」見てます。音楽がイイ!

log modified: 2002/11/25 02:51:32 JST

2002.11.25 (Mon)

Yes / Talk

 中古屋で 350 Yen。さらに中古盤 200 Yen 引き sale 中だったので、150 Yen ですか。嗚呼。Yes とポテチが同じくらいの値段とは。長生きするもんではないですね。
 最初に断っておきますが、小生、"Union" は大好きです。70 年代の名作群(*1)も勿論美しくて素晴らしいのだけれど、それは 60 〜 70 年代特有のモコモコした音と相まって、得体の知れぬ深みと凄みが symphonic な sound と共に伝わってくる、その重苦しさが時に耳を遠ざけてしまうのも確かなわけで。Jon Anderson の vocal も強烈に前面を張るような感じではなく、大作志向の曲の効果音として使われているように聞こえたし。それに引き替え、80 年代以降の Yes は hi-fi な音響で pop field に殴り込んだだけあって、Jon の歓喜の歌声は淀んだ空気の中を突っ切って direct に耳へ飛び込んでくる。演奏自体も clear に聞こえる分、以前の抽象的な音像は欠片も感じられない世界となっている。なんて書いていきなりゴメンナサイだが、小生は 80 年代の Yes の album って持ってません(爆)。いや、"Changes" は何とか CD で聴きたいと思ってるので、そのうち。で、"Union"、良かったですよ、ええ。小生は progre 人脈のゴタゴタだの member 間のイザコザなどどーでもよろしいとゆーヒトなので、曲が良ければそれで良しです。で、"Union"、良いですよ良いですよ。今なら中古盤で安くなってますよ。聴いてくださいお願い。
 えと。"Talk" の album 聴いてるんだっけ。あはは。なんか 80 年代からこの人達は進歩してないなぁ。音が hi-fi なもんで、大作 tr.7 "Endless Dream" の part A "silent spring" も何だか Gradius II の曲みたいに聞こえます(爆死)。でも大作志向とゆーか minimal な piano が延々と繰り広げられた末に guitar が大きな phrase を取ってるところは何だか Tangeline Dream を連想。でも Jon の声が入ってくると途端に love & peace 状態に突入するあたり、やっぱり Yes です。この強引さがたまらんのよ。
 でもね。他の pop な曲どもはいまいち印象薄いわけで。まぁほのぼのしてるのは良いんですがいかんせん中途半端スギ。えっ、それを言っちゃあ "Union" だってそーじゃん? そりゃそーなんですが "Union" の方が album 聴き通した後の充足感みたいなのはあったと思うですよ。まぁそんな感じでこの文も半端に終わりましょう。

*1: "Close to the Edge" や "Fragile"、"Relayer" など。
log modified: 2002/11/26 00:24:17 JST

2002.11.26 (Tue)

Pat Metheny Group / American Garage

 朝の目覚めに最適な Metheny sound が腹一杯聴ける album。うーむ。新味がないといえばそれまでだが、Metheny らしいといえばらしいので小生は許容。

[news] ドラクエのエニックスとFFのスクウェアが来春合併

 Square ってそんなに苦しんでたのか……。

log modified: 2002/11/28 00:20:33 JST

2002.11.27 (Wed)

Innerzone Orchestra / Programmed

 えと、Carl Craig の album が苦手ですぅというネタは以前書いたような気がするがとりあえず真っ新な気分になって聴いてみる。tr.1 "Wrong Number" のネトっとした電話声からして苦手苦手な意識が。我慢我慢。
 まぁ、techno を聴くぜって気持ちで聴いていても高揚は得られないのでせう。Carl Craig というと雑食性の塊と言い換えても多分間違いはないはず。野田本でも「Tangeline Dream まで聴いてる」とかいう指摘があったような。こういう人がその内なる vector を外に振り向けると、途端に自立型音楽万華鏡発信器に変貌してしまふとゆーのも宜なるかな。この album でも、dance music の枠に捕らわれず、ナマオトと electronics の融合目指して緻密な音の tapestry を展開して見せる。tr.10 "Basic Math" なんて、まんま jazz じゃんかよ。Herbie Hancock が聴いたら喜びそう……って、後に Carl Craig は Harbie の album に参加したりもしてたなぁ。類友ですか、そーですか。
 で、こうした色々できますよな人が半端な曲ばかり揃えてしまうというのも良くある話で。何度も聴いているはずだし聴いている間は連鎖的に既視感が芽生えるのに、聞き終わると綺麗さっぱり忘れてしまうという。罪な album だなぁ。
 あ、tr.13 "At Les" って Monk の "Misterioso" じゃないですか。え、違う? まぁいいや。piano の物悲しい旋律がシンセと絡み合い、ゆらゆらと時間の感覚を鈍らせていく瞬間は壊れかけの耽美性を感じさせる。続く tr.14 "Bug in the Bass Bin" が tough な jazz tech なので、余計に tr.13 が際だって聞こえるなぁ。
 聞き終わってみても、もやもやっとした印象がずーっと尾を引いているような感じで気持ち悪いなぁ。やっぱり苦手です。

log modified: 2002/11/28 01:10:07 JST

2002.11.28 (Thu)

Blaze / Basic Blaze

 相変わらずの黒々とした soul music。定期的な四つ打ちは心臓の鼓動に似て。直球ゆえの力強さ。

get
  • 森 博嗣 『そして二人だけになった』
  • ダン・シモンズ 『エンディミオンの覚醒 (上)』
  • ダン・シモンズ 『エンディミオンの覚醒 (下)』
[comp] icecast で streaming

 いままでよく解らなかった icecast、しばらく使ってみて何となく image は掴めたような。結局、icecast 自体は streaming server としての役割しか無いので、icecast に data を流し込んでやらないと音は出てこない、ということらしい。
 ices 使って local で放送中。現状では ogg vorbis の file は mp3 に reencode して流している様子。むぅ。そのまま ogg では流せないのか。

 えと。簡単なメモ書き。
 icecast の起動はこんな感じ。


$ su
# /usr/sbin/icecast -c mycast.conf -b

 "-c" で自前の設定読み込み。"-b" で background 起動。

 ices の方はこんな感じ。


$ ices -R -B -b 48 -P password -F playlist.txt

 "-R" で activate reencoding、"-B" で background 起動、"-b" は bitrate、"-P" は icecast と同じ password を指定、"-F" で playlist を指定。playlist はとりあえず full path で書いている。xmms で m3u 読ませて、list を保存してやれば直ぐできますよ。

 あと、icecast の status とかは、browser で


$ galeon http://localhost.localdomain:8000/list.cgi &
$ galeon http://localhost.localdomain:8000/admin &

 とかすると見ることが出来るようだ。

log modified: 2002/12/26 00:11:11 JST

2002.11.30 (Sat)

diary

 遂に我が家も cable tv になってしまいました。今日は業者の方が来て一通りの setting をしていったのだけれど、思っていたよりあっさり行けてしまった。拍子抜け。

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  • Tsuneo Imahori / Trigun the 2nd Donut Happy Pack (O.S.T.)
  • King Crimson / Thrak
  • Hibahihi & Silent Poets / Hibahihi & Silent Poets 001
  • Bayaka / White Lounge
  • Alton Miller / Rhythm Exposed
log modified: 2002/12/01 03:31:49 JST

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