Noisy Days in June, 2002

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2002.06.22 (Sat)

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  • John Beltran / Americano
  • Tangerine Dream / Ricochet
  • Nils Petter Molvaer / Khmer
  • Ichiko Hashimoto / Rahxephon O.S.T. 2
  • コナン・ドイル 『バスカヴィル家の犬』
  • ロラン・バルト 『テクストの快楽』
diary

 散髪した。

log modified: 2002/06/23 23:02:44 JST

2002.06.23 (Sun)

John Beltran / Americano

 listening techno の第一人者と言って良いであろう、John Beltran の 2002 年作。
 まずは tr.2 "Caboclo" を聴いてくれい。techno な beat の上でなめらかに流れる guitar がたまらなく熱帯風味。tr.4 "Siesta Key" は 6/8 拍子で jazzy taste な一品。んを、tr.6 "Respectall" なんて、samba とちゃうのん。
 というわけで、John Beltran による brazil taste 満載の album になっている。album 後半はもっと detroit 色の強い track もあったり。tr.16 なんて good loocking 系の d'n'b だし。ともあれ聴いて極楽、聴かずばソンソン。暑い夏を前にしての、粋な present です。

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  • Black Dog Productions / Bytes
  • The Black Dog / Spanners
  • Dan Curtin / Art & Science
  • Dan Curtin / The Silicon Dawn
  • Model 500 / Deep Space
  • As One / Reflections
  • 由貴 香織里 『ゴッドチャイルド』(3)
竹本 健治 『ウロボロスの偽書 (上)』

 読了。三つの話が互いに影響しあいながら進んでいく、のか?

log modified: 2003/04/26 18:13:44 JST

2002.06.24 (Mon)

Model 500 / Deep Space

 宇宙と言ってツァラトゥストラがどどーんと鳴り響く時代はサルと共に終わったのだよ。かといって Kraftwerk のように下半身丸出しで machine beat 刻み続けて music non stop してる時代も過ぎ去って幾星霜。そりゃあ Juan Atkins が Kraftwerk から多大な影響を受けたことは有名だけれど、小生が "Deep Space" 聴いて思い浮かべたのは Brian Eno "Apollo" だったというのは全くもって正しい認識と思うわけです。
 宇宙はピカピカでもキラキラでもなくて、無慈悲で無表情で冷酷で残酷で永遠で無限なわけよ。そんなところまでいけしゃあしゃあと繰り出して人間様は何しようってんですかね。とりあえず真空でも深呼吸して心を落ち着けなさい。てゆか死ぬって。
 全体に ambient な雰囲気が溢れかえっていて、これで踊れ踊れ馬車馬の如く踊れって言ってもそりゃーフミヤさんにでも言ってくださいと。"Deep Space" は Model 500 名義での first full album なのに、既にして techno 仙人の風格がありありと窺えるというのはどうしたことよ。いやでもこれは正しい道筋なのです。いったん極みを見てから人界に降りて soulful な 2nd "Mind and Body" を作り上げたわけだし。そういえば A Guy Called Gerald の、"Black Science Technology" から "Essence" への流れにも通じているような。いやもぅ、なんて言うかこれって review からどんどん離れてないか?
 妄想広げすぎるのもなんなんで、後は自習にします(爆)。たまには山に登って夜空でも眺めましょう。じゃ。

log modified: 2002/06/25 00:38:39 JST

2002.06.25 (Tue)

As One / Reflections

 今や break beats の暗黒街道をひた走っている As One こと Kirk Degiorgio だが、この "Reflections" ではのっけから四つ打ちが。新鮮な驚きを覚えつつ聞き入ってみれば、ambient 風味がピリリと効いた Detroit techno album なのであった。
 たぶん、今の多芸な Kirk であればもっと音を上乗せして厚みを付けて jazz taste もまぶせてごてごてと厚化粧な track に仕上げてしまうことだろう。しかし、その領域に踏み込まずに、あくまで身を引いたまま Detroit に肉薄した "Reflections" は、その微妙な距離の取り方がかえって良い効果を上げている。ここで鳴り響く音響感覚にはやっぱり敬服します。いやまぁ俺節全開の "Planetary folklore" も良いんだけどさ。
 これが 350 円とゆーのは何かの間違いと思いたい(爆)。お陰で良い買い物になりました。

diary

 最近、日記書いてないね(爆)。

[comp] trplayer

 text-mode RealMedia Player。重宝。

log modified: 2002/06/27 00:21:44 JST

2002.06.26 (Wed)

Neil Landstrumm / Bedrooms and Cities

 とりあえず笑いましょう。ひたすらに cheap で変態な音が津波のように襲ってくるという謎な album である。それでいて完全 floor 志向の tough な四つ打ちが耳を引き寄せずには居られないという反則。一体どういう密室からこういう音が生まれるのか。Robot な Kraftwerk がズンドコしてて、よく見たら Zombie だったというオチが似合うのであった。意味不明なまま終わる。

log modified: 2002/06/27 00:44:08 JST

2002.06.27 (Thu)

Ian O'brien / Gigantic Days

 変拍子を多用しつつも自然な流れが心地よい album で、忘れた頃に聞き直したくなってしまう。この review も何度目かねぇ。
 Detroit techno を自らの style として取り込んだ artist としては、極めて独自性が高い。個々の曲が pop で豪華だし、jazz fusion と techno との絡み具合も良好。よく比較される Kirk Degiorgio が、Detroit の影響受けつつもぐぐっと jazz 寄りに shift してしまったのとはまた違う、one & only な音世界を作り上げた Ian はやっぱり偉大であることよ。3rd album "A History of Things to Come" では tribal な方向へと向かったけれど、"Gigantic Days" は techno 比重が高いので、O'brien らしい deep space な音響を楽しみたい方はこちらをどうぞ。

diary

 しまった、「フィギュア 17」は最終話 1 時間枠だったか。すげー気になるところで切れちまったい。

[comp] GNOME 2.0 released

 ぬぉ、遂に出てしまったか……。小生の Desktop 環境は GNOME なので大いに気になるけれど、Kondara のパケジ出るまで待ちます。

log modified: 2002/06/28 00:45:25 JST

2002.06.28 (Fri)

Toh Chisei / 最愛と完璧そして幸せ

 恥ずかしがってはいけない。「最愛と完璧そして幸せ」。はい、10 回ほど大声で。
 冒頭の "夢現実同時" からして high tension で突っ走る。techno の form にすっきりと収まりつつ、心は resort に浸りっぱなしなので、ambient な風も仄かに香る。後半の track は身も心も穏やか至極。ゴミの散らかった部屋を涼しげな空気で満たしてくれます。
 さほど器用な人ではないと思うのだけれど、音の端々に現れる心地よさ、美しさへの一途な指向が、この album の強さになっている。うーむ、若いなぁ。

log modified: 2002/06/29 00:38:26 JST

2002.06.29 (Sat)

The Advent / New Beginnings

 小生も club 行かないのにこういう album は大好きです。Hard でアゲアゲでイケイケです。minimal で楽しくて思考停止。

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  • Jeff Mills / Purposemaker Compilation
  • Jeff Mills / The Art of Connecting
  • The Advent / New Beginning
  • Stanley Cowell Trio / Illusion Suite
  • Taito (Alpha System) / 式神の城 (PS2)
diary

 会社の式典に出席。土曜日に早起きするのは辛い(泣)。
 昼に式典会場近くの公園でサンドイッチ食べて、のんびり煙草吹かしてたら、ハトの排泄物がスーツに落ちてきた。何だかなぁ。

[news] 斑鳩 DC

 DC だよぉ(泣)。小生は PS2 しか持ってないので、参戦は諦めることになるであろう。嗚呼。

[news] 怒首領蜂 大往生

 こっちは PS2。実は未 play な「大往生」。PS 版「首領蜂」は今でもたまにやってますが(でも下手)。

log modified: 2004/04/15 23:49:06 JST

2002.06.30 (Sun)

Stanley Cowell Trio / Illusion Suite

 抽象度の高い演奏。Chick Corea からラテン味を抜いたらこうなる風。
 これが初聴きなので善し悪しは解らぬ。でも嫌いじゃないよ。

[news] ブラジルが World Cup 制覇

 優勝候補だったアルゼンチンやフランスは予選敗退、その一方で日本や韓国がアジアのレベルをアピールしたワールドカップだったなぁ。最後はブラジルとドイツの古豪対決だったけど、決定力の差が明暗を分けた感じ。
 何にせよ、無事に終わって何より。

log modified: 2002/07/01 02:14:00 JST

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