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最近の Zuntata は何してるんでしょーかねぇ。Taito はアーケードではやる気レス状態なので、Zuntata 的には TV と連動で頑張っていくしかないってことですか。つーても表に出てくるのは Tamayo 嬢しかいないってのが現状では……はぁ。
この album 出していた頃が Zuntata rebel の華でしたね。一曲目の「スパイ大作戦」乗りな "Captain Neo" と、ラストを締める "譲愛自由 Free the Love" があまりに出色な出来なので、中盤がかったるく感じていたのは昔の話。って聞き直してみると今もそうじゃんと思う自分がいる(爆)。
とはいえ、arranger が Zuntata の身内なので、それぞれの個性がある程度透けて見えるのが面白い。Tamayo は才女らしく Jazz と Noise で自己顕示。Shu. はやっぱり techno 〜 Hard House 〜 Jungle 路線で手堅く踊らせる。Yack は silence & tribal で宗教的な印象が一番強い(つーてもメロ強い "Olga Breeze" はもろ fusion な arrange だけど)。中山上等兵と言えば classical な大仰路線、というわけでここでも期待に沿ってくれる。そして Mar. も原曲のメロを生かしつつ、持ち味の疾走感溢れる sound を聴かせてくれる。
発売当初は小生の周囲でも良い話を聞かなかった album だが、その後の外部 arranger 起用による album に比べると、全体の印象は良好だ。それは勿論他の arrange album が酷すぎるということもあるけれど(笑)、Zuntata-ism を知る人間とそうでない人間との差かもしれないなぁと思ったりもする。かつての Zuntata が持っていた、独自の音世界。それを共有できるかできないか、をくっきりと印象づけてくれる album だと、今は言える。
こういう game music ってもう出てこないのかなぁ。いや別に game music でなくても良いのだが。今も昔も uncategorized な音は存在するけど、消去法的な uncategorized にはうんざりだし、mixture な uncategorized も単に焦点が合ってないだけというものばかりだ。そうではなくて、求める音を突き詰めた結果が「その game にしか適応できない曲」であるのが Zuntata な音だったんだなぁ……と、なつかしーく思ってしまうのはちと寂しいな。
seq ってご存じ? これは連番 tool であーる。
こんなふうに使う。
$ seq 1 3
$ 1
$ 2
$ 3
$ echo {1,2,3}
するのと同じやんけ、と言われそうだな。だがしかーし、例えば server 上に 001.jpg から 123.jpg までの画像がある場合、それを一括 download するのはホネが折れる。そこで wget と seq を組み合わせると……、
$ wget -nd -nc `seq --format "http://metham.org/dat/%03g.jpg" 1 123`
としてやれば、見事 001.jpg から 123.jpg まで取得できるのである。すっすばらしい。ちなみに "%03g" は、三桁の文字という意味ですぞ。それから '%' を escape するためには "%%" と書いてやれば実際には '%' 一個だけとなる。
とゆーわけで結構オススメな seq くんでした。