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Jack DeJonette は増幅の激しい artist という印象が強くて、例えば standards での play にはほとんど心を揺さぶられたことがない(笑)が、この album で聴かれるような闇夜の free jazz だと強烈な存在感を放ったりするので、なかなか侮れない。1970 年の日本録音。Gary Peacock (bs)、Bennie Maupin (ts,bcl,fl)、市川秀男 (p) といった曲者達による熱い演奏が聴ける。表題曲は小生好みの粘ついた energy を感じさせて、良い時代だったんだなぁとしみじみしたり。こういう album ってなかなか見つからないんだよな。
Aphex Twin の album は、一貫性や統一感という言葉とはかけ離れた地点に立脚している。それでも"Richard D. James Album" や "Ambient World 2" には、その指向性が認められるだけのまとまりはあったわけだ。が、この新作は違う。手元の material をとりあえずかき集めて 2 枚組にしました、という感じ。従ってまとまりなんて言葉は全く相応しくない。ちなみに、これは誉め言葉だ。
ambient も break beats も同じ地平から生まれているということ。そしてそれが Richard という個人の核を成しているということ。それを素のままに放出すること。だからガキなんだよ、だから聴き通してしまうんだよ、ということ。
起床後、「スクライド」「シャーマンキング」「パトレイバー」「ヘルシング」「ココロ図書館」「バビル二世」「アームズ」見る。流石に疲れるな。
今日は NHK-FM で All Day Jazz Request の日。11 時間たっぷりと Jazz が満喫出来る日なのである。でも真っ当な modern jazz よりは、fusion であったり jazz vocal であったり癒し系(笑)だったりの比重が高かったような気がするな。最近の傾向だろうか。昔のように miles や coltrane が夜中にがんがん流れるとゆーのはもう無理なのかな。小生は jazz req というとそういった印象が強かったのだが……。