Noisy Days in July, 2001

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2001.07.21 (Sat)

Dan Curtin / Deception

 これまた涼しげな techno。今日も暑かったなぁ。部屋の中が蒸し蒸しするからね最近。

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  • 森 博嗣 『封印再度』
  • 酒見 賢一 『語り手の事情』
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 む、特になにもしてない。
 plmov の修正を少し。あと『天禁』を読んで、「Z.O.E」「零」「逮捕」見て、あとはのんびりしてるところだ。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.07.22 (Sun)

Steve Kuhn / Remambering Tomorrow

 ここにも ECM の薫りを漂わせる詩人が一人。でも小生は Kuhn の "Trance" ってどうも苦手だったんだよなぁ。Kuhn が前面に出てこないのが不満で、もっと弾いてくれりゃいいのにと思ってしまう。が、その "Trance" の remake も含むこの作品では、Kuhn の lyrical な側面が大きく出てきている。水面を叩くような繊細な旋律も、夏の草原を激しく渡っていく風、水面に打たれた波紋の繊細な小波。この trio の音を聞いていると、そんな想像がふと頭の中を駆け抜けていく。美しさにとろけてしまいそう(笑)。

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  • DJ 19 presents Essence Phase Two - twisted & sexy grooves
  • Steve Kuhn / Remembering Tomorrow
  • Farao, Humair & Avenil / Borderlines
  • 由貴 香織里 『天使禁猟区』(17 〜 20巻)
  • 由貴 香織里 『螺子』
  • 正高 信男 『子どもはことばをからだで覚える』
船戸 与一 『蝕みの果実』

 文庫本で読了。船戸の作品は大抵 hard cover で読んで、文庫化されたらそれも読むという感じになっている。今回もその type。
 『蝕みの果実』は短編集で、「舞台はアメリカ、登場人物はスポーツに関わっている」というのが共通点。もちろんそれだけで終わる船戸作品ではなく、民族意識の摩擦をその身に染み込ませた人間や、国家の思惑や経済の流れに翻弄される人間など、船戸作品ではお馴染みの背景を背負った人物達が躍動する。が、その theme があまり前面に出てこないのは短編の性か。sports の件も、船戸自らが冒頭で述べるように、「格別の意味があるわけではない」。
 にしても、そこから照射される日本人の sports 観と現実世界でのそれとの齟齬は「セレクション・ブルウ」や「ミセス・ジョーンズの死」などから窺い知れる。sports を民族意識の上に倒置するならば、それは政治的・経済的な意味合いを帯びざるを得ない。すなわち sports での英雄は他国に対する自国の優越を示し、従って経済的な援助や将来への保証にもつながる、と。rule が厳密であるが故の明確な優越性、そしてそれを勝ち取ることが意味する大きな価値。「ミセス・ジョーンズの死」は、sports を人身売買として見なすミスタ・ジョーンズの経済観、sports を将来の経済的な豊かさをもたらす打ち出の小槌と見なすダリル、そして sports をただの game としてしか見ていなかった日系人の「ぼく」という三者の立場を浮き彫りにして、その三者の思惑が思いもしなかった事態により悲劇を生むという展開を見せる。うーむ、如何にも船戸な展開だな。
 story 重視な小生の楽しみ方としては、「からっ風の街」の沢本得治は船戸巡業作品群(勝手に命名)には欠かせない charactor だよなぁ……とか、「梟の流れ」は後の船戸長編(う、題名忘れた)の短編版だなぁとか思いながら読んだ。
 総評? うーむ、短編集なら『新宿・夏の死』や『カルナヴァル戦記』の方がオススメです。でも発表時期がバラバラなのにこの統一感、いや船戸はすばらしい(笑)。

由貴 香織里 『天使禁猟区』

 読了。いや、まさか完結していたとは……。
 小生は「カイン」推しなヒトなので、『天禁』は長くてついていけんわと思いつつ 10 巻くらいでリアルタイム追っかけをやめていたのである。が、20 巻まで出たなら……と思って読んでみたら、あうあう、何で追っかけなかったんだぁ!(泣) うーむ見事に話まとめましたねぇ。
 てゆーか終盤はロープレ的に話が急上昇してしもうて小生としては「をいをい由貴さんらしくねーぞ」と思ったりもしたが、SF 的な天使創造 system とか出てきて面白かったですわ。でもさすがに OVA や CD drama までは追っかけられん。だいたいキャラ多すぎ(笑)。でも稀代の story teller たる由貴香織里の energy にはほとほと感服します。いやマジで。

diary

 つーわけで本日の日記をば。
 昼前に起床。「アームズ」見る。涼くん、アリスの心を開くの巻。渋谷に出向いて買い物。帰宅後『天禁』読んで、昔の知り合いから電話貰って狼狽え(笑)、お袋に電話して事情説明とか。で、これから寝る。何せ先日寝過ごしてもうたからのぅ、今度は気合い入れねば。
 って、目覚まし時計の新しいのを買い忘れてるじゃねーか(爆死)。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.07.23 (Mon)

DJ 19 presents Essence Phase Two - twisted & sexy grooves

 さて Phase Two だ。今回も暑すぎず涼しすぎずの快適 trance で来ました。何だか上品すぎて物足りなくもあるが、匠の技とは得てしてそういうものなのだ。

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 仕事行って帰宅後、「エンジェリックレイヤー」見た。一時はどうなることかと思ったが結局大方の予想通りになったとさ。しかし女通しで何故赤くなるのだ……?

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.07.24 (Tue)

DJ 19 presents Essence Phase Two - twisted & sexy grooves

 うー、だらだら聴いてしまうな。

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 仕事行って帰宅して「ムリョウ」見た。んが。残業しすぎ。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.07.25 (Wed)

Farao, Humair & Avenil / Borderlines

 ここにも緊張と調和の融合が。

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 仕事行って帰ってきて ruby でちと script 書き。うー、時間が足りぬ。

久々の驟雨

 は良いが、東海道線が落雷で止まってた。弱いな(笑)。

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2001.07.26 (Thu)

Success / Psyvariar Original Soundtrack

 この音って、game に併せて作ったんだろうなぁ。匿名性の高い音楽だし。それにしてもよく聴いてる……。

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 仕事行って帰ってきて 24 時。TV 見る時間もありません。とほー。

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2001.07.27 (Fri)

Sega / Strike Fighter

 この base がまた良いのだよ。

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 んが。今日も残業しまくり。帰宅後「スクライド」「シャーマンキング」「ノワール」見た。

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2001.07.28 (Sat)

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  • Trance Anthems II - sexy & deep tunes, balearic and uplifting tracks.
  • Ubar Tmar / Eigou Kaiki
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 仕事行って帰ってきて CD 聴いてた。ひとまずケリ付いたかな。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.07.29 (Sun)

Tortoise / Standards

 残響がまた美しい。

森 博嗣 『詩的私的ジャック』

 読了。犯行動機への無関心さがますます際だつ作品。それを差し引いても終盤の犯人の行動には疑問が残るなぁ。

diary

 一日中家でごろごろ。至福ぅ〜(馬鹿)。

 「Z.O.E」「コスモ零」「逮捕」「アームズ」「エンジェリックレイヤー」見た。

 お袋よりミカンジュース届く。今年は二箱も……。一人で飲むのはちと辛いのぅ。

[ruby] 四択英単語帳を作ってみた

 そーいや昔、VC++ でも作ったなぁと思いつつ。でも ruby でやった方が断然楽に出来ました。小生の腕があがったということにしておいて(笑)。
 でもこれで英単語に強くなるかというと、うー、解らぬ。data を作ってそこそこやってみるつもり。

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.07.30 (Mon)

DJ 19 presents Essence Phase Two - twisted & sexy grooves

 ただいま二枚目六曲目。相変わらずの流麗な流れだが、二枚目は beat が前に出てくる感じで、夏らしい選曲になっているのかも。
 mary の壁紙も夏向きにしてみたりして心機一転。って去年と同じじゃねーか(笑)。

diary

 仕事行って帰宅して「かれかの」13 話を見る。家出娘のつばさちゃん、帰宅して心を開くの巻。「かれかの」前半部の中でも佳作でしょう。

[comp] Kylix Open Edition released

 ここより。ついに来ましたか。といっても小生は窓ズの開発環境から遠く離れてウン光年だし、Delphi にも触ったことないので今ひとつ触手が伸びぬ。Qt ベースというのも gnomer な小生にはなぁ。とはいえ、これで linux 環境での開発がやりやすくなるのは確かなことだと思うので、いい soft が増えるといいな。って他力本願すぎ?

log modified: 2002/05/05 21:34:56 JST

2001.07.31 (Tue)

Herbert / Bodily Functions

 音数の少ない世界を自分の色で染めるために、素材を厳選し熟慮を込めて組み合わせる。それを本能の呼び声に応じて軽々とやってしまう人もいれば、長い労苦の報いとして身につける人もいる。Herbert はどっちだろうな。
 あふれる jazz fravor の中にも、techno 〜 house の残響が木霊する。free improvisation の香りを漂わせつつ、melody の軸が一筋、真っ直ぐに通っている。Dani Siciliano の whisper voice が示す希薄な存在感はまるで幽霊のようで、夜の闇に溶け込んで消えてゆく儚いネオンライトを思わせる。大人のための lullaby か。

diary

 仕事行って帰宅して「ムリョウ」「かれかの」14 話を見た。おおっ、そう来ましたか……。

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