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Mountain の frontman、Leslie West の solo album、2013 年発表。
相変わらず轟音大好きやな Leslie West のおっさんは。前作も guest 多かったですが、今作でも Mark Tremonti、Johnny Winter、Dee Snider、Jonny Lang といった外野陣を擁しての album となっております。なに Johnny Winter 以外は知らんとな。まぁ小生も知りませんでした。Mark Tremonti は Creed の guitarist、Dee Snider は Twisted Sister の人、Jonny Lang は blues rock guitarist な人らしいです。つまりはいつもの metal 界隈の人達という理解でよろしいか。
でもって tr.1 "Dyin' Since The Day I Was Born" からして hard rock な riff をかました number で、Mark Tremonti が metal manner に則った solo を取ったりしてます。でもめろや Leslie West の歌唱は blues feel に満ち満ちており、轟音で blues な Mountain 流儀は今だ健在、であります。続く tr.2 "Busted, Disgusted Or Dead" では Johnny Winter の guitar と Leslie のだみ声で blues しとります。これが男の世界ってもんですな。白眉は超有名な tr.8 "When Am Man Loves A Woman" か。
しかし guest なしの楽曲でもこの人の blues rock な歌唱はそのままに泣き ballad から豪快 rock まで幅広い曲想が楽しめます。60 過ぎてもこんだけ好き放題 blues rock していられるってのは一種の才能ですな。かつての blues rock 野郎が軒並み軟化していく中、爺さんになっても爆音 blues rock 道をひた走る Leslie West は正に生きる blues rock 証人、ひたすらこの道を進んで行って頂きたいものであります。