2016.1.26

すいっこ

北国で人気の魚

◆本日の晩酌
・すいっこの煮付け
・東波肉
・自家製切干大根の煮物

・刈穂 山廃純米 超辛口

 昼時、家内より「青森の叔母から魚が届いたと」メールがありました。 家内は「なんだかわからない」といってましたが、添付された写真を見てみると、どうやらソイ(スイ)のようです。 この「そい」、型が大きければ刺身でもいいですし、焼いても中々美味しい魚で、 三陸では「すいっこ」と呼ばれ結構人気があります。ムニエルにも抜群の相性ですし、汁物には最高、 用途が広く使い勝手のいいオールラウンドプレイヤーです。 本日は30cm程度の大きさだったので、煮付けにしましたが、美味しくいだけました。 関東の魚屋には並ばない魚でも、地方で人気のいい魚って結構多いんですよね。 本日の晩酌はそんな魚を紹介しました。
 ついでに本日は脇役になりました、我家の定番料理も紹介しておきます。
中華の定番料理「東波肉」レシピです。


2016.1.18

なめた鰈

THE 煮魚

◆本日の晩酌
・なめた鰈の煮付け
・小松菜と鶏肉の和え物
・ピリ辛若布

・ひこ孫 純米原酒 割水燗

 昨晩からの雪で交通は大混乱、こんな時はスーパーもがらがらで魚も値引きされているはずと思い、出かけてみました。 狙い通りりありましたね、お買い得品が。いろんな魚に半額のシールが貼ってありますけど、 私がその中からチョイスしたのは、なめた鰈です。 ちょっと小ぶりでしたけど、鮮度は良さそうでしたし、何と言ってもなめたはなめたですから、この値段だと手が出ちゃいますね。
 ところで、皆さんは煮魚の王様と言ったら何を思い浮かべますか。ある人は「金目」というかもしれませんし、 「きんき」という人もいるでしょう、「鰤のあら炊き」や「鯛のかぶと煮」という人もいるかもしれませんが、 私にとっては「鰈」中でも、なめた鰈ですね。鰈は多くの日本人が煮魚と言って思い浮かべる魚でしょぅし、 私が三陸人のせいもあるのでしょうけど、なめた鰈にはちょっとしたプレミアム感もありますからね。 鰈の身は繊維が細かく、煮汁とのからみが抜群ですが、その中でもなめたはふわっとした上品な食感で旨味も強く、 これぞ煮魚という風格です。多くの人が煮魚の王様にこれをあげるのも納得できますね。
 本日は、なめたの上品さに併せひこ孫の原酒にちょっと水を加えて柔らかな風味に仕上げましたが、こちらも抜群です。 私の鰈レシピも公開してありますので、どうぞ参考にしてください。
煮魚日本代表「鰈の煮付け」レシピです。


2016.1.17

久しぶりの「強力」

「日置桜」の真骨頂

◆本日の晩酌
・鶏肉と昆布の煮物
・豆腐ステーキの中華餡かけ
・大船渡産早採り若布

・日置桜 純米吟醸 強力

 暖冬とはいえ、さすがにこのところは冷えますねェ。夜半過ぎからは雪が降るかもしれません。 こんな時はやっぱり燗酒ですねぇ。それもぬる燗ではなく、熱つ〜いやつ。 本日の日置桜なんかもってこいです。この「強力」26BYということもあるのでしょうが、 例のごとく開栓直後、相当硬い味だったので、リビングで常温放置すること10日間、ようやく味がのってきました。 温度は60℃、熱燗を通り越して飛び切り燗です。家の近所に「猫舌お断り、ラーメン界最高温度」と言われている 「もちもちの木」がありますけど、こちらも業界最高温度と言っていいでしょう。 この酒はぬるいと味が出ないんです。熱すぎると味が壊れてしまう酒の多い中、この力強さは希少価値。 まさに「強力」、その名に偽りはありません。 日置桜を紹介します




2016.1.9

寒鰆

「読んで字のごとく」で無いものもある

◆本日の晩酌
・寒鰆の幽庵焼き
・チキンソテー スパイシークリームソース
・揚げかまぼこの煮物

・ひこまご 純米原酒 

 暮にもらった柚子がまだ残っています。今日はいい鰆がや安く手に入ったので幽庵焼きにしました。 鰆はご存じの通り魚偏に春と書きます。俳句では当然春の季語ですし、 読んで字のごとく、世間では春が旬と認識されているようですが、 私的には脂がのってる冬が旬と思ってます。関東では寒鰆が好まれるとも言われてるようですし、 冬の季語にしてもいいんじゃないでしょうか。 まあ、私ごときが口を出す問題でないのは分かってますけど、ちょっと気になります。 酒と文学双方に造詣が深い酒場詩人「吉田類」さんの意見を聞いてみたいものです。






2016.1.1

2016 元旦

明けましておめでとうございます

◆元朝の膳
●研究所特製御節料理
・三陸風蛸なます ・紅白蒲鉾
・塩数の子 ・大船渡産鮑の酒蒸し ・鰊の昆布巻き 
・居酒屋日和製伊達巻 ・田作り ・柚子釜黒豆
・我家のあっさり雑煮 

・ひこ孫 純米吟醸 槽口酒 「うま」

 明けましておめでとうございます。本年は娘夫婦と孫も来て、研究所特製御節料理で年明けを祝いました。 私の手作りは例年通り、雑煮、なます、鮑、昆布巻きで、田作りと黒豆を家内が作っています。 今年ちょっと違うのは、私が黒豆に手を加えてゆず風味に仕立てたところですかね。
 この柚子、年末恒例の居酒屋日和忘年会で、我々の仲間であるY谷君が「家で採れたと言って」 もってきてくれたものです。小ぶりで黒ずみがなく色鮮やかだったので柚子釜に使い、 くり抜いた身の果汁で黒豆を風味付けしました。
 柚子は見た目が良く爽やかな風味で季節感もありますから、冬場の祝い事などにはぴったりです。 大きくなり過ぎで見た目がイマイチのものは風呂に入れるのもいいですね。 柚子には様々な健康効果があると言いますから、これで今年を乗り切ろうと思います。
 あ〜〜、今年も酒が美味い。
※写真に一部見苦しい点がありましたので、大幅な修正を加えております。(願望もこめて)



 

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