2014.10.31
蕪の葉
ふりかけ風の炒めものが美味しい
◆本日の晩酌
・舞茸と大根の煮物
・蕪の葉の小女子炒め
・大豆一歩手前の枝豆
・塩うに
・ひこ孫 純米
大根や蕪についている葉っぱを皆さんはどうしているでしょう。
多くの皆さんはすてているかもしれませんが、私は結構使えるので積極的に利用しています。
蕪は葉が柔らかく苦味が少ないので味噌汁なんかには普通に美味しいですし、
煮物の最後にさっと入れると味のアクセントとしても色どりにも使えます。
特にいいのは小女子や鰹節を加えた胡麻油を使ったふりかけ風の炒め物です。
つまみにもおかずとしても中々美味しいので我家の定番料理となっています。
ちなみに大根は茎が太くて苦味が強く工夫次第でそれなりに食べられますが、蕪に比べるとちょっと使いづらいのですね。
私の父などは、物がない時代に食べさせられた大根の葉がよほど嫌いだったらしく、
「世の中にある葉っぱの中で最もつまらないもの」と断じております。
70年以上たった今でも、大根の葉に対する憎しみは変わらず、酒を飲んでるとたまに当時の話におよぶのです。
「何もそこまで恨まなくても」と思うのですが、人間、80になっても幼少期の嫌な思い出って消えないんですね。
2014.10.18
笹鰈
能登より
◆本日の晩酌
・笹鰈の干物(頭反対ですいません)
・もつの煮込み
・炒り豆腐
・百楽門 純米吟醸
本日の肴はDちゃんから秋刀魚のお返しとしていただいた能登産の「笹鰈」です。
いつもながらとても美味、干物としては最高級の部類に属するでしょうね。
ところでこの「笹鰈」、私は長年、日本海側でだけで獲れるものだと思っていたのですが、
関東や東北の太平洋側で食されている「柳鰈」と同じ種類のものだということを最近知りました。
同じ種類なのですが、関西方面ではこの呼び名で呼ばれているのだそうです。
酒席研究員として魚の研究もしてきた私ですが、まだまだ勉強が足りませんでした。
魚の呼び方って地方によってけっこう違うので、まぎらわしいんですよね。
今後はもうちょっと勉強しなければいけません(反省)。
2014.10.13
ごま塩キャベツ
余りものの処理に最適
◆本日の晩酌
・可愛いかますの塩焼き
・高野豆腐の煮物
・ごま塩キャベツ
・七夕乃馬
作日は近所で子供たちのための小さなお祭りがありました。
腕に覚えのある私は、このお祭りと盆踊り大会で長年にわたってボランティアとして焼きそばを焼いております。
そうです、酒を飲んで下らずを言ってるだけではなく、ちょっとはいいこともやってるんです。
ちなみに近所では「焼きそば部長」と言われています。
まあ、それはどうでもいいのですが、これをやるとどういうわけか毎回キャベツが余ります。
そしてその処分方法としていつも手伝ってくれた皆さんに配っているのです。
刻んだキャベツの消費方法しては、野菜炒め、回鍋肉、浅漬けなど思い浮かびますが、
私は今日の「ごま塩キャベツ」という食べ方を良く行います。
簡単で、酒のつまみにもおかずにも美味しいので、是非皆さんお試しください。
ごま塩キャベツのレシピです。
2014.10.04
マッサン始まる
今宮のご主人、泣いてるそうです。
◆本日の晩酌
・秋刀魚と鮪の盛り合わせ
(刺身、なめろう、しめ秋刀魚、生本鮪)
・秋刀魚とアボカドのたたき
・おでん
・竹鶴 大和雄町純米原酒 無濾過生
NHKの朝ドラ「マッサン」が始まりました。ご存じの方も多いと思いますが、 日本洋酒界の巨人、
ニッカウヰスキーの創始者「竹鶴政孝」の物語で 実家の造り酒屋とは日本酒界のゴジラ「石川杜氏」率いる竹鶴酒造です。
淡麗辛口が流行ろうとも、華やかな吟醸酒が流行ろうとも、 まったく意に介さず、野太い酒質を追求し続け、
ワイルド派の旗手として日本酒界をリードし続けています。 濃厚な日本酒には肉料理を併せるという飲み方を認識させたのは、
神亀の功績が大きいと思うのですが、 中華料理だろうがエスニックだろうがなんでも来いというところまで、
さらに進化させた(エスカレートとも言う)竹鶴には熱狂的なファンが多いんですよね。
竹鶴を激賞する今宮酒店のご主人は、もちろん「マッサン」も熱心宣伝しております。
本日今宮さんに行きまして「マッサン」の話になりましたら、「いいね毎日見て泣いてるよ」とのことでした。
もちろん私も毎晩、録画したものを視ているのですが、まだ泣くほどの場面には遭遇してません。
このことからしても、ご主人の入れ込みようが尋常でないことがおわかりいただけるでしょう。
まあ、あの顔で朝ドラを視ながら泣いてるというのはちょっと引いてしまいますけどね。(ゴメン)
マッサンの実家「竹鶴」の紹介です。