2014.03.31

無罪放免

ちょっとしたお祝い

◆本日の晩酌
・天然鰤の刺身
・天然鰤かま塩焼き
・菜の花と海老の黄身酢和え

・日置桜 先祖帰り強力 純米酒 Ver.内田米

 ご存じの方も多いと思いますが、私のやっている土木工事というのは年度末工期のものが多く、 工事の終了時には発注機関による検査というものがあります(多くは国や自治体など公共機関)。 毎年の話なのですが、これが結構大変なんですよ。 検査までは法廷に立たされた被告人みたいなもので、終了した時には、無罪を勝ち取ったような晴れ晴れとした気分になります。 今年もつい先日無事工事が終わり、ようやく私も無罪放免ということになりました。 本日はシャバにでて久しぶりの乾杯といったところです。(工事期間中も、毎日晩酌してたんですけど、まあ気分の問題なので)
 それにしても、内田農園で育てた「先祖帰り米」いいですね。 鰤かまの脂にまったく力負けしない、野性的な味。さすが日置さん、低精白の良いところが出ていますよ。 ガッツリ系のつまみにはぴったりのこの酒、皆さんもぜひお試しを。

 


2014.03.17

京の味

ちりめん山椒

◆本日の晩酌
・ちりめん山椒をまぶしたお強の団子
・もつの煮込み
・研究所特製たらこの粕漬け

・東一 純米吟醸 49 生

 京都出身である同僚Tさんからのお土産で大好物の「ちりめん山椒」をいただきました。 普段は田舎料理的な味付けの多い私ですから、特に京都の料理に思い入れが強いわけではありませんが、 この「ちりめん山椒」だけは別なのです。何故、私の好みがわかったのでしょうか。 早速ですが、たまたま赤飯があったのでちょっとまぶして晩酌に供してみました。 いつもの晩酌ではご飯無しですが、このちりめん山椒はご飯にとても合いますから、特別枠で登場してもらいました。
 もちろんご飯だけでなく他の食べかたでも美味しくいただけますよ。 青菜に併せてもいいですし、筍なんかと合せたら最高ですから、ちりめん山椒お買い求めの方は是非お試しください。




2014.03.09

暖かくなりません

もうそろそろどうでしょう

◆本日の晩酌
・鰤の照焼き
・菜の花と帆立のオリーブオイル和え
・セロリのきんぴら
・鶏レバーのしぐれ煮

・秋鹿 山廃純米無濾過生原酒 7号酵母

 3月にはいって1週間以上なるのに、暖かくなる気配がまるっきり感じられません。 記録的な大雪もありましたし、今年の寒さは以異常ですね。 せめて晩酌だけは春らしいものを取り入れようと、本日は旬の菜の花を和え物にいたしました。 わずかな苦味と爽やかな香りがとても春らしい食材です。 辛子和えが最もポピュラーな食べ方ですが、本日のようにオリーブオイルなど油を使った料理もとても美味しくいただけます。
 それにしてもそろそろ暖かくなりませんかね。

 


2014.03.03

国分酒造「安田」

究極のスペック

◆本日の晩酌
・塩麹鶏のグリル
・焼き蕪の蕗味噌添え
・ほうれん草のふのり和え

・蔓無源氏 芋麹 「安田」

 国分酒造が究極のスペックで造る「安田」。国分ファンならすぐにご理解いただけるでしょうが、 芋は大正時代の復刻種あの「蔓無源氏」、麹は安田杜氏が日本で初めて成功させた芋麹です。 片方だけでも貴重ですが、その両方を使用したのですから、安田杜氏が「杜氏人生の集大成」というのも大いにうなずけます。 昨年初めて仕込んで1年寝かせ、一部の特約店のみに卸した酒です。 品のいい甘さと、バックに漂うフルーティーな香りを持ち、芋焼酎の理想形の一つを具現化した渾身の作と言えるでしょう。 すっきりとした焼酎もいいのですが、私はやっぱりさつま芋の風味を感じさせる味わいのほうに魅力を感じます。 趣味で飲んでるのですから、美味しいだけでなく作っている土地や人柄まで想像させるような酒が嬉しいんですよね。
 蔵元自ら原料、仕込み方法ともに唯一無二の芋焼酎と主張するこの逸品、運よく手に入れられたかたは、 よく味わって飲んでみてください。テロワールと職人の魂、男のロマンを感じることが出来ることでしょう。

 

 

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