2013.07.29

熟成酒

実質的には古酒ですね

◆本日の晩酌
・塩豚のソテー
・ポテトサラダ
・胡瓜の唐辛子煮

・白影泉 山廃純米 雄町六割五分磨き 16BY

 白影泉は奥播磨で知られる下村酒造の熟成酒ブランドです。 蔵では簡単に熟成酒と言ってますけど、16BYつまり6年熟成ですから単なる熟成酒というより古酒と呼んでいい熟成期間です。 21年の出荷のものを、今宮さんにおいて更に2年の熟成を進めたところで購入してまいりました。
 力強い旨味があり山廃らしい酸味を持ちながら、奥播磨の長所である柔らかい甘味をほのかに感じさせますね。 燗酒向きなのは言うまでもありませんが、あまり温度を上げるより42、3度のほうが丸みを帯びたタッチを引き出せてお勧めです。 味の濃い中華料理などに併せるのであれば、やや高めの常温で乳酸の力強さを活かすのも良いかと思います。 今でこの味ですから搾りたての時は相当硬い味だったと想像できますね。 とても新酒鑑評会に出品するような酒ではないでしょう。 温度にはやや気を遣う上級者向けの酒で、誰が飲んでもどんな飲み方でも美味しいという酒ではありませんが、 上手くはまった時には抜群の美味しさを楽しめます。 雄町の65%を山廃で仕込み、アルコール17.5%、酸度は2.7の重量級、4年寝かせてぬる燗狙いの酒を3360円/本で売る。 マーケティングの専門家などからすれば狂ったのかと言われそうですが、 これこそが趣味の世界なのですよ。




2013.07.22

大宮そごう店長賞 受賞

彩花盆栽教室の作品発表会

◆本日の晩酌
・残り物で作ったとは思えない夏の海鮮サラダ
・大船渡産の塩雲丹
・手羽元の山椒焼き

・奈良萬 純米

 美人盆栽家山田香織先生が主催する大宮盆栽町の彩花盆栽教室では毎年生徒の作品発表会が行われます。 (驚いたことに香織先生以外の先生も皆美人でした) 通いだして6年になる家内はこの発表会に今年初めて出品したのですが、 何と今年の会場の名を冠した「大宮そごう店長賞」なる賞をいただきました。
家内によれば、90点余りある作品の中でベスト3に入る権威ある賞ということで、大喜びです。  普段あまり盆栽には興味のない私ですが、昨日家内と一緒に大宮そごうに行ってまいりました。 そごうとビックカメラの連絡通路が受賞作の展示スペースらしく、 香織先生や大先生の、素人目にみてもすごい作品の脇に、生徒の作品も数点ありまして、 更にはそこに展示されているものの中に見慣れた盆栽が一鉢あり、確かに「大宮そごう店長賞」との折り紙がついていたのです。 半信半疑だった私もこれを見ると信じないわけにはいきません。

<<これが受賞作「銘 森の小径」>>


たとえまぐれでも受賞したという事実は動かぬものになってしまいました。 しばらくは家内のドヤ顔を拝みながらの晩酌になりそうです。




2013.07.16

大船渡の味

毛蟹、岩牡蠣、真鯵

◆本日の晩酌
・茹で毛蟹
・岩牡蠣のバター焼き
・特大真鯵の刺身
・鯵の子の含め煮

・大正の一滴「蔓無源氏」

 両親が田舎に行ってきた土産を今日いただき、中々に豪華な晩酌となりました。 真鯵は35cm級の特大、三陸では秋の魚ですからこの時期としては珍味です。 たら子ほどもある卵は含め煮にして楽しみました。 毛蟹は産卵時期でしたので、内子がたくさん入っていつもとは違った味です。 そして本日特に紹介したいのが大船渡赤崎産の岩牡蠣、近年注目の新たな名物です。 冬場の真牡蠣では超高級牡蠣として有名な赤崎ですから、岩牡蠣だって美味しくないわけはありません。 本日はバター焼きにしましたが、とても品のある味でなので、本来なら生か蒸し焼きがいいでしょう。 この牡蠣をはじめとして帆立や若布、海鞘など、三陸大船渡近辺は養殖技術が高いんですよね。 この技術を活かした岩牡蠣、天然物の見劣りしないどころか、天然物以上との評判も聞かれます。 まだ出荷量は多くありませんがお店などで見かけたらぜひ食べてみてください。




2013.07.14

山滴る

夏の季語です

◆本日の晩酌
・真鰈の煮付け
・蒸し鶏の梅肉ソース
・若布のきんぴら

・日置桜 特別純米 生 「山滴る」

 本日の晩酌酒はネーミングも爽やかな日置さんの夏季限定酒「山滴る」です。 春の「山笑う」とか秋の「山装う」なんかに比べると分かりやすさは今一つですが、 私が昔、田舎で見ていた新緑のつやのある葉っぱの色なんかのことをイメージした言葉でしょうか。 暑さの中に涼が感じられる風雅な言葉で、いつもながら日置さんのハイセンスなネーミングには感心させられますね。
 一方現実の世界はというと、梅雨明けしてからの尋常ならざる暑さ、連日日本各地で熱中症による被害が報告されています。 まあ、「汗滴る」というのが適切な毎日でしょうけど、晩酌くらいは「山滴る」と風流にいきたいものですね。




2013.07.07

だるま

いつ食べるの? 今でしょう

◆本日の晩酌
・だるまの漬け
・かつおの角煮
・トマトとチーズのスクランブルエッグ

・アマストゥーラ シャルドネ

 夕方、酒の肴を求めて近所のスーパーを彷徨っておりますと、 鮮魚コーナーでは威勢のいいアナウンス(録音)でお勧め商品のだるまを紹介しておりました。 私も知らなかったのですが、だるまというのはメバチ鮪の幼魚だとのことです。 本鮪の幼魚であるめじ鮪は私の田舎でも良く食べるのですがメバチ鮪の幼魚“だるま”というのは初めて聞きました。 めじ鮪同様今が旬だそうで、「いつ食べるの、今でしょ」の調子がいい口上に惹かれてつい買ってしまいました。
 刺身でも良かったのですが、ちょっと水っぽい感じがしたので、湯霜にして漬けをつくったら中々美味しかったですね。 湯霜は皮目を見せたい時やその下の脂を楽しみたいときによく使われる手法ですが、 身を締めるというか、旨味を凝縮させる効果もあるようで、水分の多い魚にも向いているようです。 安い魚でもちょっとひと手間かけると俄然美味しくなるので、皆さんもぜひお試しください。
漬け鮪のレシピを紹介いたします。




2013.07.06

梅雨明け

今年も夏が来てしまいました

◆本日の晩酌
・鰹の刺身
・たたき胡瓜
・蒟蒻とえのきだけのピリ辛煮

・梅の宿 純米吟醸 UK-01

 本日関東地方は梅雨明け、例年より早く過酷な夏がやってきました。館林37℃、熊谷は35℃と挨拶代りに猛暑日を記録、 これからがおもいやられます。
 本日は夏に負けないよう、鰹で精をつけ、それに梅の宿の純米吟醸“UK−01”を併せました。 この酒は梅の宿の若手蔵人が同世代の人たちに飲んでもらいたいと、ワイン感覚で作った意欲作だということです。 私と同年配の方に申し上げておきますが、決して「俺たちじじいには飲んでほしくねえのかよ」なとどひがんではなりません。 彼らにまったく他意はないのです。
 味のほうは、一言でいうと甘味を酸味が引き立てるという構成。 甘さとフルーティーな香りを強調していますけど、適度に酸味があるのでバランスは悪くありません。 ただ、これ以上甘かったり酸を落としたりすると料理との併せが難しくなるので、この辺でとどめておいたほうが良さそうです。 ワインでいったらドイツワインみたいなイメージで飲んでいただいたらいいのではないでしょうか。
 梅の宿の蔵人は平均年齢26歳と他の蔵がうらやむような若さで、先々がとても楽しみです。 私の晩酌ライフにも度々登場する推奨銘柄を、皆さんも是非お試しください。
梅の宿をご紹介いたします。



 

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