2014.06.22
めばる
たまには高級魚
◆本日の晩酌
・めばるの煮付け
・焼きトマト
・軟骨(やげん)の塩焼き
・奥播磨 純吟超辛 黒生
煮つけが食べたくなったので、スーパーにて魚を物色していたところ、
結構良さそうなめばるがあったのでちょっと奮発して買ってきました。
この時期の代表的な煮つけ用高級魚ですが、美味しいですよね。
酒の肴は数あれど、煮魚というやつは私が最も好むものの一つです。
ひやでも燗でもいいですし、私が好む濃厚系や芳醇系の純米酒に良く合いますから。
本日の奥播磨黒生なんか最高ですね。
この煮魚、主婦の方々から苦手という声を良く聞きます。ちょっとしたコツさえつかめばそう難しくないんですけどね、
後は鮮度だけ。「刺身にできないから煮てみよう」なんて勘違いされてる方も多いようですが、煮魚こそ鮮度が重要です。
魚の生臭さは水に染み出す性質がありますから、私はある意味、刺身以上に鮮度を気にします。
めばるではありませんが代表的な煮魚のレシピを紹介してますから参考にしてみてください。
煮魚日本代表「鰈の煮付け」レシピです。
2014.06.16
別嬪 ぬる燗
これも美味い
◆本日の晩酌
・たこポテトサラダ
・鶏の粕味噌漬
・小松菜のお浸し
・鯉川 純米吟醸 別嬪 うすにごり (ぬる燗)
先日いただいた「別嬪」ですが、本日はぬる燗にしてみました。しっとりとした柔らかなタッチが抜群ですね。
人間の別嬪が何を着ても似合うように、酒の別嬪もどうやっても美味しいようです。
その日の気分や肴で飲み方を変えられるとても使い勝手の良いお酒なのでとても重宝しますね。
インパクト系の肴でいけないこともありませんが、本日のたこポテトサラダや、
鶏の粕味噌漬などの穏やかな料理により相性がいいようです。
うすにごりでお燗なんてあまりなじみがないかもしれませんが、最近は色々なタイプのものが出ていますので、
先入観を捨てて試してみるのもいいと思いますよ。是非チャレンジしてみてください。
それと本日の晩酌に登場した別嬪にぴったりのレシピも紹介しておきますので、是非お試しを。
研究所の定番!鶏の粕味噌漬レシピです。
2014.06.13
オール三陸
三陸の秘密兵器
◆本日の晩酌
・三陸産まんぼうの酢味噌和え
・三陸産真蛸
・三陸産しらすおろし
・白天 宝山
本日の肴はオール三陸産、しかも一般の方々が思いうかべる三陸のものとはちょっと違った食材が揃いました。
これらは、漁獲量の関係なのか?あまり県外市場に出回らず、地元消費中心なのですが、
地元ではとても人気があるの魚たちです。
牡蠣や鮑などの三陸メジャー選手に比べると、三陸産としての知名度はそう高くないのですが、
実力は確か。言ってみれば三陸の秘密兵器ですね。
三陸方面にお出かけの際には、きっと目にすることもあるでしょう、是非お試しください。
2014.06.07
新政の今後に期待
フラッグシップ No.6 R-TYPE レビュー
◆本日の晩酌
・鶏肉と胡瓜の辛味炒め
・麦いかのマリネ
・研究所特製バジルポテト
・新政 No.6 R-TYPE
ここ数年新進気鋭の蔵が日本酒業界を賑わしてますが、この新政こそその代表格と言えましょう。
全量純米はもとより、アルコール度数15%台の原酒や白麹を使った酒などの挑戦的な姿勢、
東大卒フリーライターという異色の経歴を持つ蔵元、話題にも事欠きません。
現存する協会酵母としては最も古い6号酵母発祥の蔵である秋田の名門蔵でもありますが、
その酵母を全面的にフィーチャーしたこの蔵のフラッグシップ「No.6 R-TYPE」が本日の晩酌酒です。
ここ3ヶ月で「No.6」を2度ほど飲んで今度が3回目ですが、その中では今回のものが一番出来が良くないよう思います。
開けたては良かったのですが、発泡が落ち着くと甘味が勝ってややメリハリを欠く印象は避けられません。
このタイプの造りならもうちょっと酸味を効かせたほうがいいのではないでしょうか。
まあ色々やってるのでまだ完全に方向性が定まっていないのかもしれません。
ただ、斬新な挑戦にはやはり魅力を感じますね。
全量純米、秋田県産、使用酵母は6号のみ、白麹、低アルコール原酒、低精白、かなりいいところをついていると思います。
後欲しいのは「どんなシュチュエーションでどんな料理と併せるのか」その辺の方向性さえ定まってくれば、
芯が一本通って大化けすることは間違いないと思います。
今回のレビューではちょっと厳しいことを言いましたが期待値の表れです。
2〜3年後にはきっと大人気の蔵になっていることでしょう、頑張ってください。
2014.06.01
別嬪
真木よう子か?
◆本日の晩酌
・鰹の刺身
・細竹の八幡巻
・蕨とベビー帆立の煮物
・鯉川 純米吟醸 別嬪 うすにごり
本日は鯉川の純米吟醸「別嬪」のうすにごりをいただきました。スペックでは酸度1.2%アミノ酸0.8%となっていますが、
数字得以上に酸味が効果的に感じられますし、決して薄っぺらな味ではありません。
澱を残したところが良い方にでて、別嬪という言葉がふさわしい仕上がりになってます。
別嬪という言葉はいうまでもなく美人の意味ですけど、私は字面からして、
語源はきっと他所の女性という意味だろうと考えていました。
ところが、調べてみると全くの見当違いで、もともとは特別の品という意味があったそうです。
ただ他所の女というのは、法的リスク、経済的リスク、社会的信用の低下等、様々なリスクを冒してまでつくるわけですから当然、
正妻より若くて美人であるケースがほとんどでしょう。
その意味では私の解釈も結構有力な俗説となってもいい気がするんですけどね。
それにしてもラベルに描かれてる別嬪さんのモデルはいったい何処の誰なのでしょう。
私的にみると、ちょっと真木ようこに似ている気がしますけどね。
どなたか知っている方がいれば教えてください。宜しくお願いします。