2016.4.23
青椒肉絲
日本酒に合う中華
◆本日の晩酌
・青椒肉絲
・鰤の照焼
・若布の酢の物
・大那 超辛口純米
この時期になると知り合いから筍をよくいただきます。当然、煮物や筍ご飯などに使うのですが、
そろそろ使いきれなくなりそうだなと思って本日は青椒肉絲にしました。
本日は筍消費のための献立なので、肉やピーマンに比べ筍の比率が高いのが特徴です。(つまり有り合せということ)
水煮で売っているものに比べると、やっぱり家で煮た筍は美味しいですね。歯ごたえも風味も1ランク違います。
我家では青椒肉絲はよく作ります。晩酌でももおかずでもいけますし、
中華にしてはそれほどガッツリ系というわけでもないので、日本酒にも結構合うんです。
特に本日の大那のように芳醇辛口系のものにはピッタリ良くマッチしますね。
オイスターソースさえあれば変わった調味料もほとんど使わなくて済みますし、味付けも難しくありません。
いつも市販のたれを使用している方もたまには、自分好みの味に仕上げてみたらいかがでしょう。
2016.4.14
酔仙
ふるさとの地酒
◆本日の晩酌
・鰯の小糠漬け
・三陸しらすと三つ葉の和えもの
・筍とスナップえんどうの炒め物
・酔仙 特別純米 岩手の地酒
今日のお酒は「酔仙」、私の田舎大船渡の隣町である陸前高田の酒でしたが、津波で蔵が流されたため、
現在は大船渡に新蔵を建てて、そこで造っているそうです。
津波で崩れた建屋の鉄骨に酒樽がぶら下がっている映像をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
あれが酔仙酒造です。
三陸では一番大きい蔵で、私が子供の頃は、地魚をつまみに大人たちが飲んでいる酒はいつも「酔仙」でした。
私にとってはまさにふるさとの地酒です。今宮さんで見かけたので、本日は久しぶりに飲んでみることにしました。
正直、これといった個性の強い酒ではありませんが、落ち着いた風味でいかにも三陸の魚の引き立て役といった味わい。
愛嬌のある魚のラベルも三陸らしくて、なんともうれしいですね。
本日は田舎から届いた釜揚げしらすに併せて楽しみましたが、相性は言うまでもありません。
皆さんも店頭で見かけたら是非、購入してみてください。
2016.4.9
おしどり桜
お花見です。
◆本日の晩酌
・笹鰈の干物
・岩もずくの酢の物
・名も知らぬ菜っ葉の辛子和え
・京の春 特別純米
外の桜はもう散り際ですが、我が家の桜が見ごろを迎えましたので、花見酒にいたしました。
肴は名残の笹鰈に加え盛りの岩もずく、酒も京の春と初春の装いで華やかににきまっています。
桜はおしどり桜という種類だということです。世間がゲス不倫やら何やらで騒がしい中ですが、
花の世界だけでもおしどりというのは心休まるじゃないですか。
2016.4.4
焼霜造り
皮目の下が旨い
◆本日の晩酌
・鰆の焼霜造り
・菜の花と帆立のオリーブオイル和え
・ハムサラダ
・天遊琳 純米
本日の主役は鰆です。寒鰆と言われる時期はちょっとすぎたかもしれませんが、
まあまあ脂がのってそうだったので刺身でいただくことにしました。
ただし、皮目を炙っての焼き霜造りです。皮目の下に脂が多い魚は皮も食べたいので、
湯霜やこの焼霜という手法がよく使われます。しかも鰆は皮が軟らかい魚ですから、特にこの食べ方が向いてるようです。
型が大きくて鮮度のいいものを見つけたら皆さんもぜひお試しください。