2015.8.30
いか納豆
急遽変更になりました
◆本日の晩酌
・煮込みハンバーグ
・いか納豆
・大船渡産塩うに
・奥播磨 純米吟醸 生
今日は家内が忙しいので私が一人で買い物に言ってきたのですけど、納豆の在庫が切れそうだと思って、
3パックのやつを2つ買ってきました。ところが、家に帰って冷蔵庫を開けてみると、あるではありませんか、
全く同じ商品が2つ。納豆が供給過剰になってしまったので納豆需要を増大させる方法として、
予定していたいか刺しから、急遽いか納豆へと献立を変更しました。
買物に行く前、在庫を確認していなかったために起こった事故ですが、
その背景には私が「冷蔵庫から納豆が消えることを極端に恐れている」
ほどの納豆好きであることが関係しているのはいうまでもありません。
ほぼ毎朝食していますし、私が愛してやまないものの一つなのです。
世界的な和食ブームで、生魚を食べる風習のなかった外国人にもすでに刺身がポピュラーなものとなっているように、
多くの外国人に数多くの食品が広まりました。
外国人の日本食への開拓がどんどん進む中にあって、残された最後の秘境は、納豆、生卵、塩辛、くさやあたりでしょう。
しかし、これらはいずれも日本食文化の頂点ともいえる食品です(懐石とは別の意味で)。
皆さん是非、世界に広めていきましょう。
2015.8.20
大船渡
帰ってきました
◆本日の晩酌
・三陸産巨大鯵の刺身となめろう
・三陸産巨大鯵のごまさば風
・三陸帆立ひもの中華和え
・大船渡湾産蛸と三陸帆立のマリネ
・浜千鳥 特別純米
久しぶりに大船渡へ帰ってきました。盆明けすぐで時化もあり品物は薄かったのですが、
それなりに鮮魚を仕入れて、埼玉にきたました。
大船渡では雲丹と海鞘三昧の日々でしたから、帆立、蛸、鯵などを購入、併せる酒は釜石の浜千鳥、
三陸らしい晩酌に大満足です。
さて
大船渡の様子ですが、旧市街地は復興計画もまとまり、町全体が工事現場。
大まかにいうと「住宅地の高台移転」「かさ上げした土地へ商業の集積」をベースに区画を作り、
「構築物と避難を組み合わせて防災する」考えのように見えました。
防潮堤・防波堤の復旧整備はもちろんのこと、
高台への住宅建築はあちこちで行われていましたし、地元ホテル移転の建築も2か所始まっています。
商業地区への出店はこれから地元企業中心に進められるようで、
全体として「これを契機に新しい街を造ろう」という意気込みが伝わってくる雰囲気です。
三陸道も徐々にではありますが進んでいるようですし、魚市場が新築されてきれいになってたのもうれしいですね。
私は何もできませんが、影から復興を応援しています「頑張ってください」。
2015.8.8
ほまれ
さすが実力者
◆本日の晩酌
・青椒肉絲
・ゴーヤ入りポテトサラダ
・南瓜とオクラの煮物
・ほまれ 純米吟醸
Dちゃんが能登土産のお酒をもってきてくれました。
遊穂ブランドでお馴染みの御祖酒造からでている「ほまれ」の純吟です。
「ほまれ」のほうがもともとの銘柄だったのですが、首都圏では新ブランドである遊穂のほうが有名になってるいて、
こちらはまだ馴染みが薄いように思います。たぶん地元流通中心の銘柄なのでしょぅ。
つくっている人が一緒なのですから当たり前ですが、しっかりとした風味は遊穂そのままですね。
さすが実力者です。
私が遊穂を初めて飲んだのは、2007年、大宮の居酒屋で純吟でした。
聞いたことのない銘柄だけど、私の好みど真ん中の味で大いに満足したのを覚えています。
その後、どんどん有名になり、蔵元や横道杜氏が雑誌などに、良く登場するようになりましたが、
話を聴いていていつも感じるのは、晩酌酒ということが良くわかってる人達だなと言うことです。
私を含め、毎晩晩酌する人間の大半は、高級懐石料理で飲んでるわけではありませんからね。
その辺なんですよね、大事なのは・・・。
2015.8.4
ワインの相性
そんなに気にせずとも
◆本日の晩酌
・豚ロース生姜焼き
・帆立のアボカドソース
・蛸のカルパッチョ
・高畠ワイン 「さくら」
(東北大学プロデュース)
今晩は先日紹介した東北大学ブラントのうちのワインで晩酌しました。
肴はご覧の通り魚介類と豚肉です。「赤ワインに合わないのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、
私はあまり気にしていません。「魚介類に白ワイン」と言うのは迷信の一種だという程度に考えています。
和食の魚料理でも鰻や鰤の照焼きなどは絶対赤ワインの方が合いますし、
今日の蛸なんかかなり素材の味がしっかりしてますので、このくらいのワインなら全然有りです。
私の持論ですが、魚介類に合うのは若いものやライトタイプの赤ワインなどですね。
このタイプのものは赤身の刺身なんかにはとてもいいですし、甲殻類にも結構合います。
冷やしていただくにも向いてますし、下手な白ワインよりよっぽどいいと思いますよ。
リーズナブルな価格帯にはライトなタイプが多いし、
ワイン党の方にあまり評判の良くないボジョレーなんかもこういった併せには向いてます。
つまり晩酌向きということです。皆さんも先入観を捨てて是非お試しください。