2013.04.29
わさび菜
気に入りました
◆本日の晩酌
・鯵のなめろう
・わさび菜のサラダ
・やり烏賊のアボカドソース
・諏訪泉 純米
今日は久しぶりに菖蒲のグリーンセンターに行ってきました。休日とあっていちご狩りの家族連れなどで大賑わいでしたね。
売り場のほうにもいつもながら新鮮な野菜が並んでましたが、その中で私の目をひいたのがわさび菜です。
名前は聞いたことがあったのですが、食べたことがなかったのでこの機会に買い求めてみました。
茹でたエリンギと同じくグリーンセンターで買ってきたオレンジ色のトマトとともにサラダにしてみましたが、
独特の香りがとても良く私好みの味です。茹でた場合、結構歯ごたえが残る点はいいのですが、やや甘味が少なく苦味がでるので、
お浸しにするなら白出汁みたいなものにきっちり浸したほうが良いでしょう。
鰹節と生醤油でさっといただくというのには向いてないようです。
油とは相性が良さそうなので炒め物にはいいでしょうね。鍋にも使いやすそうです。
このグリーンセンターはリーズナブルな価格で新鮮な地物が揃いますし、新しい野菜もたまにあり、
晩酌の研究にとても役立ってます。皆さんも近所にこのような店を見つけるといいですよ。
JA南彩 菖蒲グリーンセンターを紹介します。
2013.04.24
くまモンボトル
何故、芋焼酎?
◆本日の晩酌
・鶏ももの照り焼き
・独活の皮のきんぴら
・独活の酢味噌
・今宮酒店 粕漬けと味噌漬けの盛り合わせ
・房の露 芋 くまモンボトル
今大人気のゆるキャラ「くまモン」がついに焼酎でも登場しました。
あれだけの人気ですから商品化は当然予想されたことですが、
ゆるキャラブームが大人文化の代表である酒の世界にも及ぶとは、やはり時代を感じずにはいられません。
ただ一つだけ、いちゃもんをつけるわけではありませんが、何故米焼酎にせず芋焼酎にしたかと言うことが謎です。
熊本といえば日本を代表する米焼酎の産地、しかもその中心ブランド「球磨焼酎」は「くまモン」との語呂もいいわけですから、
どう考えても芋焼酎というという選択はないのでは?と思うのですが、何か深い戦略でもあるのでしょうか?
知っている方がいらっしゃれば是非、お教えください。
ちなみに味のほうはとても美味しいのでまったく文句はありません。念のため申し上げておきます。
2013.04.21
春の晩酌
寒いけど
◆本日の晩酌
・めばるの煮つけ
・山うどと川海老のかき揚げ
・せりのお浸し
・東一 純吟 山田錦 49 生
季節はずれの寒波に襲われ日本列島が冬に逆もどり。北海道や東北、長野や那須では雪も降ったとのことですが、
我家の晩酌はまったくお構いなしに春らしい食材で彩られました。
本日の主役は春の高級魚めばるです。
私の田舎三陸で春らしい魚といえば大目鱒(関東ではトキシラズと呼ばれる)やしらすなど思い出されますが、
このめばるもいいですよね。姿かたちもかっこいいし身ばなれも良く、適度に脂があって、煮つけには最高の魚です。
これに山うどやせりも仲間に加わりましたから、どこから見ても春の晩酌。文句のつけようがありません。
出来れば気候のほうも晩酌並の春らしさを取り戻してもらいたいものですが、明日も厳しい寒さが続くとのこと。
まったくかないません。何とかなりませんかね。
2013.04.17
ミニ盆栽
ご説明します
◆本日の晩酌
・豚ロースの粕味噌漬け
・新たまねぎのさば缶サラダ
・ほうれん草のごま和え
・大七 純米 生もと
最近の晩酌写真に花が添えられているのにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
本日は、何故そのような事態に陥ったのかについてご説明いたします。
何度かここでも書いていますが、私には園芸を趣味としている家内がいるのです。
一般的なガーデニングの他にミニ盆栽も手掛けております(本格的盆栽は我家のような庶民にはハードルが高すぎる)。
自分としては自慢らしく、世の人々に披露したいという身の程知らずな願望をもっていたのですが、
如何せんその手段を得ず苦悶していたところ、私のHPを見てインターネットという手段があることを知り、
自らもブログに挑戦したのです。しかしそこからがローテク主婦の悲しさ。IT用語は分からず、PCの操作もいまいち、
文章もまとまらず、ブログは一向に進まぬまま頓挫してしまいました。
それからしばらく、ネット世界への進出という野望をあきらめかけていた家内ですが、
今年に入り、市の観光協会主催にて自分の庭を一般公開する「オープンガーデン」
なるものへ参加することが決まったのがきっかけとなり、
またしてもネット世界への進出にメラメラと執念を燃やし始めたのです。
そして自らのローテクぶりをカバーするために、私のHPを占拠するという方法を考え出した家内は、
私が晩酌雑記帖に載せる写真を撮影するたびに、自ら仕立てたミニ盆栽を映しこむことを主張。
というより強引にカメラの前に置き始めました。
実行支配して既成事実を積み上げるという強引な手法はまるでどこかの国みたいですが、
それに対し毅然とした態度で拒否できない私もどこかの国みたいなものです。
私にとって決して本意ではありませんが、他に有効な手段が見つからない限りこの状態はしばらく続くものとみられます。
盆栽など見てもしょうがないと感じている方も多いかと思いますが、
夫婦間の紛争を回避するためです。しばらくの間、ご容赦お願い申し上げます。
2013.04.06
諏訪泉 田中農場
魔性の熱燗 ズバリ52℃でしょう
◆本日の晩酌
・鰈の煮付け
・からし菜のビアソーセージ巻
・そら豆
・諏訪泉 田中農場2009
諏訪泉の田中農場2009BY、熱燗でこそ味わえる旨味が素晴らしいですね。
後のキレも良く、燗酒好きの方にはたまらない味ではないでしょうか?
本日の肴「鰈の煮付け」にも良く合いますが、もうちょっと濃いめの味付け、
例えば鰤の照り焼きとか鰯の甘露煮などに抜群の相性を見せます。
ぬるいのはあまりいただけませんが燗冷ましならOK。
何しろ一旦50℃以上に上げて味を出してあげることがこの酒を飲むうえで非常に重要なポイント、
つまり使用上の注意です。
田中農場という契約農家で栽培されたオーガニックの山田錦を55%に磨き9号酵母で仕込んでいますが、
燗酒狙い(蔵元に聞いたわけではないので私の決めつけかもしれませんが)
なのにあえて9号を使って、しかも二年寝かせたところに何か秘訣があるのかも知れません。
この蔵の看板スターと言えば純吟の「満天星」かと思いますけど、私はこちらのほうを推薦します。
こだわりにこだわりぬいた、一歩間違えば偏執狂的な、一種の魔力のようなものまで感じます。
燗酒マニアを狂わせる魅力に満ち溢れていますね。とにかくお勧めです。
2013.04.04
能登の味
Dちゃんのお土産
◆本日の晩酌
・ほっけのひもの
・石もずくの酢の物
・かりかりのうす揚げと菜の花のお浸し
・奥播磨 特別純米 山廃 生
Dちゃんが奥さんの実家に行って能登土産を持ってきてくれました。2種類の油揚げと私の好物「石もずく」です。
私が仕事で富山に行くことが多かった時、現地でよく行く寿司屋で時期になると決まってこれが出されてました。
能登から佐渡あたりにかけての名産品で旬は初夏ですからまだ時期にはちょっと早いのですが、
貴重なはしりのものを買ってきてくれたと思うと、嬉しいですね。
しゃきしゃきした食感がとても良く、スーパーなどで売っているどろどろのもずくとはまったく違う食べ物です。
塩蔵にすれば日持ちもしますので流通ベースにはのりやすいのではと思いますが、
収穫量が少ないので中々関東までこないのが実情ではないかと思います。
私の田舎、三陸地方も海藻が豊富な土地ですが、このもずくは口にしたことがありませんでした。
海藻好きの私にはたまらない風味ですね。
そしてもう一つが油揚げ、厚揚げとうす揚げをいただきましたが、
今日はうす揚げのほうをかりかりに焼いて菜の花と合わせお浸しにいたしました。
この油揚げ、私達が普段食べているものとは寸法が大きく異なります。
写真のように(173×248)と巨大な揚げで、厚揚げのほうも同様の寸法で厚みが25mm程度。
どうやら石川県ではこれが普通サイズらしいのですが、所変われば品変わるとはこのことです。
味のほうは軽めの食感で品のある風味、きっといい油を使ってるのでしょう。
Dちゃん美味しいお土産ありがとうございました。