2016.2.28
banshaku all japan
北の珍味 南の銘酒
◆本日の晩酌
・ふぐの子の糠漬け
・湯通しまつも
・鰤のあら炊き
・国分 安田
本日の晩酌酒は国分酒造の安田。蔓無源氏を使って芋麹仕込みという安田杜氏だけの究極スペックの焼酎ですので、
併せる肴にもそれに見合った珍味を揃えてみました。一つは能登の珍味「ふぐの子の糠漬け」
もう一つは三陸の高級海藻「まつも」です。我家の食卓に全国から精鋭が集い、
こうして私を楽しませてくれるなんて嬉しいじゃないですか。
「あれが悪い」「ここが不安」なんて色々言われてますけど、こうして落ち着いてみれば日本もそう悪くありませんね。
2016.2.21
いかとんび
酒びたしにしてみました
◆本日の晩酌
・とんびの酒びたし
・いかのアボカドソース
・鶏の粕味噌漬け
・菊姫 山廃純米
先日、今宮さんにいったら試飲の時いかとんびを出してくれました。
乾きものでしたが、酒に浸してありましたので風味もよく柔らかくなっていて中々いい感じ。
まだ残ってるのを半分くれるというので、持ち帰ってから早速酒に浸し丸2日、本日の晩酌に登場です。
えげつない味ですが、インパクトがあって酒飲み好みの味になりました。
酒に浸すだけなのでレシピと言えるほどのものはありませんが、強いて言えば、
お酒だけは飲んでおいしいと思うものを使用することですね。
この手口はいか燻等の乾きもの珍味全般に使えますので、是非試してみてください。
2016.2.14
半熟卵
自然のソース
◆本日の晩酌
・三陸蛸のマリネ
・やり烏賊の刺身
・せりのお浸しに半熟卵をよせて
・黒牛 純米
今日はスーパーに買物にいった際、卵を切らしてると思って購入してきまが、
家に帰ってくると冷蔵庫には買ったばかりの卵が1パック入ってました。在庫管理を誤って供給過多になりましたから、
卵消費の方法として茹で卵の制作を実行。ただの茹で卵では芸がないので半熟にしました。
この半熟卵、簡単に作れて、中々使いでがあります。特にお薦めなのは、本日のようなお浸しに添えたり、
サラダにのせる方法です。「ちょっと物足りないかな」という食材に併せるとボリュームが出ますし、
ソースやドレッシングの補助的役割としても使えます。卵っていいですよね、価格も昔からあまり変わらず、
家庭のお助け食材としては最高です。皆さんも晩酌に是非、活用してください。
それと本日の晩酌には我家の鉄板メニューが登場してますので、それも紹介しておきますね。
蛸マリネのレシピです
2016.2.10
突然のごちそう
特に真たなご
◆本日の晩酌
・三陸産 毛蟹
・三陸産真たなごの塩焼き
・大船渡産 真蛸
・高野豆腐の煮物
・奥播磨 山廃純米 白影泉 山田錦 5割5分 17BY
本日家に帰ると田舎から思いがけずごちそうが届いていました。毛蟹や蛸、そしてたなごといった冬の味覚です。
もちろん蟹や蛸もいいいのですが、真たなごがうれしいですね。
こちらではスーパーに並ぶ魚ではありませんし、30cm以上のサイズで結構な上物といって良いでしょう。
刺身ではやや淡白すぎて味の薄い感じがしますけど、塩焼きは身がふわっとして、とても美味しい魚です。
毛蟹、蛸と一緒にならんでも、存在感は劣らず、見栄えもいいので、ごちそうって感じがしますよね。
併せる酒もビューティフル、ぬる燗向きの酒が多い奥播磨ですが、この白影泉は王道の上燗をお勧めします。
ズバリ45℃、大御所の風格が漂う、山廃の長期熟成、最高です。
やっぱり、たまにはこのくらいの贅沢な晩酌がしたいですね。今日はかなり満足いたしました。
2016.2.2
綾里産早採り若布
茎が美味しい
◆本日の晩酌
・焼き若布
・若布と帆立の酢の物
・手羽元焼き
・国分 大正の一滴 蔓無源氏
今年も早採り若布が送られてきました。これが来ると「春も近いな」って感じがします。
大船渡は養殖若布の先進地で、この綾里湾も主産地のひとつです。
もともと漁師の間だけで楽しまれていた、間引きの若布や、
刈り取ったあとの芽かぶを早くから流通ベースに乗せた点でも、業界のリーダー的地域といえるでしょう。
早採り若布は、茎が魅力、硬すぎず軟らかすぎず、絶妙の食感です。
この時期だけの味覚を楽しむことこそ贅沢というもんです。やはり季節のものはいいですね。
三陸早採り若布のレシピを紹介します。