2016.6.27

塩辛

酒飲みの必修科目

◆本日の晩酌
・あいなめの山椒焼き
・研究所特製 ほやの塩辛
・バジルトマト

・秋鹿 純米生しぼりたて

 先日もらったほやの半分を塩辛にしまして、もう食べごろがやってきたようです。 ほや酢で食べるなら焼酎ですが、こちらは酒のほうがいいと思います。
 いかの塩辛、かつおの酒盗、鮎のうるか、なまこのこのわた、アンチョビ、塩辛というものは何でも酒に合いますよね。 塩辛の原理というのは、塩で腐敗を防ぎながら、微生物や自己消化酵素などの働きによって材料を熟成、 発酵させるというものですから、とにかく旨みの強い肴になります。日本酒や焼酎の肴として抜群の相性をもち、 一流の酒飲みには必修科目と言って差し支えないでしょう。 一般に市販のものは増粘剤や防腐剤など余分なものが多く味としてはイマイチですから、 うまく作れるなら自家製が一番かと思います。これができれば、酒飲みとして上級者に近づきますので、 皆さんも是非、チャレンジしてみてください。




2016.6.24

ほやに焼酎

ベストパートナーは日本酒じゃない

◆本日の晩酌
・ほや酢
・新じゃがの煮物
・湯通しまつも

・松露 うすにごり

 三陸産のほやが届きました。パンパンにふくれあがった活きのいいやつです。 ほやのことが話題にでると「いいですね、やっぱり酒ですか」などとのたまう方がおりますけど、 本当にそう思っていらっしゃるのでしょうか、私は大いに疑問なのです。
 ご覧の通り私、ほやも酒も大好きですが、日本酒には決してあうと思っていません。 私なりに分析してみると理由は2つあります。まず食べ方が酢の物であるという点です。 酢の物は意外と日本酒との合わせが難しい料理かと思います。酢が柔らかければそれでもまだいいのですが、 ほやの甘味を引き立てるにはキリっとした酢の方が合うので、それをやると、そんじょそこらの酒では、 どうしても力負けしてしまうということです。それから、ほや最大の良さである後味の甘さと香りが、 日本酒の風味をほぼ消してしまうという点でも相性が良くありません。 ほやを食べた後、酒の味がまったくしなくなってしまったという経験はないでしょうか。
 では何を合わせたらいいのか?その答えはズバリ「焼酎」、特にキレイ目のものをお勧めします。 ほやの後、ちょっと濃い目の水割なんかを口に流せば、ほやの風味を残しつつ焼酎がとても甘く感じられ、抜群の相性です。 意外と思われる方もいらっしゃるかでしょうが、だまされたと思いやってみてください。
 料理と酒の相性は奥が深いというか、まあ永遠のテーマですよね。「生ものにはやっぱり日本酒だろ」なんて、 簡単に言う人がおりますけど、私から言わせると迷信のレベルでしかありません。 常識と言われることも結構無責任なものなのです。 豊かな晩酌ライフを楽しみたいと思うなら、とにかく色々試してみることをお勧めいたします。




2016.6.19

霜月

トランプ並のインパクト

◆本日の晩酌
・牛たん焼き
・コールスローサラダ
・たたき胡瓜を茗荷と生姜の風味で

・奥播磨 純米吟醸 生 霜月

 本日の晩酌酒は奥播磨の霜月。きますねドカーンと。インパクト満点の超濃厚風味。 濃さという点だけなら、ドナルド・トランプ並のインパクトです。 味をのせるため、生ですが、あえて搾りたてで出さず、夏越しさせて出してきたのでしょう。 おそらくはそれがこのネーミングの真意かと思います。 生酒ですが、この辺りが他の蔵にないこだわりですね。
 お燗の大御所 奥播磨が造る生酒「霜月」仕込みはタンク1本だけなので中々、 手に入らないかもしれませんが、見かけたら迷いなくご購入ください。絶対のお薦めです。 (別にトランプをお勧めしてる訳ではありません、誤解なきよう)




2016.6.5

守破離

New Flagship

◆本日の晩酌
・かますの塩焼き
・アスパラと鶏むね肉のチーズ焼き
・若布と蛸の酢の物

・澤屋まつもと 純米 守破離

 本日は澤屋まつもとさんのお酒をいただきました。これまでは穏やかで品のいい風味、 悪く言えば大人しいというのがこの銘柄の印象でしたが、ここのところちょっとイメージチェンジした感があります。 看板も以前はスタンダードの純米がでしたが、最近のフラッグシップはこの守破離と言っていいでしょう。 微発泡が酸味を際立たせシャープなタッチになっており、中々面白い味です。 普通の酒ではやや併せが難しい酢の物にも好く合っています。
 ただ、心配なのはこの後、この手の酒の宿命というか難点というか、 炭酸が抜けた後、どうしても味がダレてくる物が多いのです。 この価格でそこら辺をクリアすれば、まあ最高の酒ですが、そう簡単にはいかないでしょう。 今後、経過観察していきます。



 

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