2012.9.30

喪明け

身内に不幸がありまして

◆本日の晩酌

・鮭の塩焼
・三陸みず蛸のマリネ
・筑前煮

・琵琶のさざ浪 中取無濾過純米酒

 身内に不幸があり、更新をご無沙汰していましたが、本日から再開します。 田舎から送ってきた、鮭とみず蛸を使っての晩酌です。 鮭は大きさといい、脂ののりといい抜群、みず蛸も大船渡の極上品で、雑記帳の再開を彩るにふさわしい食材が揃いました。 琵琶のさざ浪も無濾過純米にしてはやや力強さに欠けますが、軽快なのど越しで本日のような肴には好相性ですね。
 蛸のマリネは、蛸好きの私が上等な蛸を手に入れた時良くやるメニューで、我が家で人気の一品、 やや酸味のきいた純米酒や、辛口の白ワインなどに良く合います。 家内が庭のバシルを収穫していたので、生バジルも使えてちょうどいいタイミングでした。 バジルは写真映りがいいように飾りとして切らずに載せてありますが、食べる時には細かくちぎって散らします。 乾燥でもいいのですが、やはり生バジルだと一味違いますよ。レシピもありますので皆さんも作ってみてください。
>>我が家で人気 蛸のマリネレシピです。




2012.9.16

初秋刀魚

大船渡からやってきました

◆本日の晩酌
・大船渡産 秋刀魚の刺身
・大船渡産 秋刀魚のなめろう
・里芋の煮物
・胡瓜の浅漬

・国分酒造 薩摩隼人

 大船渡から待望の秋刀魚が届きましたので、定番の刺身となめろうでいただきました。 型がよくて、脂ののりも申し分ありません。やっぱり秋刀魚はこれでなくちゃだめですね。 まだまだ暑い日が続いてますけど、気分はすっかり秋の晩酌になりました。
 田舎から届く秋刀魚は秋刀魚大好き人間の私にとっては、以前から毎年の楽しみだったのですが、 震災後はまた格別の思いですね。秋刀魚で活気づいている大船渡の魚市場が目に浮かんできます。 これから、まだ数回届くでしょうからこのページで秋刀魚料理を発信していきたいと思います。
>>生で美味しい!「秋刀魚四種盛り」のレシピです。




2012.9.09

燗酒リターンズ

2か月ぶりです

◆本日の晩酌
・茄子とかぼちゃのグラタン
・おからの煮物酒盗添え
・おくらの梅肉ソース

・ブラック鯉川 特別純米

 燗酒好きの私ですか、さすがにこの猛暑つづきで約2か月間、燗酒を遠ざけておりました。 本日も35℃と大変な暑さでしたが、ブラック鯉川のラベルに「是非、ぬる燗でお試しください」との言葉を見つけると、 研究員の職責上やらないわけにはいかなくなり、2か月ぶりに燗酒の晩酌です。 42℃で試してみたところ、酸が立ってきりっとメリハリがつき、確かに美味しいのですが、 冷酒でも十分味に厚みがあり、バランスも良く、必ずしもぬる燗にこだわる必要はないと思います。
 それとも、まだ体が燗酒を欲してしないのでしょうか?




2012.9.03

タラモサラダ

ふぐの子糠漬けバージョンです

◆本日の晩酌
・かじきまぐろの照り焼き
・タラモサラダ(ふぐの子糠漬けバージョン)
・きのこの卵焼き

・伝心 本醸造 「土」

 タラモサラダにふぐの子糠漬けを使用してみました。たら子や辛子明太子に比べるとかなりしょっぱいので、 分量や味付けにちょっと工夫が必要ですが中々の美味。 じゃがいもは魚卵とか発酵系の旨味を受け止める素材として非常に優れていますので、この組み合わせは抜群ですね。
 妻には「ふぐの子で造ったらタラモサラダではない」と言われましたが、これはどこかの国が言っていることと同じで、 事実誤認に基づく見当違いの批判であります。 私の妻同様、「たら子といもでつくっているからタラモだ」と誤解されている方も少なくないと思うのですが、 タラモとはギリシャ語で魚卵のことなんです。
 こういう勝手な思い込みって、結構ありがちなんですよね。



 

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