2014.07.29

トマトとバジル

相性最高

◆本日の晩酌
・野口農園で採れたトマトとバジルのサラダ
・鮭かまの照り焼き
・雷こんにゃく

・大盃 純米

 世の中には単体でも良いのですが、一緒になった時さらに魅力を増す、いわゆる名コンビというものがあります。 例えば「ミックとキース」「やすしときよし」「玄徳と孔明」などあげてみればきりがないほどです。 この現象は食物の世界にも数多く見られますが私なりにいくつかのパターンに分類してみました。

@風味の強い食材とそれを受け止める食材
味は強くないがふところが深い食材を片方に持ってくる合わせで「納豆と白米」「鰤と大根」などがこのカテゴリーにはいります。
A相乗効果で味に深みがでるタイプ
調味料同志の組合せが多く「にんにくとオリーブオイル」「醤油と酒」などがその典型
B旨味の強い食材と爽やかな香りの組合せ
珍味と薬味という組合わせに良く見られるパターンで「ほやと胡瓜」「鰹と生姜」などがあります。

 本日のサラダ「トマトとバジル」も昔から言われていることですが名コンビと言うにふさわしい組み合わせですね。 カテゴリーとしてはもちろんB。トマトの旨味をバジルの爽やかな香りが引き立て、でいくらでも食べられます。 そして、このコンビが他より優れている点は、味だけでなくその栽培過程にもあります。 なんでも「トマトの脇にバジルを植えておくと害虫が付きにくい」つまり防虫剤の機能を果たすということらしいのです。 農業の世界でこれをコンパニオンプランツと呼ぶそうですが、うまいことを言うもんですね。 ちなみに本日のバジルとトマトは最近知り合った春日部野口農園さんのものですが、 味も香りも力強くてとてもいいですね。 農園の若い人でこれを昼ごはんの時毎日食べてる方がいるとのことでしたが、わかる気がします。 確かに毎日でもいけそうです。




2014.07.21

サイボクハム

埼玉に旨い物有り

◆本日の晩酌
・サイボクハム荒挽きフランクフルトソーセージのトマト煮
・蕨と鶏肉の煮物
・たたき胡瓜新生姜風味

・七田 純米 一回火入れ

 多くの埼玉県民が抱えるコンプレックスの代表的なものは「海がない」「名所、名物に乏しい」「旨いものが少ない」ですが、 本日、その中の1つに反論できる有力な証拠をご紹介します。 「サイボクハム」その名を聞いたことがある方も多いと思いますが、 埼玉を代表する食肉ブランドとしてどっちの料理ショーなどマスコミにも数多く出演し、 そのソーセージは本場ドイツのコンテストで地元の品を押しのけ、輝かしい受賞歴を誇っています。 本日のフランクフルトはどっちの料理ショーに何度も登場したサイボクハムが誇る銘柄豚ゴールデンポークを使用、 ジューシーで力強い味わいがとてもいいですね。 皆さんも機会があったら是非召し上がって見てください、埼玉に旨いものがないとはもう言わせませんよ。
 そして、晩酌酒のほうは佐賀の七田、九州で日本酒所と言えば福岡と答える方が多いと思いますが、 最近は佐賀が注目株です。「東一」「鍋島」そしてこの「七田」を今のところ私は佐賀の三大銘柄と見ています。 甘口に秀逸なものが多い佐賀ですが、その中にあっては「七田」は最もきりっとした味わいで、 関東の愛飲家にも受け入れられやすいかもしれません。こちらも居酒屋などで見かけたら是非お試しください。




2014.07.12

腹皮

芋焼酎に抜群

◆本日の晩酌
・鰹の腹皮
・夏野菜のサラダ
・おからの煮物

・京屋 特選かんろ

 本日はいただきものの鰹の腹皮を肴にやってみました。産地は枕崎、言わずと知れた鰹節の名産地です。 おそらくは鰹節を作る際に落した大量の腹皮を塩で保存して地元の方の肴としていたのでしょう。 おからなんかと一緒で、いわば副産物ですね、三陸では、ハラスと呼ばれ親しまれています。 この腹皮、我々三陸の人間が刺身で食べて旨いと思うような脂ののり方だと、とんでもなく脂ぎってますが、 鰹節に向いてる脂が少ない鰹だと、脂も適度でかえって美味しい気がしますね。 まあ、好みの問題ですが。
 それにしても、このての肴ですから芋焼酎には抜群ですね。口についた脂をしょっぱさとともに流し、 いもの甘い余韻を漂わせるわけですから、合わないはずがありません。 枕崎に行く機会があれば是非買い求めたいと思います、みなさんにもお勧めです。




2014.07.06

家内の盆栽

in 箱根ラリック美術館

 家内がお世話になっている彩花盆栽教室では7/5,6と箱根ラリック美術館にてミニ講座を行うことになりました。 その際、生徒の作品を数点展示することになり、なんと家内の作品もそのその一つに選ばれたのです。 昨年の彩花盆栽教室盆栽展での受賞に続くまぐれに鼻高々の家内。 当然予測されたことですが、この私を伴に従え意気揚々と箱根に乗り込んでまいりました。
 家内の盆栽はともかく、豊かな自然の中で美術品の鑑賞というのも確かに悪くありませんね。 ガラス工芸で有名なラリックらしく、タンブラーやゴブレットにもいいものがありました。 あんなかっこいいもので飲んだらさぞかしいい気分でしょう。 ただ、さすがのラリックも日本酒文化に触れる機会はなかったとみえ、日本の酒器は見当たりませんでした。 あれだけの美的センス持った人間ですから、御銚子や猪口を造らせても面白かったでしょうね、残念です。
 帰り際には香織先生にもお会いすることができました。 いつも変わらぬ御美しい姿を拝見できて、箱根まで来たかいがあるというものです。
 先日、昔の寅さん映画を見て思ったのですが、綺麗で上品で老舗盆栽店のお嬢さんですから、、 寅さんが元気だったら「マドンナ」にぴったりでしたね。

 一応家内の作品も紹介しておきます。
<<銘 新緑の散歩道>>

こちらは彩花盆栽のミニ講座の案内です。

ラリック美術館のほうもどうぞ。




2014.07.05

岩牡蠣

これで養殖ですか?

◆本日の晩酌
・生うに
・ほや酢
・生岩牡蠣
・岩牡蠣のバター焼き

・羽前白梅 純米吟醸 「俵雪」 しぼりたて上澄

 本日の晩酌ですが、ご覧の通り田舎から届いた高級海鮮食材が揃いました。年に何度もない贅沢です。 天然物である生うにも素晴らしいのですが、養殖物のほやと岩牡蠣がまたうれしいですね。 養殖は時間がかかるだけに三陸漁業復興のバロメーター的なところがありますから。
 ここで「おや、」と思った方はいらっしゃいませんか?そうです、普通、岩牡蠣っていうと天然と思ってる方がほとんどでしょう。 実は三陸の岩牡蠣は養殖物が主流なのです。 本日は生だけでなく、バター焼きでも楽しんでみましたが、その迫力に圧倒的されてしまいました。 この濃厚な味わいは真牡蠣の養殖で培われたその技術が並ではないことを証明しています。 養殖岩牡蠣は大船渡の新名物となること間違いないでしょう。 皆さんも機会があれば是非お召し上がりください。




2014.07.03

いるまめ

安直すぎるのでは

◆本日の晩酌
・烏賊の刺身
・いんげんの胡麻和え
・茹でいるまめ
・バジルポテト

・秋鹿 純米 

 普段の晩酌研究において、この銘柄は抜群のネーミングだなと感じることが時々あります。 たとえば「雪の茅舎」、まるで水墨画の世界みたいで思わず唸っちゃいますよね。 俳句あるいは漢籍の素養を感じさせる「獺祭」なんかも、中々秀逸です。
 さて、本日の晩酌、枝豆ですが、その名を「いるまめ」といいます。 埼玉県入間市でつくられているものなので「いるまめ」という実に安直なネーミングです。 正直、もうちょっとひねりがあってもいいんじゃないでしょうか。 商品のブランド化にはネーミングの効果も小さくありませんからね。 銘酒たちのセンスをちょっと見習ってみてはいかがでしょう。 ちなみに味のほうはそれなりに美味しく楽しめました。



 

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