2010.12.31
最後の晩酌
ダビンチではありません。
◆本日の晩酌
・刺身盛り合わせ
(三陸産蝦夷鮑、クロアチア産本鮪、同本鮪のづけ、
新潟産寒鰤、北海道産するめ烏賊、アラスカ数の子、
三陸産真蛸)
・寒鰤のあら炊き
・鮑の肝焼き
・ほうれん草のおひたし
・ひこ孫 純米吟醸槽口 「心のおそうじ」
2002年上槽(8年熟成)
2010年最後の晩酌です。鮑、本鮪、寒鰤と正月らしい魚に添えて、
一年の終わりを飾るにふさわしいプレミアムなお酒をいただきました。
そして今年、我が家の食卓を彩ってくれた飛騨コンロも登場です。
今年6月にHPを開設した時は、こんなもの見るやつがいるのかなと思っていましたが、
年末飛び込んだうれしいニュースで「どうやらこれを見ている物好きがいくらかいる」
ということが判明しました。来年からの励みになりますね。
一応研究所の年末らしい総括をひとつ。
●今年印象に残った一本 「日置桜 鍛造 生もと 強力」
お燗で発揮される、力強い旨みとこの銘柄の酒にに共通して備わる切れの良さ。
神亀とも竹鶴とも大七とも違う、奥播磨とも違う、燗酒の新しいスタイルですね。
金目や鰈など濃い味の煮魚、タルタルではなくソースをかけた牡蠣フライ、
力のある料理と合わせればますますその実力を発揮します。
48〜50度が私のお勧め。日置さん、来年も頑張ってください。
>>日置さんの紹介です
2010.12.31 昼
年越し蕎麦
晩ではありませんが特別に
◆本日の昼食
・藁蕎麦工房製 蒸篭蕎麦(栃木県益子産、長野大町産)
・直々庵製 蒸篭蕎麦
・鷹勇 純米吟醸 強力
今年はなんと年越し蕎麦が二個所から届きました。一方は昨日、日和の忘年会でも出された藁蕎麦工房製 蒸篭蕎麦。
もう一方は今宮さんが持ってきてくれた地元白岡の名店「直々庵」の蒸篭蕎麦です。直々庵さんは友人のFさん馴染みの店で、
数回連れて行ってもらいましたが、料理、お酒とも田舎には不似合いなほど洗練された店です。
生ものなど中々吟味されたものが出されていますし、
お酒も正雪、磯自慢などの静岡吟醸をはじめ、お燗用に神亀なども用意され非常にバランスのとれた品揃えがされています。
ただいつも飲みにいくだけで肝心の蕎麦を食べていませんで、今回が初めていただくことになります。
食感しっかりめのそばを勢い良くすすると、噛むほどに甘味がでて香りが鼻を心地よく刺激します。
蕎麦好きの人に好まれそうな味ですね、美味です。つゆはこの辺の一般的な店に比べるとやや濃い目ですが、
東京の老舗のからつゆほどではありません。江戸っ子のご主人が自分の味を守りながら、
やや地元の志向に合わせたのかなと創造させる味です。
写真右、藁蕎麦工房の蒸篭は香りがいいですね。やや青みがかった蕎麦の色も手伝って、
たいへん爽やかな味わいです。太さは昨日いただいた極細ではなく普通の細打ちで、
このくらいのほうが香りも甘味もでて、私の好みです。
私の知る限り、この2つがこの町でプロの蕎麦と素人蕎麦の最高峰、
自宅で食べ比べができるとは法外な幸せといわなければなりません。
蕎麦前もこの秀作に失礼のない実力を備えたものを用意しました。
力強いうまみを持ちながら、なお端正な輪郭を保った「鷹勇 純米吟醸 強力」、あえて冷やでいただきます。
2010.12.30
忘年会
いつもの「居酒屋 日和」で忘年会です。
◆本日の晩酌
・天草産車海老(踊り、塩焼き、天麩羅)
・藁蕎麦工房製 蒸篭蕎麦(栃木県益子産、長野大町産)
・居酒屋日和年忘れ御前
(お造り三種、帆立のしんじょ、牛肉のたたき他多数)
・十四代 本丸生、黒龍いっちょらい、磯自慢 吟醸、くどき上手 純米吟醸、佐藤 黒、
佐藤 白、生ビール(SAPPORO)他飲み放題
本日は「居酒屋日和」恒例の忘年会です。常連客「日和オールスターズ」が集いました。
M野さんの車海老、相変わらず美味しいですね。プリプリ感と甘味、
さらに味噌の旨み、見た目の美しさも兼ね備えたまさしく海老のエリートですね。
W谷さんの蕎麦は例年の幌加内産から栃木県益子産、長野大町産のブレンドへと蕎麦粉が変わったそうです。
もともと細打ちが得意のW谷さんですが、今年はさらに細く打ってますので蕎麦の風味だけでなくのど越しも抜群ですね。
高い蕎麦粉の比率でこれだけ細打ちができるのも、素人蕎麦打ち二段という確かな技術があればこそでしょう。
今年は三段に挑戦すると聞いています、頑張ってください。
それとこの席で、私のHPに日和のページ追加したことを発表しました。
場末の居酒屋の様子が全世界に発信されることに、みんな驚きを隠せない様子でしたね。
僕らの小学校のは、配り物にまだガリ版使ってました。
世の中ほんとにに変わったもんですね。
私の楽しい仲間、居酒屋日和のページです。
2010.12.24
クリスマスプレゼント
今年の最後に思いがけないプレゼントが届きました。
◆本日の晩酌
・ローストチキン
・サニーレタスと赤蕪のサラダ
・枝豆
・湊の酒屋 黒わか松
本日はクリスマスイブ、我が家では恒例のローストチキンです。
妻と二人だけなので1kg程度1羽でも十分すぎます。
見栄えが良く、失敗もあまりない簡単な料理ですから、お祝いごとには向いてますね。
私のローストチキンレシピも掲載してますので、是非ご覧になってください。
>>レシピはこちら
話は変わりますが、今年は思いがけないプレゼントがあったのです。
このサイトがビッグローブホームページのコーナーで、
なんと12月第4週今週のピックアップに選ばれました。
見られるかどうかは別にして、自分の趣味が世界中に発信されているというだけで自己満足していましたが、
こうやって理解してくれる方がいると分かって、うれしさも倍増です。
これを励みに、日々研鑽に勤め、γ-GTPの上昇と戦いながら、
さらにさらに深く晩酌の研究を行っていく所存です。
このサイトがビッグローブに掲載されました。
2010.12.20
焼牡蠣
瀬戸内のものだそうです
◆本日の晩酌
・焼牡蠣
・山芋のせん切り
・冷やしトマト
・天遊琳 手造り純米酒
本日もいただき物、私の晩酌は普段から食料自給率が低いという特徴がありますけど、
今月は特に低いような気がします。牡蠣はN氏がお仲間から頂いたもののお裾分け、
山芋もDちゃんが実家からもらったものの裾分けです。
私、三陸は大船渡の出身だけに牡蠣は大好物、うれしいですねー。
瀬戸内のものというだけで詳しい産地は分かりませんが、殻の大きさの割には身入りが良く、
焼き牡蠣でもジューシーで結構いけます。
今回も先日入手した飛騨コンロが活躍しましたが、焼いている最中、
牡蠣の殻がバチバチはねるというリスクも顕在化し、なんともスリリングな晩酌でした。
牡蠣と山芋で精をつけ、なんとか師走を乗り切りたいと思います。
2010.12.14
かわはぎのとも和え
肝が入ると美味しいんです
◆本日の晩酌
・かわはぎのとも和え
・いなだの刺身
・いなだのなめろう
・昆布の煮物
・塩豚のあぶり
・天遊琳 手造り純米酒
また田舎からもらったお魚での晩酌、今回はかわはぎもいただきました。
かわはぎの身は淡白すぎて、そのまま刺身で食べても「いったい何を食べてるのだろう」
という感じですが、肝と和えることによって劇的な変身を遂げ、
とても上等な肴に仕上がります。
鮟鱇に代表されますが、冬場は肝が肥えて美味しくなる魚が多いんですよね。
三陸らしい魚ですと、肝が美味しいのはどんこですね。三陸の代表的郷土料理「どんこ汁」
もいいのですけど、活きが良ければ味噌を加えて肝と身をたたき生でいただくとこれまた美味。
これからがシーズン、楽しみです。
2010.12.13
豚キムチ
疲労回復には
◆本日の晩酌
・豚キムチ
・ごぼ天の煮物
・赤魚の干物
・アサヒスーパードライ
このところ毎晩遅いし、休みもなかなかとれず疲れ気味です。
先日、大船渡に住むおぱさんが贈ってきた手作りキムチを使い疲労回復を図ろうと考え、
豚キムチで晩酌しました。おばさんは中々まめな方で、手作りお菓子や漬物を良く送ってくれます。
このキムチも毎年送ってくれるのですが、年々美味しくなっている気がしますね。
年をとっても向上心をもって勉強すれば腕を上げられます。
我々も見習わなければなりませんね。
この豚キムチ、品のいい料理とはいえませんが他の追随を許さないパワフルさが信条。
日本酒好きの私でも、この料理だけはビールですね、
ワイルドに「ゴクッ」と喉を鳴らして飲みました。
2010.12.10
飛騨コンロ
念願かなって。
◆本日の晩酌
・鮑の肝焼き
・塩豚のあぶり
・昆布とさつま揚げの煮物
・もやしとエリンギの炒め物
・薩摩アサヒ
不思議と惹かれるものを感じてましたし、なぜか妻までも以前から「欲しい、欲しい」
と言っていたこの飛騨コンロ、その辺のホームセンターを廻っても見つかりません。
ネットで探すと、どうやら合羽橋で売っていることが判明しました。
今日たまたま、仕事で浅草に行ったのですが、
ちょうどいいことに1時間半ほど時間が空きましたので、合羽橋で買い求めました。
家に帰って箱を開けるときはわくわくしましたね。
欲しかったものを親に買ってもらい、大はしゃぎする子供とあまり変わりません。
「いい大人の飛騨コンロ」ってところです。
本日はたまたまあった鮑を肝焼きにしてみましたが、
この「飛騨コンロ」を使うと気のせいかいつもより美味しいような気がします。
隣に燗酒やお湯割りがあるとほんと絵になりますねえ「実にいい!!」。
こんなもので悦に入ってる私など、興味の無い方から見れば変なやつにしかみえないでしょうが、
趣味なんてのは他人から「馬鹿らしい」と思われるようになって、
ようやく趣味らしくなるもんです。
よし、次は湯豆腐でもしてみよう。
2010.12.04
超ゴージャス
夫婦2人で鮑3個いただきました。
◆本日の晩酌
岩手県大船渡市綾里湾産 天然蝦夷鮑の宴
・鮑の刺身
・鮑のステーキ肝ソース
・鮑の肝焼き
・やり烏賊の煮物
・日置桜 生もと純米 玉栄
昨日、大船渡の伯父さんから鮑が届きました。言わずとしれた高級食材。
夕べはいつもお世話になっているNさんを自宅に招いて、鮑の刺身を振る舞いましたが、
まだ残っている3個を思い切って使い、今晩は超ゴージャスな晩酌です。
鮑の肝を食べない妻も、肝ソースだと「すごく美味しい」と言ってくれます。
日置さんの新作生もとも、キレのある酸味がこの濃厚なソースとよくマッチして、
抜群に美味しいですねー。
普通、鮑といえば夏の貝として知られていますが、三陸大船渡では冬が旬。
牡蠣とともに大船渡を代表する冬の味覚です。
それにしても、こんな高級品を毎年贈ってくれるなんて本当にありがたいことですね。
感謝、感謝です。
この特選素材を使ったレシピもありますので、よかったらご覧になってください。
>>レシピはこちら
2010.12.01
いなだ
結構美味しいね
◆本日の晩酌
・いなだの刺身
・いなだのなめろう
・小あじの南蛮漬け
・白菜のお新香
・梅の宿 山廃純米吟醸
8時すぎ、今宮へ行ったついでにカスミストアにいくと45cm位の結構立派ないなだがならんでます。
398円という安さにもかかわらず何本もあまっていましたが、
やっぱりおろさなきゃいけないので、売れないんですかね。写真のこの量で半身ですから、
かなりお買い得ですけどね。しかも結構脂ものっています。
アラもアラ汁にしましたので捨てるところは皮くらい、
残りの半身は明日、ムニエルか照り焼きにでもする予定です。
魚は無駄なく使えるので、できれば自分でおろしたほうが経済的、皆さんにもお勧めいたします。