2010.05.27
小鳥のさえずり2000BY テイスティングレポート
神亀酒造蔵見学でいただいた超レアな酒「小鳥のさえずり2000BY」をいただきました。
◆小鳥のさえずり2000BY スペック
・使用米 阿波山田錦(堆肥のみで育成)
・精米歩合 50%
・−10℃で10年間氷冷熟成
10年といえば大々々々古酒ですが、やはりもとが綺麗に造ってあるので冷でいただいても飲みにくさはありません。
しかし本当の実力が発揮できるのはやはりお燗でしょう。米の旨みがタップリですが、
柔らかいタッチでほのかな吟香があり上品さもそなえています。
金目や鰈などのやや濃い味の煮魚なんかには最高のマッチングを見せそうです。
2年熟成のスタンダード版なら40℃そこそこのぬる燗でふくらみを味わいたいところですが、
この熟成具合では温度45℃から48℃あたりのほうが酸味が立ち味の輪郭がはっきりして私の好みにはあっています。
滅多に飲めるものではありませんが、たまにこういういい酒を飲むと気持ちが豊かになりますね。
>>神亀酒造蔵見学レポートはこちら
2010.05.18
三陸から春の便り
大船渡からほやとしらすの釜揚げ、大目鱒がが届きました。埼玉に居ながらにしてこの味
を楽しめるとはほんとに幸せですね。
◆本日の晩酌
・ほや酢
・しらすと芹の和え物
・大目鱒のムニエル
・梅の宿 純米吟醸生 「露」
しらすは三陸に春を告げる魚といっていいでしょう。
大船渡産のしらすはこの辺でスーパーに並ぶものに比べると身の丈は3倍から4倍、
初めて見た方は「これがしらすか?」とびっくりすると思います。
ダイナミックかつ野性的な味で、酒にもご飯にも最高です。
この日は家の庭で取れた芹と合わせて見ました、
旨みの強い食材ですから癖のある香りのものとはやはり良く合いますね。
2010.05.12
休肝日
HP初めていきなりで恐縮ですが、思うところあって週1日、
休肝日を設けることにしました。
◆本日の晩酌
・休肝日
早起きが苦手な妻が「良い生活習慣を身に付けるためこれから早起きをする」
と言い出しました。どうせ三日ともたないのはわかっていますが、
苦手なことに兆戦するという心意気だけは評価してあげましょう。
私も妻に敬意を表して自らに苦行を課すことといたしました。
私が自らに対して課す苦行とは週1回(原則として水曜日)の
休肝日です。
それにしても、酒飲まないと食事ってすぐ終わっちゃいますね、眠くもならないし、
飲まない人って大変ですね。
2010.05.03
筍三昧
ここんとこ毎週筍買ってます。この時期しか食べられませんからね。
土佐煮や若竹煮、筍ご飯なんてのがポピュラーなメニューなのでしょうが、
筍好きの私としてはなるべく筍の風味を残した食べ方をしてしまいますね。
筍料理のポイントは料理によって部位を使い分けることです。穂先は柔らかさを活かし、
根元は歯ごたえを楽しみましょう。
◆本日の晩酌
・姫皮の明太子和え
・ゆで筍のお造り
・筍の山椒醤油焼
・秋鹿純米吟醸ひやおろし
筍は伊香保温泉に出かけた帰りに道の駅「はなぞの」によって買ってきました。
新鮮な野菜が安く手に入ると、埼玉県下で評判のスポットです。
筍は普通に焼いても美味しいのですが、この日は山椒風味を加えてみました。
風流人の晩酌って感じで中々いいですよ。