2013.10.31

正春 原酒

白麹のお湯割りがいけます。

◆本日の晩酌
・豆鯵の南蛮漬け
・きんぴらごぼう
・ガーリックトーストの和風レバーペースト

・正春 原酒 白麹

 Nさんから宮崎の焼酎「正春」原酒、黒麹と白麹のセットをいただいき、 本日は白麹のお湯割りで晩酌しましたが柔らかな風味がとてもいいですね。 普通お湯割りというとお湯4に焼酎6の割合ですが、36度の原酒ですから逆にお湯6焼酎4にしています。 焼酎6の場合は冷めるのが早いので、「温かいうちに飲んでしまおう」とついついピッチが速くなってしまうのですけど、 焼酎4の場合落ち着いて飲めるます。原酒のお湯割りの意外な利点ですね。
 そして本日豆鯵で作った南蛮漬け、ことのほか家内に好評でした。 いつもと変わらない作り方ですが、5〜6cm程度と本当に小さいものだったので食べやすかったのでしょうか。 ご飯のおかずにも肴にもなり、安くて美味しいメニューです。一日たったものも結構いけますので作り置きもできます。 レシピも公開しますので活きのいい豆鯵が手に入ったら作ってみてください。
家内に好評、豆鯵の南蛮漬けレシピです。




2013.10.21

トマトソース

バリエーションいろいろ

◆本日の晩酌
・塩麹鶏のトマトソース
・牛肉のたたき
・モロッコいんげんの胡麻和え

・伯楽星 純米吟醸

 トマトソースの料理は良く作ります。肉でも魚でも、 焼いたり煮たりしてトマトソースと合わせればそれなりの味になるのでとても便利な万能ソース。 デミソースと違い長時間煮込む必要もありませんし、トマト缶と常備している野菜で出来ますから結構お手軽です。 香味野菜の量やハーブ、煮込む時間によって様々なバリエーションを楽しむことが出来るのもうれしいですね。 ポピュラーなソースですが、人によってちょっとづつ作り方が違うと思いますので、 近々私のトマトソースレシピも公開したいと思います。
 本日は爽やかさを出したかったので、ミント系のハーブを使いレモンでかなり酸味を足しています。 伯楽星の純吟もこの酸味に負けない強さを持ってますので中々いい晩酌になりました。 どこにでもある素材であっても良質な晩酌は楽しめます。この辺が研究所の研究所たる所以なのです。




2013.10.15

銚子沖釣り平目

W谷さんからいただきました。

◆本日の晩酌
・平目の薄造り
・平目の昆布締め
・わらびの煮物

・羽前白梅 山廃純米吟醸 ひやおろし

 昨日、W谷さんから立派な平目をいただきました。銚子港から釣り船に乗り込み奮闘の末GETした、 2kgオーバーの上物です。好みもあるでしょうが、平目はごく小さいものを除いて、 その日のうち食べるより1日程度置いた方が味が出て美味しく食べられます。 捌いて身が空気にふれると、酸化して蛋白質がアミノ酸に分解されるためでしょう。 鯛なども大型のものはある程度置いた方がいいですし、鮪などは大きいものなら1週間熟成させるといいます。 物には食べごろというものがあります。何でも新鮮ならいいというのは盲信にすぎません。 もちろん鰯みたいに新しければ新しいほど良いというのは多いんですけどね。
 そして本日は、昆布締めも造りましたが我ながら最高の出来映えです。W谷さんの特選平目に対し失礼が無いよう、 正月に奮発して買った最高級の羅臼昆布を使用しました。やっぱりたまの贅沢にはテンション上がりますねえ。
 “特選素材を使って”にレシピもアップしましたので、参考にしてください。
白身の高級魚!「銚子沖釣り平目」のレシピです。




2013.10.11

秋刀魚の塩炊き

大船渡の漁師メニューです

◆本日の晩酌
・秋刀魚の塩炊き
・豚レバーともやしの炒め物
・馬刺しの燻製(M野さん土産)

・東光 吟醸

 またまた秋刀魚が届きました。型良く脂ものっており鮮度抜群です。 本日は私の故郷である漁師町大船渡で良く食べられている「秋刀魚の塩炊き」を紹介します。 「塩炊き」の名前通り塩だけで煮たシンプルこの上ない料理。 かなりハイレベルな鮮度が要求されるため産地限定的な色合いが濃かった料理ですが、 近年急速に発達した流通技術のおかげで、ここ埼玉でも食することが出来るようになりました。 塩炊きという調理法は耳慣れないかもしれませんが、大船渡界隈、特に漁師の家ではポピュラーで、 秋刀魚の他に鱈や鰯などにも用いられているんです。 出汁と酒をたっぷり使った研究所レシピも公開しましたので是非、参考にしてみてください。
大船渡の漁師メニュー「秋刀魚の塩炊き」レシピです。




2013.10.03

まめぶ汁

予想どうりビミョーでした

◆本日の晩酌
・豚ロースの粕漬け(神亀純米粕使用)
・さつま揚げとオクラの焼きびたし
・まめぶ汁

・梅の宿 山廃純米 ひやおろし

 本日、私の晩酌に初登場したのは、あまちゃんで有名になった「まめぶ汁」。 岩手県久慈市のなかでも旧山形村という地方だけで食べられているという超ピンポイント郷土料理です。 同じ岩手県出身でも、大船渡に住んでいた私は見たことも聞いたこともありません。 あまちゃんファンとし一度は食べてみたいと思っていましたので、銀座に遊びに行くという家内にたのみ、 岩手県のアンテナショップ(銀河プラザ)で買ってきてもらいました。
 黒糖とクルミを包んだ甘い小麦粉団子を、茸や根菜で作った汁に入れて食べるのですが、 話に聞いていた通りビミョーな味、はっきり言って晩酌には合いません。 でも満足です。話のタネに一度は食べて見たかったのです。
 「たいして美味いというわけでもないが、何か郷愁を誘う」郷土料理ってそういう側面もありますからね。 たぶんこの「まめぶ汁」もそんな料理なのでしょう。 なんか分るような気がします。アンベちゃんを思い出しますね、いやーごちそうさまでした。



 

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