2011.04.25

翡翠

色鮮やかに仕上がりました。

◆本日の晩酌
・蕗の煮びたし
・あさりの酒蒸し
・昆布とさつま揚げの煮物  

・扶桑鶴 純米 にごり

 蕗を茹でたときの色は本当に鮮やかです。ああいうのを翡翠色っていうんでしょうね。 煮すぎると色がとんでしまうし、醤油が濃くても色が変わってしまうのであの色をとどめるのは結構難しいのですが、 今回は合格点。 昆布の戻し汁と鰹節で出汁をとり、しっかり味をつけましたが、色止めもきっちりできています。 今日はあさりの酒蒸しも昆布とさつま揚げの煮物も実に出汁が利いていて抜群の出来、 たった3品ですが、思い通りにいくと実に楽しいですね。「悦に入る」って言葉は、こういう時使うんですね。




2011.04.21

山菜、初心者向け

癖のあまりない山菜ですね。

◆本日の晩酌
・たらの芽と帆立のさっと煮
・独活酢味噌
・独活の皮のきんぴら
・鶏もも肉のロースト  

・鯉川 純米 南三陸庄内の風

 たらの芽や独活は山菜とはいっても、あくが強いものではないので、 食べやすく山菜入門者にはお奨めの食材です。 たらの芽の食べ方でもっともポピュラーなのは天ぷらだと思いますが、 油で揚げるとあまりに風味が抜けすぎるので、私の好みからするとちょっと物足りない感じがします。 本日の食べ方のようにさっと煮たり、炊き合わせにしたりするのも美味しいですよ。 やっぱり山菜の晩酌は春らしくていいですね。




2011.04.17

づけ鮪

赤身の旨さを引き出すならこれです。

◆本日の晩酌
・づけ鮪
・春菊の卵とじ
・しらすとみつ葉の和え物
・小茄子の漬物  

・鯉川 純米 南三陸庄内の風

 今日はちょっと奮発して本鮪です。きめの細かいしっとりした食感がやっぱりいいですね。 トロを食べるとインドなんか脂が強くて美味しいですし、目ばちも結構いけますが、 赤身はかなり差がつくような気がします。まあ本鮪のトロなんか高くてそうそう食べられませんけどね。 本鮪ですから刺身で食べてももちろん美味しいのですが、づけにするとまた格別の味わいです。 私のレシピは湯霜にしてさくで漬ける方法ですから、 ちょっとひと手間かかりますが、切ってから漬けるより格段に美味しく仕上がります。 レシピも紹介しますので、是非やってみてください。
 >>ひと手間で格段に美味しい「鮪のづけ」レシピ アップしました。




2011.04.14

紅芋焼酎

甘い香りがお湯割りに最適です

◆本日の晩酌
・鰈の干物(能登産)
・小松菜の粕味噌添え
・冷やしトマト  

・無濾過 御幣 紅雲

 鰈の干物美味しいですね。能登は魚の良さもさることながら、気候が干物に向いているんでしょう。 寒風にあたって旨みが一層引き立つようです。今日のお酒は御幣さんの無濾過「紅雲」。 お湯割りで柔らかい甘味を楽しめます。 紅芋を使った焼酎は一般に甘味が強く出る傾向にあるようで、お湯割りには向いているものが多いようです。 これも私の好み"どストライク"です。




2011.04.10

花見酒

岩手のお酒で被災地を応援しましょう。

◆本日の晩酌
・鯵のたたきとなめろうの盛り合わせ
・鯛の子の煮付
・せりのお浸し磯風味  

・南部美人 純米吟醸

 今日TVで南部美人の久慈浩介専務を見ました。「東北地方の復興のため、 花見の自粛なんてことはやめて東北の酒を飲んでください」という内容の話でした。もっともな話です。 久慈専務は宣伝下手ということでは人後に落ちない岩手県人の中にあって例外的にアピールが上手な人物で、 メディアへの露出度も高く、同県人として頼もしいかぎり、 今回の訴えもまことに立派なものです。被災していない私たちまで元気を失ってはいけません。 バリバリ働いて、飲むものは飲んで、復興を応援しようではないですか。 今日、今宮さんに行ってきましたが、店頭に「東北の酒あります」と大きく書かれていました。 三陸も大船渡も必ず復興します。同級生たちとまた美味い酒を飲める日がくると信じて晩酌してる私です。 今日の花見酒に添えたのはミニ盆栽を趣味にしている妻が仕立てた富士桜、中々に風流でしょ。



 

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