2011.06.27
皮蛋
Nさんの奥さんからいただきました。
◆本日の晩酌
・鯵の干物
・皮蛋(ピータン)
・ポテマヨバジル風味
・白瀑 純米吟醸 無濾過生 「山本」
Nさんの奥さんの妹さんは長く、中華街の有名上海料理店に勤められた方で、
Nさんのお宅に来るときよくお土産で美味しい中華食材を持ってきてくれるようです。
嬉しいことに私も何度もご相伴に預かったことがあります。
今日はいただいた皮蛋で晩酌ですが、やはりいいものは匂いも強くなく食べやすいですね。
ウィキペディアで調べた家内は「アンモニアや硫化水素を含む独特の匂いと刺激的な味を持つ」
という記述とその怪しげな姿に恐れをなし、中々箸をつけようとしません。
伝聞によれば「灰の中に埋めて忘れてしまったアヒルの卵を、
二ヵ月後に見つけ、それが熟成されていたのを偶然発見した」とありますが、
見つけたからといって、はたしてそれを食べてみようと思うでしょうか。
我々は今、それが食べられるものだと知っているから食べているのですが、
知らずに殻をむいたら100人が100人、腐っているとしか思わないでしょう。
すごいやつがいるもんです。
2011.06.21
山根醸
常識破り
◆本日の晩酌
・青椒肉絲(チンジャオロース)
・いんげんの温泉卵よせ
・山芋の千切り
・日置桜 純米吟醸 無濾過生原酒 「山根醸」
2週間前に開けた「山根醸」、味がのってます。お燗好きに勧めている日置さんですが、
生原作っても上手ですね。ブワッとくる香りを前面に出すのではなく、
味の厚みで飲ませる感じで、「生原も日置さんが作るとこうなるのか」
と感心させられます。飲み頃は開けて1週間位。お燗もいいですよ、
しかもぬる燗でなく48℃位までしっかり上げた上燗から熱燗が美味しいですね。
無濾過生原酒でこんなにお燗が美味しい酒って記憶にありません。
いい意味で常識破りな無濾過生原酒、さすがと言わなければならないでしょう。
2011.06.17
真竹
三種類作ってみました。
◆本日の晩酌
・真竹ひめ皮のぴり辛和え
・真竹のブラックベリーソース
・真竹と鶏肉の煮物
・鰯の刺身
・白瀑 純米吟醸 無濾過生 「山本」
知り合いの方から真竹をいただきました。あまり料理したことがなかったのですけど、
結構美味しいですね。孟宗より苦味を感じるという方もいるようですが、
それほどではないように感じますし、
食感などは、むしろこちらのほうがすぐれているのではないでしょうか。
ソースに使ったブラックベリーは庭で収穫しました。
色も綺麗ですし、風味づけにも使え、ちょっとした演出になりますね。
刺身のつまに使っている大葉や、煮物の上の三つ葉も庭で採ったものです。
小さい庭ですが中々役にたちますよ。
2011.06.09
ポトフ
フレンチおでん
◆本日の晩酌
・塩豚のポトフ
・パプリカとマカロニのサラダ
・帆立のバター焼き
・薩摩たなばた 無濾過
豚ロースやバラ肉はブロックで買ってくることが多いので、よく塩豚にしておきます。
いつものように焼いて食べてもいいのですが、旨みも凝縮して
柔らかく仕上がりますからポトフみたいな煮物にしても美味しいんです。
ポトフを評して「西洋のおでん」言うことがありますけど、的を射た表現だと思います。
同じフランスの煮物でも先日紹介した牛肉の赤ワイン煮のような"がっつり系"ではありませんね、
なんかしみじみする味です。フランスの親父もこんなので晩酌してるに違いありません、「セボン」!
2011.06.05
蕪
捨てるところが無い
◆本日の晩酌
・焼塩豚(付け合せは蕪の葉の油炒め)
・蕪とブロッコリーのサラダ
・蕪の皮のきんぴら
・山芋の山椒醤油焼
・日置桜 鍛造 生もと 強力
蕪は好きな野菜です。漬物やサラダもいいですし、煮ても焼いても美味しいく食べられます。
根菜の中ではもっとも火が通りやすい野菜ですから、調理時間も短時間でOKです。
葉っぱも大根なんかと違って結構美味しいので、
今日みたいに炒めて肉のつけ合わせに使ってもいけますし、
味噌汁や煮物に入れても悪くありません。
皮も厚くむけば、さっと、きんぴらなんかにも出来ますから、捨てるところがありません。
大スターじゃないけれど、チームに1人いると嬉しい、ユーティリティープレーヤーですね。
2011.06.01
薔薇
家内がしつこいものですから。
◆本日の晩酌
・鶏レバーの煮物
・帆立のアボカドソース
・ポークウィンナーとピーマンのチリソース味
・天遊琳 手作り純米酒
最近、家の庭では薔薇が満開です。切花にしたものもテーブルの上においてあります。
綺麗ですし、晩酌の邪魔になるほどの香りではありませんので大変結構なのですが、
家内の自慢らしく「HPにのせてくれ」としつこいのです。5.22の雑記帖にのせたのですが、
「端っこだけしか写っていない」との厳しいご指摘。
今回はそれに応える形で全面的にフィーチャーしてみました。
別に隠蔽するつもりはなかったのですが、批判を浴びて小出しに公開していく様が、
どこかの電力会社みたいで、対応が悪く、なんとも印象がさえません。
この花、確か"ピエール・ドゥ・なんとやら"という名前の薔薇だったと記憶しています。
「純米吟醸 山廃 無濾過生原酒 山田錦 7号酵母 22BY」とか、
お酒に興味の無い方には呪文としか思えないような言葉でも、すらすら言えるのですが、
花の名前は中々憶えられないものですね。