2012.6.24

亀冶好日スペシャル

亀の尾のお手本

◆本日の晩酌
・麦いかのポッポ焼き
・鶏肉とモロッコいんげんの胡麻みそ和え
・玉こんにゃくのピリ辛炒め煮

・鯉川 亀冶好日スペシャル
  純米吟醸 澱引き後無濾過原酒 瓶燗火入れ 1年貯蔵

 亀の尾を使った鯉川の人気酒「亀治好日」のスペシャルバージョンですが、何故かスタンダード版と値段は同じです。 適度な酸味とスモーキーともいえるフレーバーが複雑で立体的な味わいを生んでおります。 米の旨味もよくでていますし、重量感もあるのですが、 わずかな渋みと綺麗な酸味が後味をすっきりさせ、重くなり過ぎることなく素晴らしい仕上りです。 さすがに亀の尾を創った研究者「阿部亀治」の名前を冠してあるだけのことはあります。 亀の尾のお手本的な使い方といっていいでしょう。
 夏子の酒で有名になったこの酒米、今では様々な蔵で使用していますが、有名なのはこの「鯉川」と「清泉」だと思います。 今宮酒店ではどちらも取り扱っていますが、亀の尾の個性を楽しみたいのならこちらのほうですかね。 今年の分はそろそろ売り切れかもしれませんけど。




2012.6.19

月の輪 オール岩手

美女が醸す酒

◆本日の晩酌
・鰈の干物
・モロッコいんげん
・もやしとトマトの酢のもの

・月の輪 純米吟醸

 サンシャインシティの日本酒フェアは、全国からブースが出展しており、 廊下を隔て右側と左側、2つの会場に分けられておりました。 仕事が押して会場入りが遅れた私には、時間が30分ほどしか残されておらず、到底全部見ることはできません。 仕方なく、目的の鳥取ブースがある片方だけ見ることにしましたら、 ちょうど同じ側に私の田舎である岩手のブースがあったのでよって、「月の輪 純米吟醸」を購入してまいりました。
 最大の杜氏集団「南部杜氏」の本拠地ながら、万事に控え目な県民性が災いしてか、やや影が薄い感の否めない岩手県ですが、 その中にあって、話題性のある注目の蔵が「月の輪」です。
 日本酒造りの現場は長い間、女人禁制であり、女性杜氏なんて考えられない世界でしたが、 近年その考えも崩れ、徐々に女性の進出が始まっています。 「月の輪」の横沢杜氏はその先駆的存在であり、マスコミで女性杜氏の特集なんか組むと必ずと言っていいほど顔を出します。 これがまた美人なんですよ。お着物がとても良く似合って華があるタイプというのでしょうか、 とにかく世の飲兵衛親父どもを虜にするには十分すぎるほどに魅力的です。 まあ、美酒を好む方は例外なく美女も好きですから、注目を集めるのは当然といえば当然ですね。
 味のほうですが、控え目で上品な香りの中にきっちり米の味を感じさせ、中々バランスのいい酒、 飲み飽きしないタイプですね。米は県産米の「吟ぎんが」酵母は県開発の「SIWA31号」そして「南部杜氏」と、 オール岩手で造られています。やはり南部杜氏の本拠、この辺の底力はさすがですね。




2012.6.15

日本酒フェア2012

“鳥取_彷徨”のブログ主さんとお会いできました。

 日置桜の布教活動をきっかけに知り合った“鳥取_彷徨”のブログ主さんから、 「6/15日本酒フェアの鳥取ブースにおります」との知らせがありましたので、仕事帰りに伺いました。 サンシャインシティの4Fに設けられた会場に着くと黒山の人だかり。 日本酒の売り上げが年々落ちているとの統計が信じられなくなるほどの大盛況です。 お目当ての鳥取ブースに着き、「弁天娘」「富玲」などを試飲していると、尋ね人があらわれました。 ブログの内容からして、かなり高カロリーかつ脂ギッシュな容貌を予想していましたが、 ご覧のように、いたってノーマルなお姿の紳士です。 しかし、分り合える同志というのはいいですね、初対面ですがすっかり意気投合、 鳥取酒の布教活動に協力を約束してまいりました。
 残念だったことが一つだけ、燗上がりの酒が多い鳥取ブースでお燗が飲めなかったことです。 以前、燗とつまみを用意したら、すっかり腰を落ち着けて居酒屋のようになってしまい、 その居座り状態をさけるため、今年はやむなく燗を中止しているのだということでした。 「酒は純米、燗なら尚良し」法被の衿にも上原先生のお言葉が入っていることですし、来年は是非お燗を復活させてくださいね。 宜しくお願い致します。
鳥取_彷徨さんの紹介です





2012.6.05

奥播磨ファンド投資家特典第3弾 その2

純米吟醸超辛(赤ラベル)

◆本日の晩酌
・ポークソテー照り焼き味
・海苔レタスサラダ
・まつもの酢のもの

・奥播磨 超辛赤 純米吟醸

 前回レポート“奥播磨ファンド投資家特典第3弾”の続編「超辛赤ラベル」です。 黒ラベル同様、これも米の旨味を感じさせる、野太い仕上がりですね。 キレがいいのであっさり系の肴でもそれなりに合わないわけでもありませんが、 この酒の個性を引き出すには、やはりインパクト系の料理がいいと思います。 これも黒ラベルと共通する特徴ですね。 ただ黒ラベルに比べるとこちらのほうがやや柔らかく奥播磨らしい感じがします。 黒か赤かは好みの問題でしょう。キレを重視したいなら黒、味の厚みは赤のほうが感じやすいですね。
 適温は42℃のぬる燗、常温もかなりいいと思いますよ。
奥播磨ファンドの紹介です





2012.6.02

奥播磨ファンド投資家特典第3弾 その1

純米吟醸超辛(黒ラベル)

◆本日の晩酌
・牛もも肉のたたき
・蛸と筍の煮物
・胡麻塩キャベツ

・奥播磨 超辛黒 純米吟醸 原酒

 私が投資している奥播磨ファンドより、投資家特典第3弾として超辛口の純米酒が2本届きました。 本日はその中の1本「超辛黒ラベル」で晩酌です。米の旨味がぐぐっと出ていますので、 数字ほどの辛さは感じさせません。芳醇というよりは、ぶ厚いという表現のほうが適切でしょう、 それほど重量感のある酒質です。
 から酒じゃあこの酒の良さは絶対わかりません。品評会用の酒ではなく、料理に合わせてなんぼの酒なのです。 出来れば味の濃い肴が欲しいですねー、本日の肴ではやや上品すぎました。 刺身に冷酒が日本酒の王道と思っている方には「気が狂ったのか」と思われそうですが、 脂と肉汁がじゅわっとくる「骨付きカルビ」なんかを併せてみたいところです。 これだけの底力を持った酒ですから、当たり負けをしない力強い料理をお勧めいたします。
 それと適温ですが、これは常温からひと肌くらいがいいでしょう。35℃くらいがベストかな?
奥播磨ファンドの紹介です




 

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