材料

・三陸産早採り若布(生)　・昆布　・ポン酢　・わけぎ　

作り方

�@土鍋に水を入れ、昆布を３０分程度浸します。
�A若布は洗い、適当な大きさに切っておきます。
�Bわけぎは薄めの小口切りにして、薬味にします。
�C土鍋を火にかけ、沸騰する前に昆布を取り出します。
�D若布を�Cの出汁にくぐらせ、ポン酢と薬味でいただきます。

　若布は出汁にくぐらせるとすぐ鮮やかな緑に変わります。 この料理は茹ですぎたら台無し、決して箸を放してはなりません。

ちょっと一言

　本格的な収穫前、間引かれた若布ですから、まだ肉が薄く茎まで柔らかいのが特徴です。 年明け１月くらいのわずかな期間しか食べられない特選素材の風味を、 ダイレクトに味わっていただくためのシンプルなレシピ、美味しいですよ。

お酒との相性

　端麗なお酒、透明感のある酒質が合います。黒龍「いっちょらい」なんて最高じゃないですか。

材料

・三陸産早採り若布(生)　・日本酒　・醤油　

作り方

�@若布は洗い、適当な大きさに切っておきます。
�A日本酒と醤油をあわせて煮きり、さましておきます。
�B若布に�Aのたれをかけ軽くもみ、１５分程度おきます。
�C若布をたれと一緒に帆立の貝殻にのせて火にかけ、若布の色が変わったら出来上がりです。

　たれは醤油ベースというより、煮切り酒に醤油を加えるイメージです。 甘めが好きな方はたれに味醂を入れるといいでしょう。めんつゆを使っても美味しいですよ。

ちょっと一言

　この料理は以前、三陸の名店「中村屋」さんで食べたものを、 早採り若布を使い、恥ずかしながら自分なりに再現したものです。 普段は脇役を演じている若布ですが、堂々と主役をはる力があるんですね。 目から鱗が落ちました。。

お酒との相性

　キレのある日本酒がいいですね。焼酎も白麹さっぱり系なんかだと、意外によく合いますよ。 写真の「松露」あたりも癖の無い味で好相性です。