kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下


This criticism is being offered by 「kazkaz of 車輪の下」.


現在新規更新は休止中ですが、過去10年間の社会批評を検索ができるようにデータベース化しています。思考がデータベース化されていますので、現在社会を考える一材料になると思います。「検索」でご利用下さい。


私と社会学&社会批評


最新ページの入り口は、こちらです。


■2009年07月31日(金)14:33  お知らせ・・感想文の加筆修正・・。
 『車輪の下』の感想文を加筆・修正しましたので、是非読んで下さい。
 ヘルマン・ヘッセが、少年(ハンス)を通して、教育・学問の重要性を説いている点を少しクローズアップしてみました。また、『車輪の下』の意味について再考しました。

 宜しくご拝読願います。

■2009年07月30日(木)12:42  お知らせ・・選挙に関する批評はしばらく休眠します・・。
 この日記&社会批評は、国家に対する批評を主な内容としています。そのため、特定の政党の批評や支持を表明する場合がありました。
 選挙の時期が近くなり、本批評による選挙への影響を考慮し、選挙が終了するまで選挙に関する批評は自粛することと致します。
 それまでの間、選挙に影響のない日記は書き込むことがあるかもしれません。

 というわけで、今後とも本日記&社会批評をよろしくご愛顧願います。

■2009年07月29日(水)19:40  知らないということ・・。
 会社時代のおかしな話を想いだしたので、ここで披露しようと思います。

 昔、居酒屋で飲んでいたときに、閉店のラストオーダーを店員が取りに来ました。後輩にオーダーを頼んだら、その後輩は、「とりあえず、・・・を下さい。」と言うのです。ラストオーダーだから「とりあえず」というのはおかしいぞ!と助言したのですが、後輩は相変わらず、「とりあえず・・・を下さい。」と繰り返すのです。店員は、不思議そうな顔をしながらも、引き下がっていきましたが、後輩は自慢げです。後輩は、店で注文をするときは、必ず、「とりあえず・・・を下さい。」というのが通例だと思っていたのです。
 笑い話ですが、彼にとっての常識が非常識である、知らないということは恐ろしいものだと痛感した次第です。

■2009年07月29日(水)13:44  マニフェストを読んだ感想・・。
 自民党のマニフェストは未だ公表されていませんが、民主党と公明党のマニフェストを読んでみました。
 民主党のマニフェストは13ページ、公明党のマニフェストは77ページ。民主党のマニフェストは箇条書きが多く、読みやすく、項目数的には良いのですが、具体的施策があまり明確ではないという感想を持ちます。もう少し、掘り込んでみたら良いと思います。やはり、高校無償化や年金政策等の財源を国家の無駄遣い以外にどのように調達すべきか疑問が残ります。消費税増税議論は必要だったのかもしれません。
 次に、公明党のマニフェストは77ページもあり、政策などは具体的に明示されていますが、77ページは読むには多すぎます。読むのに途中で挫折して、真意が国民に伝わらないのではないでしょうか。
 2党のマニフェストを見比べましたが、残念に思うのは、国家・国民の生活を向上させるための抜本的改革としての一本の大きな柱が見えてこないという点です。
 ここで、産業構造の転換に関し、私の考察を述べさせて頂きます。
 民主党のマニフェストからは読み込めなかったのですが、公明党は、雇用確保・産業政策として、「内需を中心とした経済産業構造に転換し、産業の国際競争力を確保」するとしていますが、これは論理破綻しているのではないかと思います。国際競争力は、諸外国との競争社会に勝つことが前提としてあると思いますので、内需を中心とした経済産業構造への転換は、国際競争からの離脱を意味すると思うからです。私は、内需・外需共に必要だと思っています。これは、批判ではないことを付言します。
 思うに、現在の経済構造の欠陥は、海外工場を許容した結果、日本企業の殆どが日本から海外へと製造拠点を移転し、日本の製造業の雇用の空洞化現象が労働者の失業を招いたという事象が1つの大きな要因になっていると思います。この労働の空洞化現象を如何に解消するか。即ち、如何に失業者を就労者に転換させる手段を講じるかが最も大きな課題だと思います。雇用の空洞化現象等が解消され就労者が増えれば、内需は拡大する方向に動くと思うのです。
 要するに、次期政権を担う政党は、例えば私が主張するように、雇用の空洞化現象を解消する産業構造の抜本的改革等の大きな柱を立て、それを明確に主張し、実現することを国民に訴えかけ実現して頂くことが重要だと思ってます。
 まだ、選挙までは時間があります。私の提言に少しでも関心を持って頂けると助かります。

 それでは、また。

■2009年07月28日(火)13:14  死刑執行・・3人・・。
 法務省は28日、大阪で姉妹を殺害した山地悠紀夫(25)、自殺サイトで知り合った男女を殺害した前上博(40)=いずれも大阪拘置所、中国人男女5人を殺傷した陳徳通(41)=東京拘置所=の3死刑囚に対する死刑を執行したと発表した。(産経新聞)

 衆議院解散、総選挙のこの時期に何故死刑を執行するのだろう。
 この不況下で凶悪犯罪が多発している事情に鑑み、引き締めを図ったのか。
 でも、何故この時期?? 疑問である。

■2009年07月22日(水)08:44  お知らせ・・。
 Topicsに読書感想文の書き方(「車輪の下」を題材に・・)を追加しました。どうか、ご拝読願います。

■2009年07月21日(火)08:58  衆議院解散・・今日一日を追う・・。
【記事】政府は21日午前の閣議で、衆院解散を決定した。与謝野財務・金融相らが一時、解散の閣議書への署名を拒否することに含みを持たせていたが、全閣僚が署名した。(読売新聞)
 
 全閣僚の署名で衆議院解散が閣議決定しましたね。次は、両議院懇談会です。

【記事】<首相が陳謝>
 自民党は21日午前、当初は非公開とする予定だった同日午前11時半からの両院議員懇談会を、公開とする方針を決めた。麻生首相が東京都議選など地方選の結果を総括し、衆院解散・総選挙への決意を語る。(Asahi.com)

【記事】麻生太郎首相は21日午前に開かれた両院議員懇談会で「発言がぶれたといわれ、国民に政治不安を与え、結果として自民党の支持率低下につながった。深く反省している」と陳謝した。さらに「党内をまとめ切れなかった。私の力不足について申し訳なく思っている」と述べて、これまでの政権運営について反省の意を表明した。その上で麻生首相は「経済対策一本でやってきた。経済回復まで首相、自民党総裁の職務を投げ出すことはできない」と述べ、政権運営への意欲と総選挙に向けた支持を訴えた。(産経新聞)

 両院議員懇談会の閉会後、反対派の武部元幹事長,中川元幹事長の両氏は、麻生首相の発言に一定の理解を示すコメントを述べている。自民党は、これで分裂を回避し一致団結をする姿勢を国民に示した形になるが、茶番だという見方もある。白熱した議論が行われ、波乱があるだろうと予想していただけに、少し期待外れの感もある。自民党は、これで一枚岩になるのか。

【記事】衆院は21日午後の本会議で解散された。政府はただちに臨時閣議を開き、総選挙の日程を「8月18日公示、同30日投開票」と決めた。自民、民主の2大政党が激突する「政権選択選挙」が事実上スタートする。民主党が政権を奪取するか、自民、公明両党が過半数を確保して連立政権を維持するのかが最大の焦点だ。(Asahi.com)

 反麻生派の人達は自己の信念を貫き通すよりも、世論を考慮し、一致団結の姿勢を国民に示した方が得策だと考えたのでしょう。自己の信念よりも自己の議員の椅子に固執する政治家の弱さを考えさせられます。
 さあ、選挙です。風は自民に吹くか、民主に吹くか。国民の信が問われます。

■2009年07月17日(金)14:31  首相 21日に衆院解散=自民は議決権のない懇談会
 麻生太郎首相は17日、衆院を21日午後に解散する方針を決めた。自民党内で対立が続いていた地方選連敗を総括する場をめぐり、執行部が両院議員による非公式な懇談会を同日午前に開くことを決めたためだ。首相は懇談会に先立ち、定例閣議で解散詔書を決定した上で、午後に解散を断行する。その後、首相官邸で記者会見し、「8月18日公示−同30日投開票」の衆院選に臨む決意を表明する。
 中川秀直元幹事長ら反麻生勢力は総裁選前倒しも視野に入れ、正式な議決機関である両院議員総会の開催をなお求めている。しかし、中川氏らの署名集めに賛同し、総会開催を求めていた与謝野馨財務・金融相は17日午前の記者会見で、懇談会を容認するとともに、解散詔書への署名拒否はしない意向を示唆した。衆院解散前の「麻生降ろし」は事実上困難となった。(時事通信)

 事態は沈静化するか。懇談会の波乱が予想される。

■2009年07月15日(水)20:17  国民の命、置き去りに・・。
 B型、C型肝炎ウイルス感染者が求める医療費助成などを盛り込んだ肝炎対策基本法が、国会の事実上の閉会で廃案となることを受け、患者らでつくる3団体が15日、厚生労働省で会見し、「政党間の争いで踏みつぶされた。国会は命より政局を優先するのか」などと抗議した。(時事通信)

 政局の混乱が国民生活に大きな影響を及ぼしている。どうする?

■2009年07月15日(水)12:12  貨物検査法案の行方・・。
 自民党の大島理森国対委員長は15日午前、民主党の山岡賢次国対委員長と電話で会談し、自民、公明、民主3党による与野党幹事長会談の開催を呼びかけた。北朝鮮関連船舶への貨物検査を可能にする特別措置法案を参院で審議し、成立させるため民主党の協力を求めることが狙い。大島氏は「なんとか努力いただき、この法案だけでも審議してほしい」と要請したが、山岡氏は「(参院は)問責が可決された」と述べ、困難だとの認識を示した。(産経新聞)

 民主党の建前はそうだが、武士の情けはないのか。疑問。

■2009年07月15日(水)10:17  農林水産省のヤミ専従問題・・。
 ヤミ専従問題を調査していた農林水産省の第三者委員会は、常習的にヤミ専従を行っていた全農林労働組合の幹部が約200人に上るとする結論をまとめた。(読売新聞)

 やっと処分が決定されそうですね。

■2009年07月15日(水)08:55  政治資金規正法が良く分らない・・。勉強不足
 今、ちまたに政治資金規正法違反の事件が起こっていますが、この政治資金規正法が良く分らないので、考えてみました。
 憲法の判例では、八幡製鉄事件のように、法人の人権を認めています。
【判例】憲法第3章に定める国民の権利及び義務の各条項は、性質上可能な限り、内国の法人にも適用されると解すべきであるから、会社は、自然人たる国民と同様、国や政党の特定の政策を支持、推進または反対するなどの政治的行為をなす自由が保障される(最大判昭和45.6.24)。
 裁判所ではこのように判示して、企業の政治献金を認めています。 
 
 政治資金規正法で分らないのは、企業などが献金する場合には、政党や政治資金管理団体にのみ政治献金先を制限していることです。政治資金規正法は、一見政治献金先を明確に規律したクリーンな法律と見えますが、実は、企業の政治献金の自由を制限している憲法違反の法律であると考えることもできます。
 しかし、政治献金の流れを透明化することは、国民が納得するクリーンな政治が行われる環境を作る装置として必要であり、不正献金を防止するためにそれに制限をかけることは公共の福祉の名の下に正当化される。それゆえ、規制ではなく、規正であるという訳です。
 うーん。考えると、制限も最小限で、国家に必要な法律のようですね。
 では、どうして政治資金規正法違反の事件が起きるのでしょう?
 それは、法律の規定のどこかに欠陥があるためではないでしょうか?政治資金規正法の規定を細かく読み込めない私にはこの欠陥を指摘することはできません。どなたか教えてくれると助かるのですが・・。
 もう少し勉強が必要なようですね。なんとなく考えてみました。

 では、また。

■2009年07月14日(火)11:38  次期オフィス ネットで無償提供へ 米MS
 【シリコンバレー13日時事】米マイクロソフトは13日、文書作成や表計算などで構成する統合ビジネスソフト「オフィス」の次期製品について、インターネットを経由して無償提供する計画を発表した。グーグルやIBMなど競合他社がネット提供型ソフトを拡充していることに対抗し、2007年秋に始めた各種ソフトの無償サービス「ウィンドウズ・ライブ」にオフィスを組み込み、利用者を囲い込む戦略だ。
 次期版「オフィス2010」は来年前半に供給開始を予定。
 利用者の情報はMSが持つ巨大サーバー上で保存、管理できる仕組みで、利用者は大幅なコスト削減が図れる。IT(情報技術)業界では近年、利用者がソフトをダウンロードして利用するのではなく、インターネット上で随時利用する「クラウド(雲)」と呼ばれるサービス対応が加速しており、グーグルなどとの顧客争奪合戦が一段と激しくなりつつある。(時事通信)

 朗報ですね・・。

■2009年07月13日(月)04:28  都議選、民主第1党、自公過半数割れ・・。
 任期満了に伴う東京都議会議員選挙(定数127)は12日投開票され、13日未明に議席が確定。民主党が第1党の地位を獲得、自公が過半数割れとなった。(産経新聞)

 自民党は、総選挙の前哨戦である都議選に歴史的敗北を喫した。一方、民主党は躍進し第1党の地位を獲得した。この結果は、次期総選挙に与える影響が大きいと思われる。自民不支持・民主支持の構図が出来上がったのだ。
 麻生首相の責任論が問われる。
 これに対し、民主党が本日にも閣府信任決議案と問責決議案を出す模様。自民でも同調する議員が現れるのではないかと思慮する。リーダーシップを失った麻生首相はどう対応するのか。自民党はどう動くのか。自民党はどこへ行くのか。見守るしかない。
 「政権交代すれば景気は後退する」と言った麻生首相の声には説得力がないのである。
 自民政権にNOを突きつけるのかYESと支持するのか、国民の審判の日は近づいている。

 それでは、また。

追記
 麻生太郎首相は13日午後、首相官邸で開かれた自民党緊急役員会で、衆院を解散する意向を表明した。この後に開かれる政府与党連絡会議でも解散の意向を表明する。7月21日に解散、公示が8月18日、投開票は8月30日とする方針。(産経新聞)

■2009年07月07日(火)10:38  理想社会を考える・・。
 今の不況を見据え、理想社会って一体なんなのか考えてみました。
 社会は、家族をその最小単位として、学校、会社、病院、地方自治体、国家などで構成されます。社会学で習いますね。社会あるところに、必ず争いごとが起きます。この争いごとを最小限に抑えるためには、暴力によらず、個々人を尊敬しあう姿勢が重要です。社会の構成単位の最も最小単位である家族関係がギスギスすれば、地域・国家・世界単位までギスギスします。また、逆に、世界・国家・地域がギスギスすれば、家族もまたギスギスします。
 今、世界不況の波で、世界・国家・地域・家族の全てがギスギスしています。このギスギスを取り除く術はないのでしょうか。理想と現実の狭間にある乖離を埋めることができれば、問題はなくなります。
 ところで、理想社会とは何でしょうか。何もかも人手を介さず、ロボット任せにしておけるオートメーション社会。人類は何もしなくても不自由なく生活できる。そんな社会を理想としていませんか。失業の問題は係る理想社会の裏返しなのです。追いつけ追い越せの近代社会はそれで良かったかもしれません。実際に高度成長時代を遂げ、理想に近づいたのですから・・。しかし、理想に近づいた現代社会では、社会は複雑化し、理想と矛盾した現象が現れました。一部の者のみが富を得、大多数の人が失業・貧困の蓄積に陥る社会となったのです。即ち、ブルジョア社会への逆行現象が現れたのです。今まで描かれていた理想社会は、明らかに間違っていたことが判明したのです。
 では、軌道修正するには何をすれば良いのかが問題となります。新たな理想社会の像を考え直さなければならないのです。難しい問題です。
 一つ考えられることは、最小限、雇用、働くこと、働く場所が提供される社会。即ち、現実と今まで捉えていた理想社会との中間地点を維持する社会が有用なのではないかと思います。この像を逐次提供できる社会が理想社会なのではないでしょうか。
 家族のギスギス感を無くする事が出来る社会、そんな社会を提案したいものですね。ノーバート・ウィーナー博士著「科学と神」には、こんなことが書かれていたと思います。

 それでは、また。

追記 本日記をTOPICSにUPしました。→理想社会を考える

■2009年07月07日(火)09:19  こんなにもらえるの?日航の年金・・。
 日本航空の経営再建問題で、年金の支給額がモデルケースで年583万円と、年300万円台半ばとされる大企業の平均支給額を大幅に上回っていることが6日、明らかになった。日航は企業年金の減額を前提に、政府保証80%の日本政策投資銀行の金融危機対応融資を受けることが決まっている。ただ、減額後の試算さえ年433万円で、改めて浮き彫りになった日航の高コスト体質が議論を呼びそうだ。(時事通信)

 今のご時勢、政府の援助を受けながらもこんなに年金が貰える会社があるなんて・・・。仰天びっくり・・。

■2009年07月07日(火)06:30  <自民党>民主鳩山代表の政治団体で「虚偽記載」・・。
 自民党の村田吉隆国対筆頭副委員長は6日、記者会見し、民主党の鳩山由紀夫代表の地元政治団体「鳩山由紀夫後援会連合会」(北海道室蘭市)の収支報告書に、虚偽記載の疑いがあると発表した。衆院選を控え、自民党は鳩山氏の献金虚偽記載問題への批判を強めており、連日、独自調査の結果を公表している。(毎日新聞)

 自民党も必死なのですね。民主批判と党内分裂。都議選の世論調査もかんばしくない。やはり、宮崎県の東国原知事人気頼みなのですかね。総選挙前のなんでもありの政党になってしまいました。それだけ、政権に固執しているというお家事情ですね。世の中が良い方向に動くのであれば、自民党政権でも問題ありませんが、何故かそれが見えません。民主党の批判も良いですが、明日を見られる政党作りに精を出しては如何なものかと思います。

 それでは、また。

■2009年07月07日(火)06:20  世界一薄いばんそうこう 早大など・・。
 市販のばんそうこうの10万分の1という数十ナノメートル(ナノは10億分の1)の厚さの、世界一薄い医療用創傷被覆シートの開発に、早稲田大などの研究チームが成功し、6日、発表した。これまでのシートでは難しかった、肺などの柔らかい組織でも手術後の癒着を防ぐのに役立つという。(時事通信)

 うーん。科学の進歩はすごいですね。世界一薄いばんそうこうが何の役に立つのか分らなかったのですが、手術用だったのですね。うむ、納得。

■2009年07月04日(土)04:14  09年度予算執行調査 財務省・・57件で無駄。
 財務省は3日、予算執行の実態を調査し、税金の無駄遣いをチェックする予算執行調査の結果を発表した。2009年度は、乳がんの精密検査装置「マンモコイル」整備事業など57件(予算規模約2兆1000億円)で廃止や見直しを指摘した。(時事通信)
 
 無駄な予算執行は未だあるはず。予算執行前の企画・申請の段階で無駄な予算立てを削って欲しい。
 ところで、この無駄な予算を企画した部署の責任は問われないのであろうか。一般企業なら業績に響き、評価が下がる。公務員は評価を問われない。税金の無駄使いをしているのだから、一般企業以上に責任が問われても良いのではないかと思われる。公務員は責任を問われないから緊張感に欠けるのだ。この緊張感を公務員・省庁に持たせるにはどうするか?やはり、国家公務員法その他の法改正が必要なのだと思う。国家行政に緊張感を持たせると萎縮するという非難もあろうが、今のご時勢でそんなことは言ってられない。
 国家無答責の法理が国家を駄目にするのである。

■2009年07月04日(土)01:19  森田千葉県知事が自民党離党・・。
 自民党の党紀委員会は3日、同党の森田健作千葉県知事の離党を同日付で了承した。森田知事は1日、同党東京都衆議院選挙区第2支部の解散に伴って離党届を提出。理由については「知事として職務に全身全霊をかけてまい進したい」としている。(時事通信)

 やはり、森田氏は自民党員だったか。自民党に所属しながら無所属と称して立候補・当選した知事は、公職選挙法235条(虚偽記載)に抵触する虞がある。事実を認め、辞任すべきであろう。また、住民の当選の効力に関する争訟(公職選挙法202条)を支持する。存分に無効を争って欲しい。東京地検は手を下さないのであろうか。東京地検は自民党寄り。西松違法献金事件のように民主側を処罰して自民側を処罰しない。所詮は権力側。動きはないであろう。

■2009年07月01日(水)00:46  自民 鳩山氏を徹底追及、「故人献金は違法行為」・・。
 自民党の細田博之幹事長は30日夜、鳩山由紀夫民主党代表が故人の名を個人献金者として政治資金収支報告書に記載していた事実を認めたことを受け、都内で記者団に「亡くなった方が献金するわけはない。どういう実態かしっかりと説明していただきたい。法律上は違反行為であるのは間違いない」と批判し、鳩山氏を徹底的に追及していく考えを示した。(時事通信)

 民主党代表の偽装献金疑惑が発覚した。民主党もがけっぷちだ。総選挙前の代表交代劇はあるか?
うーん。やはり政権交代は無理な課題なのだろうか。民主党に期待していただけに今回の件は残念だ。

過去ログ 2007年03月 04月 05月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 11月 
2011年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2012年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2013年01月 02月 04月 05月 06月 07月 09月 10月 11月 12月 
2014年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2015年01月 04月 05月 06月 08月 09月 11月 12月 
2016年01月 02月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2017年01月 02月 03月 04月 05月 

一覧 / 検索
他の記事を見る場合は、「一覧」か「検索」か「過去ログ」を参照して下さい。「検索」は賢いデータベース検索です。
Main-site:[kazkaz of 車輪の下]

Copyright (C) 2007-2016 kazkaz of 車輪の下. All Rights Reserved.
NACロング