kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下
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現在新規更新は休止中ですが、過去10年間の社会批評を検索ができるようにデータベース化しています。思考がデータベース化されていますので、現在社会を考える一材料になると思います。「検索」でご利用下さい。
◎私と社会学&社会批評
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■2012年07月31日(火)23:45
<抗がん剤>効果抑制のたんぱく質 北大研究チームが解明
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体の免疫機能の指令塔の「樹状細胞」が、がん細胞の作用で免疫機能低下につながるたんぱく質を出し、抗がん剤の効果を抑えることを、地主将久・北海道大准教授(腫瘍免疫学)らの研究チームがヒトやマウスのがん細胞を使った実験で突き止めた。地主准教授は「このたんぱく質を標的にした薬剤と組み合わせれば、抗がん剤の効果を高められるのではないか」と話す。29日付の米科学誌ネイチャー・イムノロジー電子版に掲載された。(毎日新聞)
抗がん剤自身に樹状細胞のたんぱく質を抑制する機能を持たせられないのかも検討願いますね。 | | |
■2012年07月19日(木)07:32
橋下市長が女性問題認める…。
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【橋下市長が女性問題認める…。】 橋下徹大阪市長が大阪府知事就任前の平成18年、大阪市内の高級クラブに勤務していた女性と知り合い、交際していたとする記事が19日発売の週刊文春で報じられることが分かった。橋下氏は18日、記者団に「事実の部分と事実でない部分があるが、まずは妻に説明したい」と述べ、事実関係をおおむね認めて「僕のポカで家族に迷惑をかけた。子供には本当に申し訳ない」と神妙に語った。(産経新聞)
うむ。男はBIGでなければ大将とはなれない。私見では、男としてこれくらいあってもいいんじゃないかと思う。上さんと子供に謝罪すれば問題はないと考える。しかし、社会の評価は如何に…。 全てが潔癖な人間なんていない。別に犯罪を犯した訳ではないから許してやれよと思う。ただし、大阪維新の会の評価は、男性・女性で分かれると考える。即ち、男生の有権者であれば、この程度のことで評価は落とさないだろうが、問題は女性の有権者の評価である。完全な不倫ではないが、この不倫もどきの行為でも、女房・子供を裏切っているのである。女性感情として許せないという有権者も現れるであろう。そうなれば、大阪維新の会の評価も下がる。大阪維新の会の評価が下がれば、これと連携しようとしている政党も離れていく。離れていく政党も、どの党と連携しようかと途方に暮れる。結果、暗中模索を余儀なくされる。政界再編の絵が見えなくなってしまう可能性は高い。これでは、有権者もどの政党に投票してよいのか分からなくなってしまうだろう。これでは、国民が困ってしまう。 私は、橋下氏が独裁者に思えて支持をしないが、国民の多くが彼を支持するのであればそれはそれで良いと思う。この問題がどのように処理されるか、また今後の動静を見守りたい。 | | |
■2012年07月11日(水)12:11
企み…?
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【「首相すごい」橋下氏が絶賛】 大阪市・橋下市長は10日、これまで批判してきた野田首相の政権運営について高く評価した。 橋下市長「やっぱり野田首相はすごいですよ。集団的自衛権についてもこれから議論されて、TPP(=環太平洋経済連携協定)についても参加表明するとか、当初言っていたことを着実に進めている。大阪都構想も5党と協議して決めたでしょ。税も上げられて、これから社会保障の議論もしていく。もう自民党と民主党の中で再編が起こるんじゃないですか」 橋下市長はこれまで、消費税増税などについて「前回の総選挙の時に言っていたことと違う」などと野田政権を激しく批判してきた。従来の対決姿勢から一転した形の今回の発言については、政界再編と、民主党や自民党の一部との連携をにらんだものとの指摘もある。日本テレビ系(NNN)
国民との約束(公約)を守らず、違うことばかりに手を出してる人を高く評価できるだろうか。「民主党や自民党の一部との連携をにらんだもの」との企みがあれば、やはり策士なのであろう。風は彼に吹いているが、国民はこの人の発言に惑わされないように注意する必要がアル。なにか怖いものを感じる。 | | |
■2012年07月08日(日)23:54
うなぎの食文化からTPP阻止を考える…。
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【うなぎ高騰 アフリカ産が救う…。初の本格輸入。】 浜松市の商社がアフリカ産ウナギを輸入する。養殖用の稚魚の不漁が続き、ウナギの価格が高騰しているためだ。日本鰻輸入組合(東京都)によると、食用として本格的に輸入されるのは初めて。味は日本のウナギと似ているという。(読売新聞)
うなぎを夏ばて対策として土用の丑の日に食するのは、日本の文化である。ところがこのうなぎの不漁により、価格が高騰して、日本産のうなぎを食べられない人も出てくるとの危惧が出てきた。そこで、その不足分を補う対策としてアフリカ産のうなぎを輸入して代用提供しようとする模様である。 確かに、グローバル社会。輸入で何でも手が入る。足りないものを他の諸国から輸入して補うことは現代社会の常套手段であろう。 しかし、日本の食習慣・日本の文化を守るためには主役の食材が輸入産であって良いのかと疑問符を持つ。文化が壊れていく気がするのだ。庶民の文化が金持ちだけの文化とならないことを願うのみだ。 勿論、金持ちは、そんなことを気にすることなく日本産のうなぎが食べられる。金持ちからは、うなぎ税をがんがん徴収したれ。なんてね。 これはうなぎの一事例であるが、若しTPPが採択され、食材も規制撤廃で完全自由競争化された場合は、各国の安い食材が日本に流れ込む。消費者は、価格と原産国並びにTV・新聞等の情報・お隣さんとの情報交換・評判などを参考として商品を試行錯誤で購入しなければならない。その不安定な市場社会で活躍するのは、商標であろうと思う。商標は自他識別能力を持つ。商品の品質機能も持つ。一度購入したものが良い商品であったら、消費者はまたそのマークを目印に同じものを買うための動機付けとなる。私には分からないが、TPPでは知的財産権の問題も協議されているようだ。 ところで、話は戻るが、私がTPPの食材販売の自由化に危惧するのは、世界規模で食材の交換が行われると、今まで以上に病原菌の繁殖場所が広がり、その細菌が増殖・増強されて人体に悪影響を及ぼす可能性がある点である。また、自然界では今以上に外来種の魚・昆虫・動物などの繁殖で日本の生態系を脅かす可能性が危惧される。これらを阻止するためには、今の検疫所の組織では十分な対応は不可能であろうから、今以上の検疫体制・装備の強化が必要となってくる。こうなると、日本の文化云々なんかを心配するよりも、人類が健康的に生き延びられるか否かを心配しなければならなくなる。何れにせよ、TPPによる貿易自由化は、係る問題を抜きにしては考えられないのである。TPPは、このように世界規模で自然界の生態を破壊して人類を破滅に導く虞がある。人類を守っていくのは、人類である。今、国家はTPP阻止に向けて歩みださなければならない。そう思う。
それにしても、日本産のうなぎが食べてぇ…。→すき家なら食べられるかな?NETで調べたら、780円で提供されているようだ。うーん。高い。すき家でこの値段だから、他のうなぎ店では…考えるだけ恐ろしい。
追記:本記事をTopicsに掲載しました。→「うなぎの食文化からTPP阻止を考える。。。」
追記:この前兄貴がすき家のうなぎゅうを買ってきてくれたんだけど産地が書いてないんですよ。多分、中国産? | | |
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