■2010年04月23日(金)16:17
少し弁明させて下さい・・。
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拙者の投稿論文『制御システム設計のための新しい4値論理の提案』をご拝読頂き、ありがとうございます。思った以上に反響があり、驚いています。先行技術が沢山あるみたいですね。拙者の勉強不足なのかもしれません。2ビット4値論理の先行文献も沢山あるようです。 ところで、Yahoo!に挙げられた先行文献(特許第3800466号公報,名称『半導体記憶装置』)が気になりましたので、疑義を避けるため、ここで、少し弁明しようと思います。
確かに、先行文献に記載されているバイナリ入力データを4値に変換する手法は、本稿の手法と共通する部分があります。しかし、根本的に異なるのは、以下の点です。 本稿のバイナリ入力データは、その1ビット目を偽を定義するデータに設定し、2ビット目を真を定義するデータに設定しています。即ち、従来「0」で定義していた偽を定義するデータを、真を定義するデータと分離し、対置して定義している点がポイントです。この手法により、2ビットで定義される4値論理[(0,0),(0,1),(1,0),(1,1)]をNone,False,True,Conflicに対応させる真理値表を導出することができます。この手法及び真理値表は、先行文献には記載されておらず、その示唆もありません。この差異が根本的に異なる点です。 あまり多くを語っては、混乱の基になるかもしれませんので、弁明はここまでとしたいと思います。 新しい論文と認知されるには、未だ未だ壁があるようですね。 身にしみて感じます。
それでは、また。 | | |