kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下
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現在新規更新は休止中ですが、過去10年間の社会批評を検索ができるようにデータベース化しています。思考がデータベース化されていますので、現在社会を考える一材料になると思います。「検索」でご利用下さい。
◎私と社会学&社会批評
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■2017年01月29日(日)22:46
お知らせ…。
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このたび、10年間位放置しておいたホームページのリニューアル更新を行いました。3日間位の突貫工事で行ったのですが、出来映えは上場です。よろしくご査収願います。
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■2017年01月28日(土)10:06
公明党 「共謀罪」提出容認 党内調整「テロ対策なら理解」
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【公明党 「共謀罪」提出容認 党内調整「テロ対策なら理解」】 (毎日新聞2017年1月28日 東京朝刊) 公明党は、「共謀罪」の構成要件を絞り込み「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案の国会提出を認める調整に入った。改正案の対象になる犯罪を政府が現在想定している676から300前後に減らせば、テロ対策として世論の理解が得られると判断した。改正案は今国会で成立する可能性が出てきた。井上義久幹事長は27日の記者会見で「(法案の)必要性は認識している。国民の懸念をどこまで解消できるかだ」と指摘。「出せば成立を見込むのが基本だ」とも述べた。 「共謀罪」は、捜査当局の拡大解釈で人権侵害を生む恐れがあると批判され、過去に3回廃案になった。一方、安倍晋三首相は改正案について今国会で「かつての共謀罪とは違う」と繰り返し答弁しており、公明党が提出に慎重姿勢を取り続けるのは難しくなっていた。
[批評] 条約(国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約)への加入を前提として、共謀罪に関わる犯罪の立法化(日本ではテロ対策に限定する方向で検討化)することは、国際的な犯罪を処罰する観点からも妥当でありますし、東京オリンピック開催時の有効なテロ対策としても妥当であり、そのこと自体には異論はありません。しかしながら、外務省は、「テロ等準備罪が適用される組織が「組織的犯罪集団」に限定されるうえに、対象犯罪を絞り込みすぎると、必要な国内法の整備を求めた条約の締結要件を満たさなくなるおそれがあるなどとして、大幅な絞り込みに慎重な姿勢を示しています。(NHK-WebNEWS)すなわち、犯罪要件を絞り込みすぎると、条約への加入が制限される恐れがあるので、犯罪要件の絞り込みには限界があると述べています。すなわち、これ以上の犯罪要件の絞り込みは実質的には困難で、公明党も現状以上の犯罪要件の絞り込みを自民党に要望しても、無駄に終わることは避けられません。したがって、公明党の譲歩にも限界があるのです。また、法務省は、「処罰される「共謀」は,特定の犯罪が実行される危険性のある合意が成立した場合を意味しています(したがって,単に漠然とした相談や居酒屋で意気投合した程度では,本罪は成立しません)。」と述べていますが、合意の条件が構成要件に規定されない主観的要件となる可能性もあり、一般人・団体の行動を極度に制限し、社会的に萎縮させる危険性もあります。すなわち、自由な集団行動が萎縮された一党独裁型の国家になる危険性も孕んでいるのです。これは、やはり、治安維持法の再来と言っても過言ではなく、国民の自由な行動を制限する違憲立法であると解釈されます。そのように解釈される危険立法故、やはり、「共謀罪」の立法化は避けられるべきであると思われます。 | | |
■2017年01月25日(水)16:59
大統領選「トランプ氏は不正投票を確信」…報道官
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【大統領選「トランプ氏は不正投票を確信」…報道官】 (毎日新聞2017年1月25日 10時59分(最終更新 1月25日 12時52分)) 【ワシントン西田進一郎】スパイサー米大統領報道官は24日の記者会見で、トランプ大統領が昨年11月の大統領選で「数百万人が不正投票した」などと主張していることについて、「大統領はそう固く信じている」と語った。記者団が証拠を明らかにするよう求めたが、「複数の調査や証拠を基にした確信だ」と述べるにとどまった。トランプ氏は、大統領選で半数を超える306人の選挙人を獲得して勝利した。しかし、一般投票の得票総数では、民主党のクリントン候補に約300万票の差をつけられた。複数の米メディアによると、トランプ氏は23日の議会指導部との非公開の会合で、大統領選に触れ、「300万から500万票」の不正投票があったと述べたという。トランプ氏は、大統領選後の昨年11月にも「違法に投票した数百万人を除けば、得票総数でも私が(クリントン氏に)勝っていた」などとツイッターに投稿。根拠が不確かな一方的な発言を繰り返している。
[批評] 若し、トランプ氏が不正で選挙に勝利したならば、選挙のやり直しは至極当然であろうと思われる。意味合いが少し分からない部分もあるのであるが…。こうした報道がある限り、トランプ氏の大統領就任は容認できない。 | | |
■2017年01月19日(木)18:19
センター試験中、監督者いびき?…苦情受け交代
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【センター試験中、監督者いびき?…苦情受け交代】 (YOMIURI ONLINE 2017年01月19日 12時08分) 愛媛大城北キャンパス(松山市)で15日に行われた大学入試センター試験で、監督者の50歳代の男性教授がいびきのような音を立てて受験生から苦情を受け、交代させられていたことがわかった。愛媛大は「あってはならないこと」として処分を検討している。愛媛大によると、数学〈2〉の試験で、会場では約100人の受験生に対し5人の監督者が配置されていた。この教授は後方に座っていたが、受験生2人が「後ろからいびきのような音がしてうるさい」と申し出たという。別の監督者もいびきのような音を数回聞いており、大学側は、次の理科〈2〉の試験から教授を別の監督者に代えた。大学側が教授本人に確認したところ、当日は体調を崩していたとし、せきを数回したことは認めたが、いびきについては「わからない」と説明したという。愛媛大は大学入試センターと協議した上で、再試験は行わないとしている。
[批評] 受験生が人生を変えるかもしれない試験中に、監督者が高いびきなんてことは昔からよくある光景です。ただ眠っているだけでなく、いびきをかいて試験を邪魔するなんて問題外ですね。監督者の注意不足、それに限ります。本当に、困ったものです。しかし、いかに優秀な監督者であっても、睡魔には勝てない場合が多いです。そんなときは、試験側は監督者を余分に確保しいておいて、監督者からの交代を願い出するような対応が必要なのだと思います。さて、今年の大量の雪は、交通機関を麻痺させ、受験生を苦しめている様子。そんな雪にも負けず、受験生よ頑張れ!頑張った人には、きっと春は来る。 | | |
■2017年01月17日(火)16:28
ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問
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【ジャンパーに生活保護「なめんな」、市職員訪問】 (YOMIURI ONLINE 2017年01月17日 15時00分) 生活保護受給者の自立支援を担当する神奈川県小田原市の複数の職員が、「保護なめんな」「不正を罰する」などと、受給者を威圧するような文言をプリントしたジャンパーを着て各世帯を訪問していたことがわかった。職員が自費で作ったとみられ、市は16日、不適切だとして使用を中止させた。専門家は「生活困窮者を支えようという感覚が欠如している」と批判している。市によると、ジャンパーを着ていたのは、生活保護受給世帯を訪問して相談に応じるなどする市生活支援課のケースワーカー。在籍する25人の大半が同じジャンパーを持っていた。ジャンパーの背面には「我々は正義だ」「不当な利益を得るために我々をだまそうとするならば、あえて言おう。クズである」などの文章が英語で書かれている。
[批評] 確かに、生活保護不正受給者は悪徳であると思います。しかし、生活保護担当の市職員は、それが例え不正受給者であっても、その更生を促す者たちではないかと思慮します。それが、あたかも生活保護の受給者総員を不正受給の温床ように捉え、不正受給を追求するために生活保護を監督する姿勢は福祉に携わる人間としてふさわしくないと思います。生活保護者から不正受給者を追求し、正義で裁くという姿勢です。これは、その思想が悪化すると、国家の裁きによらずに、自らで裁いてやるという自己正義の思想に変わって極めて危険です。英語で書けば分からないという姑息な手段は日本人を馬鹿にしていますね。(2016年1月17日23:00修正)
追記 【着服の職員を懲戒免職 熱海市、生活保護費150万円】 (静岡新聞 2016/10/29 07:50) 熱海市の健康福祉部健康づくり課主任の男性職員(34)が生活保護費を着服した問題で、市は28日、職員を同日付で懲戒免職処分にした。2012〜15年度にかけて受給者に支払うべき生活保護費など約150万円(約25世帯分)を横領していた。市は業務上横領容疑などで刑事告訴する方針。
[批評] 同じような自治体の起こした着服事件です。この人達こそ、"クズ"なのだと自覚することも肝要です。まずは、自らの襟を正した上で、生活保護者の自立を促し、その過程の中で不正が判明すれば、不正受給を停止する措置をとれば良いのです。それを、最初から不正を追及する姿勢で生活保護受給者を疑い職務を行うことになってしまっては、本末転倒なのです。日本を取り巻く環境が経済不況でデフレ社会と化し、弱者が更に弱者を追い込むという様相を呈しています。長引く不況が庶民の心を貧しくさせているせいでしょう。悲しいものです。 | | |
■2017年01月12日(木)17:56
総務省、NHKを厳重注意 横浜放送局の着服 事件非公表も問題視
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【総務省、NHKを厳重注意 横浜放送局の着服 事件非公表も問題視】 (産経新聞 1/12(木) 16:53配信 ) NHK横浜放送局の職員が受信料を着服していた問題で、総務省は12日、NHKを厳重注意(行政指導)した。着服の発生自体だけでなく、NHKが昨年10月に問題を把握しながら公表しなかったことも問題視。事件の原因と経緯、業務の実施・チェック体制を同省に報告するほか、今月末までに再発防止策を出すように求めた。
[批評] NHKの組織自体が官でも民でもなく宙ぶらりんの組織。この組織の構成・存在自体を問題視しなければならない。民の放送が視聴者集客の立場にたち、開放されていく一方で、NHKの視聴率にかかわらず高額な受信料請求という傲慢な態度を続ける体質は変わらない。視聴者の立場になって物事を考えるという姿勢に欠けている。受信料支払いは当たり前という姿勢だ。NHK自身で受信料を徴収するものだから受信料の着服の問題はなくならないと思う。第三者機関による徴収を考えなければならないかもしれないが、受信料不払いという問題も起きている以上、国家による受信料徴収を無くする方向への転換が重要であろうと思われる。 | | |
■2017年01月08日(日)18:28
モスクワ、氷点下29・9度…「凍えてしまう」
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【モスクワ、氷点下29・9度…「凍えてしまう」】 (YOMIURI ONLINE 2017年01月08日 17時31分) 【モスクワ=畑武尊】ロシアの中央部などは7日、強烈な寒波に見舞われ、モスクワで氷点下29・9度を観測した。7日はロシア正教のクリスマス。タス通信によると、クリスマスとしては1891年の氷点下34・8度に次ぎ、126年ぶりの寒さという。モスクワ中心部の「赤の広場」では厚着した観光客らが、手袋をして記念撮影していた。西部のブリャンスク州から来たマリヤ・チガンコワさん(24)は「せっかく首都に遊びに来たのに、凍えてしまうので外に出たくない」と震えながら話した。
[社会批評] ロシアも相当の寒波に見舞われたようですね。ここ北海道の大地も冷え冷えです。今年は、記録的大雪で、寒さも例年以上だと報道されています。しかし、この寒さ、私が学生の頃に体験したものとひじょうに似ています。氷点下20度、30度は当たり前でした。雪も大雪が降り、屋根から除雪していたのを覚えています。いつの日からか、暖冬で雪が降らない気候が恒常化ししましたが、昔の冬の到来を考えれば、そんなに変な年でもない気がします。しかし、奄美大島で記録的大雨が観測されたのは、まだ異常気象のせいだと感じています。こんな調子だから、今年も異常気象に悩まされるのかとひやひやです。誰も言わないヒートアイランドの異常気象による恐怖。それを言わない日本の政治家達。金の儲けと自己の保身だけに走って腐っている。そう感じるのも無理はありません。 | | |
■2017年01月02日(月)12:44
天皇陛下「本年が人々にとり、穏やかで心豊かに過ごせる年となるよう願っています」皇居で新年一般参賀
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【天皇陛下「本年が人々にとり、穏やかで心豊かに過ごせる年となるよう願っています」皇居で新年一般参賀】 (産経新聞 1/2(月) 10:45配信) 新年恒例の一般参賀が2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、長女の眞子さまと次女の佳子さま、常陸宮ご夫妻が宮殿「長和殿」のベランダに立ち、手を振って参賀者に応えられた。宮内庁によると、午前10時までに2万2254人が訪れた。天皇陛下はマイクを通じて「新年おめでとう。皆さんとともにこの日を祝うことを誠に喜ばしく思います。本年が人々にとり、穏やかで心豊かに過ごせる年となるよう願っています。年頭にあたり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」と述べられた。
[批評] 元旦に報道されていましたが、天皇陛下の退位特例法案が今年の初旬に成立する見通しです。こんなに早く実現するとは思いませんでしたが、やればできるものですね。天皇陛下もご満足している様子。喜ばしいことです。そのような次第で、陛下共々国民全員が穏やかで心豊かな年になれば幸いです。しかし、今年も異常気象は更に強力に悪化することは避けられない気がします。この異常気象を抑制するため、ヒートアイランドの失敗を人類は克服しなければならないと痛感しています。阿部総理大臣を始め、諸外国の責任者が何の対策を打つのか、今から真剣に考えていかなければなりません。台風一過で忘れてしまうなんて論外です。今年は、異常気象対策に全力を挙げて欲しいと強く要望致します。 遅くなりました。新年、明けましておめでとうございます。今年もkazkaz社会批評はマイペースで更新していく所存です。だめなものはだめという姿勢は貫きたいと思います。今年も、どうそ宜しくおつきあい下さい。 早々。 | | |
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