kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下
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■2015年01月27日(火)16:23
部屋に女性遺体。女子大生逮捕…。バーチャルとリアルの境界。
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<高齢女性遺体>アパート住人の女子大生を逮捕…殺人容疑 毎日新聞 1月27日(火)15時32分配信 名古屋市昭和区のアパートの一室で女性の遺体が見つかった事件で、愛知県警千種署は27日午後、アパートに住む女子大生(19)を殺人容疑で緊急逮捕した。「人を殺してみたかった」と容疑を認めている。
<批評> 昨年にも同様な事件があった。女子高生の同級生を好奇心を抑えられずに殺害したというものだ。 普通の人間が悪魔に変わる。 なぜ何の変哲もない人間が悪魔に変わるか。その答えは明白だ。小さいころから人殺しのTVを見たり、人殺しのゲームに夢中になる。そして、親や教師などが教え込まない「人殺しは楽しい」という誤った倫理観(価値観)を持つようになる。そして、バーチャルで体験した内容を実際のリアルの世界で実現したいという欲望に駆られ、つい、バーチャルとリアルの境界線を越えて、人殺しをしてしまうのだと考えられる。言い換えると、作られたバーチャルの世界と、実際のリアルの世界での倫理観の境界線が無くなり、リアルの世界でもバーチャルと同じ倫理観で行為を成すのである。 また、リアルの世界でも、戦争・紛争・人殺しの殺人事件などで人間が人間を殺す場面が日常的に多々映し出される。大人たちは、それを悪だと少年・少女達にうまく教えられない。社会保障費を削って、防衛費を増強し、戦争に備える国家である。生活保護を自己責任を是として切り捨てることを正当化する社会である。弱いものを叩き、自分さえよければ良いという倫理観の下では、社会保障・福祉国家は悪とされる。競争下社会では、自分だけ生き延びれば良いことになる。それを是として教える国家である。国家が国民を叩いて差別化する社会である。 そんな背景に事件は起こるのである。
追記;一部削除しました(2015年2月7日)。 | | |
■2015年01月12日(月)04:32
生活保護 住宅扶助を減額へ…。再び、軍事国家日本か。
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<生活保護>住宅扶助190億円減額 17年度、厚労省 厚生労働省は11日、生活保護のうち家賃として支払う「住宅扶助」について来年度から引き下げ、2017年度には今年度と比べ約190億円減額すると発表した。来年度は激変緩和措置や年度途中の7月施行のため約30億円の減額にとどめる。冬季の光熱費などに充てる「冬季加算」も来年度から約30億円引き下げる。生活保護を巡っては、厳しい財政事情を背景に、来年度予算で食費など生活費に充てる「生活扶助」の約260億円減額も決まっている。そのため、実質では計約320億円の減額となる。(毎日新聞1月11日(日)21時53分)
<批評> これで国民・国家が納得しているのなら仕方がない。財政難。これは従前の政府が作ってきたもの。社会保障費の締め付けは、何度でも云うが、財政政策の失敗を社会保障に転嫁するものだ。社会保障費を切りつめても、次の一手がない。単に一時しのぎに過ぎない。愚かな政府の最後のあがきのように見える。 老兵は死すのみか…・ ところで、最近軍事費削減の動きや発言が出てこない。社会保障費を減らしても再び軍事国家への道を着々と歩いているようである。安倍氏は、これで「日本を取り戻す」のか。退役軍人が復役して軍事国家への旗を振る。まるで愚の骨頂である。こんな政権,ぶっ壊せ! | | |
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