kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下


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私と社会学&社会批評


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■2009年04月30日(木)10:38  豚インフルエンザ・・遂にフェーズ5・・。
 【ジュネーブ=金子亨】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は29日夜、緊急記者会見し、新型インフルエンザの拡大を受け、警戒水準を「フェーズ4」から「5」に引き上げることを決定したと発表した。
 WHOが世界的大流行(パンデミック)の一歩手前を意味する「5」を宣言するのは初めて。日本など、各国はさらなる対応策を迫られる。各国の経済や社会に大きな影響が出ることは必至だ。
 WHOは27日夜にフェーズを「3」から「4」に引き上げたばかりだが、チャン氏は「このウイルスの活動は予測がつかない」と述べ、感染のさらなる拡大を警告した。(読売新聞)

 豚インフルエンザは、遂に、フェーズ5に引き上げられました。
 メキシコでは、既に非常事態宣言が出されていますが、日本でも非常事態宣言を発し、国民に緊急避難体制を採るように指示すべきだと思います。
 水際作戦も限界があり、日本上陸も時間の問題のような気がします。
 この状況だと、衆議院解散も延期ですね。
 政府が一丸になって、この問題の対策を採ってもらいたいと思います。
 野党でも、民主党の議員が小沢おろしを画策しているようですが、そんな場合じゃないということを認識して欲しいと思います。

一方、
 石破茂農水相は30日、世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ5」に引き上げたことと関連し、生きた豚の輸入時の検査について「本日から、すべての豚に精密検査を実施する」と述べ、くしゃみや熱などの症状の有無にかかわらずウイルスを持っていないか調べると言明した。メキシコに加えて米国でも死者が出るなど事態の深刻化を踏まえ、国内への流入阻止へ「水際の予防」に万全を期す。衆院農林水産委員会で、笹木竜三委員(民主)の質問に答えた。(時事通信)

 未だ、輸入豚の食肉化を考えている。一層のこと、豚肉は廃棄処分するなど、徹底した措置を講ずるべきではないかと思います。

 それでは、また。

■2009年04月28日(火)18:42  豚インフルエンザの経済への影響・・。
 【ジュネーブ澤田克己、関東晋慈、下桐実雅子】世界保健機関(WHO)は27日、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げたものの、一部でうわさされた「5」への引き上げは見送った。また、渡航制限への反対姿勢を明確にし、通常のインフルエンザワクチン生産の継続を各国に勧告するなど、国際社会に与える影響の大きさに配慮した跡が見受けられた。(毎日新聞)

 警戒レベルはフェーズ4と未だ低いのですが、これほど大きな社会的問題になるとは思っていませんでした。フェーズ5に移行する可能性も示唆されています。
 決して、楽観視はしていられない状況です。
 今、政府は、国民に何をすべきか?提案する必要があると思います。
 
 お金では解決できない問題がある。社会は複雑。
 そう感じます。

 それでは、また。

■2009年04月28日(火)13:20  豚インフルエンザで・・豚肉は安全?
 野田聖子消費者行政担当相は28日午前、閣議後の記者会見で、豚インフルエンザの発生を受け、大手外食チェーンの一部がメキシコ産豚肉を使ったメニューの販売を中止したことについて、「豚肉に関してはまったく安全で、(こうした動きは)心外だ。風評被害を起こしては困るし、消費者に間違ったシグナルを送ってもらっては困る」と述べた。(時事通信)

 政府は一様に豚肉の安全性を詠っていますが、何故安全なのか十分に説明されていないと思います。
 消毒されているから安全?これで、国民は納得するでしょうか?
 豚肉を食べても人体に感染しない理由を十分に説明する責任が政府にあると思います。
 外食チェーンが自主的に豚肉食品の販売自粛を図ることは、国民への食の安全を考えているからであり、政府の対応よりもより効果的です。
 風評被害を防止するのは、政府の責任であると思います。

 それでは、また。

■2009年04月27日(月)19:58  豚インフルエンザに想う・・。
 メキシコから発生した豚インフルエンザが猛威を奮っています。死者は100人以上の模様。政府は、水際作戦で日本上陸を阻止する構えです。ワクチンの製造にも手を入れる模様です。

 家畜が感染源となる人類への脅威は、牛肉のBSE問題に始まり、鳥インフルエンザ,そして豚インフルエンザへと拡大してきました。
 非科学的な考察ですが、飽食の限りを尽くした人類が生態系を乱し、その警鐘として今回のような感染病が発生しているような気がしてなりません。
 すなわち、食う食われるの食物連鎖も、人類のようにその度を越えると、その抑制を図るため、フィードバック制御によって調整される。
 一見して非科学的な考察ですが、唱える意義はあるかなと思います。
 ワクチンの早期確保も重要ですが、今一度、飽食社会を見直す時期が来ているように思います。

 それでは、また。

■2009年04月23日(木)18:43  体面を繕う人たち・・異常な社会の歪。
 鳩山邦夫総務相は23日昼、地上デジタル放送の普及促進のメーンキャラクターを務めているSMAPの草なぎ剛容疑者が公然わいせつの現行犯で逮捕されたことについて「事実であれば、めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者をイメージキャラクターに選んだのか。恥ずかしいし、最低の人間だ。絶対許さない」と明言。草なぎ容疑者が出ているポスターなどを全面撤去し、キャラクターから降板させる考えを示した。国会内で記者団の質問に答えた。(産経新聞)

 芸能界で「いい人」でなければならなかった彼(草なぎ容疑者)に過剰なプレッシャーがあったことは事実だと思います。人間は皆、弱い。
 その彼に、鳩山総務大臣が投げかけた言葉がこの記事です。
 自己の体面を繕うことに必死で、草なぎ容疑者を罵倒している。
 恥ずかしいのはどちらでしょうか。

 今回の草なぎ容疑者の事件は、異常な社会が産んだ世の中の歪みだったのかもしれません。一見、勝者に見えても、外圧とその内面的弱さから生じた歪によってふとしたきっかけで弱者に転じる。そういう社会の一面を表しているのだと思います。
 
 草なぎ容疑者は犯行を認めています。早く罪を償って社会復帰されることを期待しています。皆さんで、彼の社会復帰を暖かく見守ってあげましょう。

 それでは、また。

追記 
鳩山邦夫総務相は24日午前の記者会見で、公然わいせつの現行犯で逮捕された「SMAP」の草なぎ剛容疑者を「最低の人間だ」と批判した23日の自らの発言を撤回した。(産経新聞)

 当然と言えば当然ですね。ファンからの苦情が多かった模様です。
 私見では、今回の事件を契機として、「生まれ変わります!」というテーマで地デジのイメージキャラクターを続行させるのもいいかなと思います。

 服を脱いだのは、どうやら泥酔が原因のようですね。まあ、人騒がせもほど程に・・。

■2009年04月21日(火)15:49  和歌山のカレー事件・・死刑確定に思う・・。
 平成10年に4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒になった和歌山の毒物カレー事件で、殺人などの罪に問われ1、2審で死刑判決を受けた林真須美被告(47)の上告審判決で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は21日、真須美被告側の上告を棄却した。真須美被告を死刑とした1審和歌山地裁、2審大阪高裁判決が確定する。弁護団によると、弁護人が大阪拘置所に拘置中の真須美被告に判決を伝えるという。死刑が確定した場合でも、すでに被告自身が「戦っていきたい」と語っていることから、再審請求する構えを明らかにしている。(産経新聞)

 この事件、林真須美被告が当日カレーを見張っていたという目撃証言と、事件に使われたヒ素が林真須美被告のヒ素と同一であるという状況証拠の積み重ねでのみ犯行を認定しており、確たる物的証拠もないまま死刑が確定してしまうことにすんなりしません。
 たとえ、林真須美被告が事件を犯していたとしても、被疑者の無罪主張と、物的証拠のない事実と、犯行の動機が解明されない以上、刑事訴訟法の理念である「疑わしくは被告人の利益に」を適用して、極刑は避けるべきだと思います。
 即ち、この事案、「疑わしくは被告人の利益に」を適用すると、無罪判決となりますが、そうではなく、行政訴訟法上の事情判決を準用して、疑わしくとも、確たる物的証拠が見つからず、犯行を完全に認定できない場合には、極刑を避けた刑罰の適用をすべきなのではないかと思います。
 考えさせられる事件です。
 再審請求を見守りましょう。

 なお、この事件の被害者のご遺族の方にはご冥福を申し上げます。

 それでは、また。

■2009年04月17日(金)13:00  漢検事件・・その他。
 財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)が大久保昇前理事長(73)らの関連企業4社に多額の業務委託をしている問題で、大久保前理事長や長男の浩前副理事長(45)とその家族計5人が、4社から昨年度までの3年間に5億3000万円の報酬を得ていたことが関係者の話で分かった。(読売新聞)
 
 公益法人の理事長以下内縁者が巨額の富を着服していたことがはっきりしてきました。漢検ブームを悪用して自己の富を貪った許されざる事件です。早期にこの事態を把握できなかった文科省の監督体制にも疑問が投げかけられます。
 この事件、背任罪が適用されるか否かは分りませんが、他に処罰するすべはないのでしょうか。公益法人制度の見直しが問われる事件だと思います。

 別件ですが、ベスト電器が障害者郵便制度を悪用してDMを不正郵送していた事件も発覚しました。これも制度を悪用した事件です。

 昨今は、お金の流れを問われる事件が続出していますね。
 政治資金でもその違法性が西松の巨額献金事件で問われています。
 政治資金規正法も見直しの時期が来ているのかもしれません。

 今日は暖かいですね。
 街は春なのに、経済は追いついて行けません。
 経済社会は複雑。それを簡単に論じることはできないと実感しています。

 それでは、また。

■2009年04月16日(木)21:00  民主党は・・・。
 民主党の小沢一郎代表が、西松建設による巨額献金事件で控えていた地方遊説を再開させる。(産経新聞)

 マスコミは、民主党の党首交代を世論調査の結果で煽っていますが、そんなものは吹き飛ばしてしまえばいいと思います。。
 今、民主党は、逆風にあって、党内が揺れていますが、小沢氏を中心に挙党一致体制で政権交代を進めるべきだと思います。

 さて、最近の私は、かみそり負けで顔に湿疹ができて困っています。
 電気式かみそりを使用していますが、T字かみそりに変えるべきか悩んでいます。

 取り留めの無い話でしたが、それでは、また。

■2009年04月09日(木)18:27  今日は・・。
 4月6日、イタリア中部でマグニチュード6.3の地震が発生。死者は200人を超えた。この地震で、イタリア政府は、米国他諸国の人道援助を受けない方針を示したようです。イタリア政府は、事の重大性を認識しているのでしょうか。楽天的な国だから、仕方ないのかも・・・。

 さて、今日、外に出ると、春の陽気を感じました。
 冷え込んだ経済状況でも、季節は変わり、春はやってくるのです。
 春は来る。みなさん、そう信じて頑張りましょう。

それでは、また。

■2009年04月08日(水)11:23  農水省ヤミ専従隠し・・。法治国家
 組合幹部によるヤミ専従疑惑を隠していた農林水産省が、昨年4月の一斉調査より前の同3月、関東地方の農政事務所を対象に調査を実施し、その結果、すべての事務所にヤミ専従疑惑の職員がいるとの報告を受けていたことが7日、分かった。
 組合対応を担当する同省秘書課は、この調査結果を上層部に報告しておらず、同省も記者会見などで「初回の調査は昨年4月1日付」と発表、疑惑を二重に隠蔽(いんぺい)していた。(読売新聞)

 ヤミ専従は、許可なく業務を放置し、組合活動に専念し、違法給与を貰う背任行為です。私見では、国家・国民を欺いて給与を違法取得する行為ですから、詐欺罪・背任罪に該当すると考えます。国家の業務を放置して、国家公務員法にあぐらをかいて、自己の待遇改善に精を出す国家公務員なんか問題外です。厳正に処罰すべきです。正に、法治国家ではあるまじき違法行為なのですから・・。
 仮に、一般企業でヤミ専従行為を行えば、即解雇です。しかし、国家公務員はなんら処罰されることなく、身分保障されます。国家公務員法が国家公務員を駄目にする。日本国家に危害を及ぼす。そう認識せざるを得ません。
 この国の違背行為と情報隠蔽は見過ごしてはならない犯罪と受け止めるべきだと思います。
  給与を貰って、仕事をサボって、自分達の待遇を改善するのに専念する。国民置き去りのこの行為。困るんですよね。自分達の仕事・任務が何か分っていない。
 このような官僚に国家を委ねてよいのでしょうか。

 所詮、負け組は勝ち組には対抗できないのです。
 それでも、声を上げて、公務員改革を行うことと政権交代の必要性を説くのです。

 それでは、また。

■2009年04月06日(月)10:09  北朝鮮ミサイル発射で・・課題。
 北朝鮮による弾道ミサイル発射の前後にあたる3日午後から5日夜にかけ、読売新聞社が実施した全国世論調査(電話方式)によると、北朝鮮のミサイル発射に対して「日本政府は制裁を強めるべきだ」と思う人は78%と約8割に達した。(読売新聞)
 
 北朝鮮のミサイル発射は、日本列島に危害を加えることなく終了したので、一安心しています。
 この問題で、北朝朝鮮に制裁を強めるべきと回答した人が多いのは、当然といえば当然なのかもしれません。
 しかし、制裁は、北朝鮮をより意固地にして日本への反発を深めます。
 それを回避するためには、ありきたりな回答なのかもしれませんが、話し合いによる解決を図ることが日本政府の使命だと思うのです。

 それでは、また。

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