kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下


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私と社会学&社会批評


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■2011年08月31日(水)05:02  情報化社会に生きて…。
 最近では、Twitter等での情報発信が珍しくなくなってきた。世の中の状況を瞬時に捉えることができる便利な道具として重宝されている。誰もがタイムリーに自由に発信でき、閲覧することができる。それが魅力的なのだろうか。ツイート数は増えるばかりである。
 しかし、この道具。便利なようで不便である。正しい情報とそうでない情報が錯綜しているから、それらの情報の真偽を峻別しなければならない。重要な点は、Twitterの情報に振り回されないことである。それらの情報は一時情報と捉えて、自己の価値判断と他のメディアでの情報の補足で正しい情報を峻別することが大事である。
 Twitterに限らないが、昨今は情報化社会となり、情報の氾濫が個人・組織・国家・社会を抹殺する時代になってきた。過去も素性も家族も全て調べ上げられる。有名になればなるほど私生活の暴露に怯えなければならない。なんて世知辛い世の中になってしまったのであろう。情報化社会の進展が逆に個人・社会を苦しめる結果となった。
 自由を獲得せよと誰かが言う。我々は自由だと誰かが言う。そして、何者かが犠牲になる。そんな社会に生きているような気がする。私も情報発信者の一人。モラルの重要性を感じている。

■2011年08月29日(月)05:54  民主党は大連立構想を打ち出すべきである・・!?
【<民主代表選>石破氏ら批判 海江田氏の3党合意見直し発言】
毎日新聞8月28日(日)21時36分
 海江田氏が3党合意の見直しに言及したことについて、自民党の石破茂政調会長は28日夜、毎日新聞の取材に対し「11年度第3次補正予算案での協力は無理だろう。復興債も発行できない」と批判。山本一太参院政審会長も「配慮のない発言だ。ご破算になれば与野党協議は進まなくなる。民主党内もマニフェスト堅持派と見直し派の対立が鮮明になり、まとまらないだろう」と語った。公明党の山口那津男代表は「政党間の合意なので、だれが代表になっても守らなければならない」と指摘した。【岡崎大輔】

 若し、海江田氏が総理大臣になった場合、小沢氏の操り人形となるだけである。自論と小沢氏の命令との確執で悩み、ベストな政策決定もできないであろう。要は、総理大臣になりたいだけの人間であり、そのために小沢氏を利用する。小沢氏の顔色を伺っているから、3党合意も反故にするという話も出てくる。
 こんな幼稚な人間を総理に据えると、経済改革もろくに進まず、日本の復興は10年以上遅れるだろう。また、野党の反発も強まるだろう。
 これを回避するためには、やはり脱小沢だ。そのためには、前原氏が総理大臣になって、大連立を組むことが日本復興を10年以上早めると考える。
 やはり、野党と協調路線を組んで、この難事を克服することが大事なのである。
 いつまでもマニフェストにしがみ付いて原点回帰を詠ってみても先に進むことはできない。小沢・鳩山両氏が堅持する民主党のマニフェストは既に崩壊しているという現実を受け止めなければならないのである。

 日本の復興の鍵は、大連立にある。そのための代表・総理の選出をすべきであると思う。本日の選挙で、間違いなく時代の流れは変わる。時代に汚点を残すな民主党!!

■2011年08月10日(水)20:08  生まれてこなかったほうが良かったという生命は無い…。
【餓死男児…腸に吸水性物質=空腹で口に…?】
 千葉県柏市で2歳10カ月の男児が餓死し両親が逮捕された事件で、男児の体内からおむつや猫用トイレに使われる吸水性の物質が見つかっていたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。千葉県警は、男児が空腹に耐えかねて口に入れたとみて調べている。(時事通信)

 折角生まれた子供をきちんと養育せず、餓死させるということはどういうことなのだろう。ただ、セックスして子供ができたが、養育するのが面倒で餓死させたということか。日本人は、今回の太平洋大震災で多数の尊い命が失われた現状を認識し、命の重みを感じ取ったのではないのか?
 快楽が生命を生み出し、その生命の一部は何の救済もないまま短き一生を遂げる。短き生命は無言の抵抗も成し得ず、ただ葬り去られる。
 生まれてこなかったほうが良い生命。そんな生命なんてあるのか…。
 そもそも、セックスは子孫繁栄のためのメカニズムである。動物であれば、発情期があって、その時期にのみ交配する。人間のように、発情期が万年続くわけではない。その代わり、人間には理性があって、その理性に基づき性欲は抑制されるものである。確かに、夫婦円満に暮らすためには、性生活は欠かせない。しかし、性行為が子供を誕生させる引き金となることは十分認識していなければならない。そして、子供を生んだら、養育しなければならないという社会的責任の認知は十分必要である。
 この点から言えば、学校での性教育は勿論のこと、性教育に加えて家族生活の重要性をもっと認識させる必要があると考える。
 確かに、家族を如何に構成するかは、当該夫婦の方針によって決まる。自由主義国家において、国家がこれに介入するわけにはいかない。しかし、子供の生命がこんなに簡単に奪われてしまう現状を鑑みると、国家も現状の婚姻制度に介入していく必要性があると思われる。
 生まれてこなかったほうが良かったという生命はない。どんな小さな生命でも守っていくというのが理想の家族像であり、今国家はこれに目を背けてはいけないのである。

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