kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下


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私と社会学&社会批評


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■2012年06月30日(土)17:49  首相 小沢氏分党「のまない」 どっちが正義だろう?
 野田首相は30日、都内のホテルで開かれた読売国際経済懇話会(YIES)で講演し、社会保障・税一体改革関連法案の衆院本会議採決で造反した民主党議員の処分について、「党のルールにのっとって厳正に対処することが基本的な方針だ。来週早々にもその役員会を開き、私も出席して方向性を出す」と述べ、7月2日の党役員会に処分案を示す考えを表明した。(読売新聞)

 『党のルールにのっとって厳正に対処すること』が基本方針?

 ・小沢氏と造反議員はマニフェストの公約である消費税は増税しないとの『国民との約束』を厳格に守るために造反した。
 ・首相以下、増税賛成議員は、マニフェストに反して、『国民との約束を反故する増税決議案の決議』を行った。
 ・党のルールが国民との約束に優先するのだろうか?
 ・そもそも、国民との約束を反故した党員たちが、国民との約束を堅持しようとする党員たちを裁くことができるのであろうか?正しく、国民を裏切ったのは造反議員ではなく、増税賛成議員たちである。真の造反議員は、増税賛成議員達ではないのであろうか?一種のクーデターのようなものである。ここが極めて肝心なのである。
 
 誰が正義を全うしているかと考えた場合、造反議員とレッテルを貼られている小沢系の行動のほうが、国民との約束を遵守し、国民の代表としての国会議員として、正義に適う方針を貫いているのではないかと考えられる。

 私は、野田首相が通す信念が一体誰の支持に基づくのか理解できないでいる。国民は野田首相を支持しているのであろうか?よく分からない。政治家の詭弁が一国の財政を決める。私は、それには支持できないのである。確かに、増大する社会保障費を確保するために増税は必要かも知れない。しかし、それは国民の了解を得てすべきものである。まして、増税をしないと国民に約束した政党の党首が党の公約に反して、増税決議案を提出し、決議させることは、本末転倒ではないだろうか?
 これだから民主党は駄目なんだというレッテルを国民が押しているのに、権力の頂点に立った野田氏には見えていないのであろう。泥の下に被って、外界の世界が見えないドジョウ首相であるわけである。

■2012年06月25日(月)17:38  刑事法の権威 団藤重光氏死去…。お悔やみ申し上げます。
 戦後刑事法学界の第一人者で、リベラル派の最高裁判事としても活躍した文化勲章受章者の団藤重光氏(東大名誉教授)が25日午前5時48分、老衰で死去した。98歳。<中略>1935年東京帝大法学部卒。74年10月に最高裁判事に就任し、83年に定年退官した。75年の「白鳥決定」で再審開始の門戸を開いたほか、大阪空港騒音訴訟で国民生活を守る立場から少数意見を貫くなど、司法史に大きな足跡を残した。死刑廃止論者の理論的支柱でもあった。(読売新聞)

 うーん。死刑廃止論者の核となる団藤先生が亡くなられたことは残念です。ここに深くご冥福申し上げます。
 私も一時期、法曹の道を目指して司法試験の勉強をしていた時期があり(結局、頭痛と自律神経失調症で諦めましたが…)、団藤先生の書物を読んだことがあります。その頃は、違法性の本質が行為無価値であるか結果無価値であるのかよく議論されていた時期でした。団籐先生の支持する行為無価値論に対し、その弟子である平野龍一先生が結果無価値を支持して、その対立は激化していました。今では、東大閥の教授全員が結果無価値論を支持し、団藤先生を筆頭とした行為無価値論を支持する学者は居なくなったそうです。その結果、司法試験の勉強で行為無価値論を論じた書物が少なくなり、それを求めて、裁判所職員のための講義録である書物(刑法総論)を購入する人が後を絶たないそうです。面白い現象ですね。
 また、団藤先生の「我が心の旅路」も読んだことがあります。そこでは、司法試験のエピソードやお弟子さん達の話が出るのですが、特に三島由紀夫の話は印象に残りました。旧刑事訴訟法の美徳に魅せられて、金閣寺を書いたそうです。三島由紀夫の本は読む気はしませんが、そういうエピソードもあって、自害に美徳を求めたのかもしれません。
 少年法の作成にも団藤先生は尽力されました。その存否は賛否両論がありますが…。
 長年東大教授を務め、最高裁判所の裁判官も勤め上げた団藤先生の功績は余りあるものと思います。ここに、深くご冥福をお祈り申し上げます。

■2012年06月18日(月)11:35  お知らせ…。
 TOPページのロゴの下にサイト内検索のBoxを新設しました。
 今までは、設定が分からなくて、検索機能が不十分でしたが、今回、やっと設定ができました。使い勝手など、一度試して見て下さい。
 ご意見もお待ちしています。

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■2012年06月12日(火)21:15  大阪刺殺 出所日に保護申し出…。
 大阪・ミナミの路上で、男女2人が殺害された通り魔事件で、ある問題点が浮かび上がってきた。滝法相は「今の制度から言うと、『満期出所者』について、出所後のフォローアップができるようなシステムになっていない」と述べた。礒飛容疑者は、覚せい剤取締法違反の罪で2度服役しており、5月24日に新潟刑務所を満期出所したばかりだった。出所には、更生に向け、指導・監督がなされる保護観察がつく仮釈放と、保護観察がつかない満期出所がある。元東京地検公安部長の若狭 勝弁護士は「満期出所者は、刑がそれで終わるということですから、国から強制的に『指導』とか『教育』とか、できないという状態になっています」と述べた。(フジテレビ系(FNN))
 
 日本人の犯罪者の更生問題は奥深い。
 刑務所は、懲役を満了したら犯罪者を叩き出すだけである。何も身寄りのない人間でも何の社会復帰の準備もせさせずに刑務所を叩き出す。つまり、刑期満了まで惰性で懲役刑という作業訓練行わせるが、満期終了したら、そのまま刑務所からポイである。せめて刑期満了が近づいたら、身の寄せ場所を探し、刑務所の出所後の生活を提供するような仕組みを構築することが重要ではないだろうか。自分の身寄りが確保されれば、気分は落ち着き、再犯率は低くなると考える。自分の居所がないから、再犯を犯すのである。
 競争社会からはじき出された人間がを本当に矯正するのは刑務所の作業ではなく、人間の温かみなのではないか。そう思う。すぐ暖かな住居などに居住できような、そんな温かさで良いんです。
 今の時代、刑務所出所後のアフターフォローをする厚生施設の構築が必要だと思われます。

■2012年06月12日(火)20:40  各地で児童徴兵と国連、子供11人が自爆テロ実行。
 【ニューヨーク共同】国連は11日、世界の武力紛争と子供について昨年1年の状況をまとめた報告書を公表した。アフガニスタンで8歳の少女を含む子供11人が自爆テロを実行したのをはじめ、各地で武装勢力が子供の兵士を徴用している実態を説明。シリアでは少年少女が政府側に「人間の盾」として使われたと指摘した。アフガンでは地雷などで死亡した子供が431人、子供の徴用は316人で大半がタリバンなど武装勢力だった。(共同通信)

 無垢な子供までを徴兵して自爆テロの訓練を行い、人間凶器を養成する。
 どんな戦争でも子供を武器にしちゃいけない。
 「人を殺しちゃいけないよ。」
 それは、大人が子供に教えなければならないこと。
 豊かな文明の時代に、国・己をかけて戦争を行う。
 今、世界を見ると平和な世の中なんかじゃないよ。
 我々も、筆という武器を持って世の中を批評する。
 持っていい武器は、ペンだけじゃないかな。そう思う。

■2012年06月09日(土)23:28  弱い物を虐めて、自分の憂さ晴らしをする。うーむ。
【猫やハト止まらぬ惨殺 兵庫】
 兵庫県の西南部に位置し、隣接する加古川、高砂両市で5月10〜24日、猫やハトの無残な死骸が計5件、相次いで見つかった。多くは民家で発見され、猫は切断された頭部だけが置かれていたり、腹がえぐり取られていたりもした。ハトも頭部がない状態で、いずれも「猟奇的」な死骸。何者かが鋭利な刃物で切ったとみられ、兵庫県警は動物愛護法違反と器物損壊の疑いで捜査しているが、“惨殺犯”につながる手掛かりはないという。それぞれの現場付近の住民はえたいの知れない不気味さに悩まされている。(桑村朋、渡辺康史)(産経新聞)
 
 弱い物を虐めて、自分の憂さ晴らしをする。そんな傾向だと思います。
 やり場がない気持は分かるけれど、その鬱憤を弱い物にぶつけるのは、止めて欲しい。憂さ晴らしをするよりは、そのエネルギーをスポーツ等に打ち込んで消化したほうが良いと思います。
 社会が狂っている。それは肌身に感じている。この異常な社会。我々がやらなければならないことは何か、それを真摯に考えるべきですね。
 政治も弱い者虐めを推進している。
 国家コミュニティでの正義は労働を保証すること。雇用の拡大なんです。
 社会保障費を削減するためには、雇用を拡大し、失業者を減らすこと。これ以外にないんです。なのに今の政府ときたら、それが出来ないもんだから、失業の原因を不景気のせいにして、社会保障費の切り詰めを検討している。
 弱い者はいつでも、強い者の餌食になるんです。

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