kazkaz奮戦記＆社会批評 by kazkaz of 車輪の下
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現在新規更新は休止中ですが、過去１０年間の社会批評を検索ができるようにデータベース化しています。思考がデータベース化されていますので、現在社会を考える一材料になると思います。｢検索｣でご利用下さい。
◎私と社会学＆社会批評
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■2007年10月29日（月）23:18
ご無沙汰です・・。
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久しぶりの日記更新です。
社会面では、守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問が報じられていました。接待の事実等は認めましたが、随意契約で特別の便宜を図ったか否かは未だ不透明で、疑惑が残りますね。特別な便宜なく、接待のみあったというのは、社会常識に反していますね。多分、特別の便宜を図っていたのでしょう。
しかし、家族など、守るものがあると、真実を黙秘する場合があります。誰しも、守るものがあれば、黙して語らずを貫き通すでしょう。
けれども、守屋氏は、行政機関のトップにいたのですから、事実を語る必要があると思います。
さて、私は、作業所通いを再開しました。
最近は、食品のシール貼り業務が多くなり、納期も厳しいので、大変です。
私は、作業の他に、点検や直し等を行うのですが、一般のメンバーが上手にシールを貼っているのを見ると、感心致します。そして、この種の病気の方々は、こんな繊細な仕事を程なくこなせる能力があると感心致します。
社会は、この点を考慮し、精神障害者の働く場を提供して頂ければ幸いです。
皆さん、頑張りましょう。きっと、努力が実る日が来ると思います。
頭痛が依然として解消しませんが、安定剤を飲んで抑えています。家に帰ってから少し寝ていますので、大丈夫だと思います。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月22日（月）23:57
資本主義社会の正義。
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日々伝えられる報道。兵庫の女児殺害事件。薬害肝炎の情報隠蔽。インド洋での燃料供給量の虚偽報告。守屋前政務次官の商社との癒着。赤福問題。偽比内地鶏の廃鶏使用。天下り規制法案の官僚抵抗による骨抜き法案。
これらを批判したところで、決して世の中は変わりません。
私の発言は、所詮、世の中の歪みのたわ言に過ぎないのです。
世の中は、他人を出し抜き、競争社会で勝った一部の者が権力や富を持つ資本主義を基本制度としています。その中で、教育は、競争社会に勝つための手段のみを教え、正義が何かとは決して教えません。正義を教えないから、女児殺害が起こったり、官庁等の種々の嘘をが生まれ、それを公表せずに隠蔽が行われます。正義の心があれば、問題が生じる以前や問題発覚後も適正対応を行うはずです。薬害肝炎の情報を知りながら隠蔽した事例のように、官僚には真の正義がないのです。官僚は、自己保身のみをして安泰に天下り先に再々就職を繰り返し、何回かの退職金で富を得ます。「こんなおいしい天下りを防止されてはいかん」というのが官僚の正義なのです。競争社会に勝った官僚には、カネと地位と権力しか頭にありません。国民のことなど何も考えていないのです。そういう人達が作った法案が内閣に送られて国会で強制採決されるのですから、国民のための正義の法など制定されるはずもありません。官僚は、悪法制定機関であり、悪法執行機関でもあるのです。
だからこそ、官僚の抵抗を排除して国家・国民に寄与する公務員改革が必要であると思います。
人は、夫々、正義の観念が異なります。
しかし、資本主義社会では、競争社会で勝った者が弱者を救済する社会保障制度を促進していくのが共通する真の正義だと思います。
このように考えて頂ける方が幾人いるかが、今後の社会を左右すると思います。
福田首相の正義とは一体なんですか？
ところで、最近の私は、調子があまりよくありません。寝ても夢を見て脳が休んでくれず、頭痛や体調不良を起こしています。作業所へ行くのも休んでいる状態です。早く、この状態から抜け出して、社会復帰の努力をしようと思います。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月21日（日）22:24
ご無沙汰です・・。
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皆さん、ご無沙汰していました。
一週間、作業所も休み、家に引きこもっていました。
そこで考えた結論は、社会を批判しても何も変わらないということです。社会批評はこれからも続けていきますが、何をどうすれば問題が解決できるかを自分なりに提案していこうと思います。
新しいものを創造するには、物理を知っていると良いと思います。
何も、商売を始めるには物理などいらないでしょうが、何気なく、基本に立ち返ろうと思いました。
これからは、自分なりに新しい物が提案できれば良いと思っています。
そして、起業できればなによりです。
「無いから何も出来ない」のではなく、「無いなら作ればよい」のだと思います。私にその能力があるかはなはだ疑問ですが、チャレンジしようと思います、
一歩一歩病状を改善し、基本に立ち返り、再復帰を目指したいと考えています。
皆さんも、色々なジレンマを抱えていると思いますが、一歩、基本に立ち返れば、ジレンマやストレス等を解消できるかもしれません。
焦らずに、頑張りましょう。
それでは、また。おやすみなさい。 | | |
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■2007年10月14日（日）22:36
公務員の再就職人材バンク・・。
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公務員の再就職のための国家公務員人材バンク構想が検討されています。
国は、何のために公務員にだけ再就職を斡旋する人材バンクを構築しようとしているのでしょうか。一般の国民は、ハローワークや民間企業の就職斡旋を介して再就職します。何故、公務員だけ特別の機関を設けるのでしょうか？天下り防止の意図もあると思いますが、あまりにも公務員だけ特別に扱おうとしています。この人材バンクは、その運営も公務員が行えば、税金の無駄使いだと思います。
一般の庶民はハローワークを頼るしか再就職は厳しい現状です。しかし、ハローワークは現実は機能していません。今行うことは、ハローワークの機能向上と公務員の再就職斡旋も一元化して、ハローワークを実際に機能させるべきではないでしょうか。
一般庶民の再就職斡旋は疎かにして、公務員のみを優遇斡旋させる人材バンク構想は、明らかに一般庶民との間に不平等を招くものです。
公務員のみが安泰して幸せな老後を送ることができる人材バンク構想。
公務員がハローワークを利用して、如何に就職斡旋効果が低いか試してみて欲しいと思います。
公務員のみを保護する法律。こんな悪法を制定する国家に三下り半を叩き付けたい気分です。
一般国民は、全く就職斡旋効果が薄いハローワークか民間斡旋会社を利用するしか再就職の道がありません。
国には、公務員を保護するよりも、ハローワークの実態を把握して、庶民の再就職先の確保をして頂きたいと思います。
自分達の保守しか考えられない官僚機構・政治家達には、この声は届かないでしょう。しかし、主張する意義はあると思います。
本来、庶民を守るのが、政治家・官僚の使命だと、今一度、自覚して欲しいと思います。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月11日（木）18:46
国がやるべきこと・・。
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最近は、自民党福田首相の領収書問題や民主党小沢代表の政治資金の資産運用・領収書問題などカネと政治の問題が取り立たされていますね。テレビで評論家の三宅氏が言っていましたが、「カネに透明な人間を起用するとへなちょこ人間ばかりで使い物にならないかもしれない。政治はカネに少しぐらい汚くとも、有用な人間が行う必要がある。」との意見は拝聴すべきだと思います。
さて、本日、作業所で休憩中に指導員さんと話をしました。
指導員さん曰く、「テレビでワーキングプアの女性の生活の番組をやっていて、派遣社員故、手取りが１０万円ほどしかなく、アパートも安いところを借りて、一日２食−食パンしか食べられない生活をしている。」番組を見て、「もっとワーキングプア対策をやって欲しい」とのことでした。
一方、国の施策は、財政制度等審議会に記載されているように、生活保護世帯とワーキングプアとの間に不公平が生じているから、生活保護を切り詰めるという施策です。
本来、国が改善すべきことは、ワーキングプアに陥った国民を助けるために、如何に雇用改善を図るかであると思います。そのような改善をせずに、不公平改善のため如何に生活保護費を削るべきかという発想は、どこから出てくるのでしょうか？これは、私と指導員さんの一致した見解です。
この問題一つを取り上げても、如何にお役人の発想が乏しく浮世離れしているかが歴然と分ります。
このサイトで何度も取り上げていますが、今、国が行わなければならない課題は、福祉の切り詰めではなく、雇用の創出・改善であるということです。ワーキングプア問題が解消されれば、生活保護受給者との不公平感は無くなるのです。
そのことに、国は、気づく必要があると思うのです。
さて、本日、私は作業所でシール貼りの仕事をしました。
少し、睡眠不足で、頭痛がし、辛い思いもしましたが、何とか頑張りました。
明日行けば、また週末休みです。皆さんも頑張って下さい。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月06日（土）10:56
生活保護不正受給と市町村年金費用着服問題。
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読売新聞によると、「２００６年度の生活保護費の不正受給額は前年度を約１８億円上回る８９億７６１８万円だったことが厚生労働省のまとめで分り、不正発覚に伴い、生活保護の停止や廃止などの措置が取られたのは、３６７９件だった。また、詐欺罪での刑事告発に至ったケースは、１３件だった。」（一部省略）
と報告されています。
残念な結果ですね。
生活保護者は、生活保護受給中に働いて得た収入を正確に申告する義務があります。このような申告を適正に行わない不正受給者が後を絶たない結果が生活保護法の見直しをされる原因となります。生活保護受給中の方は、自分だけのことを考えずに、他の人にも迷惑をかけることを自覚して収入の適正申告を行って頂きたいと思います。
ただ、この記事を見て思うのは、詐欺罪による刑事告発があるという事実です。
市町村職員の年金費用着服事件で刑事告発しない市町村が多いというのに、個人に対する処罰は厳正に行います。
私が言いたいのは、個人の処罰を寛容にせよと言うのではなく、個人の処罰と同じように、政治家や公務員が事件を起こした場合にはその者は厳正に処罰されるべきであると思うのです。
しかし、現実は違います。個人は処罰せられ、年金費用着服事件を犯した市町村職員は刑事告発されず、安泰に暮らせるのです。
これは、「法の下に平等」でしょうか。いや、「法の下に不平等」です。
決して見過ごしてはいけない不平等が一般国民と公務員との間の壁にあると思います。
だからこそ、公務員改革は、やはり必要だと思います。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月05日（金）23:04
生命倫理について考えること・・・。
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小学生から、「人は何故（なぜ）人を殺してはいけないのか」という質問が出た場合、端的に答えを返せる人はいるのでしょうか。答えを返せる人は、決して多くないと思います。私自身、中々端的な回答をすることができません。
今、私は、この質問の回答の仮説を考えています（既にその仮説はあるかも知れませんが・・。）。
仮説：「人の生命が尊いとは、人間が一生涯掛けて学ぶ不完全定理であり、証明できない。死を慈しむ精神を養えば、個人を尊厳し、人を殺してはいけないという答えを導き出すことができる。」
その意味では、憲法上最も尊重されなければならない規定は、憲法１３条の「個人の尊重」だと思います。
偉そうなことを言えない私ですが、自分なりに考えてみました。
これでも、未だ、的確な回答かは疑問が残ります。
未だ未だ、未熟ですね。また、考えて見ます。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月03日（水）22:50
今日の話題・・・。
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今日は、特に取り上げるような話題はなさそうでしたが、少し取り上げます。
国会の代表質問が始まりましたね。社会保険庁問題も大事ですが、格差是正問題に真剣に取り組んで頂きたいと思います。
社会保険庁問題では、年金着服で社保事務所元係長に逮捕状が取られ、全国に指名手配されました。これは、事件の末端に過ぎません。全容解明して、罰せられる者の処罰を徹底的に行って頂きたいと思います。
社会面では、L&G社の出資法違反事件が大型詐欺事件に発展しそうです。近未来通信の詐欺事件を思い出します。両社共、タレント等を広告塔に起用していました。 CMも信用できないような社会になっているようですね。
平和な社会の実現は、未だ未だ程遠いと感じます。
きっといいこともあるでしょう。悲観しないで頑張りましょう。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月02日（火）20:59
再び、社会保険庁問題について・・。
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舛添厚生労働相の「市町村は信用ならない」との発言に対し、一部の市長が抗議している様子。
この舛添厚生労働相の発言は挑発的ですが、大きな改革を行う場合には、必ず抵抗勢力が出てきます。却って、この一部の市長の抗議が舛添氏の改革に波紋を与え、公務員の意識改革を行う結果になると思います。また、国民に、社会保険庁問題をより意識づける結果ともなると思います。
その観点から見ると、私は舛添氏の発言を擁護します。
今、社会保険庁改革は断行しなければならない大きな問題です。また、反省すべき市町村も多いと思います。市町村は、これを「なにくそ」と思って、地方改革を行えば良いと思います。
実際、年金保険料を横領・着服した市町村が多かったのは事実です。市町村の信用を損ねたのは、同じ地方自治体でもあるのです。批判するのであれば、そのような行為を行った市町村にすべきであると思います。一部の市長の抗議は、向ける矛先が違っていると思います。
公務員改革と社会保険庁改革を願って・・・。
そして、真の福祉国家の実現を願って・・・。
それでは、また。 | | |
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■2007年10月01日（月）22:53
今日は・・・。
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福田首相の所信表明がありましたね。格差是正に取り組むということが印象に残りますが、具体的な政策が見えていません。未だ、政権発足して一週間。無理もないことだと思いますが、有効な手立てを実施して欲しいと思います。
また、社会保険庁職員が賞与１５億円を返納しましたね。当然といえば当然ですが、返納しない方々もおられる模様。色々事情があるかとは思いますが、自己保身をする職員も多いのでしょう。多くの役人は、他人を犠牲にしても自己保身する方々ですから、所詮「全体の奉仕者」ではなく、「自分も含めた一部の者の奉仕者」に過ぎません。福祉財政を食い物にした機関の職員に賞与が与えられること自体、問題だと思います。
最近は、暗いニュースばかりですね。沖縄の軍部指令による集団自決が教科書から削除されたとのこと。歴史は、事実を残して反省を促す学問です。その史実を削除する文部科学省という機構。こんな機構が「いじめ問題」等を解決できないのも至極当然のような気がします。国家が弱者をいじめている社会ですから、子供のいじめ問題等解消できるはずはないと思います。自らが改革しなければならないと思います。また、「再チャレンジ施策」も「国民誰もが」ときれいごとを言っていますが、弱者の障害者や生活保護受給者を支援しない絵に描いた餅です。食べることは決してできない。
こんな社会しか実現できない今の国家体制は異常であると言わざるを得ないですね。
明るい社会の到来は程遠いものと思います。
理想と現実との間にある乖離。この乖離を埋める施策を講じることができれば、問題は解消されるのでしょう。
産業を興すのも、この理想と現実との乖離を埋める手段を講じれば良いと思います。隙間産業。分っていても、中々実現できないものですね。
私の中にある幼少期のトラウマが起業を邪魔します。
貧乏だった故、安定した会社に入って安定した生活を営むということが夢でした。再び、貧困に陥った今、ハングリー精神が少し無くなった気もします。
自分の生活さえ支えられないジレンマ。起業しようにも起業できないジレンマがあります。
今一度、ハングリー精神を取り戻し、自ら歩む道を模索したいと思います。
さて、私は、今日も作業所に通い、シール貼りをしました。
今の私を支える拠り所となっています。
いつか、ジレンマを克服し、社会復帰をしたいと思います。
みなさんも、私と同じようなジレンマを抱えているのだと思います。お互い、頑張りましょう。
それでは、また。 | | |
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