kazkaz奮戦記＆社会批評 by kazkaz of 車輪の下

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現在新規更新は休止中ですが、過去１０年間の社会批評を検索ができるようにデータベース化しています。思考がデータベース化されていますので、現在社会を考える一材料になると思います。｢検索｣でご利用下さい。

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■2011年09月30日（金）04:45　国の体質…。助成金のばらまき…。

　厚生労働省は２９日、受動喫煙対策推進のため、飲食店や旅館などを経営する中小企業事業主向けに、喫煙室や換気設備の設置費用の一部を助成する制度を１０月から始めると発表した。(毎日新聞)

　何でも助成金を出して政策を実現するという政府の姿勢に疑問を抱く。
　金・金・金。金をばらまけば良いってものじゃない。
　この発想の乏しさはどうにかならないものか。むむむむむーん。

■2011年09月29日（木）19:29　野田首相の政策は子供でも出来る増税論…。知恵が見えない。

【首相、”今の時代で復興増税必要”】　
　野田総理大臣は、参議院予算委員会で、政府・与党が決定した復興増税案について、財政規律を守りながら財源を確保するためには、今の世代での増税が必要だという考えを示し、理解を求めました。（ＮＨＫ）

　経済成長戦略。遠い昔に聞いた戦略である。市場が飽和してデフレ不況となり、経済成長は見込めなくなった。今の時代を乗り切る、新しい経済政策を提案するものは誰もいない。野田首相も同じである。経済戦略を提案することができず、国民に増税を強いる政策を推進しようとしている。一国の首相として恥ずかしい。一番容易な増税論を進めている。増税を進めれば、今以上の景気後退は必至だ。復興特需で景気効果は多少あがるかもしれないが、復興地域以外の都市での景気低減は免れない。自分の無能ぶりをアピールしている始末である。これでいかん。なんとかせにゃ。
　何とかする方法はある。垣根を越えた与野党協議で新経済戦略を打ち出すことである。これが故に、私は大連立を提言しているのである。一人の力では良い政策は出てこない。与野党３党よって文殊の知恵を搾り出せ。それが、新戦略を構築する鍵となると思う。
　今、言い方は悪いが、喧々諤々とした論議が必要な時期ではないかと、そう思う。
　日本国家が結束して妙案を出す。そんな施策を望みたい。

■2011年09月26日（月）19:31　公務員宿舎の着工批判に反論…。

　安住淳財務相は26日の衆院予算委員会で、東日本大震災の復興財源に関する議論が高まる中、埼玉県朝霞市の公務員宿舎が着工されたことに批判が出ていることについて「全国の宿舎の廃止・集約で15％削減する方向だ。朝霞宿舎の着工だけを見て、公務員はぜいたくをしてけしからんという見方にはくみしない」とし、建設の正当性を主張した。塩崎恭久氏（自民）への答弁。(時事通信)

－首相の本音－？
　官僚に褒美をやらんと、行政は動かないんですよ。すこし位贅沢させたって良いじゃないですか。それで官僚たちが動いてくれるなら…。国民？官僚たちが動いてくれて行政が実施できるんですよ。それで国民は恩恵を受ける訳だから良いんじゃないですか。国民。そう国民のために官僚を動かすんですよ。これがどじょう流というやつですよ。官僚も国民を分かってくれる。そんな政治をしている訳です。増税？増税は当たり前じゃないですか。経済成長戦略なんて誰も立てられないんですよ。効果的に財源を確保するのは増税ありきじゃないですか。それが私の戦略なんです。そう、どじょう流ですよ。

■2011年09月21日（水）18:43　 FaceBook ２０万人の雇用創出と経済効果で米国に貢献…。

　【Facebook、20万人の雇用創出と150億ドルの経済効果で米国に貢献】
　米国の失業率が9.1％と相変わらずの高止まりを見せているなか、SNS サービスの Facebook が米国経済に大きな貢献をしていることがわかった。
Maryland 大学が実施した最新の調査によれば、Facebook は直接、間接を含め18万2,000人から23万5,644人の雇用を創出している。これら被雇用者に支払われる給与は121億9,000万ドルから157億1,000万ドルと推測され、米国経済に大きな貢献をしていることがわかった。Facebook 自体の従業員は、およそ2,000人。（japan.internet.com 9月21日(水)14時21分配信）

　どのような雇用創出を実現しているかは定かではないが、これがお手本になって日本にも波及すれば、少なからずの経済効果が見込める。実態が分からないので詳細を把握したい。

　ところで、台風１５号。明日、北海道直撃しそうです。不安…。

■2011年09月17日（土）18:38　宇宙ゴミの衛星２３日にも落下。人に当たる確率３２００分の１

　【ワシントン時事】20年前に打ち上げられ、現在は宇宙ごみとなって漂っている米航空宇宙局（NASA）の大気観測衛星「UARS」（長さ約10メートル、重さ約6トン）が今月下旬から10月上旬にかけて落下する見通しだ。NASAは16日、衛星は23日にも大気圏に再突入、落下する可能性があるとの注意報を出した。(時事通信)

　打ち上げた責任。長年放置していた責任。そしてそれが落下する責任。

　誰が取るのか!!

　一見人類に有益だと思われる装置も、事後的に危害を招く虞がある。
　日本の原発災害がそれを物語っている。
　今回は、人工衛星の落下だ。その落下で人に当たる確率は３２００分の１。決して小さな数字じゃない。
　人類は、自然法則に逆らって、何に向かっているのであろうか。
　私は、それを破滅と見る。

■2011年09月17日（土）17:53　米　特許を「先願主義」に変更…。

　アメリカのオバマ大統領は、特許の認定の仕組みを大きく変える改革法案に署名し、アメリカも日本やヨーロッパと同様、同じ内容の発明であれば、先に出願した人に特許を認める、「先願主義」に転換することになりました。アメリカではこれまで、特許の認定にあたっては、先に発明した人に特許を認める「先発明主義」が採用されてきました。しかし、オバマ大統領は１６日、認定の仕組みを大きく変える包括的な改革法案に署名し、同じ内容の発明であれば、先に出願した人に特許を認める、「先願主義」に転換することになりました。これについて、オバマ大統領は声明を発表し、「新しいアイデアがすぐに新しい仕事に結びつくような仕組みが必要だ。時代遅れの特許法を改定する必要があった」として、改革の必要性を強調しました。日本やヨーロッパと同様、アメリカが「先願主義」を採用することで、日本企業にとっても、特許の出願手続きが効率化され、特許紛争の減少にもつながるのではないかと期待されています。（ＮＨＫ）

　「先発明主義」から「先願主義」への移行。やっと変わったのですね。米国だけ異質な存在でしたからね。各国協調が大事。
　これで少しは、特許紛争も解消されるでしょうが、世界統一特許制度成立というまでは未だ未だ行かないようですね。自国に出願した特許権の効力が全世界に及ぶという可能性を探るのは、未だ先の話のようです。

■2011年09月08日（木）19:08　官僚は騙せませんから、国民を騙せば良いわけですよ…。

【どじょう首相　国民目線なし。官僚優遇で税金１００億円の無駄遣い！】　
　野田佳彦首相（５４）の「官僚優遇」ぶりがあらわになった。事業仕分けで凍結されていた埼玉県朝霞市での国家公務員宿舎建設工事が、新内閣発足直前の混乱の中、再開されたのだ。国民に負担を強いる増税路線を突き進む野田首相だが、１００億円を超える巨大事業の凍結解除は、なんと自身が財務相時代に決定していた。まさに永田町的二重人格。「公務員宿舎は余っている」という識者もいる。野田首相は８日、東日本大震災で被害を受けた福島県入り、翌９日からは台風１２号の被災地などを視察するが、被災者たちがこの巨大公務員宿舎の実態を知れば何と思うか－。（ZAKZAK)

-野田首相の本音は-
　政権交代の時の失敗は、官僚を封じ込めて、政府主導で政権を運用しようという風潮があった訳ですよ。これでは、官僚は動かないし、資料も出してくれない。これには、ほとほと参りました。行政活動ができませんからね。そこで、官僚は優遇して、情報を出させるようにする。官僚が動かなければ、政府が機能しませんからね。凍結した公務員宿舎を国民に黙っておいて、建設しちゃえばいいと思ったんですよ。そうすれば、官僚との溝は回復される。いい案でしょ。国民？国民なんて、黙って働いて、年貢（税金）を収めさせれば良いんです。今の時代、国民の顔色を伺うよりも、官僚の顔色を伺うことが大事ですからね。官僚様様ですよ。復興財源なんて国民から税金巻き上げて工面すれば良いんです。官僚には褒美を与え、国民からは税金を巻き上げる。いつの時代もそうでしょ。だからうまくいく。これがどじょう流の政治。国民は簡単に騙せますけど、官僚はそうはいきませんよね。やっぱり、官僚中心の政治が必要なんです。国民なんて、すぐ忘れます。静まるまで無視しておけば良いんですよ。そして頭を下げる振りをする。なに、簡単ですよ（笑）

　これがどじょう首相の政治だ。国民よ、大いに怒れ!!

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