kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下
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◎私と社会学&社会批評
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■2009年01月31日(土)02:46
国家公務員に定額給付金を支給することの是非・・。
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昨日までの公表で、家電業界では、日立7000億円,東芝2800億円,パナソニック1000億円,SONY2600億円,NEC2900億円の赤字になると予想されています。 自動車業界でも、TOYOTAの1500億円の赤字が見込まれています。 これらの企業は、内部留保金や資産の売却・経営統合・賃金カットなどを行えば、基礎体力があるのだから、当分は自助努力で会社の存続を保てるとは思いますが、厳しいご時勢ですね。 企業の赤字解消で真っ先に目を付けられるのは人件費の削減です。 今年の3月には、派遣社員等の非正規雇用の人達の契約解除が大幅に行われる模様です。その後は、正社員にもリストラの波が押し寄せてきます。今年の春闘は大波乱が起こりそうですね。NECはグループ全体で2万人強人員を削減するようですね。お先真っ暗です。 内定を取り消された学生達も可愛そうです。 こんな不況下にあっても、国家公務員達は身分保障され、賃金カットもリストラもありません。国民を助けられないお役人達だけは潤った生活を送れるのです。定額給付金は全ての国民に与えられるそうですが、お役所官僚達には支給して欲しくないと思います。けだし、彼らは経済的に困窮していないからです。お役人達は、国家公務員法に守られて国民とは異なった身分保障をされているのだから、その上で定額給付金を支給しない差別は、合理的な差別であって、何等法の下に平等に反しないと思います。 政府は、行政庁官僚に定額給付金を付与しない旨、法制化すべきだと思います。
それでは、また。 | | |
■2009年01月23日(金)05:01
オバマ政権誕生で・・。
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2009年1月20日に米国でオバマ政権が誕生しましたね。しかしながら、今のところ、景気回復に有効な具体案を提示していないように思います。黒人が大統領になることは歴史的意義があることは確かですが、本当の米国のCHANGEに期待したいところです。 米国で景気回復が実現されれば、日本も追従して景気が回復することは明らかです。全ての鍵は、米国が握っていることは確かですね。米国の再興に期待したいところです。 それに比べて日本は駄目ですね。瀕死な麻生政権が未だ政権維持に固執しています。もっと早い時期に衆議院の総選挙でもやっていれば、オバマ政権と同様にCHANGEに期待できたでしょうに。TOYOTAやSONY等の大幅な赤字の影響を受けて、非正規雇用社員は大幅に雇用契約を打ち切られます。米国の大手の会社でも同様な事案が発生しています。今年は正社員でさえも解雇される企業が出てくるでしょう。 政府は、正規雇用社員への採用の糸口を探っているようですが、正規雇用社員でさえその首が危ないご時勢。景気の落ち込みはそれほどひどいのが現状です。地方自治体などが臨時職員を採用していますが、それにも期間制限があり、食いつなぎに過ぎない状況です。 問題なのは、これだけの不況にも拘わらず、国家公務員だけは身分保障され、給与も高額を維持している。世間と乖離している状況です。景気回復に有効な手立てを打ち出せない行政庁のお役人がその職責を果たしていないのに給与は安定して貰える。異常な社会ですね。国家公務員の削減案にも異常に抵抗している。自分達の保身しか考えていません。この不公平感を是正するため、自民党を離党した渡辺元行革大臣(わたなべよしみ氏)に期待したいところですね。 日本もCHANGEしなければならない。そう思います。
それでは、また。
追記 オバマ大統領の打ち出すグリーン・ニューディール政策は果たして期待する雇用効果を生むのでしょうか。日本政府も、有効な雇用対策を打ち出して欲しいものです。 | | |
■2009年01月17日(土)03:49
受験生の皆さんへ・・。
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大学受験生の皆さん。今日と明日はセンター試験ですね。 皆さん、頑張って下さい。人生の山場です。 応援しています。 | | |
■2009年01月14日(水)20:26
今日は・・・。
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年初めに色々な出来事が起こっていますね。 渡辺元行革大臣の自民党離党。松浪政務次官は辞任を認められず罷免。2次補正予算の衆議院通過。麻生内閣支持率の更なる低下。中大教授の刺殺事件。イスラエルのガザ地区侵攻継続。 定額給付金は本当に経済的効果があるのか疑問です。経済的根拠が示されていません。経済学者の評価はどうなのでしょうか。市役所のどの窓口が担当するのでしょうか。市役所から通知が来るのでしょうか。よく分りません。私なんか、この冬の時期、市役所に行くのが億劫です。 今年は、裁判員制度もスタートしますね。有権者が被疑者を裁く。最高裁判所はおよそ3日の審議で評議が終了すると見立てていますが、死刑判決などを言い渡す事件でそのような短時間で果たして結論を導けるか否か疑問です。国民のよく分らないところで制度がスタートしてしまいます。裁判の評議は、予め公判前整理手続で検察官・弁護人・裁判官の間で争点が整理されたエスカレータ審議です。裁判員に無関係に予め争点が絞られているのです。裁判員はそのエスカレータの最後の部分に登場して短時間で結論を出すことを強いられます。これは果たして国民の納得がいく裁判制度でしょうか。何故か国民不在の下、制度だけがスタートしてしまう気がします。慎重な運用を経て、今後の改善を望みたいと思います。 さて、国民の賛同を得られない自民政権が制定する法は国民を救済する正義の法でしょうか。政治家は、民意を問う場合は、選挙によるというのが筋だと思います。景気回復のために政権を維持しているという麻生政権こそが、景気回復を阻害している要因だと思います。結論を先送りにしている麻生政権。衆議院を解散して総選挙で民意を確かめては如何ですか。それが景気回復の鍵を握っているかもしれませんよ。 平成を装っても、安心して眠れない時代・国家にいる自分を痛感しています。 所詮、争いの無い社会を構成するのは無理なのかもしれません。 人間には、競争心があり、自己の守る正義があり、対立を避けられません。他人を非難し、自己を正当化するものです。私も同じです。裁判を行うよりも、和解で解決できる社会であって欲しいと思います。資本主義社会が競争によって構成されている以上、避けられない難題だと思いますが、言語と判断能力を持つ人類にその課題が突きつけられています。平和な国際社会・福祉国家への転換が求めれる時代だと思います。 それでは、また。 | | |
■2009年01月04日(日)01:47
年頭に寄せて・・・ご挨拶・・。
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新年あけましておめでとうございます。 今年は、どんな年になるのでしょうか。 私が思うに、今年は責任転嫁の年になると予想しています。
ノーバート・ウィーナーは、正確な引用ではありませんが、「機械崇拝者達は、最後の戦争の核爆弾のスイッチを押す判断を機械に押し付けるのでないか。」と予想しています。機械崇拝者達は、己の責任を機械に責任転嫁するのです。 これと同じことは、鳩山元法務大臣も述べています。死刑執行を人手を介さずに機械で決めることを考えていました。これも正しく、機械への責任転嫁です。 今、世の中は不況の波で沢山の派遣社員が首を切られています。今年は、景気の底冷えが昨年よりもさらに厳しくなり、正社員が首切りの対象になると予想されています。 これは、正しく企業の正社員に対する責任転嫁です。 麻生政権では、この難題を阻止することは困難であると予想します。 国民へのしわ寄せが懸念されます。これも、国家の国民に対する責任転嫁ですね。 景気回復の鍵を見つけることは非常に困難ですが、政権再編・政権交代に期待したいと思います。
ところで、イスラエルのガザ地区への侵攻。世の中が戦争に向かって突き進んでいるような気がします。
さて、私事ですが、月曜日から作業所がスタートします。9日(金曜日)には七草粥の新年会が開催されます。早く、健康を取り戻し、社会復帰を目指したいと思います。みなさんも、健康を回復できる年になれば良いですね。 それでは、本年も「kazkaz of 車輪の下」をご愛顧の程、宜しくお願い致します。 | | |
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