-理想社会を考える-


今の不況を見据え、理想社会って一体なんなのか考えてみました。

社会は、家族をその最小単位として、学校、会社、病院、地方自治体、国家などで構成されます。社会学で習いますね。社会あるところに、必ず争いごとが起きます。 この争いごとを最小限に抑えるためには、暴力によらず、個々人を尊敬しあう姿勢が重要です。 社会の構成単位の最も最小単位である家族関係がギスギスすれば、地域・国家・世界単位までギスギスします。 また、逆に、世界・国家・地域がギスギスすれば、家族もまたギスギスします。

今、世界不況の波で、世界・国家・地域・家族の全てがギスギスしています。このギスギスを取り除く術はないのでしょうか。 理想と現実の狭間にある乖離を埋めることができれば、問題はなくなります。

ところで、理想社会とは何でしょうか。何もかも人手を介さず、ロボット任せにしておけるオートメーション社会。人類は何もしなくても不自由なく生活できる。 そんな社会を理想としていませんか。

失業の問題は係る理想社会の裏返しなのです。追いつけ追い越せの近代社会はそれで良かったかもしれません。実際に高度成長時代を遂げ、理想に近づいたのですから・・。 しかし、理想に近づいた現代社会では、社会は複雑化し、理想と矛盾した現象が現れました。一部の者のみが富を得、大多数の人が失業・貧困の蓄積に陥る社会となったのです。 即ち、ブルジョア社会への逆行現象が現れたのです。

今まで描かれていた理想社会は、明らかに間違っていたことが判明したのです。

 

では、軌道修正するには何をすれば良いのかが問題となります。新たな理想社会の像を考え直さなければならないのです。難しい問題です。

一つ考えられることは、最小限、雇用、働くこと、働く場所が提供される社会。即ち、現実と今まで捉えていた理想社会との中間地点を維持する社会が有用 なのではないかと思います。この像を逐次提供できる社会が理想社会なのではないでしょうか。

家族のギスギス感を無くする事が出来る社会、そんな社会を提案したいものですね。野蛮な戦争に向かって退歩しない時代作りが必要だと思います。

なお、本論考は、ノーバート・ウィーナー著「科学と神」をベースに考えたことを記しておきます。  以上




− 2009/07/07 written by kazkaz −