■2010年09月11日(土)07:11
振興銀はたん 重い監督責任・・。
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金融不安で貸し渋りや貸しはがしが横行する中、平成16年に「中小企業の救世主」として登場した日本振興銀行が10日、“時代のあだ花”のようにあえなく経営破綻(はたん)した。最大の原因は、金融庁顧問として一時期は金融行政をリードした木村剛前会長の乱脈経営だ。ただ、“身内”ともいえる同氏が主導する振興銀に早々と銀行免許を与え、その後も放置し、預金者の犠牲も招いた金融庁の監督責任も重い。(産経新聞)
高金利預金,無担保融資は、ビジネスモデルとしては成り立たないようですね。 金融庁の監督責任,振興銀の創設者の責任が問われます。 最も責任が重いのは、元金融大臣の竹中平蔵氏であると思われます。 彼は、今回の振興銀の破たんだけではなく、新自由主義(neoliberalism)の導入によって市場経済の悪化を招きました。評価は、0点。落第です。無能な経済学者に国家政策を委ねてはならないというのか今回の教訓ですね。 しかし、こんなエセ経済学者学者に国家政策を委ねた小泉元首相は何を考えていたのでしょうか。新自由主義の潮流に翻弄されていたのかもしれません。 大きな政府,福祉国家が見直されなければなりません。 | | |