kazkaz奮戦記&社会批評 by kazkaz of 車輪の下
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◎私と社会学&社会批評
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■2013年06月28日(金)04:39
電波で電気を送電…その期待可能性。。。
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(電波で電気を送電…その期待可能性。。。)
我々は、毎日電気がないと暮らせない程、電気に依存した電気社会に住んでいます。特に携帯電話等の情報機器はバッテリーを充電して使用するので、バッテリー容量が少なくなったら、充電しなければなりません。これでは、例えば、災害に巻き込まれて救助を求める場合は、通信時間がバッテリー残量に左右されるので、それが生死の境目になりかねません。 ところで、瞬間移動マシーンについて考えていて、電波や光では人間を移動できないけれど、小さい部品で構成されるロボットなら、変調された電波に部品を乗せ(部品の変調)、所望地帯まで電波で移送し、到着点で復調して、部品の復調ができるんじゃないかと…・。大体、電波で物が運べるかなんて考えても無駄?と思いながら、インターネットで調べてみると、「電波で電気を運べる」という理論が既にあるではありませんか(+_+)。 電波で電気を移送すると、人体に影響を及ぼすおそれがあるようですが、其れさえ回避すれば、例えば上述の災害時の携帯電話の充電やノートパソコンの充電,さらには、電気自動車への充電(トヨタは無線方式の磁気共鳴で実施*),マイハウス等の大型な備品への電気の供給などが可能となる可能性があります。たとえ話ですが、発電所から電波により電気の供給を受けて飛ぶ個人飛行機・ヘリコプターなどが作れるかもしれません。その応用分野は限りなく広がるのです。 私はこの技術に物凄く興味を覚えます。「マイクロウェーブ送電」として研究されています。 この開発が進んで実用されれば、コンセントなんかいらなくなるのかな?
*(2013/01/02 – ケーブルなしでEV充電…トヨタ「非接触」商品化へ)から抜粋 無線で電気を送る仕組みは、電磁誘導、電波、磁界共鳴の3通りあり、トヨタの方式は、約20センチ・メートルの距離でも電力を効率的に送電できる磁界共鳴方式を採用する。(読売新聞) P.S.10年位前から、家電の子機の充電に無接点方式が採用されているし、最近は携帯電話でも無接点方式で充電する機器がある。転送距離が短いのは、技術のせいなのか,人体への危険性の問題か,それは分からない。減衰の問題なのかもしれない。 | | |
■2013年06月09日(日)15:00
情報化社会の変遷としてのデジタル社会…・
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【アダルト・出会い系詐欺アプリがスマホで氾濫】 スマートフォン・タブレットのAndroidで、アダルト詐欺・出会い系詐欺のアプリが氾濫している。Android公式である「Google Play」上にも登録されているので注意が必要だ。(読売新聞)
(情報化社会の変遷としてのデジタル社会…)
今は正に情報化社会。電波や光ケーブルを主軸として種々の情報操作が可能な時代になった。情報伝達媒体は、手紙から家(固定)電話,家電話から携帯電話,そしてスマホ等の情報機器へと変遷している。この伝達媒体の変遷は、皮肉にも家族の核家族化のように、情報の受け手がより大きい集合(各社会)からより小さい集合(最少は個人である)へと移り変わっていることを示す。情報が現時代のように、個人と社会間を結びつける手段となると、大きな集合は小さな集合の情報管理ができなくなる。例えば、親が子供の情報を管理できなくなるということである。 昔は、表題のアダルト系サイトや出会い系サイトなんかなかったから、H本一冊買うのにも勇気がいたし、彼女との出会いは、友達の紹介・合コン・ナンパなど、非デジタル系(アナログ系)であった。彼女の家に電話するのさえ、父親や母親という障壁があったから、非常に勇気がいるものであった。今は、スマホ一本でアダルト系サイトの閲覧・出会い系サイトでの出会いが出来てしまうデジタル社会である。このように、アナログ文化が通信機器の変遷でデジタル文化へと変貌を遂げていったのは、非常に面白い。そして、そのデジタル文化の結晶であるスマホ等は、その利便性を買われ、若者を中心として拡散している。 しかしながら、情報化社会が齎したものは、情報取得の利便性のみならず、それを悪用した詐欺の存在である。新しい機器が開発される度に、詐欺は高度化し、人々を巧妙に欺いていく。そこに必要なのは、情報の峻別能力である。とは言ってもこれは非常に難しい。世の中の主要なメディアなどで注意を呼び掛けているが、本来、これらの問題を回避する責任は、開発者・販売者側にあるのではないのかと思慮する。うーむ。どうであろうか。情報化社会の末路は、誰にも予測できない。 しかし、情報を取得・加工する手段として通信機器は今以上に複雑になっていくのを止めることはできない。このままでは、個人の情報管理能力だけでは対応できない時代が到来するに違いない。そのためには、情報の規制が重要なファクターになると考える。なにも表現の自由を規制する訳ではないが、詐欺の自由なんてものはない。その撲滅を図る手段を構築しなければならないと考えるのである。
追記:この記事をTOPICSに掲載しました。(2013/06/09)→「情報化社会の変遷としてのデジタル社会」 | | |
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