[613] ひとりになればいい
大学時代
友人
ソリューション データ: 大学でつるんでいるグループの中に、気が合わないと感じるAがいた。Aは、勉強は極力しないで試験さえパスできればいいと考えていて、「だるい、疲れた」「合コンしたい」「ヤバイ、ぜんぜん勉強してない」が口癖だった。Aは割と華やかで自分に自信があるタイプで、自然と会話の中心になるところがあった。Aがいなければ勉強のことや将来のことなど落ちついて話しているが、Aがいるとオトコの話中心になり、みんながだるい、面倒くさいといったムードを出すようになる。最初は話を合わせていたが、面倒くさくなってきたのでグループそのものから距離を置くことにした。ひとりで昼食を食べ、図書館で勉強したりするのは、むしろ気楽だった。一方、みんなのほうは私が距離を置いたことにも特に気が付かなかったようで、普通にメールもするし、飲み会も誘ってくれるし、授業の席やプリントもいつもとってくれてあった。合わないものを無理に合わせるより、距離をとってしまったほうがラク、しかも周囲は意外と気づかないしこちらの気持ちにはそもそも興味をもっていないということに気が付いた。気が合わないと思いながら一緒にいようとすると、たぶん相手も何かしら不快に感じるはず。事実、距離を置いてからのほうがAともうまく会話ができるようになった。
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[612] 何となく仲直り
中学生
同じ部活の生徒
ソリューション データ: 私は中学生のころ、吹奏楽部に所属していました。3年生の時に、練習時に同じパートの同級生に私が言った言葉にその同級生は腹が立ったらしく、私を無視するようになりました。正直私もその子の事が苦手だったのですが、同じパートだったので無視されたままだと部活がやりにくいこともあり、原因はわかっていたのですが、部活帰りにその子になぜ無視するのかを聞いて、きちんと話し合って解決しようと思いました。しかし、その子は「どうせ私が全部悪いんでしょ」というばかりで、結局解決できず、顧問の先生に相談しました。顧問の先生には話を聞いていただいただけだったのですが、先生に知ってもらっているというだけで気持ちが楽になりました。その後テスト期間に入り部活がしばらくなく、久しぶりに部活が再開した時にはその子の無視はなくなりました。問題がきちんと解決したわけではなかったので、私の中でその子への不信感はまだ残っていたのですが、また蒸し返して面倒なことになるのも嫌だったので、何となく仲直りした感じで解決しました。
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[610] 開き直ろう
ソリューション データ: 高校二年生の夏。吹奏楽部のコンクールオーディションの時期に、ちょうどスランプにあたってしまって、本当につらい時期が二か月弱続きました。一番辛かったのは、プレッシャーと指導者からのきつい言葉でした。まず、私のパートは私以外の二年生が、全員一次オーディションに合格していたこと。次に高校から楽器を始めた私ですが、中学から楽器をやっている後輩に教えつつ、自分もオーディションに備えなければならないこと。そして、なにより酷かったことが、指導者からの暴言でした。ただでさえ落ちているのは私なので、大勢の前で怒鳴られても、上手くならないのはお前の性格のせいだ、と罵られても反論したり、糧にする気力はありませんでした。それからますます楽器の調子が悪くなり、後輩はオーディションを通り、私抜きの全体合奏が続きました。私はもう怖くて毎日毎日同じメロディーを吹いて吹いて吹き続けました。気づくと、大好きな学校も部活も憂鬱で人と話すことも極力避けるようになりました。体調も常に悪く、一日中オーディションのメロディーがヘビーローテーションするような緊張状態でした。そんな私がスランプを抜けたきかっけは、数日楽器から離れることでした。今考えれば当然のようですが、連日の酷な練習のため私の心も体もぼろぼろになっていたということに当時の私は気づいていなかったのです。一度頭をリセットしよう、と楽器から離れることは、当時自分の努力不足のせいで上手くいかないんだ、と思い込んでいた私にとって、大変勇気がいることでした。そして、「私は誰のためでもない、自分のために楽しく吹くんだ」と開き直りました。そう思った途端、嘘のように楽器の調子が上がっていき、最終的に周囲の人がびっくりするくらい上達しました。辛く苦しいときは、本当に本当に勇気のいることですが、少しその場を離れて、自分を客観視しつつ開き直ることが大切だと思います。
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[608] 仲良し三人組
友人
ソリューション データ: 女友達、仲良し三人組。なんでも三人一緒だったがある時から、一人の子が、もう一人の悪口を言いだした。 その子といる時は私の悪口をいい、いつしか私一人が仲間はずれにされた。その時はすごく悩んでいたが、クラス替えでみんなバラバラになり、なんとなく解決した
キーワード: クラス替え
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[607] 頭ごなしに怒るばかりでは良い関係は築けない
中学生
部活の同級生
ソリューション データ: 中学生時代、私は吹奏楽部のトランペットパートに所属していた。2年生の冬、先輩方が引退した後、トランペットパートは私たち2年生2人と1年生3人になった。私は、私以外のもう1人の2年生が全く練習しなくていつも悩んでいた。いつもイライラしてしまって頭ごなしに怒ってしまっていたが、ある日「なんで練習しないの?なんか理由があるの?」と聞いたところ、「ここのリズムが分からない。」と言った。そこを教えるとすぐにできるようになり、もくもくと先の譜面まで練習していた。相手と良い関係を保つためには、まず相手を知ることから始まると考えた。
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[606] 正直に謝ることは大事
ソリューション データ: 私が小学4年生から5年生になるときに、ランドセルからリュックに変えました。もうほとんどの人がリュックだったので、珍しくもありませんでした。でも友達が、「リュックに変えたんだね」と言ってきたのを聞いて、”変えちゃいけないの?”とネガティブにとってしまいました。そして勝手に怒って、そのとき友達を無視してしまいました。後から考えてみると、完全に私の思い違いで、友達に申し訳ないことをしたと思いました。だから、謝ろうと思ったけど、直接謝るのは恥ずかしかったので、”ごめんね”と手紙を書いてその子の下駄箱に入れておきました。次の日、私の下駄箱に手紙が入っていました。ドキドキしながら開いてみるとそこには、”いいよ”と書かれていました。ホッとしました
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[603] 距離を置いてみる事
ソリューション データ: 私の高校の部活仲間の中に自分と合わない子がいた。私の高校の部活はあまり活発ではなかったので、中学がとても強い学校だったその子は不満がたまっていたらしい。その意欲を前向きに使ってくれればよかったのだが、愚痴や中学の頃の話ばかりをし、周りから浮いてきていた。しかし本人は気にする素振りはない。一緒に話していても中学の話が必ず出てくることが私をイライラさせた。しかし部活の仲間ということで文句も言わずに放置していたら、たまに接する分には問題がないことがわかり、いい距離感を保っていたらその子の良いところも見えてきた。 苦手な子でもいい距離感を見つけることで、気持ちのいい関係を築くことができた。
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[602] 友達は選ぶ
ソリューション データ: 私が中学一年生の時、吹奏楽部に所属していた。先輩の人数が多かったので、一年生がコンクールのメンバーになることは少なかった。私の代の一年生では二人だけ出場したが、その中には私も含まれていた。それから小学校が一緒で同じ部活に入部したNちゃんとの仲がぎくしゃくしてきた。 小学校時代から陰口をよく言われていたのは知っていたが、同じ部活での仲間ということもあったので忘れるようにしていた。 しかしコンクール当日、学校での練習を終えコンクール会場へ向かうために楽器をしまっていると、Nちゃんがやってきて、今まで悪口を言っていたと涙の謝罪をしてきた。私はなぜこのタイミングなんだ、とショックよりも呆れのほうが勝っていた。 コンクールメンバーに選ばれたのがずるいと思っていたらしい。その話を聞いたら私も腹が立ってきて、一年生としてコンクールに出るプレッシャーがあったことも知らないで!と感情が高ぶってしまった。私も悔し泣きと悲しみの涙を浮かべたが、その場は済ませた。 後日話し合いを設け、小学校のこともあるし、ほかのこの悪口のこともある。もうNちゃんのことは信じられないから、卜部だけの仲良しごっこと早めて、もう話したくない。という気持ちを伝えた。それから部活中挨拶だけをかわす仲になった。大学生になってもその関係は変わってないが、別に後悔はしていない。合わないこと無理やり一緒にいるよりも、一緒にいて安らげること一緒にいることがとても楽しい。
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[601] 部活の後輩
新入部員
ソリューション データ: ある部活で、新入部員が入ってきた。だんだん日にちがたつにつれ、自然とその中で もグループができていった。何の問題もなくうまくやっていたが、しばらく経ってから あるとき突然ある1つのグループ内で理由は分からないが、何かごたごたがあったらし く、グループ内が2つにわれていた。はじめのうちは女子のグループが変化することは よくあることだと思い、そのままにしておいたが少したって喧嘩のほとぼりが冷めてか らも、お互い全く相手と関わろうとせず、部活内全体に影響が出てきた。 そこで彼女たちの先輩は、部活でグループに分かれて練習をする際に同じグループの 子が一緒にならないように分けて、行うようにした。はじめはお互い話そうとはしなか ったが、少し経つと前と同じように話をしていた。他のグループでも同じような結果だ った。そしてしばらくすると、前と同じようにもとのグループに戻っていた。 後で本人たちに聞いた話だと、みんなもう相手のことはなんとも思っていなかったが、 喧嘩していた相手と話すのは同じグループの人との関係を気にしていたため、関わるこ とを避けていたと全員が考えていたらしい。
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[599] パートリーダーの責任
高校生
部員
ソリューション データ: 私は高校生のころ吹奏楽部に所属していました。私が2年生になると、先輩が引退し、私がパートリーダーになることになりました。私はそれまで人を仕切る立場をやったことがなかったので、とても不安でいっぱいでした。パートには同級生Aが1人いて、後輩が5人いました。後輩が他のパートより多かったので、Aに頼るしかありまえんでした。しかしAは自分からはあまり私を助けてくれず、むしろ後輩たちと遊んでばかりいました。夏になるとコンクールに向けての練習が始まりました。練習は毎日あり、部活の雰囲気も少しピリピリし始め、皆体力的にも精神的にもきつかった時期でした。私も慣れないパートリーダーの仕事で、毎日悩んだりしていました。長い練習でパートの雰囲気も悪くなってきて、、私だけの力ではどうもできなかったので、Aに手伝って欲しいと言うことにしました。それを初め言った時は承諾してくれましたが、状況はあまり変わりませんでした。それで私はAを呼び出して、今まで思っていたことを全て言いました。Aは全てしっかり聞いてくれて、すぐには直らないかもしれないけど、頑張って変わってみると言いました。それからは少しずつ私の仕事を手伝ってくれるようになりました。部活を引退するまで、Aは完全に変わってくれたわけではないけど、確実に私が思ってたことを告げた日からAは変わってくれました。今ではそのことを笑って話せる仲です。あの日に思ってたことを全て言ってよかったと思います。
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