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SolutionBank.net > 発達障害 > 親

 [23] 少しずつ
   

姉の子供


ソリューション データ:
私の姉の子供A君が生まれつきの自閉症で移動でとても困っていました。家族中、毎日がA君に振り回され神経もピリピリ。どこに行くのかわからない。言葉は全く会話にならないので誰かがA君を見張っている状態でした。こちらの言うことが分かっているのかいないのか、とにかく勝手に動いていました。でもA君は車に乗るのがとても好きで、私の車の助手席に勝手に入っていました。主人が運転してA君が助手席、私がA君の後ろの席に座ってドライブに行っていました。何回かドライブに行きましたが、その時A君はとても落ち着いていて、何か鼻歌さえ歌っているようでした。ある時私がA君に「おりこうさんにしていたらレストランに連れてくね」と言うと「ハイ」と言いました。それからは車の中でいつもいろんな約束をするようになりました。我慢もできるようになり、字を書くこともできるようになりました。今は家の手伝いもできるようになり、会話もできるようになりました。今考えると、リラックスした状態での暗示がきいたのではないかと思っています。A君の体の硬直もひどかったのですがマッサージで治りました。最初は体を触られると逃げていましたが私が少しずつ肩をマッサージしてからおやつをあげて慣らしていきました。次のときは鳥肌になりながらも我慢してくれました。今は母親にも甘えることができ、言葉が直線的で単語である以外は特に問題もなく普通に生活しています。

 [18] 子どもを信じ本気で接することが功を奏した事例
   

ソリューション データ:
軽度発達障害の子どもを療育するために、キャンプ療法を行っている団体にボランティアに行ったときのこと。ボランティアスタッフの男の子が、学校でいじめられているという小学5年生の男の子にきちんとやり返すように言って聞かせていた。その後も、友人からからかわれて言い返せない時に、「ちゃんと言い返せ」と言い、きちんと言い返せるまで説得した。そのような手を繰り返すうちにその子も言い返したりやり返したりできすようになり、友達がからかわれているのを助けられたりしているうちにいじめられなくなった。よくかんしゃくをおこす男の子がかんしゃくを起こさなくなり、最終的には下の子の面倒をみるいようになっていったこともあった。その他の子どもたちにも、とにかく真っ直ぐに言いたいことを伝え、大体はきちんと子どもにも伝わっていた。
 そのスタッフだけが原因ではないと思うが、本気で子どもに接する、子どもを信じるということが大事だと学んだ。

キーワード:
子どもを信じること

 [16] 一回の面接で母親の主訴が解消した例
 小学1年生  

ソリューション データ:
ADHDと診断された小学1年生男児。
リタリンを服用し始めてから、学校における行動面での問題は解消しつつあったが、母親が家庭で困っている問題として相談があった。
本児は、同胞3人の3番目で、上に5年生の兄と中学1年生の姉がいる。もともとこだわりの強さが目立つ子であったが、入学以来、自分が朝一番(=6時)に起きないと機嫌が悪くなり、登校に支障が出ていた。このため母親は先に起きた父親や兄、姉に、本児が起きてきたことが分かると自分の部屋に戻り、寝たふりをしてから起きてくるようにお願いしていた。
毎朝本児より早く起きた父親が本児のこだわり強さを利用して、『朝一番(=6時)に起きる』を『朝6時に起きる』に置き換えることを本児に強く訴えるとともに、本児がお金(硬貨)にこだわっているという情報より『6時に起きたら10円上げる』こととした。
日頃から本児はお金に非常にこだわっており、なにかする度にもらうお駄賃の10円は大好きであったことより、母親は即これを実施。以後翌日より朝の混乱、登校渋滞は解消した。

キーワード:
寝たふりをする、硬貨へのこだわりを利用

 [14] パニックにならないために
   

パニック


ソリューション データ:
受験に失敗した時は「満員電車に乗って通学するのはまだ無理って神様が思って不合格にしてくれたんだよ」と説明したらパニックにならず、すんなり納得してくれた。
歯医者にかかるとき、その日の治療を順序だてて説明してもらってから治療を始めてもらうと落ちついて治療を受けられるようになった。
食べ物のこだわりが強く、レストランに入った時、@食べたいものがなかったり、逆にAありすぎて決められなかったりでパニックになるので、@のときはとりあえず頼まず、他の家族が注文して食べていると興味を示して注文でき、Aは決められない理由を聞いて消去法で決める手伝いをして注文できるようになった。

キーワード:
ちゃんと説明する、スモールステップ

 [13] 必要性を自分で感じて
   

身支度が出来ない


ソリューション データ:
朝の仕度や保育園での身支度が出来なかった。
朝の仕度は「支度しなくてもいいよ」と言ったら、仕度(着替え、洗面)なしに外出するのは恥ずかしいと認識したようで、やるようになった。
保育園での身支度は、絵・写真のカードで示した。手順を理解したのか、2年間出来なかったことが1ヶ月で出来るようになった。

キーワード:
必要性の認識、カードによる具体的な手順の提示

 [12] 自分でハンコ!!
   

仕度が出来ない


ソリューション データ:
朝の仕度の際に「次はアレ!!次はコレ!!」とどなっていたが、手順書に「やったら自分でハンコを押すこと」ということにしたら、怒鳴らなくても、それまでよりはスムーズに仕度が出来るようになった。

キーワード:
手順書とそのしるし

 [11] 目で見たらわかる子の事例
 小学校1年  

言葉だとあまり聞いてない


ソリューション データ:
図書館などでちょうどよいと思われる内容の絵本をさりげなく読んだり見せてみると「そうなんだー」と自己発見してくれたときがあった。
親が言葉で言うことはあまりよく聞いてくれないようであるが、言葉で通じないときは絵や字で書いてみるのがいいようである。

キーワード:
言葉じゃなくて絵や字

 [10] ボランティアと一緒に
   

親とだと通級に行けない


ソリューション データ:
通級に通うにあたり、親がいると甘えて降りるべき駅で降りることが出来なかったり、駅から会場まで歩くことを嫌がっていたが、親ではなくボランティアに送迎を頼むことで、ほぼ一人で会場までの行き来が出来た。

キーワード:
ボランティアによる送迎

 [9] 子供と私の間の家での「決まり」を作ること
   

言うことをきかない


ソリューション データ:
「きまり」に弱い息子でしたので、学校でのきまりは守っても家ではまったく言うことを聞きませんでした。そこで私は息子を正座させ、目と目を見て話をしました。
私との約束をひとつずつ話したのです。本人が納得し、「うんわかった。約束する」と言った場合、「今、お母さんと約束したよね。ではこれは『きまり』です。やぶったら罰があります。」と言い、本人の一番大切なものを捨てる、ということにしました。そして「あなたの一番大切なものは?」と言いましたら「お母さん」といいましたので、約束を守れなかったときは私が家を出る、というルールにしました。
するとその日から今まで何度言っても忘れてきた「宿題は何か」を必ず聞いてくるようになり、担任の先生が言うには「別人のように変化」とのことでした。時々、守れないことがありますが、そのあたりはプレッシャーを避けるため、大目に見てがんばらせています。
いつか私が「家を出なきゃならないのかしら?」などとドキドキしています(笑)

キーワード:
家での決まりを作る

 [8] 理由ではなく答えを教える
   

納得できない子


ソリューション データ:
コンビニで立ち読みをするのが大好きで、長時間立ち読みをしているのでそのことを注意したところ、なぜいけないのか理解することが出来ない様子だった。
コンビニに行って話をして協力をお願いしたところ、
「立ち読みは迷惑なのでご遠慮ください」との張り紙がされた。
「ご遠慮ください」の深い意味を説明することにこだわるので、=禁止 と教えた。
それから、コンビニでの立ち読みはなくなった。

キーワード:
結論から伝える


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