実地試験といっても、現場で何かするというものではありません。過去携わった工事の留意点などを書かせる問題です。
下の表は、過去6年間の実地試験の問題です。
ポ イ ン ト H28年 H29年 H30年 R元年 R2年 R3年 受験者本人の実地経験を書く 〇 〇 〇 〇 〇 〇 工程・品質・安全管理の処置,対策を書く 〇 〇 〇 〇 〇 〇 単独を合併処理に転換する際の注意点 〇 単位装置,内部部材の要件 〇 構造図から寸法を計算 〇 フローシート・建築用途から処理方式と人員算定 〇 単位装置計画時の基本設計値 〇 深埋め,地上設置の注意点 〇 建物基礎から浄化槽を守る 〇 ホッパー型沈殿槽について 〇 ブロワ設置場所,風量計算 〇 埋め戻し前の槽本体確認事項 〇 〇 埋め戻し前の設備・配管確認事項 〇 〇 工事終了,試運転のチェックポイント 〇 山留め工法が必要な事例 〇 〇 工事前の調査項目 〇 〇 傾いて設置された浄化槽の機能障害 〇 浄化槽設置場所の留意点 据付,埋戻し,コンクリート打設時の注意点 窒素除去に有機物添加が必要な建築用途 水張りの目的をいくつかあげる 水替え工事の留意点
一目瞭然。受験者本人の実地経験を書かせる問題と、工程・品質・安全管理から二つに関するコメントが毎年出題されています。なので、これは絶対落とせません。文章を予め考えて望みましょう。
ここ数年の実地問題、それほど難しい問題は出ていませんので、しっかり準備しましょう。