合格ラインは60点とも65点ともいわれています。でも、勉強される皆さまは70点を目指しましょう。
- なにがなんでも70点取るんだ! と考えると肩に力が入ります。発想を逆にしてみましょう。
問題の3割、つまり15 問は間違えても合格するということです。15問落としてもいいんです。このように考えると、勉強の方法もそれなりに変わるはずです。- まず、自分は一体どこが苦手かを自覚することが第一歩です。そして3割を捨てます。その代わり、当然ですが自分が得意とする分野の問題は絶対に落としてはいけません。
- 捨ててもいい分野としては、特に難しいと思われる、科学一般、例えば電気・機械・化学などは捨ててもよいでしょう。当たればもうけもののつもりで結構です。
法規を最初から捨てるのは得策ではありません。考えようによっては、法規は、浄化槽の経験が全くなくても得点できる>唯一の分野です。ここで20点の差が出ます。
もちろん施工技術と処理原理を捨てると、生涯合格できません。- 計算問題がどうしても苦手な方、出題レベルは中学の数学レベルです。でも、単に計算テクニックの勉強だけでは限界がありそうです。もうひと踏ん張り「処理原理」を勉強しましょう。
- まずは、昨年(令和2年)の問題50問を一回通しでトライして見ましょう。これにより、現在の実力が認識できるのと、ご自分の苦手分野が把握できます。
- 次に、基礎となる「汚水処理の原理・各槽の構造」「施工技術」を一通り勉強します。
- ここで、実力UPの確認に、その前の年(令和元年)の問題50問、さらに勢いで平成30年をやってみましょう。これで3年間分150問の傾向がわかるようになります。
- 勉強が進むにつれ、「1年間分を全部解いて次の年度へ」ではなく、『分野別に3年間を比べる』ことがポイントになってきます。
- 以前、講座を全部印刷して丸暗記、という方がいらっしゃいましたが、これは逆です。過去問で苦手を見つけて講座でカバー。一発試験はこれがベストと確信しています。それに『15問は捨ててもいい!』という心の余裕です。
- 基本的に出題は循環します。この講座では、過去6年間の問題を中心に、トータル10年間の問題と解答を掲載していますので、この中から、連続する3年間(例えば、H30〜R2年度)の過去問を徹底的に解きまくってみることをお奨めします。
合格された方からは、「とにかく過去問を必死にやったことが合格の勝因」というメールを多くいただいています。
調べてみると、こんなことが、
・動画の情報量は文字情報の約5000倍に相当
・動画1分間の情報量はWEBページなら3600ページの情報量に匹敵
なら、動画で勉強したいですね。なので、このサイトで動画へのリンクがあったら、必ず目を通してください。特に浄化槽の工事や維持管理に関連した情報は重要です。