消毒は一般的には塩素を処理水に添加することによって行われる。塩素の形態としては液体とガスと固体があるが、浄化槽レベルでは、次亜塩素酸カルシウムの錠剤や塩素化イソシアヌール酸の錠剤や液体の次亜塩素酸ソーダが使われる。固体の場合は処理水中に除々に溶けだし、消毒槽で約15分間接触したのち、放流される。
消毒は塩素以外にオゾン(O3)を添加する方法や、紫外線(UV)を照射する方法などがある。
■ソーダはナトリウムと同じ
■消毒はこれしかなく、毎年ここから必ず出題されている。
モノは数字で、他に順番で モノ-1 ジ-2 トリ-3 テトラ-4 ペンタ-5 ・・・(身近で結構出てくる)
水質汚濁防止法では、放流水の大腸菌群数は3,000個/c㎥以下となっているが、正常な機能の合併処理浄化槽では、塩素消毒をしなくてもこの数値以下であることが多いが、安全のため消毒を行う。
塩素は水中の有機物と反応して発ガン性の有機塩素化合物(トリハロメタン等)を生成するので、不必要な過剰注入は避けたほうがよい。
■大腸菌の規制は水質汚濁防止法でしたが、現在は建築基準法にも追加されている。