庭の記録
2010年の春

その1

その2

2010年の冬

その1

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2009年の秋

その1

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2009年の夏

その1

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2009年の春

その1

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2009年の冬

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2008年の春

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2007年の冬

その1

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2009年の夏 その1


まだ四月下旬なので春なんだろうけど、今年は早く暖かくなったので、花の開花がすごく早いです!だから、夏の分類にすることにしました。今、庭は、香りのオンパレードで、ほんとうに幸せです〜!


レモンの花が咲き出しました。リスボンという品種で、実もとても香り高くぎっしりと詰まっていておいしいです。こんなに沢山花を咲かせて大丈夫なの?と心配になってしまうほど、ものすごい量の蕾が開花を待っています。


花の香りはとっても強くて、庭中に香りが漂っています。柑橘の花の香りなので、すっきりとしていますが、そこはかとなく甘くて、品のある香り。昼間からよく香りをふりまいていますが、夕方から一際強くなる感じです。受粉してくれる虫を誘っているんでしょうね〜!


ライラックのセンセーションです。ずっとライラックが欲しかったのですが、どれにしようか随分迷いました。で、とうとう実物を見てみたいセンセーションに決定。昨年末に仲間入りした子なので、花は期待していなかっただけに、嬉しい開花です。


赤い部分の色が薄かったのですが、白のふちどりはきれいに入っています。やっとおがめた実物でした〜!香りはレモンやその他に押され気味で、鼻を近付けないと分かりませんでしたが、よい香りがして満足です。


こちらは姫ライラックです。昨年よりも倍ほど大きくなって、花数も増えました。日当たりが大好きなようなので、真夏以外はがんがん太陽に当てて育てたのがよかったのかしら。花いっぱいです。


姫ライラックは、花を近付けても柔らかい香りですが、離れていると空気中に香りを漂わせてくれます。風向きによって、レモンだったり姫ライラックだったり、色んな香りがしています。


ちょっとした香りコーナーです。奥の大鉢は、冬から咲き続けてくれたプリムラマラコイデス。その下はドイツスズラン、手前には2種のエリシマム(チェイランサス)があります。


右は、エリシマム(チェイランサス)のコッツウォールドジム。左は、ボーレスムーブです。…エリシマム、チェイランサス、ウォールフラワーという三つの名前、今だにどれがどれだか分かっていませんが。


ボーレスムーブ、ほのか〜な、ごくごく弱い香りです。この種では、やっぱり黄色の花が咲くタイプのものの方が、香りは強いみたいですね。


コッツウォールドジムです。咲き始めの茶色ピンクから、紫への変化がおもしろいお花。それに、とても葉っぱがきれいです!こちらも、ごくごく弱い香りです。


ドイツスズランは、これくらいの量だと香りが漂うほどではありませんが、鼻を近付けると、まさに香水のようなな素敵な香りがします。地植えにすると広がってモンスター化するそうなので、ちょっと怖くて鉢植えで頑張ってみます。


鉢の右下の地面には、種から育てたイブニング・プリムローズがズラズラと植えてあります。画面一番手前の鉢には、ベニカノコソウとダイアンサス・ソーティが植えてあります。みんな香りがある子達です。夏に向けて咲いてくれますように!


大好きなカラタネオガタマが今年も沢山咲いてくれました!しかし今年の開花は随分早かったですね〜。ある日の夕方、いきなりバナナの香りがしたので、まさか?と思いつつ確認したら一個開花していました。4月中ですよ、驚きました。


白のカラタネオガタマが、家には2本あります。庭の限度を考えると大きくできないので、樹高1.3メートルくらいで我慢してもらって、代わりに2本鉢植えにしています。20年ほど前、庭の隅に、いやに芳しい白い花を咲かせる小さな木がありました。家族の誰かがもらってきて植えた事しか情報がなかったのですが、今思うと、あれは絶対カラタネオガタマですね。


いやあ、本当に芳しいです。バナナ。南国の花の香りです。夕方になると強く香りが漂います。香ると、ああ、夕方なんだな、と思うこともしばしば。肉厚な花弁はクリーム色で、ピンクに縁取られます。モクレンの仲間です。


オガタマは、日本では大昔、神様に供える木だったそうで、有名なサカキは、逆にオガタマの代用品だったそう。カラタネは、中国から入ってきた種らしい。オガタマの大木がある神社に行ってみたいものです。


こちらはカラタネオガタマの赤花種で、ポートワインです。ある程度の日陰でも耐えるようですが、日なたに置いていたせいか、沢山沢山蕾がついています。


白いカラタネオガタマよりは、香りが弱いです。園芸種なのだろうな?だから香りが減ったのだろうな?と想像しています。でも花が沢山あるので、夕方になるとバナナの香りが漂ってきます。


赤い子もとってもかわいいのです。縁の赤が濃いのは、白花と同じですね。蕾が開き出した時が最も香りが強く、開花中に次第に香りがなくなってきます。受粉が完了すると匂いを出すのをやめるのかしら。


玄関に冬からずっとあるパンジーとストックです。花を絶やすことなく、ずーっとずーっと咲き続けてくれた偉い子達です。もう5月になったというのに、いぜんと咲いてます。半年以上になります。


冬は香らなかったストックが、暖かくなってから強く香っています。昼間はまったく香らないのですが、夜中には、辺りに香りを漂わせるほど強くかおります。それに気付いた時はとっても驚きました〜。


沖縄原産のサザンカのルッチェンシスですが、これも発見がありました。こうして切って部屋に入れたら、すごくよく香るのです。梅に似たよい香りです。木のままだと、ほんのり香るか香らないかでしたから、格段の差です。そういえばバラにも切り花にしないと強く香らない種類があるらしいですね。


こちらも昨年末仲間入りした、ジャコウフジ(匂いフジ)です。ずっと探していました。見つかると売り切れだったりして、ずっと手に入らなかったのです。もう見つけただけで嬉しかったのですが、花まで見れるなんて!!!!


フジは、たいがい香るのですが、その中でも「ジャコウ」と云う名前が付けられているのだから、どんなに強い香りなのかな〜と妄想していましたが、、、やはり強い香りです。ジャコウですから、多少まったりとしたマダム香水の香りです。


夕方になると特に強く香ってきます。レモンの近くに置いていたら、両方の香りがまざって、それがまたいいのですよ。合うんですよ。いろいろ咲かせて、庭の空気中でブレンドするなんて、とーってもゼイタクですぅ!!!


とても美しいのでもう一枚。地植にすると大きく育ってくれますが、しばらく花が見れないかもしれません。逆に毎年花を楽しむなら、小さめの鉢で我慢してもらうとコンパクトなまま、たくさん咲いてくれるそう。どちらにしようか、非常に迷う所です〜。


ニオイバンマツリも咲き始めました。ベランダのカンカンの日当たりで、小さな鉢で、肥料も水も控えめというより無し、という超スパルタな環境に置いていたのですが、ものすごく沢山つぼみが付きました。花によってはバラのように過保護とも思えるお世話が必要だったり、むずかしいですねえ。


ニオイバンマツリ、咲き進んできました。ジャスミンに系の香りです。強く香りますよ〜。昼も夜もばんばん香っています。鼻を近付けて嗅ぐとジャスミン!という主張が強い香りですが、空気に漂ってくる香りはやさしい香りです。


これも地植えにしようか、鉢植えのままでいくか、迷っています。狭い庭では、鉢植えだと移動できるから便利なんですよね〜。やっぱり鉢植えかなあ。


まん中に映っている背の高いものは、種から育てているスイートピーです。これで130センチくらい。この後さらに40センチほど伸びて、私の身長162センチをゆうに越えました。大変でかくなってますー。


スイートピーは種類が多いですが、これは原種かも、と云われているというワイルド・イタリアンです。一番、香りが強いらしい。スイートピーはシチリア原産で、クパニさんという人が発見。そのクパニという名前のスイートピーも育てています。


ワイルド・イタリアンとクパニは、花の色がとても似ているようです。同じなのかもしれませんね。香りが強いという触れ込みだったので、すごく楽しみでした。結果は、、、すごく強くてよい香りで、風に香りが乗ってきます。マメ科の花の香りには、どこか共通する爽やかさがあるように思います。花期が長いのが魅力でーす。


まだ頑張って咲いているウンナンサクラソウ。かわいいので、パチリ。柑橘系の香りがはっきりするらしいのですが、私はまだ嗅げていません。泣。


窓をあけると色々な香りがぶわーっとします。庭を歩いていても、香りがします。あー幸せなのです。今年はとりあえず1月から香りが絶えた事はありません。クチナシも大量に蕾をつけているので、もしかしたら一年間香りが続くかも?!


春の花、プリムラのケティマクスパルーン、まだ咲いてくれています。ほのかな石鹸のような香り。夜に香りが強くなります。八重で小さな形がとてもかわいい。


ザルジアンスキアのムーンライトフレグランスも頑張っています。暖かくなってくると毎年枯らしてしまいますが…。


こちらは香りモノではありませんが。セダムの黄緑と、オキザリスの紫のコントラストがとてもあざやかです。


種から育てたニコチアナ・ホワイトです。ニコチアナの中で一番香りが強いと説明にあったので、大きくなってしまうのを承知で育てました。が、狭い庭なので、植える場所は日陰になってしまいました。それでも頑張って咲いてくれています。


他のニコチアナと同じく、夕方から香りを発します。早春から春にかけて様々な香りを嗅いできましたが、この香りは系統が違います!イランイランとか、ヤコウボクといった、南の植物の香りです。夏の香りです。


最初の花までは、昼間は閉じて、夕方から開いていましたが、今はなぜか昼間も開いたままです。日陰だからかなー。背丈が高く、白くて大きい花なので、庭の中でとても目立ちます。南国の花のむせかえるような香りに、若干スパイシーさを加えたような香りです。まだまだ蕾を作り続けています!


こちらはひと足早く咲いたアジサイです。奥多摩コアジサイというもので、甘い香りが漂うそうなのですが、分かるような分からないような。これだけ香る花が沢山あると、たまたま吹いてきた風に乗って、他の匂いが漂ってくるからです。


咲きはじめよりも、終わりかけに香りを感じたように思います。ほわっと甘い香りでした。でも他の花の香りかもしれないーよくわかりません。でも清楚でとても素敵です。


白花のエゴノキです。裏庭にすっくと空に向かってそびえたっていたエゴノキ、昨年秋にばっさりと2メートルほど短くしてしまいました。(それでもまだ3メートル以上ありますが。)こうして満開の花を見ると、切った事を後悔してしまいますが、あまり大きくなると手に終えなくなってしまうから、仕方ないよね。


さわやかな香りです。色んな蜂やその他の虫達が飛び回っています。エゴノキには蜜があるのでしょうか?ぶんぶんと、みんな忙しそうです。


実はこのエゴノキ、勝手に生えてきたのです。誰も植えてないのに、いつの間にか大きくなってました。家族の誰もが、成長過程を覚えてないのです。本当に不思議。気づいたら大きな姿で花を咲かせていました。種からここまで大きくなって…しかも勝手に…いやあ、尊敬します。


さてここからは、香りが無い子たちを紹介します。姫ウツギちゃんです。昨年は成長が盛んだったようで花を付けませんでしたが、今年はちらほらと咲いてくれました。


まあるい蕾が次第に開いて、鈴なり状になります。植物に詳しくない母が、スズラン?と言ってました。全然違うんですけど、ま、知らない人なので仕方ない。3株植えたものが、増殖しつつあります。植え替えようか思案中です。


家には30年、40年選手の木が沢山いますが、このクレマチスは、草の中では最も古株です。私が中学生の頃に小さな苗を買ってきて鉢植えしたもの。それが鉢の穴から根を伸ばして大きくなり、一昨年に植え替えて、また昨年植え替えて、、、ようやくこの場所に柵を作って定住させました。


長い付き合いですが、名前が分からないのです。旧枝咲きとか色々あるけど、これは新しい枝に花を付けるみたい。でもまだ正体が分からないので、切り戻しのタイミングや量に間違いがあるかもしれません。それでも生き続けてくれているんだから、ありがたいです。


白花のシラーです。一昨年植えた球根をそのままにしていましたら、また咲いてくれました。切り花として、活用させていただきましたー。


ナルコユリです。二株あったのですが、昨年よりも大きく、元気になっています。地下茎で増えていくのかな?茎の数が倍に増えました。地味な子ですが、毎春出てくる宿根草は嬉しいものですよねえ。


超地味な花。でも葉っぱがとてもきれい。和風の花器に活けたら、当たり前すぎるほど合いました。ガラスのシンプルな器の方がいいかなあ。やってみよ。


まだひょろひょろですが、今年も出てきてくれたブルネラ・ジャックフロストです。家に来て2年半になるところですが、まだ一度も花を見たことがありません。置いている場所が日陰すぎるのかなあ。




八重のコデマリです。こちらも2年半ほど前に日陰に地植えして、昨年の春は全く咲かなかったのですが、今年はちょっとだけ咲いてくれました。鉢上げしちゃおうかと思っても、つい後回しにしているうちに春になってしまったのですが、咲いてくれてうれしい限り。


八重なので、花びらの数が多くモコモコとしています。ドアップで見るとかなりゴージャス。それにしても、白い花が多いなあ。夏に白い花だけなのは涼しげでいいけれど、まだ肌寒い日もあるこの時期には、もうちょっとカラフルさがほしいものです〜。


八重コデマリの下では、アジュガが咲いています。今年は花が少ないなあ。二種類のアジュガで、手前がアジュガ・チョコレートチップ、奥は、ええと何だっけ。広がって行きたいようで、枕木の上にまで進出中です。


日陰にも虫にも強い下草は、本当にありがたいです。へえ〜写真映りがいい子ですね。これで香りのするハーブだったらよいのだけど。いやいや、多くを望みすぎですねっ。


アジュガのマルチカラーが植わっている日陰です。昨年の倍に広がったので、今年の花後は要注意です。またり好き放題できるスペースがないのよ、ごめんねえ。


これもアジュガですが、名前忘れました。ピンク色がすきではないのに、なぜかピンクの花が多い不思議…。でもこの子も写真映りいいですね。かわいいな。


秋から咲き続けて、色がだいぶ変化したパンジー達です。まだまだ健気に咲いてくれていると、鉢から引っこ抜けないですね。これはムーランルージュ。元は深いワイン色だったのですが…


深いワイン色のムーランルージュは二株あったのですが、それぞれ違う色合いに変化してきました。一つはこれ。まあ…!驚き!ピンクと白と黄色になっちゃって、ストロベリーバナナアイスという風情です。決して選ばない色合いだけれど、かわいいなあ。


それでもう一つがこちら。これは、紫と黄色になってます。なんだろ、プラムのレモンリキュール風味のソルベかな。ははは。


こちらは鉢植えで単植にしていたものを、プランターにどかっと移しました。暑くなって花が終わりになるまで、こちらで余生を送っていただこうと思いました。


でも、静かな余生のつもりがますます元気が出て、株は大きく広がりつつも花を沢山つけてくれています。しょうがないんで、まだ花がらつみやってます。液肥もあげてます。もう最後まで思う存分咲いてほしいです!