シンガポール&マレーシア 12泊13日

シンガポール航空から福岡就航35周年記念運賃のメールが届きました。「シンガポール航空は、おかげさまで2023年に福岡就航35周年を迎えました。これを記念して、福岡発シンガポール行き往復運賃が最大35%オフに!ご予約は、2023年3月28日~30日の3日間限定でご購入いただけます。」今年(2023年)の1月に、にっぽん丸でシンガポール訪れた時、マリナ・ベイ・サンズがあるエリアで、毎晩行われている【ガーデンラプソディ】と【噴水ショースペクトラ】を時間がなかったことや天気が悪かったことが理由で、鑑賞できませんでした。今回は、シンガポール航空の格安航空券を利用して、その時のリベンジにでかけました。さらに未使用のJetstarのクレジットを利用し、近隣のマレーシア・クアラルンプールとその周辺も旅することにしました。

シンガポール航空から福岡就航35周年記念運賃

 

1.旅行先

シンガポール・マレーシア

シンガポールとマレーシアの位置

2.旅行時期及び期間

2023年7⽉6⽇(木)から2023年7⽉18⽇(火) 12泊13⽇  

 

3.1日目 2023年7⽉6⽇(木) 福岡空港発・シンガポール着・マリナ・ベイ・サンズ

福岡空港10:00発 シンガポール・チャンギ空港15:00着のシンガポール航空SQ655に搭乗しました。フライト時間は約6時間なので、エコノミーシートを利用しました。ラウンジを利用するために、プライオリティ・パスを使いました。ラウンジは、大韓航空のラウンジです。

ラウンジの案内板

ラウンジ内のドリンクとフード

シンガポール航空SQ655便

SQ655は、定刻通りに出発しました。

ドリンクとクラッカー

機内食(ランチ)

シンガポールのチャンギ空港へ着陸態勢に入りました。シンガポール湾にはたくさんの貨物船が荷役の順番待ちで停泊していました。遠くに、今夜行くマリーナベイ・サンズが見えました。

シンガポール・チャンギ空港への着陸態勢(シンガポール海峡)

チャンギ空港では、『SG Arrival Card』をネットで取得していたので、入国はすべて自動で進みました。地下鉄に乗り、ホテル「Travelodge Harbourfront」の最寄り駅「Harbourfront」を目指しました。

地下鉄

Travelodge Harbourfront

ホテルにチェックインし、部屋でひと休み。部屋はほんの少しゆったりとした広さで、ベランダの植え込みの先は直接見えませんが、自由に利用できるプールがありました。

部屋

ひと休みして、マリーナベイ・サンズへ路線バスで向かいました。20分程度でマリーナベイ・サンズの最寄りのバス停に到着しました。今朝午前7時に自宅を出発し、10時の福岡空港発の飛行機に乗り、現地時間午後3時にシンガポールチャンギ空港に到着。ホテルチェックイン後、午後5時にはマリーナベイ・サンズ到着し観光。気軽に個人で楽しめるコースだと思います。

ホテル前のバス停からバスに乗車

ウオーターフロントに到着

マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)は、シンガポールのマリーナ・ベイに面した統合型リゾートです。土地を含め総工費80億シンガポールドルで建設され、世界でこれまでにないほど高額なカジノの物件となったそうです。マリーナベイ・サンズは2011年2月17日に開業。これと同時に7つの著名なシェフによるレストランも開業しています。

マリーナベイ・サンズ

まだ少し明るいのでマリーナベイ・サンズに隣接する庭園(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)の中を散策しました。マリーナベイ・サンズに隣接するこの庭園は、「21世紀の世界一流の都市づくり」を目指したシンガポールの新都市整備の一環として作られた国立庭園。1970年代から80年代にかけて埋め立てられたマリーナ湾を囲むように配置されています。計画総面積101ha。2012年秋にオープンしたそうです。私たちは、マリーナベイ・サンズが開業した翌年2012年7月にここを訪れています。当時は統合型リゾートでの滞在とシンガポール観光を提案した旅行プランを多くの旅行会社が提供していました。同時期、マリーナベイ・サンズに隣接した国立庭園とその中の植物園(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)は建設工事中でした。完成すればすぐにでも観光に来ようと思っていたのですが、あっという間に11年が経過してしまいました。その間、何度かクルーズ船の旅でシンガポールに来ているんですが。。。

2012年7月マリーナベイ・サンズ訪問時の記念写真

公園内はとても広くて、目的の場所まで歩いて行くのは大変でした。

公園内の様子

スーパーツリー・グロウブ

少し暗くなってきました。

高さ25~50㍍の幻想的な建造物「スーパーツリー」が音楽に合わせてカラフルで綺麗な色彩に輝く【ガーデンラプソディ】が夜空をキャンパスにして始まりました。約10分間のショー。色がどんどん変化して行き、とても綺麗でした‼

 

 

 

【噴水ショースペクトラ】を観るために、マリーナ湾を右に見ながら遠くにマーライオン公園の見える方へ移動しました。噴水ショーは、高層ビルの夜景を背景に約15分間演じられます。

 

 

 

 

 

噴水と光とレーザー光線で、素晴らしい光景でした。【ガーデンラプソディ】と【噴水ショースペクトラ】に満足❣ とっても綺麗でしたよ。やっと念願が叶った~。【ガーデンラプソディ】と【噴水ショースペクトラ】を動画にまとめました。動画中の音楽は、実際の音楽とは違います。実際の音楽を流すと、著作権の関係でアップできないので変えました。実際の音楽は、流行りの映画やミュージカルの音楽です。音楽に合わせて電飾も噴水も躍動するので、面白かったです。それをお伝え出来ないのが残念。

動画:シンガポールの美しい夜

その後、地下鉄に乗ってホテルに帰りました。

 

4. 2日目 2023年7⽉7⽇(金)ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ &「OCBCスカイウェイ」空中散歩

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイにはふたつの温室、大きい方が『クラウド・フォレスト』で、小さな方が『フラワードーム』です。今年1月に訪れてその素晴らしさに感動しました。また、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの特徴的な形をした人工の木「スーパーツリー」は全部で18本あります。その“幹”の周りを本物のアナナスやラン、シダ類、熱帯地方のつる性のものなど200種、16万2900本以上の植物で覆った高層庭園を形成しています。“幹”の中腹あたり、地上22㍍ぐらいの地点には、スーパーツリーを結ぶ空中遊歩廊「OCBCスカイウェイ」が設けられ、歩きながら、マリーナ地区を一望できます。今日の目的は、この空中遊歩廊「OCBCスカイウェイ」の空中散歩を楽しむことです。

スーパーツリーを結ぶ空中遊歩廊「OCBCスカイウェイ」

スーパーツリーを結ぶ空中遊歩廊「OCBCスカイウェイ」

マリーナベイ・クルーズセンターに接岸中の大型クルーズ船

OCBCスカイウエィからの眺望を動画にしたので、ご覧ください。

動画:OCBCスカイウエィからの眺望

スーパーツリーを結ぶ空中遊歩廊「OCBCスカイウェイ」の空中散歩を楽しんだ後、マリーナベイ・サンズに行きました。マリーナベイ・サンズ内をウロウロしているとフードコートがありました。ずいぶん混雑してましたが、ここで簡単なランチを取ることにしました。

マリーナベイ・サンズ内のフードコート

博多発祥のラーメン専門店【一風堂】

混雑していました

炒飯

肉蕎麦

デザートのかき氷(シンガポール独特のかき氷です)

続いて、シンガポールを代表する文化スポットとして知られるアートサイエンス・ミュージアム(ARTSCIENCE MUSEUM)に行きました。建物は、蓮の花のような形をしています。とってもユニークです。

特徴的な形のアートサイエンス・ミュージアム

入口

アートサイエンス・ミュージアム周辺の池

池の睡蓮

入場口では、沢山の人が並んでいました。

ユニークなのは建物だけではなく、「アート、文化、科学・テクノロジーの融合」を理念に掲げた展示を行っていることも挙げられます。具体的には、①チームラボ(プログラマ、エンジニア、数学者、建築家、絵師、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者など、デジタル社会の様々な分野の専門家から構成されてた集団で、芸術的な表現を主体としたコンテンツ制作に特徴がある)が手掛けていること、②キラキラとした光や映像で表現されたデジタルで近未来的なアートおよびサイエンスが、ただ見るだけではなく触って体験できるような双方向な形で展示されていること、③子どもも楽しめるような仕掛けを駆使した体験型のコーナーが充実していること、子どもがテーブルにある紙に備え付けのクレヨンを使って絵を描き機械に入れるとデジタルの海の世界に自分の絵が登場するといった夢のような仕掛けがあること、④日本のチームラボの展示でも大人気でインスタグラムでも人気を博したクリスタルユニバース(約20万個の輝くLEDライトに彩られた空間)があること、などです。その様子の一部を収録したのでご覧ください。

動画:アートサイエンス・ミュージアムの展示

 

5.3日目 2023年7⽉8⽇(土)セントーサ島観光

シンガポールには、かつて計7頭のマーライオンがいました。①マーライオン公園の有名な本家、②本家の背後のミニマーライオン、③セントーサ島のマーライオン駅前、④フェーバー山(Mt. Faber、標高115㍍)、⑤シンガポール政府観光局の前、⑥アン・モ・キオ(Ang Mo Kio)公団団地、⑦ショッピングセンターのヴィヴォシティ(VivoCity)の『トイザらス』内の7頭です。2012年7月に①と②のマーライオンを観た私たちは、ハーバーフロントのセンタータワー2からロープウェイに乗り、セントーサ島のマーライオン駅で降車して、③のマーライオンを観ました。「巨大マーライオン」として知られ、高さは37㍍もあり、頭には展望台も設置され、実際に上りました。セントーサ島では人気の観光スポットだったようですが、老朽化が著しいことから、2019年10月20日で営業を終了し、その後解体されてしまい、今では幻となってしまったマーライオンです。したがって、シンガポールのマーライオンは現在6頭です。

背後が幻のマーライオンです。

セントーサ島はシンガポールに住んでいる方のリゾート地になっており、たくさんの方が連日訪れています。今回、私たちはビボシティのセントーサ駅からセントーサ・エクスプレス(モノレール)に乗車し、リゾートワールド駅で下車し「リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)」とすぐ近くの水族館「S.E.A. Aquarium」に行き、さらにモノレールでビーチ駅まで行き、砂浜の長いビーチを散策しました。

ビボシティのセントーサ駅のモノレール乗場

Resorts World Stationと下車したモノレール

RWSのユニバーサルスタジオを通過し、水族館「S.E.A. Aquarium」に行きました。

RWSのユニバーサルスタジオ

水族館「S.E.A. Aquarium」入口

「シンガポールの癒やしの水族館」といわれ、癒やしを求める大人向けの水族館シー・アクアリウムだそうです。

最初の展示はトンネル水族館

180度のアーチ状の水槽シャーク・シーでは、頭上をサメの群が泳ぎ、まるで海の中を歩いているような感覚です。攻撃的なツマジロザメ(シルバーチップシャーク)、ハンマーヘッド・シャーク、メジロザメなど200匹以上のさまざまな種類のサメが見られました。最大の見どころは、オープンオーシャン・ゾーンにある、外洋の海洋生物を集めたビューイングパネルの水槽で、高さ8.3㍍、幅36.0㍍は世界最大級だそうです。巨大水槽には120種・40,000匹を超える魚たちが生息しているとの説明でした。

動画:S.E.A.アクアリウム

水族館「S.E.A. Aquarium」を出たところから、上空には2012年7月に乗ったロープウェイが、また正面には2022年12月と2023年1月ににっぽん丸に乗船し、ハーバーフロントで接岸した桟橋がすぐそこに見えました。

ハーバーフロントの桟橋

リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)のMalaysian Food Streetというフードコートがあったので、そこで昼食をたべました。

注文と支払いをレジでしました。

見た目は不味そうですが、食べたら美味しかったです‼

シンガポール独特のかき氷(これも美味しい)

昼食後、モノレールでリゾートワールド駅からビーチ駅まで行きました。セントーサ島には、気軽に楽しめる3つのビーチがあります。ビーチ駅から北西方向にあるシロソビーチ、それと南東方向にあるパラワンビーチとタンジョンビーチです。各ビーチへの移動にはビーチトラムで行けます。当日は、北西方向にあるシロソビーチへは工事のため通行できませんでした。

セントーサのビーチ地図

ビーチ駅から出るビーチトラム

ビーチトラムに乗り、まずタンジョンビーチにいきました。砂浜に並ぶヤシの木、ビーチで寛ぐ人々など、リゾートらしい雰囲気で大人がくつろげる空間です。

砂浜に並ぶヤシの木

タンジョンビーチで寛ぐ人々

ビーチトラムで、パラワンビーチに行きました。近くには子供用のプールなどもあって、家族連れを多く見かけます。砂浜から吊り橋を渡ると、アジア大陸最南端の展望台のある小さなパラワン島がありました。ここは赤道にもっとも近いポイントなのだそうです。

砂浜とパラワン島を結ぶ吊り橋

吊り橋を渡ってパラワン島に行きました。

アジア大陸最南端の展望台の標識

展望台

アジア大陸最南端の展望台からの眺め

展望台から吊り橋を振り返って見ました。

その後、ビーチトラムで引き返し、ビーチ駅からモノレールでセントーサ駅に帰りました。セントーサ駅があるビルの最上階にレストランがたくさんありました。疲れたのでそこで夕食を食べました。その後、通りを挟んだ反対側のホテルへ帰りました。

レストラン街

夕食

夕食

かき氷(ピーナツシロップが掛かっているので黄土色。これも美味しかった‼)

ホテルへ帰り、明日、クアラルンプールに移動するので荷造りをしました。

 

6.4日目 2023年7⽉9⽇(日)シンガポール発 クアラルンプール着

今日は、12:00 チャンギ空港発の Jetstar(ジェットスター) 3K68便でマレーシアのクアラルンプールに向かいます。LCCで約9,000円/人の格安です。福岡ー成田間で何度か利用したことのあるジェットスターですが、日本の国内線では、成田空港を拠点とした「ジェットスター ジャパン」が運航しています。シンガポールでは「ジェットスター・アジア航空」がチャンギ空港を拠点として運行しています。いずれも、ブランド名をジェットスター(Jetstar★)で統一してはいますが、別会社です。ホテルの部屋で簡単な朝食を済ませ、地下鉄でチャンギ空港に行きました。ジェットスターの発着はターミナル4なので、さらにバスで移動しなければなりませんでした。

バスでターミナル4へ

バスでターミナル4へ

自動チェックイン機でチェックインし、荷物を預けました。

チャンギ空港の第4ターミナルの自動チェックイン機

出国手続きを済ませ、「PRIORITY PASS」でラウンジに入り昼食をいただきました。食べ物も飲み物も豊富な品揃え良好のラウンジでした。

上の階にラウンジがありました

昼食

ラウンジで提供している食事

ラウンジで提供している食事

宗教に配慮して「No Pork」、「No Lard」食がありました。

アルコール系の飲み物

冷蔵庫内の飲み物は自由に飲めます。

スイーツ

搭乗時間が近付いてきたので、ゲートに移動しました。

ゲートに向かってレッツゴー!

Jetstar 3K68便 マレーシア クアラルンプール行のゲート到着

約1時間で、無事にマレーシアのクアラルンプール空港のターミナル2に到着しました。予めマレーシアの「MySejahtera」に登録を済ませておいたので、入国はスムーズでした。クアラルンプール空港からクアラルンプールの市街中心部のセントラル駅まで、KLIA Express(KLIAエクスプレス)を利用します。KLIAエクスプレスは、マレーシアの首都クアラルンプールの市街地にあるKLセントラル駅とクアラルンプール国際空港のKLIA駅及びKLIA2駅を結ぶ電車です。KLIAとは、Kuala Lumpur International Airport(クアラルンプール国際空港)の略称です。

KLIA Expressの方向

KLIA Expressの改札口

改札で予め日本で購入したチケットのQRコードを読ませ、ホームに入りました。Expressは15~20分ごとに出発しています。列車はゆったりと乗れました。約30分でセントラル駅に着きました。

日本で購入したKLIA Expressチケット

KLIA Expressのホーム

KLIA Expressの列車

セントラル駅に到着し、今日から宿泊するマンション「ALiLA EST Lynhomes」の最寄り駅、LRT Kelana Jaya LineのBangsar駅まで行きます。まず、クアラルンプール滞在中に使用する交通カードを購入しました。その後、LRT Kelana Jaya Lineの改札口を探しました。セントラル駅には9本の鉄道線が乗り入れています。LRT Kelana Jaya Lineを見つけ、ひとつ目のBangsar駅を確認し、改札を入り電車に乗りました。Bangsar駅とマンション「ALiLA EST Lynhomes」は陸橋で接続していました。受付で鍵の入っているロッカーの位置を聞き、予め連絡されていたロッカーの暗証番号でロッカーを解錠し、部屋の鍵をゲットしました。部屋にはロフトがあり、ベッドルームになっていました。以下に部屋の様子の写真と動画を示します。ここは、プールとジムが付いていて、1LDKで1泊5千円しません。交通の便の良い場所で、この値段なんだから驚きです。

居間

キッチン

バスルーム

ベランダからの眺望

「ALiLA EST Lynhomest」は、Airbnb(エアー・ビーエンドビー)で予約しました。交通の便がとても良くて、部屋も清潔で快適でした。スーパーホストのBoon Lingさんも親切で面倒見の良い方でした。そんな好条件のマンションにもかかわらず、宿泊費は安くて(二人で5千円以下)驚き‼ すべての面で素晴らしかったので、ご紹介します。クアラルンプールでお泊りの際は、ぜひご利用ください。おススメ❣

動画:クアラルンプールの素敵な宿「ALiLA EST Lynhomes」

Bangsar駅のひと駅先のAbdullah Hukum駅には、The Gardens Mallとミッドバレーメガモール(Mid Valley Megamall)それにイオン(AEON)とAEON BiGが駅に接続しています。滞在に必要なものを買って、その近くのレストランで夕食を食べるためにミッドバレーメガモールに出かけました。

レストランでの夕食

レストランでの夕食

マレーシアのかき氷

ミッドバレーメガモールには、日本名のレストランがたくさんありました。日本食が人気ですね❣

やよい軒

Tonkatsu by Ma Maison (とんかつ マ・メゾン)

 

7.5日目 2023年7⽉10⽇(月)クアラルンプール観光

早速、10日の午前中に現地のクアラルンプール市内の観光バスツアーに参加しました。30人くらいが参加しており、マレーシア、インド、スペイン、日本(我ら)などの国の人がいました。もっと多くの国からも来ている感じがしました。

近くのホテルのロビーに集合し、バス観光ツアー開始

ガイドさんは、マレー語と英語と日本語とスペイン語のできる凄い人でした。年齢は、ようちゃんと同じです。みんなの前で、英語とスペイン語で「私と日本人の○○さんとは同じ年齢で、このバスの中では最高齢です」と言ったんですよ~‼ 「余計なこと言わんでも良いのに。恥ずかしかった~」とようちゃんは、ぼやいていました。

4か国語を操るガイドさん

まず、マレーシア国王の王宮であるイスタナ・ネガラ(Istana Negara)に行きました。金のドーム型屋根を持つ壮大な王宮。写真撮影で人気の観光名所だそうです。王宮には立派な門があり、その両脇には馬に乗った王宮の護衛がいました。王宮の護衛は馬に乗ってカッコいいのは結構なことですが、観光客がいなくなると欠伸(あくび)をしてました。そんなことで、王様を護衛できるのかね?

イスタナ・ネガラ(Istana Negara)

王宮の立派な門

騎馬護衛

国立博物館です。マレーシアの歴史を総覧できる国立博物館です。ガイドさんの説明は外回りだけだったので、時間があれば、また来て内部の展示を観たいと思います。

マレーシア国立博物館

マレーシア国立博物館

マレーシア国家記念碑を訪れました。第二次世界大戦中に、国の自由のための闘争で死亡した兵士を追悼するために造られた像です。今回は、工事のためフェンスがあり、正面から見ることができませんでした。

マレーシア国家記念碑

マレーシア国家記念碑

2016年12月にシンガポール発のダイヤモンドプリンセスに乗船し、2017年1月にKlang(ケラン)港に入港し、バスツアーでのクアラルンプール観光でこの国家記念碑を訪れ、正面から撮影した時の写真があったので掲載します。

マレーシア国家記念碑(正面から撮影)

ムルデカスクエア(独立広場)を散策しました。1957年8月31日にマレーシア独立が宣言された歴史的な場所です。高さ約100㍍、世界一の高さを誇るといわれている掲揚塔にはマレーシアの国旗がはためいていました。

ムルカデスクエア(独立広場)

国旗掲揚塔

有名な工芸品のバティック工場に行きました。バティックの作品です。額縁のガラスにライトが反射して、一部白っぽくなっています。見難くて申し訳ありません。

バティック工場

バティックの作品

ペトロナスツインタワーにやってきました。写真を撮ってここでツアーは解散です。

ペトロナツインタワー

ダイヤモンドプリンセスの2016年12月シンガポール発のクルーズで、2017年1月にクアラルンプールを訪れ、高さ421㍍のクアラルンプールタワー(ムナラKL)のObservation Deck(276㍍)に上り、そこから、北東方向にそびえるペトロナスツインタワー(高さ約452㍍)の写真を撮っていたので、これも掲載します。

クアラルンプールタワーから見たペトロナスツインタワー(2017年1月当時)

ペトロナスツインタワーの動画を作りました。ツアー時に撮った外観と内部の様子、更には、夜景も含まれています。ツインタワーは、昼間は銀色に光っており、夜は光を放ってキラキラ輝いています。とっても美しいタワーです。内部は、オフィスやショッピングセンター、レストラン街として使用されています。地下鉄にも繋がっていて、とても便利です。

動画:ペトロナスツインツインタワー

ツアー解散後、ツインタワーの3階にあるフードコートで昼食にしようと思いました。ところが、お客さんが多くて、席を確保するのに一苦労しました。フードコートには、10店舗くらいが入っていて、様々なメニューがありました。平均して、一食の値段は20リンギット(600円)くらいでした。

混雑するフードコート

このお店でチキンにしました。

チキンにライスを注文しました。750円くらい。味は良かったです。かなり安いですね。食後のマレーシア風かき氷(アイスカチャン)も楽しみました。250円くらい。ピーナツがトッピングされていて、少しビックリしたのですが、食感がなかなか良くて、かき氷にマッチしているなぁと思いました。日本のかき氷は甘いけど、ここもシンガポールも、あまり甘くありません。で、トウモロコシをすりつぶしたソースや寒天ゼリーを刻んだもの、塩味の煮豆などがトッピングされています。初めて食べてみて、「こんなかき氷も有りだね❣」と思ったところです。

チキンとライスのランチ

デザートのかき氷

その後、地下鉄でセントラルに向かい、スーパーで果物やお菓子の買い物をしてマンションに帰りました。

竜眼、マンゴスチン、ランブータン

マレーシアの菓子

 

8.6日目 2023年7⽉11⽇(火)マラッカ日帰り観光

マラッカ(ムラカ)の歴史は、1396年に誕生したマラッカ王国が始まりです。「海のシルクロード」と呼ばれるマラッカ海峡に面していたことから、日本や中国、東南アジア諸国との交易で栄え、1500年代初頭からはポルトガル、オランダ、イギリスといった西洋諸国の植民地となりました。その後、日本の統治下に置かれたこともありましたが、1957年にマラヤ連邦として国が独立。1989年にマラッカは市制の承認を受け、港湾都市としてさらに発展していきました。2008年には、ユネスコの世界遺産にも登録されました。その世界遺産の街「マラッカ」に行くために現地旅行会社と契約して、ガイド兼ドライバーさんに車で連れて行って貰いました。片道2時間もかかりました。高速道路を時速110㎞でぶっ飛ばすので、怖かったです。シートベルトにしがみついていました。料金は安くて、10時間・二人・食事付きで18,000円です。ありがたいです! 助かります。

ガイド兼ドライバーのアヴァリーさん

高速道路をマラッカへ

マラッカでは観光客が多かったですね。日本人らしき団体も来ていました。小さな街ですが、歴史のある街で、観光で潤っています。ですが、マラッカ海峡には今でも海賊が出没しているんですよ。そのため、船舶は海賊対策を取りながら通行しています。もしかしたら、マラッカに海賊が住んでいるのかなぁ?と思ったのですが、そんな雰囲気はありませんでした。何処を拠点にしているのでしょうか⁇ 2時間余りで、マラッカに到着し、最初にマラッカ川のリバークルーズをしました。

リバークルーズターミナル

リバークルーズターミナル

マラッカ川のリバークルーズの様子を動画でご覧ください。

動画:マラッカのリバークルーズ

世界遺産のオランダ広場に行きました。1641年以降、オランダがマラッカを統治するようになりました。その時代、オランダ総督が、オランダの特徴を備えた美しい建物で構成されるシュタットハイス (オランダ広場) を建設させました。オランダ広場の建物の中でもシンボル的なクライストチャーチ(Christ Church Melaka)は、濃いピンク色に白い十字架が印象的で、マラッカのシンボルともいえる建造物で、1753年に建てられました。鮮やかなピンク色が印象的なオランダ広場ですが、建設当初は全て真っ白だったそうです。それがイギリス植民地時代の1911年に塗り替えられ、現在の姿になりました、イギリス植民地時代に労働者達が嚙んでいたビンロウの色で建物の外壁のあちこちが赤く汚れてしまい、その汚れを隠すために、現在のピンク色に塗り替えられたと言われています。

オランダ広場のクライストチャーチ

オランダ広場内にあるマラッカ歴史民俗学博物館(The History and Ethnography Museum / Muzium Sejarah Dan Ethnografi)に行きました。ポルトガルやオランダ、イギリスなどの植民地時代がわかり易く説明されています。第二次世界大戦時に日本に占領されていたことが紹介されていました。ちなみに、この建物は旧オランダ総督邸だったとのことです。

マラッカ歴史民俗学博物館

少し歩いて、セント・ポール教会(Gereja St. Paul)へ行きました。1521 年に建てられた歴史ある教会の遺跡です。多くの墓石と聖フランシスコ ザビエルの像で知られています。中国で亡くなったフランシスコ・ザビエルの遺体が、一時、ここに埋葬されました。その時、既に右手がなかったそうで、そのため、ザビエル像にも右手がありません。右手は、バチカン市国にあるそうです。遺体は、その後、インドのGOAに移送されています。

セント・ポール教会(Gereja St. Paul)遺跡

さらに歩いて、ファモサ要塞跡(A Famosa)に行きました。1511年にマラッカ王朝を駆逐し植民地経営に乗り出した大航海時代のポルトガル人覇者「ポルトガル」によって、オランダ軍の攻撃から守る要塞として建造されました。別名サンチャゴ砦とも呼ばれています。シンプルですが堅牢で、中世ヨーロッパのデザインを今に伝える貴重な建造物です。数度の戦争の後、主要部はほとんど残っていませんが、入り口はまだ直立して残っています。

ファモサ要塞跡

ガイドさんが昼食のために中華料理のような店に連れて行ってくれました。昼食付きのツアーで、メニューは鶏肉の中華風たれ焼き、オクラと空芯菜の炒め物、ボール飯(直径3㌢くらいのまん丸のおにぎり)、それとパッションフルーツジュースでした。

昼食

昼食レストランの近くに、ドリアンの専門店があったので行ってみました。重さで値段が決まるようになっていて、小さいものを買って店内で食べました。クリーミーで美味しかったです。匂いはほとんど気になりません。

ドリアン

少し車に乗り、セントピーター教会(St. Peter's Church / Gereja St. Peter)に行きました。1710年にポルトガル人の手によって建築された東南アジアに現存する最古のキリスト教のローマカトリック教会です。まわりに椰子の木が茂る広々とした敷地に建つ歴史的建造物です。

セントピーター教会(St. Peter's Church)

とても綺麗な内部の様子

青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院に行きました。復元された 1640 年代の中国寺院です。意匠を凝らした木工細工が施された伝統建築が見どころだそうです。この寺院は東南アジアで最も重要な寺院の一つに数えられ、歴史的に、マラッカの中国人コミュニティの精神的な支えになっているとのこと。

青雲亭(チェンフーテン)仏教寺院

マラッカ マレー スルタン宮殿博物館です。1396年に建国されたマラッカ王国のシンボルとして、初代パラメスワラ国王が建立した宮殿を利用しています。スルタン マンスール シャー時代の宮殿のユニークな建築を記した「マレーの歴史」に基づいて建設されました。マレーの宮殿のさまざまな模型や、伝統的な衣類のコレクション、ジュエリー、アクセサリー、武器、陶器などが展示されていました。

マレー スルタン宮殿博物館

町中を走るハデハデの三輪車

その後、マラッカ観光を終え、マンションへ帰りました。

 

9.7日目 2023年7⽉12⽇(水)ピンクモスクとモロッコパビリオン観光

今日は、プトラジャヤ(Putrajaya / クアラルンプールから南に20㎞)に行きました。目的は、プトラ・モスク( Putra Mosque/ Masjid Putra)、愛称:ピンクモスクを観ることです。その後、人造湖のプトラジャヤ湖のクルージングをして、モロッコパビリオンに行きます。プトラジャヤ中央駅(Putrajaya Central)までは、クアラルンプール中央駅(Stesen Sentral Kuala Lumpur)からKLIA transit列車に乗って20分くらいで簡単に行けました。そこからが大変。この辺は交通の便が悪くて、移動手段はタクシーくらいのもの。私たちは、配車アプリ「Grab」を使ったのですが。。。一台目の車は近くまで来ていたようですが、私たちは車を、ドライバーは私たちを発見できずキャンセル。二台目でやっとピンクモスクにたどり付くことができました。ピンクモスクは、1997年より建設が開始され、2年後の1999年に完成しました。 このモスクは、マレーシア首相府のペルダナ・プトラに隣接し、人造湖のプトラジャヤ湖に面して位置しています。 また、このモスクの前には、マレーシア国旗がはためく旗竿と広大な広場があります。ピンク色のドームが特徴のピンクモスクは、バラ色がかった花崗岩を使用して建設されており、一度に15,000人の崇拝者を収容することができるそうです。ピンクモスクの中に入るためには、体がすっぽり包まれるガウンを着ないといけません。観光客が多いために、20分くらい待たされました(ガウン待ち)。ピンクモスクは外観も可愛い色で素敵ですが、内部もピンクで、特にドームはキレイでした~。感動 ❣ 

ピンクモスクへの入口

たくさんの人が並んでいます(ガウン待ち)

すっぽりガウンを着て、ピンクモスクに今から入ります。

遠目では、ピンクモスクと美しさを競うマレーシア美人・・・・?

動画:ピンクモスク

ピンクモスクの正面には、プトラ広場や首相官邸がありました。

プトラ・スクエア(ピンクモスクの正面の広場)

首相官邸(ピンクモスクの近く左手にあります)

ピンクモスクの美しさを観終え、これから人造湖のプトラジャヤ湖のクルーズをして、湖からのピンクモスクなどの眺めを楽しみます。

プトラジャヤ湖のクルーズ船

クルーズ船内部の様子

プトラジャヤ湖から観たピンクモスク

トラジャヤ湖のまわりには、マレーシア政府の主要機関の建物や記念碑、モスクがありました。

近代的なデザインの連邦政府庁舎

ミレニアムモニュメント(西暦2000年までのマレーシアの歴史のパネルを塔の外壁に貼り付けている)

銀のモスク(金属でできているためモダンで美しい)

ピンクモスクの地下にレストラン街があって、そこで昼食を食べました。インド料理です。どの料理もカレーの味がします。

ピンクモスクの地下のレストランでの昼食 

モロッコパビリオン プトラジャヤ(Moroccan Pavilion Putrajaya)にタクシーで行きました。トラジャヤ植物園の中に、モロッコ風の建築物が佇んでいました。マレーシアとモロッコ間の文化交流の象徴として建てられたそうです。北アフリカのモロッコから輸入された材料を使い、モロッコから職人さんを呼び、完成まで2年かかったそうです。パビリオンは、幾何学模様の複雑な彫刻やアラビア文字、アラベスクデザインで見事に装飾され、モロッコ建築の美しさを改めて感じます。

モロッコパビリオン プトラジャヤ(Moroccan Pavilion Putrajaya)

モロッコパビリオン プトラジャヤ(Moroccan Pavilion Putrajaya)入口

壁の彫刻模様やタイルが美しい建物

壁の彫刻模様やタイルが美しい建物

壁の彫刻模様やタイルが美しい建物

モロッコの伝統的なムーア様式の建物で、壁の彫刻模様やタイルが美しい。

モロッコパビリオンの建物の壁の模様

モロッコパビリオンの建物の壁の模様

モロッコパビリオンの建物の壁の模様

プトラジャヤ植物園内のモロッコパビリオンで、 帰りのタクシーの「Grab」の配車に苦労させられました。Uberと使い方は一緒ですが、車が近づいてきたかと思うや別の方向に行ったりして、「何これ?」と思うことが続きました。ドライバーが道を詳しく知らないために、ピックアップポイントに迎えに来れないのです。そのたびに「キャンセル」になっちゃって。どの道を通れば迎えに行けるか分からないなら、「この運転業務をします」と手を挙げないでいただきたいです。暑い中、散々待たされた挙句にキャンセルになると、ガックリ。汗もタラタラ。結局、地元に住んでいるドライバーが迎えに来てくれて、何とか最寄りのプトラジャヤ中央駅(Putrajaya Central)まで行って、KLIA transit列車に乗り、無事にクアラルンプールに戻ることができました。

KLIA transit列車

疲れを癒すために。レストランでかき氷を食べました。おいしい~❣

かき氷

 

10.8日目 2023年7⽉13⽇(木)バード・パークとクアラルンプール夜景観光

地下鉄に乗って、バード・パーク(KL Bird Park)に遊びに行きました。ここでは世界中から集められた約200種3,000羽もの鳥さんが飼育されています。大きな滝や池の周りで自然に近い放し飼い状態の鳥も見られました。

バード・パーク(KL Bird Park)

入場料 RM85(約3千円)

放し飼いエリアへの入口

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

孔雀

色々な種類の鳥が放し飼いに近い形で飼われていました。観客も多くて、人気のバード・パークだということがよく分かりました。続いて、マレーシア・イスラム美術館(Muzium Kesenian Islam Malaysia)まで歩いて行きました。東南アジアを代表するイスラム美術館として1998年にクアラルンプールに開館しています。

入口(正面)

入口(側面)

入場料 RM20(約700円)

世界中の著名なモスクやイスラム建築の縮尺展示、建築物の一部が展示されていました。イスラム教徒にとって最も重要な聖地、サウジアラビアのメッカにあるハッジ(巡礼)の一部となるモスク、マスジド・ハラームがありました。

サウジアラビアのメッカのマスジド・ハラーム

中国西安のモスク/西安大清真寺

セラミックタイルの一部が壁一面に展示されていました。また、世界中に残されている手描きのコーラン(イスラム教の聖典、神の言葉をアラビア語で記したもの)が多数展示されていました。

セラミックタイル

手描きのコーラン

イスラム地域で着用・使用されたテキスタイル・衣装・刺しゅう・織物・礼拝用マットなどやイスラムと関連する工芸・美術品なども展示されていました。

工芸品

工芸品

宝飾品

宝飾品

イスラム美術館を観終えて、MRT でBukit Bintang(ブキビンタン) 駅まで行きました。KL HOP-ON HOP-OFの夜のツアーに参加するためです。ただ、午後4時ごろから激しいスコールが始まりました。天気を心配しながらモール内で雨宿りし、ついでに食事をとりました。

夕食

夕食

駅近くのスーパーマーケットで西瓜とマンゴーを買いました。部屋でゆっくり食べようと思っています。

西瓜は560円、マンゴーは420円でした。日本に比べるとかなり安いです。

KL HOP-ON HOP-OFFは2階建てのオープンデッキバスでクアラルンプールにある観光名所を巡回するツアーを提供しています。バスツアーは、KL City Tourという昼間のツアーと KL City of Lightsという夜のツアーの計二種類あります。今日は、夜景を楽しみながら観光名所を巡るKL CITY OF LIGHTS TOURに参加します。チケットカウンターはBukit Bintang(ブキビンタン) にあるSungei Wang Plaza(スンガイワンプラザ)のメインエントランスの目の前にあります。日本で予約し支払いを済ませておいたので、ここでは乗車チケットに交換するだけでした。バスの座席は早い者勝ちなので、早めに並ぶことにしました。幸いに2号車に1番で乗車できることになりました。雨も止み2階建てのオープンデッキに乗車です❣

1号車

2号車

暗くなりBukit Bintangを出発

遠くにペトロナスツインタワーが見えてきました。

輝いています‼

クアラルンプールタワー

展望台

クアラルンプールタワーは、421㍍です。

王宮(イスタナ・ネガラ)の門

ムルカデスクエア横の通り

クアラルンプールの中央通り

綺麗な夜景に満足しました。何と言ってもペトロナスツインタワーの輝きは見事でしたね。

 

11.9日目 2023年7⽉14⽇(金)バトゥ洞窟観光

KTM Seremban Lineに乗車し、Batu Caves(バトゥ洞窟)駅まで行き、バトゥ洞窟を観光します。KTM Seremban Lineの列車は他の線の列車よりゆっくり走っているように感じました。セントラル駅から40分ぐらいかかりました。

KTM Seremban Lineの改札口

KTM Seremban Lineの列車

車内の様子

Batu Caves駅

バトゥ洞窟駅の近くの食堂で昼食を済ませる予定だったのですが、あいにく休業中だったので、少し遠い住宅地の中にある「Pan Heong Restaurant」で昼食することにしました。Pan Heong Restaurantまでは15分ぐらい歩かないといけません。

Pan Heong Restaurant

お客さんでいっぱい

お客さんでいっぱい

安くて美味しい

安くて美味しい

食事の後、バトゥ洞窟に向かって歩きだしました。正面に巨大な神の彫像があり、その脇に長い階段、階段を上ったところにバトゥ洞窟が見えました。洞窟内には多くのヒンドゥー神話に基づく展示や壁画があるそうです。洞窟は、およそ4億年前の石灰岩で形成されているそうです。19世紀後半に華僑や西洋人から注目されるまでは、専ら現地の人が雨宿りや一時的な住居に使っていただけだったのですが、1890年に現地のタミル人商人K・タンブーサミー・ピライがムルガン神の立像を建立し祀ったことからヒンドゥー教寺院として発展していったそうです。あまりに長く高い階段なので、上るのはパス。

巨大な神の彫像とバトゥ洞窟

近くの店先で、椰子の実をナタで割って、中のジュースを飲ませてくれるお店がありました。1個180円でした。2個買って店の中で一休み。ストローで飲みました。水っぽくてほのかに甘いポカリスエットのような飲み心地でした。

椰子の実をナタで割って、ジュースを飲ませてくれるお店

バトゥ洞窟と椰子の実のジュースについて動画にまとめたのでご覧ください。

動画:思い出のバトゥ洞窟と椰子の実ジュース

バトゥ洞窟からKTM鉄道のBatu Caves(バトゥ洞窟)駅まで歩きました。途中、花飾りと花を売っている店がたくさんありました。バトゥ洞窟のヒンドゥー教寺院への花のお供え物を参拝者が購入するのでしょう。

バトゥ洞窟駅周辺の花屋さん

マンションに帰り、一休みしまし、その後、アパートから歩いて8分程度のところにあるLittle India Brickfields(リトルインド街)に出かけました。電飾で煌々と照らされた街並みは、街の活力を反映しているのでしょう。商店街は、活気に満ちていました。

夜のLittle India Brickfields(リトルインド街)

夜のLittle India Brickfields(リトルインド街)

 

12.10日目 2023年7⽉15⽇(土)マレーシア国立博物館観光

7月10日にクアラルンプール市内の観光バスツアーで寄ったマレーシア国立博物館の展示を観に行きました。バスツアーの時は外壁のモザイク画の説明だけだったので、内部の展示を観るために再訪した次第です。

入口

入場料 RM 5(約180円)

館内は、Gallery A-Dの4つに分かれています。A:先史時代、B:マラッカ王国などマレー人による王朝の時代、C:ポルトガル・オランダ・英国・日本による統治時代、D:第二次大戦後の独立と経済発展、と展示が進みます。マレーシアは古代より、マラッカ海峡の交易によって国を形作ってきました。7世紀頃からムスリム(=イスラム教徒)商人が、マラッカ海峡を経由して東南アジアや中国と交易を始めていたと考えられているそうです。ユーラシア大陸の東西を海の道で結んだ中間点に位置するという地政学上の利点は、昔から変わっていません。

ムスリム商人の海上交易

対岸のインドネシアのスマトラ島とほぼ一体となってマレー人による海洋国家が続き、15世紀には海峡最大の貿易港だったマラッカが空前の繁栄をしたそうです。ヨーロッパ人がまだやってきていない時代の展示がGallery Bでした。

当時の地図

ムスリム商人とマレー人の商談の様子

Gallery Cでは、マラッカの繁栄は長く続かず、1511年にはポルトガル人に占領されてしまったことが展示されていました。ザビエルはここを拠点に日本に渡り、ここで生涯を終えています。展示されているポルトガル帆船「FLOR DE LA MAR」号とその大砲の模型は、当時のマレー人に与えた衝撃の大きさが覗えます。

「FLOR DE LA MAR」号の模型

「FLOR DE LA MAR」号搭載の大砲の模型

その後オランダ人の支配を経て、現在のマレーシア全域がイギリスの植民地となりました。イギリス統治時代には、ペナン島やシンガポールが交易の拠点として繁栄しました。マレーシアでは、パーム油、米、ゴムやココナッツの生産が拡大する一方で、工業原料であるスズ鉱石の生産が盛んになりました。スズ鉱石の生産、運搬、精錬の発展に伴い、大量の労働者が中国から流入したそうです。

ゴムの木からゴム原料収集の様子

ゴムの木からゴム原料収集(英文)

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ココナッツ生産(英文)

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スズ生産(英文)

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Gallery Dには、マレーシアがイギリスの統治から独立し、1957年8月31日12時1分にムルデカスクエア(独立広場)に掲揚されたマレーシア国旗が展示されていました。

1957年8月31日に掲揚されたマレーシア国旗

説明(英文)

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マレーシア国立博物館を観終え、MRT Bukit Bintang Stationに行きました。カフェで飲み物を飲もうと思い、PAVILIONに行きました。

PAVILION周辺の賑やかな様子

PAVILION周辺の賑やかな様子

PAVILION内のカフェ

ライチジュース

お土産になるような品物を探しながら、PAVILION内を散策しました。夕刻になり、夕食のために、レストラン夜市街Jalan Alor Food Streetに行きました。人通りがとても多く、通りの両側にびっしりと中華の店が並んでいました。どの店も看板に料理の写真を大きく張り出して、集客していました。店ごとに特徴があるのでしょうが、私たちにはどの店も同じような食べ物を提供しているように見えました。そんな中で、私たちは黄亞華小食店/Wong Ah Wah Restaurant (Jalan Alor)に入りました。

Jalan Alor Food Street

黄亞華小食店(Wong Ah Wah Restaurant)

夕食

夕食

夕食

夕食

椰子の実ジュース

レストランの近くの果物屋では、ジャックフルーツが売られていたので、1パック買って帰りました。

ジャックフルーツ

ジャックフルーツは、「木になる世界最大の果物」と言われ、大きなものだと直径70㌢横幅40㌢程もあり、重さはなんと40~50㎏にもなります。甘くて美味しいです。

ジャックフルーツの木に実がなっている様子

 

13.11日目 2023年7⽉16⽇(日)セントラル・マーケットでショッピングク

MRTのPasar Seni 駅にきました。駅の近くにセントラル・マーケットがあり、お土産を買います。今日は日曜日で、買い物客も多いようです。

セントラル・マーケット入口

お土産品店

お土産品店

お土産品店

お土産品店

何とか孫へのお土産を手に入れました。昼になったので、セントラル・マーケット内のフードコートでお食事です。

セントラル・マーケット内のフードコート

昼食

昼食

しばらくセントラル・マーケット内を見学して、その後、エッグタルトで有名な「Bunn Choon Restaurant」でエッグタルトを食べました。好みの違いでしょうが、まったく甘くなかったのでちょっとガッカリしました。タルトってお菓子のイメージを持っていたので、なおさらかもしれません。

エッグタルトで有名なお店「Bunn Choon Restaurant」

エッグタルト

エッグタルト

夕食は、The Gardens Mall内のレストランへ行きました。

メニュー

夕食

夕食

バナナの天ぷら

 

14.12日目 2023年7⽉17⽇(月)クアラルンプール発 シンガポール着

部屋の鍵をロッカーに戻し、チェックアウトOKです。Bangsar駅からLRT Kelana Jaya Lineでセントラル駅に行き、KLIAエクスプレスでクアラルンプール国際空港に行きました。クアラルンプール国際空港のターミナル2からJetstar(ジェットスター)で出国して、シンガポールに向かいます。ターミナル2で、ジェットスターの搭乗手続きカウンターを探している時に、女性の歌声が聞こえて来ました。ジェットスターのカウンターがなかなか見つからずに焦っていたまゆちゃんの耳には、「うるさいね。静かにして〜」としか思えませんでしたが、耳を傾けると、とても物憂げな歌声。どうも、別れた恋人のことを歌っているような感じ。言葉は分からないけど、曲と歌い方で何となく伝わってきます。日本の歌謡曲にも似たメロディー。思わず動画を撮りました。歌手の女性はイスラム教徒なのでしょう。

動画:クアラルンプール国際空港での歌と演奏

先日、頭のてっぺんから足の先まで、真っ黒なブルカを身にまとった二人の女性を見かけました。一人は、30代前半の女性。レストランに入って来ました。夫が「目しか出してないのに、どうやってご飯を食べるのかね?」と言うので、様子を見ることにしました。右側を壁にして座り、口の部分の黒い布を左手で少したくし上げ、口元が人に見えないようにして食べていました。とってもエレガント。ブルカを着ていると、どんな顔をしているのか、どんな体型をしているのか、全く分かりません。彼女は、きっと綺麗な人なんだろうと想像するにつれ、ため息が出てきました。もう一人は、50代後半と思われるご婦人。子供さんとお孫さんとバードパークに来ていました。彼女も食事をしました。彼女は、黒い布をガバッとたくし上げて、大きな口を開けてパクパク食べ始めました。その様子を見て、思わず「な〜んだ〜。我らと変わらんやん。」と笑ってしまいました。女性は、どこの国も大して違わないのかも?

ブルカを纏った女性

ブルカを纏った女性

飛行機は、14:40 クアラルンプール発 Jetstar 3K686 15:50 シンガポール着です。Jetstarのクアラルンプールカウンターはチェックインで混雑していました。

Jetstarのチェックインカウンター

チェックインを済ませ、マレーシアの出国手続きを終えた後、プライオリティ・パスを使ってラウンジに入りました。

クアラルンプール空港のラウンジ

クアラルンプール空港のラウンジ

ラウンジで昼食を済ませました

ラウンジで昼食を済ませました

Jetstar 3K686は、定刻通り14:40 に出航し、15:50には、シンガポールに到着しました。シンガポールで、福岡行きの飛行機に乗り継ぎます。乗継の手続きを済ませてから、ラウンジに入って時間まで過ごしました。

 

15.13日目 2023年7⽉18⽇(火)シンガポール発 福岡着 帰宅

福岡への飛行機は、深夜1:20 シンガポール発 シンガポール航空SQ656 で、8:20福岡着です。出発までかなり時間がありますが、シンガポールチャンギ空港のラウンジでゆったり待ちました。SQ656便に搭乗してからは、夕食を済ませた後にひと眠りしました。

機内食(夕食)

早朝6時ごろから、簡単な朝食が提供されました。SQ656便は、ほぼ定刻通りに福岡空港に到着し、その後、自宅に無事帰着しました。

福岡空港に無事到着したSQ656便

シンガポールではリベンジを果たせたし、マレーシアでは楽しくて充実した観光ができたので大満足です。

 

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