外国船籍のクルーズ船は、カボタージュ規制があるために、必ず外国の港(釜山【韓国】基隆【台湾】サハリン【ロシア】etc.)に寄港しなければならないようになっています。そうした状況下にあって、2021年から2022年5月の時点においては、韓国・台湾・ロシア等の国では、COVID-19防疫対策の観点から、現在、日本人観光客を受け入れていません。そのため、外国船籍のクルーズ船は、運行できない状況となっています。今のところ、クルーズ船に乗ろうとするなら、日本船籍のクルーズ船(飛鳥Ⅱ・にっぽん丸・ぱしふぃっくびいなす)に乗るしかありません。メリットとしては、①船が小さいので乗客数が少なく、混雑することがない、②日本人好みの食事内容になっているので、美味しくて満足度が高い、③イベント時の席取り合戦などなく、安心してイベントに参加できる、などがありますが、反面、費用が2倍以上高いといったデメリットがあります。日本船籍のクルーズ船に乗船するためには、1週間前と乗船当日の2回のPCR検査で「低リスク」と判定されることが、今や必要条件となっていて、以前のように気軽に乗船できなくなってしまいました。

にっぽん丸

にっぽん丸は、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造されました。1990年3月に三菱重工業神戸造船所で進水式が執り行われ、紀宮清子内親王により「にっぽん丸」と命名されています。乗客定員 532人/乗組員数 約160人/全長 166.65m/全幅 24m/総トン数 22,472トン/巡航速度 20.0ノット

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