1.概要
信州の4つの名城(松本城、高遠城址、上田城跡、小諸城址)と日本さくら名所100選に選定された名所(4名城 ✙ 熊谷桜堤と大宮公園)を巡る3日間のツアーがあったので、信州の桜も観てみたいとのことからツアーに参加しました。桜の開花時期は変動するので、当たることもあれば、外れることもあります。昨年は、4月の「春の北東北3泊4日」で、運よく満開の桜を観ることができたので、今年もグッドタイミングだと良いなぁと期待しました。旅行期間は、4月17日から4月19日までの2泊3日です。
2.福岡空港、羽田空港、高遠城址公園、ホテルアンビエント安曇野 泊(1日目/4月17日)
朝7時半の羽田空港行きの飛行機に乗るとのことから、6時半までに福岡空港1階のツアー受付カウンターに集合するようにとの連絡がありました。そのため早起きをして、5時50分にマイカーで自宅を出発し、福岡空港近くの駐車場に車を預け、集合場所に向かいました。受付カウンターで搭乗券を受け取り、搭乗手続きをしてから、桜ラウンジでお茶を飲んで過ごしました。飛行機は、福岡空港7時30分発のJAL302 です。
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福岡空港の2階には、朝早いこともあってか、閑散としていました。
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桜ラウンジにもお客さんは、あまりいませんでした。
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機内も空席が多かったです。
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滑走路へ移動する時に、整備員の方達から見送っていただきました。
羽田空港には、定刻の9時10分に到着しました。荷物を受け取って、到着ロビーを出ると、添乗員さんが待っていました。ツアー客は添乗員さんの所に集合し、点呼を受けました。
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羽田空港の到着ロビーで、添乗員さんの所に集まっている様子
全員揃ったので、観光バスに乗ります。今から、観光旅行に出発です。
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観光バスに乗りまあ~す!
今日は、観光地の中の一か所『高遠(たかとお)城址公園』に行きます。そこまで約3時間かかるので、途中で『談合坂SA』で休憩と昼食タイムを取るとのことです。各自、昼食を食べて欲しいと言われました。
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『談合坂SA』
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フードコートの様子
フードコートには、ラーメンやうどんなど簡単な食事ができる店舗が入っていました。私達は、「すきや」の牛カルビ丼を食べることにしました。
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牛カルビ丼
昼食を終えて、再び観光バスに乗り、『高遠(たかとお)城址公園』を目指しました。『高遠城址公園』では約1,500本のコヒガンザクラが咲き、古くから「天下第一の桜」と称され、春には多くの観光客が訪れて賑わいを見せているそうです。予定通りの時間に到着したのは良いのですが、今にも雨が降りそうな天気です。「雨が降れば、桜は散ってしまうかも」と思いながら、傘を持ってバスから降りました。で、このたびのツアーの最初の観光地なので大いに期待して観に行ったのですが、残念なことに花弁はほとんど散り、葉桜になりかけていました~。最盛期はとっくに過ぎていました。もう、ガッカリ。
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この程度に咲いていた桜の木が数本あっただけ。
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『高遠(たかとお)城址公園』内の様子
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ピンクの絨毯は素敵ですが、肝心要の桜はサッパリ!
桜を諦めて、『高遠(たかとお)町歴史博物館』に行ってみました。高遠藩の歴史、高遠城の様子、街並みや大名行列の様子など、さまざま展示されていました。そして、敷地内にある「絵島(えじま)の囲み屋敷」にも行きました。江戸時代に、大奥の女中だった絵島(えじま)が芝居見物による帰城が遅れたことを理由に、高遠の地に遠流の刑となり、一生を過ごしたという屋敷です。きれいに復原されていました。
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『高遠町歴史博物館』
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祭りの時に使う山車
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桜は散り、代わりに紫色の花が咲いていました。
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「絵島囲み屋敷」の入口
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絵島の囲み屋敷の説明文(文書をクリックすると拡大します。)
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絵島の間
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下女詰め所
絵島は病死するまでの27年間、外出もできず、人に会うことも許されない状況下で、脱走することなくよく耐えたなぁと驚きます。そして、権力争いとは、実に恐ろしいものだと思いました。殺されなかっただけ良かったと言えますが、それでも死ぬまで幽閉されるとは残酷な話しですね。
「絵島の囲み屋敷」を観てから『高遠(たかとお)城址公園』に戻る時に、お土産品店があったので、そこで桜色のソフトクリームをいただきました。せめて、おやつくらいは、桜色にしなくっちゃ!
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桜色のソフトクリーム
本日の観光は一つだけなので、宿の『ホテルアンビエント安曇野』に向かいました。18時30分頃到着。『ホテルアンビエント安曇野』は、北アルプスを望む標高約1,000mに位置するリゾートホテルです。 中房渓谷から直接引湯した温泉は、健康増進や美肌効果があるとのことでした。
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『ホテルアンビエント安曇野』の玄関
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フロント前
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部屋
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ミニキッチンと食卓テーブルが付いていました。
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ユニットバス
夕食は、19時からでした。夕食会場は1階のレストランで、安曇野旬彩フレンチを食べさせてくれるそうです。
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アミューズ・ブーシュ
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蛍烏賊のサラダ
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キャベツのスープ
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お魚料理
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グラニテ
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ミラノ風カツレツ
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苺のフロマージュ
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コーヒー
メニューの種類も多くて、ゆっくり楽しむことができました。今朝は、6時半までに福岡空港に集合とのことだったため、5時前に起床。そのためか、夕食が済んだら急に眠たくなってきたので、早々と床に就くことにしました。
3.松本城、上田城跡公園、小諸城址懐古園、ホテルグリーンプラザ軽井沢 泊(2日目/4月18日)
ホテル出発が8時とのことなので、7時に朝食をいただきました。天気予報では、今日もあまりよくなくて「曇り。ところによっては一時雨」とのこと。昨日も少し雨が降り、桜を見に来たと言うのに、ついてないですね~。
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朝食
本日の観光地は、『松本城』『上田城跡公園』『小諸城址懐古園』です。今日を以って4名城をすべて観光したことになります。まずは、『松本城』から。
『松本城』は、戦国時代の永正年間(西暦1510年頃)に造られた深志城が始まりで、徳川家康の配下になった小笠原貞慶が松本城と改称したと言われています。天守は日本最古で、国宝に指定されています。白鷺城の愛称で有名な姫路城とは対象的で、漆黒の松本城は市民から烏城(からすじょう)として親しまれています。城壁にはいたるところに「狭間(さま)」と呼ばれる穴が開いており、そこから攻め入る敵に向け鉄砲や弓矢などで攻撃していました。その他、石垣より張り出している床部分からは「石落とし」と言われる仕掛けもありました。到着した時は曇りで、雨は降っていませんでした。
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『松本城』
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『松本城』
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仮面ライダーのような恰好をしている変人???
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二の丸御殿跡入口
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二の丸御殿跡の平面復元
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二の丸御殿跡の中の桜
二の丸御殿跡からお濠の方に行くと、桜が残っている箇所がありました。
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お濠の桜
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松本城のお濠の桜(キレイ~!)
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お濠に咲いてた真っ赤な花(花の名前は不明)
松本城には、今までに何度か訪れたことはありますが、桜のシーズンは初めてです。もっと咲いていることを期待していたにもかかわらず、終りに近い状態でした。ここも残念だったですね~。
松本城の次は、昼食です。新鮮なきのこがたっぷり入った信州名物きのこ汁を食べさせてくれる『きのこむら深山』に行きました。ここには、きのこ工場があって、「ぶなしめじ」を栽培していました。ぶなしめじは通常より長い時間(120日)をかけて栽培しているそうで、果物で言えば完熟状態の「完熟ぶなしめじ」です。これが、看板きのこになっているとのこと。栽培したきのこは、売店で売られていました。
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『きのこむら深山』の入口
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レストラン
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信州名物きのこ汁定食
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きのこ工場(ぶなしめじを栽培中)
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ここで生産したきのこを売店で販売していました。
『きのこむら深山』の次は、『上田城跡公園』です。ここは、日本全国に名を馳せた真田氏の居城「上田城跡」を核とした公園で、現在では、市民の憩いの場になっています。城跡内に多くの梅や桜が植えられ、春になると約1,000本のシダレザクラ、ソメイヨシノが咲き誇るそうです。到着した時は、雨が降っていて、傘をささないといけない状態でした。
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駐車場から見上げた上田城櫓です。駐車場の桜は綺麗に咲いていました。
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駐車場の桜
上田城櫓と真田神社に行こうと、傘をさしてケヤキ並木遊歩道を歩き始めました。ケヤキ並木遊歩道の新緑が鮮やかでイイ感じ。雨が降ると、緑が鮮やかに見えます。で、北側の駐車場(普通車専用)に近づいた時、今が盛りと咲いている一本の桜の木がありました。凄くきれいで、目が覚めるほど‼
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ケヤキ並木遊歩道
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「ケヤキ並木遊歩道(北側の駐車場近く)」の桜の木
最初に真田神社に行きました。上田城本丸跡に鎮座する真田神社は、真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主を御祭神としています。青年眞田幸村(信繁)公之像がありました。なかなか勇敢な『よかにせ』ぶりが滲み出ています。神社の中には、桜は見当たりませんでしたね。
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真田神社の鳥居
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青年眞田幸村(信繁)公之像
真田神社を見終えてから、上田城南櫓に行きました。東虎口櫓門にて、3人の忍者に変装した人に出会いました。傘を持っている男性は、自称「猿飛佐助」とのこと。両脇の女性はくノ一(くのいち)とのことで、面白かったので記念写真を撮りました。
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忍者の記念写真(後ろの大きな岩は、真田石です。)
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上田城南櫓
上田城南櫓を見てから駐車場に戻ったのですが、『上田城跡公園』で桜が咲いていたのは2か所のみ。①駐車場の所、②ケヤキ並木遊歩道(北側の駐車場近く)の所。4名城のうち3名城は、ダメでした。2週間ほど早く来ないといけなかったみたい。訪れる時期を見誤ったと思いました。自然現象なのでどうしようもないのですが、本当にガッカリ。
続いて、多種類の桜を植えているので、長い期間桜を楽しむことができると言う『小諸城址懐古園』に行きました。「小諸城」は、戦国時代に武田信玄の命によって整備され、城郭が城下町よりも低い場所に位置する「穴城」で、これは日本で唯一といわれています。 明治に廃城となりましたが、その後、元藩士らによって買い戻され、近代的な公園に生まれ変わっています。『小諸城址懐古園』に到着した時、バスガイドさんが、「懐古園の入り口近くに【胡桃入りおはぎ】を売っているお店があります。珍しいし、美味しいしで、有名なんですよ。食べてみたいと希望される方は、売り切れる時間が早いので、観光より先にお店に行って食べた方が良いですよ。」と教えてくれました。それで、桜を見るのを後回しにして先にお店に入り、【胡桃入りおはぎ】をパクつきました。黄粉に小さく砕いた胡桃が入っていて、それほど甘くなくて、まぁまぁ美味しかったです。
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お店「草笛」
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胡桃入りおはぎ
おはぎを食べてから、園内に入りました。『小諸城址懐古園』は、最も桜が残っていて、綺麗で素晴らしかったですよー。いろいろな種類の桜が植えられていることの効果は大きいとつくづく思いました。種類が少ないと、一斉に咲いて一斉に散ると言った問題点がありますが、多くの種類を植えていると、開花時期がずれていつも咲いているような感じになりますよね。
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『小諸城址懐古園』の桜
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『小諸城址懐古園』の桜
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『小諸城址懐古園』の桜
ここの桜は見事でした❣ 晴れていたら、もっと美しかったと思います。で、小雨が降っているにもかかわらず、結婚式の前撮り写真を撮っている新婚カップルがいました。ちょっと可哀そう。(「雨降って、地固まる」って言うからよろしいのかも⁉)
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新婚カップル
40数年前の新婚さんも記念写真を撮ることにしました。
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40数年前の新婚さん
懐古神社の方に進んで行ったところ、石垣の苔がとても美しい緑色になっていました。
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苔むした石垣
今日は、3つの名城を観光しました。『小諸城址懐古園』は良かったね❣ 最後に、本日の宿『ホテルグリーンプラザ軽井沢』に向かいました。バスで1時間くらい走り、到着。『ホテルグリーンプラザ軽井沢』は、標高1000m以上の浅間山麓の大自然の中に位置しています。夏でも20度以下で快適に過ごせるそうで、避暑地ですね。ホテルの造りもスイスのアルプスを彷彿とさせ、とても素敵です。
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『ホテルグリーンプラザ軽井沢』
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部屋
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ユニットバス
夕食は、ビュッフェでした。コース料理も良いけど、好きなものを好きなだけ食べれるビュッフェもいいものです。
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ビュッフェの夕食
4.小江戸川越、大宮公園、羽田空港から福岡空港へ(3日目/4月19日)
早いもので、今日は福岡に帰る日です。時間が過ぎるのは、あっという間。名残惜しい気がしています。さて、ホテル出発が7時50分とのことなので、7時前には朝食をいただくことにしました。朝食もビュッフェでした。
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ビュッフェの朝食
バスは定刻通りに出発しました。今日は、埼玉県の『小江戸川越』と『大宮公園』に行きます。で、最後、羽田空港まで送っていただくことになっています。ツアー募集時の行程では、 荒川沿いの桜の名所「熊谷桜堤」に行くようになっていたのですが、もう散ってしまっているとのことから、急遽、「小江戸川越」に変更になりました。桜を見るのではなく、観光地を訪れるだけのことです。一度は行ってみたいと思っていた観光地なので、まぁいいかなと思いました。バスが走り出してから間もなく、雪化粧の浅間山が青空を背景に美しい姿を現していました。
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青空に映える雪化粧の浅間山
とっても綺麗なので、ツアー客が喜んでいると、バスガイドさんが、浅間山大噴火の溶岩でできた「鬼押出し園」に連れて行ってくれました。写真を撮影するだけと言う条件付きで、入場料を払わずに入園できました。さすがバスガイドさん‼ 感謝いたします。
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「鬼押出し園」
浅間山の全景を見たいと思っていたので、やっと見ることができて嬉しかったです。気温は4℃と低かったのですが、空気が澄み切っていてさわやかな気分でした。
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雪化粧の浅間山
ホテルを出発してから3時間後の11時に、やっと埼玉県川越市にある『小江戸川越』に到着しました。江戸の雰囲気を感じさせることから「小江戸」と呼ばれているそうです。川越に蔵づくりの家が多く建てられるようになったのは、今から130年ほど前に起きた「川越大火」がきっかけと言われています。風情ある町の雰囲気を出すために、電線は地下埋設です。また、川越は「江戸」「明治」「大正」と様々な時代の建物がミックスされているのも特徴だそうです。自由散策をすることになり、昼食も各自で取ることになりました。
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『小江戸川越』のレトロな街並み
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『小江戸川越』のランドマーク「時の鐘」
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蔵づくりの家
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新旧混じった街並み
観光客が多くて、食事をするのに並ばないといけなかったので、少し遠いところまで歩き、直ぐ食べさせてくれるお店に入りました。
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そば処 富久屋
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天ぷらそばをいただきました。
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デザートの抹茶ソフトクリーム
食事後、「菓子屋横丁」に行ってみることにしました。こじんまりしたエリアで、昭和の駄菓子屋さんみたいなお店もありました。
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お土産用のお菓子を販売しているエリア
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懐かしの駄菓子屋
『小江戸川越』の観光を終えて、最後の観光地の『大宮公園』に行きました。大宮公園は、約1,000本の桜が咲き競う埼玉県内屈指の桜の名所で、日本さくら名所100選にも選ばれています。初めて訪れる所でもあるしで、期待していたのですが、まったくの期待はずれ‼ 桜の面影は何処にもなくて、『大宮公園』の日本庭園では、ツツジが咲いていて、新緑の季節に入っていました。それで、「武蔵一宮 氷川神社」にも足を延ばすことにしました。
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日本庭園の入口
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日本庭園のツツジの様子
「武蔵一宮 氷川神社」の参拝者が、思いの外多いので少し驚きました。何かあるのかな~? 願い事が書かれた巾着が、カラフルで綺麗でした。
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桜門
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武蔵一宮 氷川神社の境内
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願い事が書かれたカラフルな巾着
『大宮公園』からバス駐車場に戻る途中の「はなみずき通り」では、ピンクや白のハナミズキが咲いていて、淡い色合いの美しさに溢れていました。ハナミズキがこれほど美しいとは、初めての経験です。桜を見ることはできませんでしたが、ハナミズキを見ることができたので、嬉しかったです。予想外の収穫ですね。
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ハナミズキがきれい‼
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濃いピンクの花もありました。
『大宮公園』を出てから、羽田空港までノンストップで観光バスは走りました。羽田空港に着いてから、荷物を預け、桜ラウンジで搭乗時間までゆっくり過ごしました。飛行機は、予定通り18時45分に出発しました。
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出発ゲート
福岡空港着陸時は真っ暗だったので、外の景色はよく見えません。それで、モニターから流れる着陸時の様子を見ていたら、アイランドシティのガントリークレーンが真下に見えました。今日は、このルートを通過しているんだなぁと思い、ついつい港湾局時代を思い出しました。福岡空港には、予定通りの20時40分に到着しました。
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着陸態勢に入っている様子(モニター画像)
寒さが厳しい長野県なので、桜が咲く時期が福岡より遅いのかと思いきや、信州の4名城中3名城(『松本城』、『高遠城址公園』、『上田城跡公園』)の桜はほとんど散っていました~。何のことはない、開花時期は福岡と大して違わない様子。一週間も違わないような気がします。『小諸城址懐古園』で素晴らしい桜景色を見ることができたので、救われましたが。『熊谷桜堤』も『大宮公園』も散ってしまった後でした。開花時期は年によって違うとは言うものの、ツアー会社の企画担当者のミスじゃないかとも思います。信州の4名城と埼玉県の公園を一緒にしたこと自体、無理があるのではないでしょうか。(どっちかで桜を見れたら良いとの考えだったのかもしれませんが。)そんな中、最も嬉しかったのは、雪を抱いた浅間山を見ることができたこと。浅間山と聞くと、赤軍派の浅間山山荘事件を思い出してしまいます。今から50年くらい前のことですが、間もなく大学受験日というのに、受験勉強をほったらかして、テレビに張り付いてたんですよー。あの時から浅間山を一目見たいとずーっと思っていて、やっと念願が叶った訳ですが、あのおどろおどろしい事件とは正反対に、浅間山は凛として美しかったです。