ニュージーランドには今までに行ったことがなかったので、以前から是非行ってみたいと思っていました。2018年にホランドアメリカラインで北大西洋を横断している時に、セントジョンズ島の沖合でドイツのクルーズ船アイーダから乗客が海に転落した事件(2018年9月9日)があって、急遽船が捜索に参加したため、セントジョンズ島に寄港できなかったことがありました。その時に船会社から、お詫びとしてフューチャークルーズクレジットを一人につき約7万円いただきました。そのお金を利用してニュージーランドクルーズにチャレンジした次第です。ノールダムには、昨年5月のアラスカクルーズの時にも乗船しています。今回は、シドニー発着です。成田・シドニー間のフライトは、JALのビジネスシートを利用しました。往復で一人約33万円でしたが、貯まっていたマイルを充当したので、わずかな手出しでチケットを購入することが出来ました。クルーズ船の手配は、アメリカのクルーズ専門代理店クルーズブラザーズで行いました。約7万円を値引きしていただき、一人当たり1,454.15米ドル(バルコニー、オンボードクレジット75米ドル付き/人)でした。ホテルは、Booking.comのホームページで手配しました。空港とホテルの間の移動には、Uberとシティーレイルを利用しました。
1.旅行先
オーストラリア(シドニー)
ニュージーランド(ミルフォードサウンド、ダニーデン、クライストチャーチ、ウェリントン、ネイピア、タウランガ、オークランド、ワイタンギ)
2.旅行時期及び期間
2020年1月14日~2月3日(21日間) 日程表(ここをクリック)
ホランドアメリカライン・ノールダム
3.出発
1月14日(火)・・・福岡から成田へ移動
15時の福岡空港発羽田行きのJAL便に乗りました。
JALの搭乗ゲート
羽田空港に着いてから、空港交通のリムジンバスで成田空港第2ターミナルに移動。移動時間は、結構早くて、1時間程度でした。
成田空港行きバス停留所
成田空港に到着。
成田空港第2ターミナルに着いて、東横インの無料シャトルバスのバス停留所「31-B 」に行きました。ここでシャトルバスを待っていると、観光バス並みの立派なバスがやってきました。ちょっとの間に観光バスにグレードアップするなんて、東横インは、景気が良いみたい。
東横インのシャトルバス停留所
東横イン成田空港本館前に到着
ホテルに着いてチェクインカウンターに行くと、ロビーはすごい人でごった返していました。中国人だけではなく、西欧人もたくさんいます。こんなに混雑しているのを見たのは初めてです。本館10階にある客室から玄関を見下ろすと、バスが次々に入ってきていました。儲かっているんだな~と感心しました。
チェックインカウンター前
玄関口の様子
本館のデラックスツインルーム(33㎡)
バス・トイレ
ランドリールームがあるので助かります。
本館と新館の間にクラシックカー「トライアンフ」が展示されています。
東横インの近くには適当なレストランがないため、夕食は、いつも館内ロビーにあるローソンでお弁当などを購入して食べます。サラダや果物もあるので不自由しません。
ローソン
明日の夜、シドニー行きの飛行機に乗るので、その準備をして早々と寝ました。
1月15日(水)・・・佐倉市観光と成田空港から出発
早朝、窓のカーテンを開けてみると、目の前に雨模様の成田空港がありました。せっかく成田に来たのに、雨とは残念~。
窓からは、第3ターミナルが見えます。
中国人らしきお客さんが、ゾロゾロと裏のバス駐車場に向かっていました。
食事(朝食)コーナー
簡単な朝食ですが、これで十分!
本館のデラックスツインルーム(33㎡)に宿泊し、朝食と空港までのシャトルバスが付いていて、1泊二人分で8,550円です。団体旅行だともっと安くなるのだろうと思います。人気の理由は、この辺にあるように思います。
今日は、出発までに時間があるので、空港で搭乗手続きを済ませてから、佐倉市にある国立歴史民俗博物館に行くことにしました。以前、佐倉市に住んでる人が「素晴らしい博物館。一見の価値あり。」と教えてくださったので、行ってみたかったのです。
成田空港第2ターミナルにある京成本線のプラットホーム
京成本線の佐倉駅
佐倉市には、国立歴史民俗博物館だけではなく、京成佐倉駅とJR佐倉駅との間に、佐倉城址、武家屋敷、佐倉順天堂記念館、佐倉市美術館のほか、七福神めぐりなど見どころがたくさんあります。今日は、雨が降っていて足元が悪いので、国立歴史民俗博物館だけを見ることにしました。
駅前のバス停(佐倉市の観光マップがありました。)
千葉グリーンバスに乗ると、5分くらいで博物館に着きました。
国立歴史民俗博物館
博物館は、かなり広くて時代別に展示されており、日本史の集大成だと思うほど素晴らしい内容でした。展示品の数も膨大で、とても一日で見て回れるようなものではありません。今回は、第一展示室を観ただけです。観てないところの方が多いので、もっと足を運ばないといけないと思います。
館内に入って直ぐの光景
縄文時代の人々の生活を再現した人形(まるで生きているみたいな精巧な造り!)
縄文時代前期中頃から中期末頃の大規模集落跡の三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき、青森県青森市大字三内字丸山)には、ちょっとビックリしました。今まで縄文時代の竪穴式住居としては、一家族が住めるような小さなものしかなかったのですが(見たことがなかったのですが)、大型の竪穴建物があったなんて! こんなに大きな建屋の中でみんなで生活していたのでしょうか。
三内丸山遺跡の大規模集落跡の模型
それと、面白いなぁと思ったのは、「縄文人の一生」です。現代人は教育期間が長いためか、一人前として認められる年齢が高くなっています。結婚も出産も高齢化の傾向にあります。人間を動物として見た場合、縄文時代と同じ扱いで良いような気がしす。その方が、より自然なのではないかと。でも、当時と明らかに違うのは、遙かに平均寿命が長くなっていること。今や人生100年時代と言われるようになり、ジジババばかりの社会になっています。高齢者は、若い人達に負担をかけないように努力する必要がありますよね~。
縄文人の一生(写真をクリックすると大きくなります。)
縄文人の一生(写真をクリックすると大きくなります。)
水田稲作の伝来も面白いと思いました。稲作は朝鮮半島から伝わってきたのですが、同時に人々(渡来人)も朝鮮海峡を渡って西日本にやってきたとのこと。もしかしたら、渡来人が弥生人の祖先なんじゃないかと思いました。それほど多くの渡来人が渡ってきたようです。
水田稲作が最初に伝わったのは、紀元前10世紀後半で、板付(福岡市博多区)だったそうです。
同時期に人々も朝鮮海峡を渡ってきて、平野部で稲作を始めたとのこと。
縄文人と弥生人は、体格も顔つきも違うとよく聞きます。その違いは、女性のシャーマン(巫女)の復元人形を見ると分かります。縄文人は背が低くてほりの深い顔、一方、弥生人は背が高くてのっぺりした顔だったそうです。
遺跡から発掘された人骨を基に復元した人形
伊都国(福岡県糸島市)が対外交渉の窓口だったそうです。
福岡県宗像市にある沖ノ島のコーナーもありました。沖ノ島を中心に大陸への古代航路があったとの説明でした。
沖ノ島のコーナー
博物館の観光を終えて、成田空港に戻り、旅友のT氏と1時間ほどおしゃべりをしました。半年ぶりの再会に話しに花が咲き、楽しいひとときを過ごすことができました。またT氏にお会いしたいですね。どうもありがとうございました。
旅友のT氏
T氏との歓談の後、出国手続きを済ませて、さくらラウンジで過ごしました。
JALのサクララウンジ
カレーが美味しい。
ゲートの案内板
ビジネスクラスの様子
ビジネスシート(180°フラットになります。黄色の部分に足を入れます。)
出発してから2時間後くらいに機内食が出てきました。まゆちゃんは和食を、ようちゃんは洋食をいただきました。
先付け(くらげの胡麻酢和え、タラのブランダードフラン)・・和洋共通
和食は、次のとおりです。
和食(冬凪・蓋付き)
和食(冬凪・蓋を取った状態)
和食(台の物:チキン南蛮、ぶりの照り焼き)、味噌汁、ご飯、香の物
デザート(黒ごまプリン)
洋食は、次のとおりです。
オードブル
メイン(和牛サーロインのロティ、里芋・京人参・マッシュルーム添え)
デザート(クッキーシュー)
シドニー到着の2時間くらい前に軽食(和食)が出ました。機内食はいずれも美味しくて満足できる内容でした。
和食(銀ダラ西京焼き、味噌汁、ごはん)、フルーツ、アイスクリーム
航空路
航空路
10時間弱のフライトを終えて、定刻どおり1月16日の朝6時50分にシドニー空港に到着しました。
シドニーの地図 左下のgoogleをクリックすると地図に移動します。
4.シドニー市内観光
一日目《1月16日(木)》 二日目《1月17日(金)》 三日目《2月1日(土)》 四日目《2月2日(日)》
シドニー空港の入国手続きを終えて、Uber乗り場へ移動している時には既に雷がゴロゴロ鳴り、大粒の雨が降っていました。オーストラリアでは、山火事が猛威を振るっていて消火活動に手こずっているような状況だったので、この雨で山火事が沈静化すれば良いのにねと思いました。
Uberでホテルに移動している時も雨は降り続いていました。
ホテルに着いてから、部屋に入れるようになるまで時間があったので、先にチェックインだけ済ませて荷物をホテルに預け、市内観光に出掛けることにしました。まず初めに、近くのコンビニで交通ICカードのオパールカード「Opal card」を購入。このカードは、優れモノです。メトロ・バス・フェリー・路面電車(ライト・レール)の支払いをすることが出来るうえに上限額も決まっていて、どんなに使っても月曜から土曜までは一日当たり16.1AU$(1,270円)で打ち止め。日曜は一日あたり2.80AU$(220円)で打ち止めになっています。カードをゲットしたので、メトロに乗ってセントラルまで行き、そこからチャイナタウンまで歩くことにしました。
オパールカード
メトロのセントラル駅
チャイナタウンの光景
チャイナタウンの光景
少し疲れてきたので、今流行のタピオカドリンクのお店に入りました。ここでちょっと休憩です。
タピオカドリンクの店
タピオカミルクティーは、まずまずの味。タピオカがモチモチしていて噛み応えあり。
休憩の後、中国庭園に行きました。花が咲いていて手入れも行き届いていて良い雰囲気なのですが、高層ビルの中にあるために後方のビル群が景観を損なっていました。
中国庭園
中国庭園
中国庭園の観光を終え、歩いてホテルの近くに戻りました。道案内役は、iPhoneのGoogle Maps ナビです。このナビは超優れモノで、目的地までどのような交通手段で行けば良いかなど必要な情報(例:バスの乗降場所、バスの番号、バスの到着時刻、ルートなど)を教えてくれます。このナビがあると、日本にいる時と全く変わらない状態で、外国の街を観光して回ることができます。とっても便利なんですよ~。
iPhoneのGoogle Maps ナビの画像
お腹が空いてきたので、ホテル近くにあるオフィス街のフードコートに行きました。多くのサラリーマンが中華料理を食べていたので、真似てみました。ショーケースに並んでいる料理から3品選べる”3チョイスランチ”にしました。9ドルだったので、700円くらいですね。手頃な値段で美味しくてボリュームがありました。サラリーマンに人気があるはずです。
オフィス街のフードコート
炒飯と野菜炒めと酢豚
白飯と野菜炒めと牛肉炒め
食事を終えて、メインストリートを散策しました。レストランとしては、日本料理や中国料理よりも韓国料理のお店がたくさんありました。ハングル表記ばかりでした。きっと韓国人が多いのでしょう。意外に思いました。日本料理は、寿司、うどん、ラーメンって感じ。ウロウロしているうちに部屋に入れる時間になったので、ホテルへ向かいました。
ハイドパーク・イン・ホテル
室内は広くて快適
ミニキッチンが付いていたので、簡単な食事をつくることことができて助かりました。
二日目《1月17日(金)》
今日も朝から雨が降っています。昨日より雨脚が強い感じです。午前中は、フェリーに乗って、オペラハウスとハーバーブリッジを海から眺めたいと思います。先ずは、メトロに乗ってサーキュラーキー駅に行きました。ここからフェリーが出ています。今日もオパールカードが活躍します。
メトロのミュージーアム駅のコンコース
メトロの列車は、一部2階建てになっています。これだと多くの乗客を一度に運べますね。
列車は、新しい感じでした。なので、綺麗です。
サーキュラーキー駅のフェリー乗り場に行き、ピアモントベイ行きのフェリーに乗りました。
フェリー乗り場
ピアモントベイ行きのフェリー
サーキュラーキーを後に出発です。
右手にオペラハウスが見えてきました。
ハーバーブリッジをくぐり抜けました。遠くにオペラハウスが見えます。
ルナパークの観覧車が見えます。
船内では、家族連れがケーキを食べていました。ピクニック気分!
バランガルー・ワーフの光景
ダーリングハーバー・ワーフの光景
帆船(オーストラリア国立海洋博物館)
帆船(オーストラリア国立海洋博物館)
ピアモントベイに到着しました。乗船時間は20分くらいでした。
雨が降っていたので、景色を堪能するには至りませんでしたが、シドニーの街を海から見ることができたのは良かったです。綺麗な街だなぁと思いました。終点のピアモンドベイの横に、オーストラリア国立海洋博物館がありました。時間の都合で今回はパスします。次の機会に訪れたいと思います。フェリーからここの帆船を見ることができました。なかなか素敵でしたよー。
オーストラリア国立海洋博物館入口
ピアモンドベイからピアモンドブリッジを通って、中心部のシドニー市役所まで歩いて行きました。10分くらい歩くとシドニー市役所に到着。路面電車が通っているので、路面電車にも乗ってみたくなり、サーキュラーキー駅まで乗ることにしました。
ピアモンドブリッジの光景(旗がはためいていて、美しい光景でした。)
シドニー市役所
路面電車
路面電車の中の様子
サーキュラーキーのフェリー乗り場に戻り、お昼ご飯を食べることにしました。クロワッサンサンドイッチを食べました。フォートローダーデールで食べたサンドイッチも美味しかったけど、ここのサンドイッチも負けないくらい美味しかったです。
クロワッサンサンドイッチとコーヒー
食事が済んだ後、オペラハウスに向かいました。歩いて行く途中、二人のアボリジニがディジュリドゥを演奏しているところに出くわしました。なんとも不思議な音色。初めて聞く音です。ホラ貝を吹いているような感じでした。
動画:アボリジニのディジュリドゥ演奏
海岸沿いに進むとオペラハウスに到着。オペラハウスは、14年の歳月をかけて1973年に建設されました。そして、2007年に世界文化遺産に登録されています。オパラハウスの歴史や建設時の諸課題を学ぶために、日本語見学ツアーに参加しました。日本語ガイドは、タカコさんです。彼女は、①建物は二重構造になっていて、外側と内側は別々に建てられていること、②シェルの形を造るために三角形のリブ(肋骨材)の集合体を用いたこと、③オペラハウスは今でも利用されていて、5つのホールと5つのリハーサルスタジオがあるとのこと、④屋根であり外壁でもある白いシェルには、白色と淡い桃色の釉薬をかけたスウェーデン製のタイルが貼られていること、などを説明してくれました。今夜、ここの一番大きなホールでサーカスが催されるとのことだったので、帰り際に予約を取り、見に行くことにしました。一番大きなホールとやらを見てみたいから。
オペラハウス
タカコさん
三角形のリブ
三角形のリブに内側の建物が組み合わされている様子
通路(待合スペース)の様子
スウェーデン製のタイルの外壁
日本語見学ツアーが終わってから、近くにある総督官邸に行きました。ゴシック様式の建物です。ニューサウスウェールズ州知事のオフィスとして現在も使用されているそうです。見学ができると聞いていたのですが、15時までだったため、今回は見学できませんでした。次回チャレンジしようと思っています。門扉と車のナンバープレートにクラウンのマークが付いていて、まるでヨーロッパの古城にいるような雰囲気でした。
クラウンのマークが付いた門扉
総督官邸
車のナンバープレートにもクラウンのマークが付いていました。
夜のサーカスを見るために一旦ホテルに戻り、夕食を食べてから夕方6時に再度オペラハウスに行きました。オペラハウスの横には、テント張りのレストランが建ち並び、多くのお客さんで賑わっていました。昼間とは違った光景です。
テント張りのレストラン
一番大きなホールの入口
ホールの中の様子(ステージは真ん中にあり、天井がすごく高かったです。)
動画:サーカスの様子
サーカスを見終えてから、メトロに乗ってホテルに戻りました。
1月18(土)からのホランドアメリカライン・ノールダム乗船は、ここから
三日目《2月1日(土)》
今日から2日間泊まるホテルは、最初と同じで、ハイドパークインホテルです。午前10時前にチェックインの手続きを行うと、直ぐ部屋に入れてくれました。おかげでゆっくり寛ぐことが出来ました。昼食後の1時半から観光をスタート。まずは、25年前にシドニーで友達夫妻に連れて行ってもらった懐かしの「ミセス マッコーリーズ チェア」を見に行きました。
この石の椅子は、ニューサウスウェールズ州の初代総監であるマッコーリー氏が夫人のために作った椅子で、夫人はここに座ってイギリスとシドニーを行き来する船を眺めては、ホームシックを癒していたそうです。
ミセス マッコーリーズ チェア
1994年、ようちゃんの両親と一緒です。
夫人の椅子を見た後、ロイヤル植物園の中を散歩しながらシドニー博物館へと向かいました。ロイヤル植物園は、手入れが行き届いていてとても美しい公園でした。木陰で食事をしたり遊んだりしている家族連れがたくさん訪れていました。
ロイヤル植物園(ピクニックを楽しんでいるようです。)
ロイヤル植物園(木陰で休憩)
ロイヤル植物園の光景
シドニー博物館は、サーキュラーキー駅の近くにあります。ロイヤル植物園の中を真っ直ぐ進むと約20分で着きました。この博物館は、先住民が住んでいた土地の上に建てられているそうで、博物館の前は、英国統治の中枢としての総督官邸が建設されていたとのこと。シドニーの文化や歴史等に関する展示と映画がありました。また、英国の植民地になる時のアボリジニの暮らしに関する映像もありました。
シドニー博物館
シドニーに到着した最初の移民船団の模型
官邸の模型
子供のプレイルームもありました。
博物館を出てから、ホテルまで歩いて帰りました。シドニーは、観光スポットが都心部に集中しているので、歩いて観光するのにそれほど苦労しません。むしろ歩いた方が位置関係がよく分かり、観光しやすいように思います。
四日目《2月2日(日)》
今日は、時間制限がないので一日中観光できます。なので、ワイルドライフシドニー(動物園)、シーライフシドニー(水族館)、マダムタッソーの3施設を観に行くことにしました。3ヶ所の入場券をまとめてネットで予約購入すると、半額の65AU$になりました。儲かった感じ~!(予約購入は、ここから) QRコードチケットがメールで送られてきたので、スクリーンショットで保存して使用しました。 施設には、iPhoneのGoogle Maps ナビを使って行きました。乗車バスの番号や到着時刻などを教えてくれるので、それに従って行動しました。
iPhoneのGoogle Maps ナビの情報
指示されたバス停に行くとバスが来ました。
ナビが教えてくれるとおりに行動したら、無事施設に着きました~!
3施設共通の入口です。
最初にワイルドライフシドニー(動物園)に入りました。ヘビ、ワニ、トカゲ等の爬虫類を始め、蝶などの昆虫も展示してました。その他、オーストラリならではの動物もいました。ここの目玉は、コアラ。1994年当時は、コアラを抱っこして記念写真撮影ができたのですが、今は、抱っこできません。近くから写真を撮るだけです。
コアラ
1994年当時の記念写真
ワラビー
ウォンバット(お尻に薬を塗ってもらっていました。)
エミュー
カンガルー
お土産用にカンガルーの小銭入れ(先住民のアボリジニが使っていたと言われる財布の元祖)を探したのですが、見つかりませんでした。どこに行ったら売っているのでしょうかね??
カンガルーの小銭入れ
動物園の次は、シーライフシドニー(水族館)です。一般的な水族館と大きな違いはありませんでしたが、印象に残った部分のみ紹介します。大きな水槽と言えるものはありませんでしたが、熱帯魚のような美しい魚を見ることが出来る水槽や、ドーム型のトンネル水槽がありました。トンネル水槽では、頭の上を通る魚を見上げることができます。特に、サメがたくさんいるシャーク ウォークとシャーク バレーでは、悠々と数匹のサメが泳いでいて、そのデカさと歯の鋭さに圧倒されました。
変わった形の水槽
小さな子供が喜んでいます。
魚たちの泳ぐ姿が真下から見れて圧巻です。
この鋭い歯で噛みつかれたら、痛そう!
次に面白いと思ったのは、ペンギンコーナーです。王様ペンギン(体長:85cm~95cm)とジェンツーペンギン(体長:75cm~90cm)がいて、どちらも皇帝ペンギンに次ぐ大きなペンギンです。頭部がオレンジ色なのが王様ペンギンで、白いのがジェンツーペンギン。真夏のシドニーで氷と雪の空間を造り出し、そこでペンギンを飼っているのがすごい!お金がかかっているって感じ。そして、人気のアトラクションの一つに、遊園地にあるようなボートでペンギンを眺めることができるツアーがありました。面白そうでした。でも、既に長蛇の列になっていて、40分待ちの状態。そんなに待てないので、あっさり諦めました。
動画:王様ペンギンとジェンツーペンギン
ペンギンのボートツアー
タッチプールもありました。
2施設を見たので、休憩を兼ねて施設内にある軽食コーナーでサンドイッチとコーヒーをいただきました。
レギュラーコーヒーとサンドイッチ1つで600円くらい。
元気が出てきたところで、3つ目の施設のマダムタッソーに入りました。ハリウッドスターやミュージシャン、スポーツ選手から歴史上の偉人まで本物そっくりのろう人形が勢ぞろいしていました。有名人に出会えて楽しかった~~!
オードリーヘップバーン
マリリンモンロー
マイケルジャクソン
頭でっかちで顔は丸々だけど、首から下はカワ(・∀・)イイ!!
中国のプロバスケットボール選手の姚明(Yao Ming )身長229cmだって。デカすぎ!
オバマ君、久しぶりだね~!元気だったかい?
英国のロイヤルファミリーにお初にお目にかかり、記念写真をパチリ!! 後方中央のまゆちゃんは、しゃがんでいるわけではありません。普通に立っておりますよー。なんだか背が縮んだみたい~。ちなみに、エリザベス女王は170㌢はありそう。キャサリン妃とメーガン妃は180㌢くらいはあるかな? ウィリアム王子とハリー王子は190㌢以上はある! みなさんすごくデカイので驚きました~!
マダムタッソーで大笑いした後、路面電車のあるタウンホールまで歩いて行きました。ここから路面電車に乗ってシドニー魚市場に行くことにしました。営業時間終了間際に着いたので、お店を見て回っただけ。数人のお客さんが、フードコートで美味しそうな魚料理を食べていました。横目でチラリと見ながら、「3月は必ずここにきてグルメするぞ~!」と心に誓いました。
タウンホール駅
シドニー魚市場
鮮魚販売店
フードコートの料理店
閉店前の安売りセールが行われていました。
刺身、生うに、ウナギのかば焼きもありました。
今日の夕食は、シドニー鼎泰豊(ディンタイフォン)の小籠包です。台北のお店の味とどう違うか、味比べをしてみます。
シドニー鼎泰豊
厨房は、どこのお店もガラス張りになっていますね。
青島ビール
小籠包
牛肉の黒コショウ炒め
チャーハンとほうれん草のニンニク炒め
小籠包を始め、どの料理もとても美味しかった~! 特に、チャーハンは本場中国料理独特の味と香りがして、懐かしさいっぱいでした。お腹いっぱい食べた後は、ホテルまで近いので歩いて帰りました。今日はバスと路面電車に乗りましたが、日曜日だったので、交通費は、たったの200円で済みました。
5.ホーランドアメリカライン・ノールダムに乗船
寄港地の観光内容等については、それぞれ毎にまとめていますので、クリックしてご覧ください。
6.帰国《2月3日(月)》
朝9時15分のシドニー発JL772便に乗るために、6時半にホテルをチェックアウトして、エアポートトレインに乗って国際空港に移動しました。チェックインの後、ラウンジで時間調整をしました。
出国審査を終えて、ゲートに向かいました。
カンタス航空のラウンジで休憩
ラウンジの様子
サラダと果物をご馳走になりました。
JL772便
出発時間は定刻通り
搭乗して気付いたことですが、CA全員がマスクを着用していました。新型肺炎対策ですね。3日前からマスクをするようになったそうです。こんなの初めて!️
マスクをしているCA
往路と同じ形のシートでした。
出発して、2時間くらいしたら機内食が出ました。まゆちゃんは和食、ようちゃんは洋食を注文しました。
先付(マッシュルームマリネ、生ハムとスモークアーモンド)・・・和洋共通
和食(彩り御膳)
和食(台の物)、ご飯、味噌汁、香の物
洋食(オードブル)
洋食(メインディッシュ:牛フィレステーキ)
チョコレートケーキ、お茶・・・和洋共通
成田到着2時間前に再度食事が出ました。フルーツとアイスクリームも一緒です。
和食(タラの煮付け、切り干し大根)、ご飯、味噌汁
航空路
航空路
フライト時間は約10時間でした。映画を観たりうたた寝をしたりして過ごしました。ビジネスシートなので、とても楽です。成田に着いて入国手続きをする時、検疫の所で人がズラリと並び、すごい混みよう。ほとんどの人がマスクをしてたのに驚きました‼️ 検疫では、体温測定器の前を一人ひとり通過させられ、中国・香港・マカオから来た人については、別の場所で検疫を受けさせられていました。友達から、一週間前くらいから店頭にマスクがないと聞いてましたが、新型肺炎の脅威を成田で実感させられました。
中国・香港・マカオから来た人への案内板
バゲージクレームのところです。あまり混んでいませんが、マスクしている人ばかりでした。
18:55発の福岡行きに乗り継ぎました。お客さんはいつも少なくて、成田福岡間が満席になるようなことはありません。搭乗したら、国内線なのにCA全員がマスクをしていました。これにも驚きました。
JL3057福岡行き
国内線でもCAは、マスクをしています。
コロナウイルスの影響の大きさに驚いていると、ダイヤモンドプリンセスの乗客から罹患者が出たという知らせを友達から受け取りました。こりゃぁ大変なことになった!と思ったところです。定刻通り福岡空港に着き、無事に自宅に帰ることができましたが、この日からコロナウイルスの封じ込め対策が本格化し、クルーズ船の集団感染リスクの高さが指摘されるようになりました。こんなことでクルーズブームに陰りが出ないよう祈るばかりです。