シンガポール

1月13日(金)30日目 終日航海

まゆちゃん

午前中に、福岡県のPCR検査センターでPCR検査を受けました。陰性を再確認するためです。2日後の15日の夕方に結果が判明するそうです。陰性であることを期待しています。

ようちゃん

ようちゃんもPCR検査を受けました。検査の結果、ようちゃんは陰性でした。しかしながら、3名のクルーが陽性でした。明日1月14日午前6時30分にポートルイス港に緊急再入港し、陽性者3名を下船させる旨の連絡がありました。

陽性者3名を下船させる旨の通知文

16時から、ドルフィンホールで「ME音(めおと)クラッシックタイム」が開催されました。青栁素晴(テノール)と江口ニ美(ソプラノ)です。お二人は、ご夫婦です。男女のペアでショーをするには、やはり夫婦が便利で良いですね。

イベント案内文

歌った曲は下記の通りです。

  プッチーニ  『トーランロッド』から  誰しも寝てはならない

  (荒川静香さんがオリンピックのスケートでバックミュージックに使いました)
  オペレッタ 熱き唇
  オペラ『椿姫』から 乾杯の歌
  カタリカタリ イタリア民謡
  アベマリアM
  さくらさくら ピアノ
  松島音頭
  宵待ちくさ
  ふるさと
  おぼろ月夜
  菜の花
  われは海の子
  雪やこんこん
  アンコールは、中島みゆきの時代でした。

ご夫婦で息の合ったステージでした。

1月14日(土)31日目 終日航海

まゆちゃん

自宅でゆっくりと過ごしました。

ようちゃん

今日から時差調整が始まりました。午前2時に時間を60分進めるので、今日は23時間です。シンガポールまでの間に5回行います。

時刻改正に関する通知文

昨日、陽性者を確認し、ポートルイスへの受け入れが決まりました。にっぽん丸は進路を90°南へ変更してポートルイス港に向かいました。朝6時30分にポートルイス港に入港して、3名の陽性クルーを下船させました。そして、11時頃 ポートルイス港を出港しました。

航路

11時15分から、海をテーマとする旅写真家の中村風詩人(なかむらかざしと)さんの講演を聞きました。孫の写真を撮る時は連写で撮り、良い写真を選びますが、クルーズでのイルカやクジラの動きの速い写真撮影では、シャッターを押した時にはすでに水中に入ってしまっていることがよくありました。中村風詩人さんは、激しく動く海洋生物などは、狙いを定め、動画で被写体を捉えて、連続した写真の中から、ワンショットを選び出す方法が良いと教えてくださいました。

中村風詩人さんの講演のちらし

1月15日(日)32日目 終日航海

まゆちゃん

まゆちゃんの1月13日の福岡県のPCR検査センター結果が出てきました。日本の検査でも陰性でした。1月22日から23日に、にっぽん丸はシンガポール寄港します。まゆちゃんはシンガポールでの再乗船が可能かどうか早速調べ始めました。

商船三井客船が発売している「にっぽん丸で航く モーリシャスプレシャスクルーズ」のCコース【関空発シンガポール チャンギ着航空便+にっぽん丸でのシンガポールー横浜クルーズ】は乗船前と乗船直前のPCR検査が含まれ、団体旅行で、すべての商船三井客船が手筈を整えるので楽で良いのですが、すでに販売が終了していました。そのため、個人でにっぽん丸のシンガポールー横浜クルーズのチケットを購入し、さらに福岡―シンガポールの航空券を手配することにしました。まず、旅行会社の担当者に、にっぽん丸のシンガポールー横浜クルーズのチケットを手配していただくようにしました。

 

ようちゃん

16時から中野雅子さんのコンサートを聞きました。クラッシックからジャズの演奏で、ようちゃんの好きなジャンルです。中野雅子さんは音大のピアノ科を卒業なさっているそうで、ピアノ科ではクラッシックの名曲を課題でたくさんこなしていたそうです。

就職後、1年目、職場の親睦(飲み)会の時に、たまたま会場にピアノがあり、ある先輩から「雅子さんはピアノ科出身だから何か得意な曲があれば聞かせてください。」とリクエストがあったそうです。その時に在学中、課題にあったベートーベンのピアノの曲を弾いたそうです。弾き終わったあとで、先輩や同僚から「クラッシックの名曲を上手に演奏するのもいいけれど、みんながリラックスして聞けるポピュラーな曲を演奏するのも楽しくていいよ。」と言われました。このことがきっかけで、ポピュラーソングのピアノの先生に付いて演奏方法を教わり、現在のようにポピュラーからジャズ、クラッシックまで弾くようになりましたと自己紹介がありました。とっても素敵なピアノプレーヤーです。

イベント案内文

良く知られた曲を選び、曲の一部を編曲し演奏されました。
  1. アベマリア
  2.ノクターン  ショパン
  3.トルコ行進曲   モーツアルト
  4.パリのアメリカ人
  5.明るい表通り
  6.伊勢崎町ブルース
  7.おぼろ月夜
  8.月の光    ドビッシー
  9.幻想即興協奏曲   ショパン
  10.ハンガリー舞曲   ブラームス
 アンコールは、11.竹田の子守歌 でした。
とても楽しい演奏、ありがとうございました。

1月16日(月)33日目 終日航海

まゆちゃん

ジェネシスヘルスケアからにっぽん丸乗船のためのPCR検体採取キットが送られてきました。検体を採取して、直ぐ返送しました。

ようちゃん

船内の行事には興味がなくなり、やや体調が悪いため部屋で養生して過ごしました。

1月17日(火)34日目 終日航海

まゆちゃん

昨日、サンプリングした検体のPCR検査結果がでました。なんとまぁ、陽性でした‼ ガックリ。前にも記述しましたが、PCR検査は特殊な化学反応により、含まれる微量なコロナ病原体のDNAを増やして検出可能にする検査法です。以前に感染歴がある方では、感染後の病原体の残骸をひろってしまい偽陽性(本当は新型コロナウイルス感染症ではないが陽性と判定されてしまう)となる可能性があります。まゆちゃんのPCR検査がこれまで陰性であったのが、陽性と判定されたのはこのためではないのでしょうか?とりあえず、旅行会社の担当者に連絡して、対処方法を検討していただくことにしました。

ジェネシスヘルスケアのPCR検査結果

ようちゃん

にっぽん丸で乗船者全員のPCR検査が、またまた実施されました。ようちゃん結果は、陰性でした。現在、インド洋の真ん中を航行中です。陽性者がでたら、どうするつもりでしょうか? 幸い全員陰性だったから良かったけど。

まゆちゃんから、PCR陽性の連絡が入りました。シンガポールは再乗船できる最後の寄港地だったのでとってもがっかり。ようちゃんはシンガポールで下船して、日本へ航空機で帰国しようかと考え、帰りの飛行機の空席状況をチェックするとともに、帰国時の手続きをスムーズにするため、Visit Japan Webを登録しました。

今日は、天気が悪くて空全面に厚い雨雲が立ち込めています。このため、人工衛星との交信が難しくなり、インターネットの速度は遅いし、頻繁に切断してしまいます。「インド洋上では、インターネット交信用の衛星が2機しか使用できないので、やむを得ません。」とにっぽん丸の通信士が説明してました。今回は、クルーズ開始の横浜からインターネット接続の契約をしていますが、動画のアップ&ダウンロード(YouTubeなど)もできない一世代前のインターネット接続サービスです。最新のシステムになっていないので、衛星数が減ると接続のトラブルも頻繁に発生します。高いお金を支払って購入しているのに非常に残念です。欧米のクルーズ船では、すでに高速のインターネットが利用可能です。にっぽん丸は、遅れている‼

1月18日(水)35日目 終日航海

まゆちゃん

ジェネシスヘルスケアの再検査ではなく、にっぽん丸が受入れてくれるPCR検査の方法を探すように、旅行会社の担当者に依頼しました。その上で、1月21日のシンガポール航空SQ655 9時45分福岡空港発 ー 15時20分シンガポールチャンギ空港着の航空便をインターネットで予約しました。コロナワクチンの接種証明書があるため、最悪の場合でもシンガポールには入国できます。にっぽん丸から乗船拒否されたら、シンガポールを観光すればOK‼

シンガポールチャンギ空港行きのe-チケット

ようちゃん

やや体調が悪いので部屋で養生していました。1月11日のマダガスカルのパリサンドル・コット・ウエスト・リゾート&スパホテルでの昼食以来あまり調子がよくありません。まゆちゃんがにっぽん丸に乗船するために今後行われるPCR検査について、陽性の結果が出て21日にまゆちゃんが再乗船できない場合、ようちゃんはにっぽん丸を下船し、まゆちゃんと数日間シンガポールを観光し、飛行機で帰国することに決めました。その場合に備えて、途中下船のための手続き、及び、船室内に持込んでいる荷物の配送依頼方法等について、フロントに聞きに行って調べました。

1月19日(木)36日目 終日航海

まゆちゃん

旅行会社の担当者から下記の連絡がありました。

・・・「福岡空港の新型コロナPCR検査センターでの検査結果なら、実施の日付や時間が入っています。この検査センターで検査を受けてください。検査結果は72時間有効なので、20日の15時過ぎ以降に検査を受けてください。陰性であればOKです。これらのことについては、商船三井客船からの指示です。」・・・

・・・また、「23日の乗船直前の検査については、まゆちゃんがお宿泊するホテルの方が船に近いので、ターミナルで行います。検査結果が出るまでその場で待機していただき、陰性であれば、そのまま乗船していただきます。詳細については、商船三井客船の現場の担当者と連絡を取り合ってください。」・・・以上のような内連絡があり、まゆちゃんとしては、再乗船の可能性がでてきたように感じました。シンガポール入国をスムーズにおこなうために、SG Arrival Cardの申請を行いました。

 

ようちゃん

少し元気がでてきました。体調も少しづつ良くなってきているような気がします。

1月20日(金)37日目 終日航海

まゆちゃん

まゆちゃんは、福岡空港の新型コロナPCR検査センターに出かけて15時過ぎに検査を受けました。検査結果は、陰性でした❣ 結果を直ぐに旅行会社の担当者に連絡しました。担当者は、にっぽん丸に再乗船の依頼をしてくださいました。残る関門は、乗船直前のPCR検査だけ。「この検査は、23日にまゆちゃんがにっぽん丸に乗って、ようちゃんの居る部屋に入ってから行います」との連絡がにっぽん丸からありました。何とか乗り切れそうです‼

 

ようちゃん

だいぶ元気になりました。

1月21日(土)38日目 終日航海

まゆちゃん

9時45分出発の便ですが、早めに福岡空港に到着するように家を出ました。時間に余裕があったので、プライオリティカードを利用して大韓航空のラウンジでゆっくり過ごしました。

シャトルバスで国際線に移動

国際線では、手荷物検査の所が混んでいました。韓国人が多かったみたい。

プライオリティカードとラウンジ

シンガポール航空SQ655は、定刻通りにシンガポールチャンギ空港に向けて飛び立ちました。約6時間30分のフライトです。国際線の飛行機に乗るのは久しぶりです。

シンガポールエアライン

機内食

航路

機内から見えたシンガポール

無事にシンガポールに到着。SG Arrival Cardを提出していたので、入国は自動であっと言う間に終わりました。チャンギ空港からシンガポールダウンタウンには、何度か地下鉄カードを利用して行き来しているため問題なく行動できます。ただ、まゆちゃんの地下鉄カードは、にっぽん丸のようちゃんのいる部屋の金庫の中にありです。仕方がないので、タッチ決済対応マークの付いたクレジットカードを使用して乗車しました。切符を買わなくて良いので便利です。シンガポールは進んでますね‼

タッチ決済対応マーク

地下鉄路線図

 

1時間弱で地下鉄ハーバーフロント駅の近くのTravelodge Harbourfront Hotel(トラベルロッジハーバーフロントホテル)に到着し、チェックインしました。

Travelodge Harbourfront Hotel

部屋

トイレ

シャワールーム

明日、にっぽん丸がハーバーフロントに接岸します。その後、ようちゃんがこのホテルにチェックインすることになっています。

ようちゃん

明日の午前6時頃、にっぽん丸はシンガポールのクルーズセンターに着岸します。ただ、午前7時頃にSeabourn Encoreという客船が同じ岸壁に接岸して約400名が下船することになっているそうです。2艘のクルーズ船の乗客が同時に入国手続きを行うので、大変な混雑が予想されますと船内放送がありました。朝から、まゆちゃんの搭乗した福岡空港発シンガポール行きのシンガポール航空SQ655の航跡をスマホで追跡しました。予定通り無事にシンガポールチャンギ空港到着。

その後、Travelodge Harbourfront Hotelにチェックインしたという連絡を受け、ホットしました。

1月22日(日)39日目 シンガポール

まゆちゃんとようちゃんは、やっと合流できました。

ようちゃんは、午前7時前にPCRの検体を提出しました。帰船して知ったのですが、帰国のための検査だったそうです。結果は陰性だったので、にっぽん丸に乗船して日本に帰国することができるとのこと。意味がよく分かりません。

小雨もようなので、にっぽん丸で雨傘を2本借りて下船し、混雑する前にイミグレーションに行きました。イミグレで前の滞在地はどこかと聞かれたので、マダガスカルと答えました。すると「別室に来い」と言われ、そちらで滞在場所、その他の寄港地などいろいろ聞かれました。アフリカ特有の病気に対するヒアリングでした。にっぽん丸の乗客の寄港地に関する情報がイミグレに伝えられていなかったのでしょう。時間を無駄にさせられました。イミグレを通過した後、歩いて10分程度でTravelodgeに行きました。フロントで名前を伝え、パスポートを提示、まゆちゃんの部屋番号を伝えると、鍵をくれました。チェックイン完了です。部屋に入って、やっとまゆちゃんと合流できました。12月30日に、まゆちゃんが隔離されて以来の再会ですが、連日ずっとLINEやメールで「あ~でもない。こ~でもない。」とやりとりしていたので、なんちゃなかったです。

早速、旧正月のシンガポールダウンタウンに出かけました。都心部にあるロマンティックなホテル(グッドウッド・パークホテル)で、英国式のアフタヌーンティをいただきました。まゆちゃんが日本で予約を入れていました。紅茶は、アールグレイです。今までに味わったことのない味だったので、ちょっと感激‼ シンガポールでは、1月22日と23日は旧正月だそうです。お料理も旧正月にふさわしいメニューになっていました。また、ホールで中国獅子舞が演じられ、楽しかったです。

グッドウッド・パークホテルでのアフタヌーンティの様子

動画:旧正月の中国獅子舞

アフタヌーンティーをゆっくり楽しんだ後、マリナベイサンズに行きました。マリナベイサンズの地下には、光と水のシンフォニー「SPECTRA」があって、とても綺麗でした。

SPECTRA

また、雨水を使った水路があって、ベネチアのゴンドラもどきの小舟が行きかっていました。

地下には、雨水を集める装置がありました。

ゴンドラみたい!

通路は、旧正月らしい装飾が施されていましたよ。ここは、見応えがある場所です。シンガポールにお越しの節は、お立ち寄りくださいませ。

ホテル1階の通路

地下の通路

マリナベイサンズ展望台に行きました。展望台からの光景です。場所は、ホテルの57階(最上階)にあります。ホテル屋上のプールも見えました。

マリナベイサンズ展望台

マリナベイサンズの夜景を背景に記念写真を撮りましたぁ~。

夜景を背景に記念写真

この後、【ガーデンラプソディ】と【噴水ショースペクトラ】を観る予定でしたが、雨がひどくなったので諦めました。2023年7月にリベンジしています。乞うご期待。

1月23日(月)40日目 シンガポール

トラベルロッジハーバーフロントをチェックアウトし、徒歩約10分でにっぽん丸の停泊しているハーバーフロントに行きました。

途中、クルーに出会うとクルーから、まゆちゃんに「おかえりなさい」と声をかけられました。乗船時も、クルーから「おかえりなさい」と声を掛けられました。

ハーバーフロント港に接岸しているにっぽん丸

まゆちゃんは12月31日にマーレの療養ホテルに護送され、23日ぶりににっぽん丸の部屋にかえってきました。まゆちゃんの持物はそのままです。まゆちゃんが部屋に帰って来て、しばらくすると看護師さんが部屋に来てPCR検査の検体を採取して行きました。これをクリヤーできなければ、すぐに下船。ようちゃんは濃厚接触者となり、にっぽん丸の船内でまた軟禁ですね。軟禁されるくらいなら、ようちゃんも下船しますよ。シンガポールの観光をしてから帰国すれば良いだけのことです。2人ともVisit Japanは取得していることだし。30分ぐらいしてから看護師さんから電話がありました。結果は、陰性でした❣ 晴れてまゆちゃんの再乗船が認められました。まゆちゃんの失なわれた23日間はとっても長かったで~す。結局、まゆちゃんは合計12回のPCR検査、ようちゃんは10回のPCR検査と2回の抗体検査を受けたんですよ。ホント、コロナに振り回されましたね。

まゆちゃんは、久しぶりに昼食を楽しみました。

昼食

デザートとコーヒー

昼食後は、クルーズセンターの岸壁の正面にあるセントーサ島に行って水族館やビーチの探索を予定していましたが、今日も昨日同様に大雨なので、スーパーマーケットにお土産を買いに行くだけにしました。そして、夕食をしっかりいただきました。

夕食メニュー

チーズ料理盛り合わせ

シンガポール産ハタのブイヤベース

マンゴーとアプリコットのソルベ

牛フィレ肉のステーキ、ミモザサラダ

フルーツグラタン

にっぽん丸は22時にシンガポールを出港し、横浜に向かいました。

1月24日(火)41日目 終日航海

にっぽん丸のいつもの朝食にもどりました。

まゆちゃんの朝食

ようちゃんの朝食

昼は7階のリドで済ませました。

にっぽん丸特製ハンバーガー

ようちゃんは、無料のビールを飲みました。

アフタヌーンティーに行きました。部屋係のメロディさんが担当されていました。
ご出身のフィリピンのご家族の話を聞かせてくれました。

アフタヌーンティー

夕食です。

夕食メニュー

前菜とお造り

紫芋と鶏そぼろの饅頭

いさきの変わり菜種焼き

シンガポール産 魚のすり身揚げ

豚肉角煮

白ご飯、清汁

苺ミルク寒天

夕食後、島 裕介と中野雅子のメロディタイムを聞きました。ふたりのトランペットとピアノのアドリブの掛け合いが楽しく面白かったです。演奏してくれた曲は、黒いオルフェ、ひまわり、マイ・フェバリット・ソング、ゴッドファザーの愛の歌、カムカム絵ブリバディなど。

イベント案内文

高尚な川井郁子さんのバイオリンの音色に魅了されました。2022年2月、ロシアがウクライナ侵攻して以降、ウクライナを舞台にした映画『ひまわり』のテーマ曲を演奏される船上アーチストの方が多いです。川井郁子さんも演奏されました。『ひまわり』の映像とともにテーマ曲の旋律が、もの悲しいバイオリンの音色を伴って心に沁み込んできました。

イベント案内文

1月25日(水)42日目 終日航海

フィリピンに近づいてきました。にっぽん丸には多くのフィリピン出身のクルーが乗船し働いています。にっぽん丸はフィリピンにできるだけ接近した航路を航行して、フィリピン国内のWiFiが受信できようにしています。フィリピンに家族や親族がいるクルーは、フィリピンの島影の見える右舷デッキに出て、さかんにスマホを操作していました。

船内では「カジュアル&ジャパン&フィリピンナイト」でフィリピンと日本の行事、歌、服、食事などが提供されました。

ジャパン&フィリピンナイトの案内文

ジャパン&フィリピンナイトの夕食です。

夕食メニュー

フィリピン料理の盛り合わせ、本鮪のお造り

真鯛の桜蒸し

牛フィレ肉とパイナップルのマリネ煮

厚焼き豆腐

おかゆ、そうめんスープ

フィリピン風デザート

ドルフィンホールでは、にっぽん丸専属のバンド アスール★プラ★プティ★コンサートがあり、フィリピンの歌を披露してくれました。

ようちゃんは、揺れに強くてジャパン&フィリピンナイトを楽しんでいましたが、まゆちゃんは揺れの酷さに起き上がることができず、夕方まで横になっていました。夕食を少し食べただけで、食後は部屋に戻って直ぐに寝ました。揺れの酷い時は、インターネットにもなかなか繋がらず、楽しみも少ないです。

1月26日(木)43日目 終日航海

今日も揺れが酷いのですが、食事ができる程度には落ち着いてきました。インターネットが繋がり易くなったので、まゆちゃんの気分も少し良くなりました。

まゆちゃんの朝食

ようちゃんの朝食(カレーにトッピング追加)

昼食です。

昼食メニュー

昼食

デザート

部屋担当のRAULさん、MELODYさん、KENETHさんが、マダガスカルのお土産をくれました。ありがとうございました。3人は、その後、部署は変わりましたが、にっぽん丸の2023年4月の喜界島クルーズ、隠岐&五島クルーズで再会することができました。とても嬉しかったです。

マダガスカルのキーホルダー

午後、おやつタイムの時に7階のリドで生ビールとアイスクリームをいただきました。

生ビールとアイスクリーム

夕食です。

夕食メニュー

ホワイトアスパラガスのムース

茸のクリームスープ

にっぽん丸特製 白パン

平目の帆立ムース包みワイン蒸し

牛バラ肉の赤ワイン煮

トロピカルとバナナの2色ムース

夕食後、20時45分からドルフィンホールで島 裕介&中野雅子コンサートを聴きました。ふたりの映画音楽、Jazzの即興が素敵でした。曲は、1.ガーシーの I got リズム、2.ミスティ、3.星に願いを、4.イパネマの娘、5.夜空のトランペット、6.上を向いて歩こう、7.いそしぎ、8.サマータイム、9.フランクシナトラの Fly me to the moon. 10. 虹の彼方に、でした。

ドルフィンホール

イベント案内文

夜になると、揺れがひいてきました。夜10時からは夜食のサービスがあります。久々にフルーツをいただきました。

夜食メニュー

1月27日(金)44日目 終日航海

今日も朝から揺れていますが、少しマシかな。

朝食

10時15分から、機関士の江尻光輝さんの航海講座「機関士トーク」でにっぽん丸の造水機の話を聞きました。にっぽん丸クルーズは快適で、たくさんの水を消費していますが、内燃機関の排熱を利用して海水から造水している方法の説明がありました。排熱利用だから、たくさん水を使っても大丈夫のようです。(でも、節水はしなくちゃね‼)

 

 

 

本日の昼食は、内容がたっぷりりました。

昼食メニュー

昼食

デザート

昼食後、13:30から青山千春氏の講演「さぁ、燃える氷を使おう」を聞きに行きました。

青山千春氏の講演の様子

今日の夕食は、以下の通りです。

夕食メニュー

前菜、お造り(カンパチ昆布〆)

空也蒸し、カレイ唐揚げ

サザエのつぼ焼き

エリンギの鶏つくね巻き照焼

この後のお食事・デザート・飲み物については、撮影を忘れてしまいました~。

夕食後から揺れが酷くなってきたので、シャワーを浴びて直ぐ寝ましたた。そのため、三四郎のマジックショーは見に行きませんでした。

1月28日(土)45日目 終日航海

昨夜から、また海が荒れてきました。太平洋側から南シナ海、中国大陸の方向へかなり強い風が吹いています。波も高く、にっぽん丸は高波に翻弄されています。本日は、ドレスコードがフォーマルでフェアウエルディナーだったのですが、明日29日に変更になりました。ブリッジから「太平洋側からの強風と高波で、にっぽん丸は台湾の西側の台湾海峡を北上する航路をとる」との連絡がありました。「中国と台湾の間の航路?」ちょっと心配しましたが、航路図を見ると台湾の西海岸に沿って北上していることがわかり、ホットしました。

にっぽん丸がとっていた航路

朝食

揺れはちっとも納まらないので、朝食後はベッドに横になって、船酔いしないようにしていました。

昼食は7階リドで、ハンバーガー・ホットドッグ・スープをいただきました。

スープ

ホットドッグとハンバーガー

13時30分から、写真家の中村風詩人氏講演の「写真で巡る今航海・想い出クルーズ」がありました。まゆちゃんは、ハイライトのモーリシャスとマダガスカルを観光することができなかったことを改めて悔しく思いました。リベンジしなくちゃと気を引き締めました。

イベント案内文

午後、アフタヌーンティーに行きました。

アフタヌーンティー

夕食前に7階リドでちょっと無料の生ビールを一杯。

生ビールとアイスクリーム

今日の夕食は次の通りです。

夕食メニュー

鮎姿寿司、あおりいかと牡丹海老のお造り

鮎登り串焼き、天ぷら

アスパラガスと白玉ねぎの蕗味噌和え

おでん

雲丹ご飯、清汁

デザート(みかん大福)

夕食後、19時45分からの「島裕介×中野雅子 メロディータイム」を聞きにドルフィンホールに行きました。島 裕介さんのトランペットの音色が気に入りましたね。中野雅子さんとのアドリブ合戦はとても楽しかったです。

イベント案内文

夜、お腹が空いてきたので、夜食をいただきました。フルーツに満足!!

夜食メニュー

1月29日(日)46日目 終日航海

朝食です。今日もたっぷりいただきました。

朝食

昼食もおいしいものがたっぷりです。

昼食メニュー

昼食

デザート

夕食はフェアウエルディナーです。フリードリンクも付いていました。

ドリンクメニュー(すべて無料です)

ワイン

夕食メニュー

にっぽん丸トリコロールムース キャビア添え

合鴨とフォアグラのパートフィロー包み

オマールテールのグリル

梅酒のソルベ

黒毛和牛サーロインステーキ

デザート

フェアウエルディナー、満足しました。デザートも美味しかったし。ありがとうございました。

20時45分から、川井郁子さんのヴァイオリンコンサート「アルゼンチンタンゴと日本の響き」を聞きに行きました。赤いヴァイオリン、エルチョクロ、タイスの瞑想曲、ラ・クンパルシータ、チャールダーシュ、桜、白鳥の湖、ジュピター、時の彼方に、故郷、以上を演奏してくださいました。

ドルフィンホール

川井郁子さん

22時からの夜食もいただき、今日はとっても満足しました‼

1月30日(月)47日目 終日航海

早いもので、明日は下船日です。あっと言う間に時間が経過して行きました。にっぽん丸の上膳据膳の食事も間もなく終わりかと思うと寂しくなります。

まゆちゃんの朝食

ようちゃんの朝食

10時から、クルーズ最後のにっぽん丸恒例の南京玉簾の披露と、それに続くビンゴゲームがありました。私達はいつものように“はずれ”でした。ビンゴの最後に選ばれる「最も運の悪い人」には、なんと10万円のクルーズクーポン券がプレゼントされました‼ いつもはせいぜい2万円とか3万円なんですが、大奮発でした~。

ビンゴゲームの様子

ビンゴゲームの様子

昼食は、次の通りでした。

昼食メニュー

昼食

デザート

昼食の後、13時30分からドルフィンホールで、島裕介&中野雅子JAZZコンサートが開催されました。曲は、スマイル、イン マイ ライフ、酒とバラの日々、ムーンリバー、ティファニーで朝食を、枯れ葉、彼のオリジナル曲ブルー・イン・京都、ME音と一緒に坂本九の歌(見上げてご覧夜の星を、上を向いて歩こう)、マイ・フェバリット・ティングス、(アンコール)What are Wonderful waold! でした。楽しく聞きました。

明日の下船のために、17時までにスーツケース以外の荷物(ダンボール箱入りの荷物なd)を廊下に出さないといけません。それで、大急ぎでダンボール3個に荷物を詰めて、17時ちょっと前に廊下に出しました。久しぶりに身体を動かしたので汗がたっぷりでてしまい、お腹も空きました。夕食は、蟹コースのお膳でした。蟹の色々なお料理が楽しめて良かったです。

夕食メニュー

食前酒、前菜

蟹饅頭どんぶり餡

ずわい蟹の天ぷら

和風蟹グラタン 黒豚ハンバーグ

蟹ちらし寿司

抹茶クレープ、抹茶アイスのせ

夕食後に、プレシャスクルーズの最後の夜の“GRAND FINALE”が開催されました。にっぽん丸各部署の責任者が紹介されました。最後に、にっぽん丸の二宮悟志船長、中山滋有機関長、福元 剛ゼネラルマネージャーの三役も紹介されました。プレシャスクルーズ、長い間ありがとうございました。

“GRAND FINALE”の様子

にっぽん丸各部署の責任者のご挨拶

続きは、ここから

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